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経済建設常任委員会 令和4年11月15日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月9日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(高間君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので、報告いたします。
水道部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(9:59)
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの令和4年度工事契約状況(11月2日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:令和4年度工事契約状況(11月2日現在)について御報告いたします。
資料1ページをお開き願います。
令和4年度の工事予定額は、水道工事が13億383万9,960円、下水道工事が8億5,151万5,190円、合計で21億5,535万5,150円を予定しております。
契約状況については、水道工事の契約金額は28件の10億6,767万4,960円で、工事予定額に対する契約率は81.9%であります。下水道工事の契約金額は26件の6億7,419万3,190円で、契約率は79.2%であります。全体では、契約金額は54件の17億4,186万8,150円で、契約率は80.8%となっております。次に、資料2ページ、3ページをお開き願います。
契約金額が130万円を超える契約状況について、水道工事と下水道工事に区分し、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名を記載しておりますので、御参照願います。
なお、水道工事、下水道工事のいずれも、契約金額が130万円以下の工事はありませんでした。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

干場君:2点ほど確認をさせていただきたいと思います。
まず、何社か工期が重なっています。工期が重なっても滞りなく終えられたと思うのですが、その点についての確認と、変更契約が1件あると思うのですけれども、この理由についてお伺いします。

水道部次長:ただいま委員から質疑がございました件ですが、まず、上江別16号外道路改良に伴う配水管布設替工事が契約変更となっておりますけれども、現場に乗り込みました時点で、水道管が新たに工事の支障になることが判明しまして、追加をして設計変更をしたところでございます。
また、1社の工期が重複しておりますけれども、今は現場代理人が3人まで重複してできることになっておりますので、特に大きな問題はございません。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(10:04)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:05)
2建設部所管事項、(1)報告事項、アの令和4年度工事契約状況(11月2日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:令和4年度の建設部に係る11月2日現在の工事契約状況について御報告いたします。
資料の1ページを御覧ください。
初めに、令和4年度の工事予定額でありますが、土木工事は14億9,852万8,900円、建築工事は19億8,549万円、総額34億8,401万8,900円であります。
次に、11月2日現在の工事契約状況でありますが、土木工事は契約件数が41件、契約金額は14億9,852万8,900円、工事予定額に対する契約率は100.0%となっております。また、建築工事は契約件数が33件、契約金額は19億7,809万8,540円、契約率は99.6%であります。全体では、74件、34億7,662万7,440円、契約率は99.8%となっております。
また、それぞれの工事名、契約金額等につきましては、資料の2ページに記載しておりますので、御参照ください。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

島田君:総務部でも同じ質疑があったと思うのですが、もう一度確認しておきたいと思います。資料2ページの上江別小学校トイレ改修工事、これはその1とその2に分かれていますけれども、同じ請負業者で、着工日と竣工日も大体同じなのですが、その理由を教えてください。

管理課長:上江別小学校トイレ改修工事についての御質疑ですけれども、本工事につきましては、対象が学校という性格がありますので、冬休みという限られた期間の中で、速やかに工事を完了させる必要がございます。
その上で、工事を分割することで事業者の機動性を確保したいという意図があって2つの工事に分けて発注したところでございます。
同じ業者が落札しているということにつきましては、適正な入札執行の結果であります。

島田君:細かいことですが、工事を1つにした場合と2つにした場合の経費などは変わってくるのですか。

建設部次長:諸経費につきましては、分割した場合、過去においては変わりましたが、現在については変わらないようになっております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:今の島田委員の質疑の関連ですけれども、工期自体は11月1日から翌年の2月7日ということで、児童がトイレを利用する期間は避けているという解釈をしているのですが、改修工事そのものは、冬休みの間で終了する見込みという解釈でよろしいでしょうか。

管理課長:子供たちの学校生活が始まったときの影響はないように、現場のほうも対応していくということでございます。

干場君:もう一点、よつば保育園遊戯室床改修工事なのですけれども、保育園ですから、この期間は開園中ということですが、この工事期間というのは、工事のために使用しない状態を確保した上で工事をしたという理解でいいでしょうか。お聞きするのは、多分、こうした場合、有機溶剤的なものも使用する可能性が高いと思いますので、その辺の配慮も含めて、工事がどのようであったかお知らせ願います。

建設部次長:この工事につきましては、事前に担当部局や保育園と打合せをして日程を決めております。
干場委員が言われましたとおり、遊戯室は区切りまして、その中で化学物質などが飛散しないよう十分配慮しながら施工しております。最後には、化学物質を検査いたしまして、問題ないという確認をしてから仮囲いを外しまして、引き渡しております。

干場君:もう少しお聞きしたいのですが、過去の学校耐震化工事のときには、空気圧の関係で、子供たちのいる教室に工事中の化学物質が流れ込んだということがあったのですけれども、そういったこともなく工事が終了できたということでよろしいのか、改めて確認させてください。

建設部次長:この工事につきましては、過去にそういうこともありましたので、十分配慮して施工しております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの令和3年度の大雪を踏まえた今後の対応方針についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

除排雪計画担当参事:それでは、令和3年度の大雪を踏まえた今後の対応方針について御報告いたします。
資料の3ページをお開き願います。
(1)概要についてでありますが、令和3年度の冬は、1月に重く湿った雪が強固に固まり、併せて、短期間に80センチメートルを超える大雪により、市内道路が一気に閉塞した状況が2回あったことなど、想定を大きく超える記録的な大雪となり、過去の降雪状況と大きく異なる降雪パターンであったことから、除排雪作業が追いつかず、市内各所での渋滞の発生や公共交通機関の運休、自治会排雪の遅れなど、市民生活へ大きな影響が生じることとなりました。
このようなことから、3回の江別市雪対策庁内会議の開催により、全庁的に昨年度の大雪時に生じた諸課題を抽出し、土木事務所による独自検討も加えながら、今後の大雪時の対応について検討し、(2)のとおり、令和3年度の大雪に関する検証結果報告書として取りまとめたところであります。
(2)令和3年度の大雪に関する検証結果報告書についてでありますが、別冊資料のとおりとなっており、後ほど説明させていただきます。
(3)公表についてでありますが、記載しておりますとおり、本年11月末に、市ホームページに、同じく、12月には、広報えべつに掲載する形で市民周知を予定しており、このほか、11月22日の市長定例記者会見におきましても発表を予定しております。
それでは、別冊資料の令和3年度の大雪に関する検証結果報告書について御説明いたします。
本日の説明につきましては、今年度6月16日及び9月30日開催の本委員会における内容と重複するところもございますので、一部割愛しながらの説明とさせていただきたいと思います。
別冊資料の1ページをお開き願います。
1検証の目的についてでありますが、市民生活に大きな影響が生じた昨年度の特異な降雪状況などの大雪を踏まえ、庁内より抽出した諸課題に対して検討した結果につきまして、今後の除排雪事業をはじめとする各行政サービスに反映し、市民の安全・安心な冬の暮らしの確保につなげていきたいとするものであります。
次に、別冊資料の2ページをお開き願います。
このページから5ページにかけましては、令和3年度の大雪の概要について記載しておりますが、最初に、(1)短期集中的な大雪について御説明いたします。
最初の表ですが、昨年度1月から2月の計3回にわたり短期集中的な大雪と暴風雪に見舞われたこと、また、下段のグラフでは、日ごとの累計降雪量を青色の棒グラフで、短期集中的な大雪があった日の累計降雪量を赤色の棒グラフで、さらには、観測を始めた過去42年間の平均値をオレンジ色の破線で示しております。
次に、別冊資料の3ページを御覧願います。
こちらは、日ごとの積雪量を青色の棒グラフで、短期集中的な大雪があった日の積雪量を赤色の棒グラフで、過去42年間の平均値をオレンジ色の破線で示しており、2の2月5日から7日までの大雪時においては、累計降雪量が平均値の2倍以上となったところです。
次に、別冊資料の4ページをお開き願います。
(2)降雪・積雪状況等についてでありますが、こちらは2ページと3ページのデータを合わせて表現したグラフになりますが、下段の表におきましては、累計降雪量は621センチメートルと歴代14番目であり、降雪量としてはやや多い程度である一方、最大積雪量は観測史上過去最大となる172センチメートルを記録するなど、雪の降り方が特殊なシーズンであったことがうかがえます。
次に、別冊資料の5ページを御覧願います。
(3)除排雪事業の実施状況についてでありますが、昨年度の自治会排雪を含めた除排雪作業の実施概要と平成24年度以降の雪堆積場の利用状況について記載しておりますが、自治会排雪を含めた路線排雪量に比べ、折れ線グラフで示しております雪堆積場の堆積量が突出していることから、例年に比べて民間による運搬排雪が多かったものと推測されます。
別冊資料の6ページをお開き願います。
このページから10ページにかけましては、大雪による市民への様々な影響について記載しております。
最初に、(1)道路除排雪の遅れについてでありますが、写真のような状況から、昨年度は、災害級の大雪により、除排雪機械やオペレーター等の現行の除排雪体制の限界を超えたことから、市内各所で車両の交差が困難な状況が発生いたしました。
また、後段には、例年は約4,000件の苦情・問合せ件数が、昨年は約1万4,000件であった旨を記載しておりますが、次の7ページには、その内訳を記載しており、令和2年度までは常に置き雪が一番の苦情内容でしたが、昨年度は、初めてざくざく路面などの路面状況に対する苦情が一番となったところです。
別冊資料の8ページをお開き願います。
(2)道路の通行止めでは、2月21日及び22日の暴風雪により、八幡・美原地区で発生した通行止めについて、また、(3)公共交通機関の運休では、バス事業者ごとの全路線が運休となった期間について記載しております。
別冊資料の9ページを御覧願います。
このページから10ページにかけましては、(4)小・中学校の休校、(5)自治会排雪の延期、(6)ごみ収集の休止、(7)家屋等からの落雪について記載しております。
続きまして、別冊資料の11ページを御覧願います。
このページから15ページにおきましては、令和3年度の主な対応について記載しておりますが、中間報告におきまして説明させていただいた内容となっております。
(1)江別市雪害対策本部会議についてでありますが、1開催経過、2目的、3主な協議・決定事項につきまして、記載のとおりとなっております。
次に、(2)道路幅員確保への取組と致しまして、幹線道路排雪や拡幅除雪での対応など、作業延長を延ばすために工夫した点について記載しております。
別冊資料の12ページをお開き願います。
(3)国や北海道等による支援についてでありますが、江別市雪害対策本部会議の決定事項に基づき、市長から国や北海道などへ支援要請を行い、運搬排雪の支援を受けたことについて記載しております。
別冊資料の13ページを御覧願います。
(4)緊急投雪についてでありますが、排雪作業の進捗を図るため、公園や緑地、また、市が所有する未利用地へ緊急的に投雪したことについて記載しています。
(5)雪堆積場の臨時対応につきましては、昨年度の大雪状況を踏まえ、開設時間の延長や新たな雪堆積場の開設、また、石狩川雪堆積場の堆積エリアの拡張や堆積高さのかさ上げの実施など、臨時緊急的な対応について記載しております。
別冊資料の14ページをお開き願います。
(6)通学路の緊急点検についてでありますが、教育委員会と建設部の合同により、通学路危険箇所の点検、砂まき、歩道の凸凹路面の除去など、市で初めて行った対応について記載しています。
(7)市民への情報発信の強化についてでありますが、市ホームページにおきまして、除排雪状況の掲載や市長の緊急メッセージにより、市民の皆様へ不要不急の外出自粛についての呼びかけを記載しております。
別冊資料の15ページを御覧願います。
(8)災害時避難行動要支援者等への除雪支援についてでありますが、こちらは、全庁的に職員を募り、支援者宅への現地調査と除雪支援を行った概要について記載しております。
続きまして、別冊資料の16ページをお開き願います。
このページから30ページにかけましては、5課題と今後の対応と致しまして、昨年度の大雪を踏まえて抽出した課題と今後の対応について記載しております。
(1)今後の対応の検討にあたってについて御説明いたします。
1江別市雪対策庁内会議につきましては、昨年度の大雪を踏まえた雪対策に係る課題について、除排雪事業を所管する建設部が抱える問題のほか、庁内各課が抱える課題等について抽出し、災害級の大雪時に備え全庁的な対応とするため開催を致しました。
概要については、記載のとおりとなります。
別冊資料の17ページを御覧願います。
2除排雪三者懇談会につきましては、こちらは毎年行っているものですが、江別地区、野幌地区、大麻地区、豊地区幌の4地区におきまして、市民、事業者、江別市の三者が、よりよい除排雪の推進に向けた意見交換を行ったところです。
次の、3校長会議・教頭会議につきましては、江別市雪対策庁内会議の中で、除排雪に伴う基本的な考え方について、所管する土木事務所からの説明を教育委員会より求めがあったことから、記載の日程の校長会議、教頭会議におきまして、昨年11月の広報えべつに同封したパンフレット、江別市の除排雪から抜粋して説明を行い、校内の除雪や小・中学校の通学路の安全確保等について質問があり、各小・中学校の学校長及び教頭と意見交換を行いました。
別冊資料の18ページをお開き願います。
4江別市地域公共交通活性化協議会におきましては、記載の日程で開催した際には、バス事業者より、道路の幅員確保と交差点部の雪山の除去について要望があったところです。後段の5市長との対話集会についてでありますが、3地区自治会連絡協議会が主催する市長との対話集会において、大麻地区につきましては10月31日に、江別地区は11月14日に、市長や各事業管理者と3地区自治会連絡協議会が除排雪対策などについて意見交換を行ったところです。
なお、野幌地区につきましては、今月21日の開催予定となっております。
別冊資料の19ページを御覧願います。
(2)除排雪体制の強化についてでありますが、昨年度の道路状況の悪化に伴う課題対応について記載しております。
対応の1つ目として、通行の確保を優先する路線の検討として、図面により排雪を行う優先路線1から3について明確化いたしました。
別冊資料の21ページに、左上の凡例に基づく優先する路線図を作成しておりますが、9月31日の中間報告からの変更点と致しましては、右上の豊幌地区の雪堆積場ですが、今までは市と自治会排雪専用の左下の凡例の青色の三角印でありましたが、今年度から新たに一般からの受入れも行うことにより、豊幌地区の除排雪体制強化に努めていくものであります。
次に、別冊資料の20ページに戻りまして、中段になりますが、2つ目の対応と致しまして、国や北海道等による支援体制の強化についてですが、こちらも中間報告で説明のとおり、土木事務所担当者や市長による北海道市長会などの各種団体による要望活動により、速やかな支援体制の構築につなげてまいりたいと考えております。
別冊資料の22ページをお開き願います。
上段の対応3ですが、幹線道路の早期排雪の対応と致しまして、昨シーズンの反省を踏まえ、円滑な交通の確保を目的とし、これまでの降雪状況や今後の気象情報を注視しながらということになりますが、より予防的な観点から路線排雪の早期実施を進めてまいります。
次に、4つ目の対応と致しまして、除排雪作業車の増強について記載しておりますが、小型ショベルの増強に加え、こちらは新たな報告となりますが、令和5年度から令和7年度にかけまして、順次、大型ロータリ車、除雪グレーダ、除雪ドーザをそれぞれ1台ずつ増強し、幹線道路の管理体制強化に努めてまいります。
別冊資料の23ページをお開き願います。
5つ目の対応として、雪堆積場の強化についてでありますが、国が管理する石狩川雪堆積場の堆積エリアの拡大、豊幌地区雪堆積場において新しく一般からの受入れを開始することについて記載しております。
別冊資料の24ページを御覧願います。
(3)情報発信の強化についてでありますが、1つ目の対応として、除排雪情報の発信、具体的には、除雪の出動状況と道路運搬排雪の実施済み路線の公表についてですが、今後は、これまでのホームページに加えまして、無料通信アプリLINEを活用したプッシュ型の情報発信について、今年度12月から開始を予定しております。
次に、別冊資料の25ページをお開き願います。
上段になりますが、今後の対応2として、ごみ収集休止の情報発信の強化についてでありますが、こちらにつきましても、これまでの対応に加え、LINEを活用した情報発信を開始いたします。
下段の今後の対応3自治会排雪延期の情報発信の強化についてでありますが、昨シーズンのように日程変更があった際は、特に、ごみ収集に大きな影響があることなどから、自治会排雪を実施しております江別環境整備事業協同組合のホームページにおきまして、試験的に自治会排雪の実施状況の公表を行うとともに、契約時におきましては、当日の作業責任者の氏名や携帯番号などをあらかじめお知らせし、円滑な自治会排雪の実施に努めるものであります。
別冊資料の26ページを御覧願います。
上段の今後の対応4情報発信方法(総括)についてでありますが、いずれの情報も、市ホームページによる発信を行いつつ、気象警報など市民の安全に関わる防災関連情報は、防災情報提供サービスによる情報発信、市民生活への影響が大きい生活関連情報は、新しくLINEによる情報発信により、円滑な情報発信に努めてまいりたいと考えております。
なお、いずれのサービスも、QRコードによる登録が簡単に行えることから、ページ中段の米印の1と2におきまして、登録の案内を記載しております。
また、下段の今後の対応5インターネット通信環境がない市民への情報発信につきましては、これまでに引き続き、自治会など地域の皆様の御協力を頂きながら周知していきたいと考えております。
次に、別冊資料の27ページをお開き願います。
(4)通学路における児童生徒の安全確保についてでありますが、1つ目の対応として、通学路合同点検は、これまでの対応に加え、災害級の大雪時は、通学路の危険箇所の人力除雪に対応できるよう、全庁から職員を動員し、市職員による直営体制の確立について、江別市雪対策庁内会議の中で提案があったことから、このことについて検討を進めてまいります。
2つ目の対応ですが、朝方降雪への対応と致しまして、これまで市内全出動の除雪は、おおむね午前0時までに出動することとしておりましたが、今後は、学校周辺の通学路等の歩道は、最終出動時間をおおむね午前3時とし、少しでも朝方降雪に対応できる体制づくりを進めてまいりたいと考えております。
次に、別冊資料の28ページを御覧願います。
(5)路線バスの運行についてでありますが、1つ目の対応と致しまして、19ページの通行の確保を優先する路線の検討でも触れておりますが、昨年度の状況を踏まえ、バス事業者からの聞き取りにより選定したバス路線について、優先して通行の確保を行うこと、また、併せて、予防的路線排雪の実施により、可能な限り円滑なバス運行となるよう努めてまいりたいと考えております。
2つ目の対応と致しまして、バスの運休情報の発信についてでありますが、これまで事業者が行ってきたバスの運休情報につきまして、市民がバス情報をより入手しやすくという視点から、市におきましても、ホームページのトップページでの掲載やLINEを活用した情報提供に努めてまいりたいと考えております。
別冊資料の29ページをお開き願います。
(6)ごみ収集についてでありますが、昨年度、路面状況の悪化などにより、やむを得ずごみ収集が休止となる事象が発生しましたが、その際の休止情報がうまく市民へ伝わらないケースがあったところです。
今後の対応と致しまして、ごみ収集休止後の収集方法を、記載のとおりあらかじめ取決めを行い、先ほどの説明にありましたとおり、LINEなどによる情報発信の際に、併せて収集方法を通知する体制を整えたところです。
別冊資料の30ページを御覧願います。
(7)庁内の情報共有・連携の強化についてでありますが、こちらも中間報告で御説明したところですが、1つ目には、必要に応じた除雪当番会議への関係部署の職員の参加、2つ目に、庁内連携体制の強化につきましては、各所管ごとの役割について明確化することにより、冬期間の円滑な市民対応を目的とし、中間報告でも御紹介いたしました冬期における道路通行止めなど対応フロー図のほか、落雪対応フロー図や庁内各課担当者一覧表などを作成したところであります。
また、3つ目の電子会議室の活用につきましては、中間報告からの新しい取組となりますが、さらなる庁内情報共有強化の一助とするため、市職員共有の既存システムを使い、各課が雪に関する情報を書き込むことにより、都度、電話を取り合わなくても必要な情報を得ることができるよう活用していきたいと考えております。
次に、別冊資料の31ページをお開き願います。
6継続検討事項についてでありますが、こちらにつきましては、課題解決に向け、今後、継続して調査研究を進めるべき取組について記載しております。
(1)デジタル化を活用した取組についてでありますが、こちらも中間報告からの新しい取組となりますが、大雪時など小・中学校の休校判断においては、通学路の歩道除雪の状況把握が必須であるということを教育委員会などからの要望などにより、歩道除雪機械にGPS機器を搭載し、進捗状況を確認する仕組みづくりや、また、オンライン会議の開催など自治会との連絡調整の手法の一つとして、デジタル化を活用した対応について検討を進めてまいります。
また、(2)民間事業者との連携についてでありますが、今年度、アンケート調査を実施したところであり、令和5年度以降の江別環境整備事業協同組合員以外の民間事業者との連携の可能性について検討を進めたいと考えております。
別冊資料の32ページを御覧願います。
7今後についてでありますが、今年度は、昨年度の大雪を踏まえて、課題の対応について全庁的に検証を進めてきましたので、この冬は、これらの検証結果を踏まえて、除排雪事業を進めてまいりたいと考えております。
雪対策に係る検証については、今年度で終わるものではなく、今後も継続して進める必要があると考えておりますことから、毎年検証を行い、さらなる検討を進め、市民の安全・安心な冬の暮らしの確保に向けて進めてまいりたいと考えております。
最後に、別冊資料の33ページをお開き願います。
8最後にと致しまして、下段の2つのお願い事項と併せまして、除排雪事業を取り巻く環境、労働条件などについて、市民の皆様へ理解を深めていただくための文章を掲載させていただいたところです。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:今回、まとめていただいた報告書は、これまで当委員会で質疑させていただいたことなども随分反映していただいていると思って、感心しながら拝見いたしました。
今日、質疑させていただく視点としては、これが市民の目に触れるときに、市民にどのように理解していただけるかというようなことも踏まえてお伺いしたいと思います。
まず、私がお伺いしたいのは、別冊資料8ページの公共交通機関の運休についてです。
ここに書かれているのは、全路線運休となった日数という形で表になっておりますけれども、市民の生活に一番影響があったのは、路線によっては長期間にわたって運休することによって、通勤に支障が出たようなケースだったと思うのです。
ですので、表には全路線運休というような形でないとまとめにくいかもしれませんけれども、本文の中に、路線によってはそういう例もあったということを一言付け加えておかないと、これを御覧になった市民からは、市は市民の暮らしをちゃんと理解してくれていないと受け止められるのではないかと思いますが、その点について、記載を変更することは可能なのかどうか、お伺いします。

除排雪計画担当参事:6月16日の委員会資料におきましては、本日の報告書の全路線運休となった数字ではなくて、一部運休も含めた形で、例えば、北海道中央バスであれば11日間、JR北海道バスであれば22日間、夕鉄バスであれば16日間ということで報告をさせていただいたところです。
今、委員がおっしゃった内容は、その辺りも含めて記載したほうがよろしいということだと思いますので、本日の委員のアドバイスも踏まえて検討していきたいと思います。

高橋君:バス会社との関係もあるでしょうから、中間報告のときのような書き方ではなくても、例えば、本文に、一部路線においてはこういう例もあったという書き方でもいいと思いますので、十分検討いただければと思います。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:続いて、別冊資料20ページの国や北海道等による支援体制の強化というところで、昨シーズンの災害級の大雪のときに、江別市の国や北海道への支援要請は近隣自治体と比べても割とスムーズに行われて、支援もスムーズに入っていただけたというふうに、近隣自治体の議員と情報交換する中で理解しているところです。そういう点では、江別市としては頑張ったと思うのですけれども、一方で、国や北海道の構え方としてどうなのかという思いがあるのです。
今回、こういうふうに支援体制の強化ということで要望したことを、向こう側も受け止めていただけていると思いますが、法的な災害の対象にはならないけれども、災害級の事象が起きたときに、国や北海道として、広域的な視点で地域を見ることができるという立場にある、そうした機関として対応していただくことが必要ではないかと思います。
プッシュ型も含めて、問合せをしていただくといったことが必要だと思いますけれども、そうしたことについて伝わっているのかどうか、確認させていただきたいと思います。
あとは、最後のほうに、不要不急の外出はお控えくださいなどの記述があるのですけれども、災害級のときでしたら、例えば、業務の一定程度の縮小などで通勤客を減らすという措置も呼びかける、そういうことが行われると思うのです。今回のように交通機関が麻痺するようなときでしたら、職場は自治体間をまたぎますので、それは市町村レベルではなくて、一段階上のところからもそうした姿勢で呼びかけを行うようなことも、災害ではないけれども、災害級の対応ということで認識していただく必要があるかと思うのですが、そういったお話ができているのかどうか、確認させてください。

除排雪計画担当参事:国と北海道等による支援体制の強化につきましては、はっきりとした日付は失念しましたけれども、たしか8月末だったと思いますが、土木事務所長以下の担当レベルにおきまして、国と北海道にお伺いいたしまして、昨年度のお礼と今年度以降の支援体制の強化についてお話をさせていただきまして、快く引き受けていただいたところです。
その際に、北海道の担当の方からは、北海道として広域的な連携を組まなければ駄目だと考えているというようなお話を聞かせていただいたところです。
2つ目の質疑ですけれども、昨年度は市長の緊急メッセージで、不要不急の外出を控えるよう呼びかけたところでしたけれども、今、委員からお話のありました出勤の抑制についても、緊急メッセージにプラスするような形で、何らかの場で庁内に提案させていただきたいというふうに考えております。

高橋君:このたびの大雪は、法的には災害ではないけれども、災害クラスの被害が起きたという点では、それに準じた対応というのがそれぞれの機関に求められると思いますので、その点についてお願いしたいと思います。
あとは、江別市は、江別市内で勤務される方も多いですけれども、市外へ通勤される方が多いという特性もありますので、仕事の内容によって業務の縮小が可能な職種とそうでない職種もありますので、その辺りは柔軟な対応もお願いしたいと思います。
基本的には、災害時の心構えとして、防災知識の周知という点で、江別市はもちろん、さらに広い視点からの発信をしていただけるように、いろいろな機会を通じて共有していただければと思います。いつまでにどうこうということではありませんけれども、機会を捉えながら、土木事務所というよりは、本来は総務部調整監付危機対策・防災担当のほうが主要な任務かと思いますので、連携を取りながら対応していただければと思います。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

島田君:今回の豪雪で様々な課題が出たのですけれども、かなり対策がなされたと思います。継続して検討される部分もありますけれども、見る限りでは、アプリの導入など新しい取組をされています。
私が考えるには、一番問題になっているのは、別冊資料の22ページに除排雪作業車の増強とありますけれども、これに伴う事業者の増強、人手不足なのです。当然、分かっていると思いますけれども、これについて真剣に取り組んでいかなければ、幾ら雪堆積場がたくさんできたとしても、除雪事業者の数が多くならなければスムーズにいかないと思うのです。それに対する事業者の育成について、何か対策は考えているのか、お聞きします。

除排雪計画担当参事:事業者の増強と作業する職員の増強ということだと思いますけれども、今までも御説明したとおり、特に北海道内におきましては、職員の募集などの採用環境が非常に悪い状況にあるものですから、一自治体の取組だけで済む問題ではないと考えておりますが、その中でも、何かしら金銭的な援助ができないか、作業車の免許取得について何かしら援助ができないかというのは、今後の検討の材料として進めていかなければならないというふうに認識しているところです。

島田君:検討を続けていくということですけれども、もう一点、自治会に対する周知について、はっきり決まりましたらこのことを細かく報告したほうがいいと思うのです。例えば、先ほど言ったアプリの件なども、これが分かっていればかなり違うと思うので、その方法とか時期を教えていただけませんか。

除排雪計画担当参事:自治会排雪の予定の遅延などに対する市民周知というところだと思いますけれども、江別環境整備事業協同組合のほうと話している中では、当日の実施の完了を、当日の夕方ぐらいまでにお知らせする形で進めたいと考えているということで、今調整中であります。
今後詳細が決まりましたら、何らかの形でお知らせしたいと考えております。

島田君:自治会排雪もそうですけれども、今ここでいろいろな対策ができました。それを自治会にお知らせするのはいつ頃になるのか、教えてください。

除排雪計画担当参事:そちらにつきましては、説明の中でもお話しさせていただきましたが、広報えべつ12月号に掲載を考えておりますのと、11月末に市ホームページへの掲載を予定しております。また、市長の定例記者会見でも説明を行う予定でおります。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:今回の雪の降り方が、ハードも含めて、市民生活に大変な影響を及ぼしたということが、この令和3年度の大雪に関する検証結果報告書の中でも非常に検証していただいて、よく理解できたというふうに思っております。
いろいろな改善策を提案していただきましたけれども、すごく重要なのは、市民の皆様に理解、協力していただくことだというふうに、今回つくづく感じたところです。
今回、子供たちの通学路のところが、一番命の問題に直結している危険な状況であったということを踏まえて、別冊資料の27ページに検証した結果が記載されていますけれども、前回の委員会のときにも発言させていただいたのですが、幾ら担当課が頑張っても限りがあると思っています。
学校側の協力体制もすごく重要だと思っていまして、今後の対応1のところで、全庁から除雪支援に対応する職員を動員し、市職員による直営体制の確立について検討を進めますというふうに記載されているのですけれども、これとて可能な限り対応はしていただけるのかもしれませんが、地域や学校現場との連携というのがすごく大事だと思っているのです。
そういうことも含めて、こうして記載されたことが、今後の対応として可能ということなのでしょうか。もっと地域を見つめ直せば、地域でできることもいろいろとあるのではと、逆に、そういうことも今回すごく感じました。
むしろ、そのほうが的確に情報を提供して必要なことができるし、もっと言えば、休校の判断は前日の夕方、遅くとも夜までにしなければ、ほとんど共働きですから、そこを適時的確に保護者や子供たちに情報提供するためには、担当課だけではなくて、ある意味全庁的といいますか、地域との連携がすごい必要だと思うのですけれども、その辺も含めた上で、通学についての今後の対応ということを導かれたのか、その辺について教えてください。

除排雪計画担当参事:別冊資料27ページの今後の対応1についてですが、昨年度は、通学路の点検、交差点の段差や砂まきなどの点検業務を、建設部と教育委員会の2部署で行っていたところですが、要支援者の煙突排気口の確保や通行の確保などについては、全庁的に募集をかけて行っておりました。
去年行いました通学路の確保につきましても、2部署で行っていたところを、全庁的な募集をかけるということでの記載内容となっております。

干場君:そのことについては理解いたしますけれども、教育委員会等ともさらなる連携を図りながら、通学できる状況ではない中で通学していたということは今後、避けなければならないと思うのです。
そうならないためには、そうではない地域があったとしても、思い切って休校判断するというような具体的なことについて、教育委員会ともしっかり議論をしていただきたいと思います。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:今ほどの干場委員の質疑に関連するのですけれども、これは土木事務所というよりは、教育委員会の対応をお願いしたいことではあるのですが、歩道の吹きだまりというのは刻々と進むものですので、現地を知っている、見ている方でないと把握できないと思います。
一方で、今、校長、教頭を含めて、必ずしも学校のそばに住んでいるわけではないという課題も同時にあると思いますので、各学校において、そういったチェックがどのような体制でできるのかというのを考えていただきたいと思います。
というのは、別冊資料の31ページに、大雪時の通学路の歩道除雪の状況把握ということで、GPS機器の導入が今後の検討課題として上がっているということですけれども、歩道を除雪したとしても、子供たちの通学時間帯にはもう埋まっているということもあり得ますので、現場を見られる体制というのが大事だということをぜひ伝えていただきたいということ、これは要望です。
同じ別冊資料の27ページに、朝方降雪への対応ということが書かれているのですけれども、何より大事なのは歩行者等の安全確保だと思うのですが、最終出動時間をおおむね午前3時とする場合においても、午前7時までに終えられる範囲のみを優先して除雪しなければならないところだということを確認させていただきたいと思います。
そして、それもきちんと周知しないと、こっちは入っていないみたいなことになると思いますので、その辺がきちんと伝わるように気をつけていただく必要があるかと思いますが、その点を確認させてください。

除排雪計画担当参事:別冊資料27ページの今後の対応2の後段、最終出場時間をおおむね午前3時とするという部分ですけれども、委員から御質疑があったとおり、GPS機器を導入することによって、本日はきちんと除雪をしているという状況把握ができます。ただし、午前3時からの出動も含めて、ずっと降雪があった場合には、除雪が入ったとしても、それ以上に雪が積もる可能性があることについては、江別市雪対策庁内会議の中でお話しさせていただいたところであります。
ただ、教育委員会と致しましても、休校の判断は情報が命というところですので、それを受けまして、GPS機器の導入を検討するということと、少しでも通学路を確保するために、最終の出動時間を午前3時としております。委員がおっしゃったように、学校の通学路周辺に特化した歩道について、午前3時というところで考えております。
それと、こちらに朝方降雪への対応と書かせていただいておりますが、幹線道路を守る路線排雪や日中の自治会排雪の状況によっては対応できない部分もございますので、その点は御承知おき願いたいというふうに考えております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

齊藤君:私からも、別冊資料の27ページの通学路合同点検に関して確認させていただきたいと思います。
これまで干場委員と高橋委員からお話がありましたので、重複は避けたいと思いますが、今後の対策について、通学路における交差点等の危険箇所の人力除雪等に対応できるよう、全庁から職員を動員と記載されております。事前の休校に関しては、判断がなかなか難しいのでしょうけれども、できれば前日のうちにと先ほどからのお話にもございました。教育委員会では、学校現場において、全校かどうかは定かでありませんけれども、一斉にLINEで情報発信できるようになっていると思うのです。だから、それが前日の日中ではなくても、夜遅くなったとしても、今はコロナ禍のこともあって、そういった発信ができる状況にありますので、大雪で休校を判断する際にも、教育委員会と連携して活用できるのではないかと思っております。
それと、通学における全庁での除雪支援に対しては、具体的にどういった体制で進めていくのか、体制の在り方についてどのようにお考えか、伺います。

除排雪計画担当参事:先ほどの干場委員の質疑でも御説明させていただきましたけれども、昨年度は、建設部と教育委員会の2部局で、幹線道路と幹線道路の交わる交差点部分の歩道段差の状況ですとか、つるつる路面への対応として砂まきを行いましたが、それでは作業範囲に限りがあるというところで、要支援者で行った全庁的な職員動員と同様の手法で参集範囲を増やして、通学路合同点検の内容の充実を図っていきたいということで記載をさせていただいたところです。

齊藤君:そのことは先ほど伺ったところですが、体制というか、職員の当番制といったら言葉がよいか分かりませんけれども、そういった体制もつくった中で、時系列の表にした形で職員の張りつきを考えているということでよろしいのでしょうか。

除排雪計画担当参事:通学路の確保における全庁的な職員配置を考えているかという御質疑と捉えてお話をさせていただきますけれども、現状としましては、そこまでの体制は考えていないところでございます。

建設部長:若干補足させていただきますけれども、災害級の大雪のときの通学路という視点でございますので、全市内的にそれがあるのかとか、部分的に江別地区だけなど、その状況にもよりますので、どこの部署から何人動員するといった規模等は、そのときの判断になると思っております。
第一義的には、教育委員会のほうからここが危ないという話があって、全庁的な調整で何人出すというスタイルで組んでいくことになると思っていますけれども、その辺は、建設部なのか総務部調整監付危機対策・防災担当なのかということもありますが、教育委員会を交えて、臨機応変に対応できるよう調整していきたいと思っています。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

本間君:早いもので、今日、明日にも雪が降るかもしれないという、いよいよ今シーズンも始まるという中で、この間、各委員の皆さんからもありましたが、令和3年度の大雪に関する検証結果報告書はよくまとまっていて大変御尽力を頂いたと、そのことに私からも感謝を申し上げながらひとつ質疑をさせていただきます。
こういう形で検証していただいて、今後の対応や方針もいろいろな検討をされて、先ほど申し上げたとおり、大変いい形になるのだろうと考えていますが、いかんせん、建設部の皆さんにも限界があると思っています。そこを考えると、別冊資料の33ページのお願いの特に右側の市民の皆さんの雪の出し方については、今まで以上に広報や何かを使って、一定程度のルールは伝えてきたのでしょうけれども、それにも限界があると思います。
特に、今回は災害級の雪害ということでしたけれども、昨今の住宅事情もあって、間口に置かれた雪を外に出すというのは理解できるのですが、そうではない方もいらっしゃって、災害級だったので、せっかく運休しているバス路線を排雪したにもかかわらず、もっと奥のそこに面していない人が、捨てるところもなかったのでしょうが、わざわざバス路線まで持ってきて、その結果、数日でまたバスが運休する、こんなこともありました。
ですので、市民の皆さんには、今まで以上に、雪出しのルールを周知していかなければならないだろうと思っています。
令和3年度の大雪に関する検証結果報告書では、最後の部分だけですから、少ないと思います。令和3年度の大雪に関する検証結果報告書にこの程度しか載っていない経緯などを教えてください。

除排雪計画担当参事:これは令和3年度の大雪に関する検証結果報告書ということで、最初は1ページ丸々掲載する予定はなかったのですが、部長レクチャーや理事者レクチャーを経る過程で、行政の現状や除排雪事業者の現状、それに対する市民の関わり方、その辺りは掲載すべきだろうという意見がございまして、控え目に書いてあるかもしれませんけれども、このように掲載させていただいたというところであります。

本間君:率直に申し上げて、控え目過ぎると思うのですが、いかがでしょうか。

除排雪計画担当参事:上品に書いていると御理解いただきたいと思います。

本間君:ただ、先ほど申し上げたとおり、今までの広報や周知ではもう足りないと思います。今までのやり方を聞きますけれども、よく道路のパトロールをされています。そのときに、市民の皆さんのあまりにもルールを逸脱しているような雪かきなどに出くわした場合、パトロールの方々は、その程度にもよるでしょうけれども、車を止めてその方に声をかけるというような作業をしてきたのでしょうか、その辺りを確認させてください。

除排雪計画担当参事:こちらのほうに、都度、報告というのはないのですけれども、本間委員がおっしゃるとおり、見つけた場合は、恐らく注意をしていたというふうに考えております。

本間君:それを踏まえて、控え目というのは除排雪計画担当参事らしくないと思うのですけれども、この冬を迎えるに当たって、なお一層の市民の皆さんに対する雪出しのルールの周知徹底に取り組むお考えはありませんか。

除排雪計画担当参事:本日の御指摘を受けまして、今すぐどういう周知の仕方が適当かというのは説明できませんけれども、今後、よりよい周知方法について検討していきたいというふうに考えております。

本間君:次の質疑に移りますけれども、この令和3年度の大雪に関する検証結果報告書について、理事者はもう目を通していらっしゃいますか。

除排雪計画担当参事:市長、副市長に説明済みであります。

本間君:冒頭に申し上げたとおり、間もなく雪が降り出しますけれども、理事者の反応はいかがでしたか。

除排雪計画担当参事:GPS機器を活用したデジタル化については、本庁部局のほうでも、企画政策部デジタル推進室を新しく設けておりますし、首長が集まる会議の中では、他市町村のAIなどの事例も結構話題になるようですので、関心は非常に強く持っているように受け取っております。

本間君:令和3年度は雪害という形になりましたけれども、いよいよ今シーズンが始まりますので、理事者も相当気にしていると思います。
最後に、建設部長から、この令和3年度の大雪に関する検証結果報告書ができたことを踏まえて、今シーズンを迎える覚悟を伺います。

建設部長:覚悟ということでございますけれども、冒頭に御説明したように、昨シーズンは今までにないパターンの雪の降り方で、我々の除排雪が追いつきませんでした。その中で、情報発信や庁内体制など反省すべきことがいろいろとあったことから、今回、令和3年度の大雪に関する検証結果報告書をまとめさせていただきました。
新しい取組や強化するようなこともいろいろと考えて、庁内で検討した報告書ということでございますので、我々としては、今シーズンの雪に関しては、昨シーズン並みに降ったとしても、昨シーズンよりはよい生活環境を確保できるという覚悟でつくっておりますけれども、正直言って、ここに書いた内容をそのとおりできたからといって、全てがよくなるというふうにも考えておりません。
もしかしたらうまくいかないこともあるかと思っていますので、最初に除排雪計画担当参事から説明したとおり、これは毎年見直すということで考えておりますので、全庁的にこう進めたけれどもうまくいかなかったことは改善するつもりです。年によってはうまくいったことが、次のシーズンはうまくいかないなど、いろいろと出てくるかもしれませんので、臨機応変に見直して、いろいろな雪のパターンに対応できる取組をしていくことが必要だというふうに思っております。

本間君:雪が少ないことを願って、終わりにしたいと思います。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:建設部長の発言を伺った後で質疑するのは恐縮なのですけれども、私からも、別冊資料の33ページの最後にということで、市民への呼びかけが書かれている点についてお伺いしたいと思います。
道路への雪出しの問題ですけれども、これは大雪時の対応に限らない問題として、なぜいけないのか、道路に雪出しをすることによってどんな支障があるのかということを、繰り返し市民に周知していくことが重要だろうと思っているのです。
私が見聞きする範囲でも、市役所から何度注意をしても改善されない地域もあるということも伺っておりますし、実際に私も目撃するところです。その道路がどういう道路かにもよりますけれども、道路幅が狭くなってしまうということもあれば、生活道路では、除雪車の通る先のお宅の出入口に置き雪が多くなってしまうというような場面もあるのです。さらには、路肩の雪がなお高く積まれて、見通しが悪くなり危険であるなど、ほかの方への迷惑にもなるということで、雪出しにどういう問題があるのかを分かりやすく広報等で知らせていただくというのは、毎年、冬が来るたびに周知していただかなければならないと思うのです。具体的に分かりやすく、場合によっては現場の写真を載せて解説するなどの努力が必要ではないかと思うのです。
今まで一般論的に書かれてはいるのですけれども、それによってどんなことが起きるのかという理解にまでつながっていないというふうに拝見していたので、その辺への対応についてお考えをお聞きします。

除排雪計画担当参事:繰り返しになるかもしれませんけれども、本日いただいたアドバイスを持ち帰って、どういった公表内容、表現の仕方が有効であるか、また、効果的な周知方法について、持ち帰って検討させていただきたいというふうに考えております。

高橋君:もう一点指摘しておきたいのですけれども、GPS機器を搭載してのデジタル活用については、当委員会の先進地行政調査の中でも調査してきました。そこの自治体では、それなりの費用もかけて、車道も含めた除雪状態を市民にお知らせするという取組がされていたのです。ただ、私たちがすごく心配したのは、除雪車の運行状況を把握することによって、市民が雪出しをすることになりはしないかということです。
今回の説明では、歩道除雪の進捗状況が把握できるようにという範囲での書き方でしたので、今回の問題とは直接かかわらないのですが、市民がルールやマナーを守って対応していただけるということとリンクさせながら、こうしたことも検討をする必要があるかと思うのですけれども、その辺りは十分に広い視野で、いろいろなことを想定しながら検討していただきたいと思います。
もしかしたら、理事者には、今、デジタル化ということで予算がついたら一気にという思いもあるかと思いますが、その辺りの基本的な考え方を伺います。

除排雪計画担当参事:情報発信することによる悪い側面も含めて検討していただきたいということかと思いますけれども、今日受けたアドバイスを基に、どういう手法が最適なのか、ベストはなくて、ベターな落としどころを今後模索していきたいと考えております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

徳田君:私から、2点ほどお話をお伺いしたいと思います。
1点目は、別冊資料の31ページの民間事業者との連携というところですけれども、災害級の大雪に備えて、一般社団法人江別建設業協会と江別管工事業協同組合の構成企業にアンケート調査を実施したということで、民間事業者との連携の可能性について検討を進めるという記述があります。
今、想定しているのは、どういった民間事業者とどのような連携をしていければいいという思いがあるのか、その辺りをお聞かせください。

除排雪計画担当参事:今時点で具体的な考えは持っておりませんので、今後、除排雪委託事業者の江別環境整備事業協同組合と、どのような利用方法があるかについて詰めていきたいと考えております。

徳田君:ということは、現状、市の除排雪を担っている江別環境整備事業協同組合の方々とともに、他の民間事業者とも一緒になって、今後の連携体制の構築に向けて考えていくというような理解でよろしいですか。

除排雪計画担当参事:まずは、江別環境整備事業協同組合がプラスアルファできる内容をお手伝いできるかどうかを考えておりまして、江別環境整備事業協同組合のほうで難しいというのであれば、それがきちんと整理された後に、江別市として、何か上手な利用方法はないかという検討をする場面もあると考えております。

徳田君:その点については、理解いたしました。
大雪の対応から少し離れるかもしれませんけれども、ここに出てきた一般社団法人江別建設業協会や江別管工事業協同組合の構成企業には、間口排雪を請け負っている事業者が結構いると思います。
今回の大雪の中で、なかなか間口排雪に来ないといったことで、消費者トラブルみたいなものも聞こえてきましたし、それを担っている事業者については、大雪でなかなか作業が追いつかなくて、雪堆積場が早い時間に終わるとなかなか作業が進まないというお話も伺っています。先ほどから最後にのところでいろいろと話題になっていますけれども、今シーズンは人手不足ということがあったりして、間口排雪の事業者も、担うエリアを狭めたり、そもそも間口排雪の請負をやめてしまったり、対応を縮小しているような声もお伺いしています。
市内で間口排雪を自費で利用されている方はかなりいらっしゃると思うのですけれども、今後、そういった体制が厳しくなるのが見えてきている中で、民間企業の状況をどこまで把握して、市がどこまで担うのかというところも検討が必要ですし、あくまでも民間の動きだということではなくて、その辺りもしっかりと把握しながら、今後の除雪体制を考えていかなければいけないと思います。
その辺は特に記述がないのですけれども、そういう意味での民間との連携や状況把握ということも必要だと思うので、お考えがあればお伺いします。

除排雪計画担当参事:先ほどの繰り返しになりますけれども、除排雪委託業者の江別環境整備事業協同組合がメインとなるというところで、江別環境整備事業協同組合との打合せによって、どういう使い方がいいか悪いかという話を進めていきたいと考えております。アンケートの内容と致しましては、間口除雪も含めた除排雪業務の経験があるかないかと、除排雪事業に関係する機械類の免許を持っているか、4トンダンプトラックなどの所有台数などの聞き取りを行ったというところです。今後、アンケート結果を踏まえて、有効活用の方法を江別環境整備事業協同組合と一緒に検証していきたいと考えております。

徳田君:ぜひよろしくお願いします。
今後、間口排雪のことも大きな課題として出てくる可能性もありますので、その辺りも情報収集していただきながら、今後の対応について考えられることがあれば、ぜひお考えいただきたいというふうに思います。これは要望で終わりたいと思います。
あとは、今ほど本間委員の質疑でもございましたけれども、市民の皆さんに御協力を頂くということが必要だというふうに思います。
雪対策条例のようなものを制定して、指導していくという言い方もどうかと思いますが、雪出しのことについて注意喚起はするけれども、根拠を持って指導しにくいという部分があると思いますので、そういう意味で、その根拠となるような条例をしっかりと制定して、そこでは市の役割と市民の皆さんの役割、事業者の役割をしっかりと明記して、共通理解を図っていきながら、雪出しのことで、協力していただくことは協力していただく、必要であればしっかり指導して改善を促していく、そういった体制も必要だというふうに考えております。
これは要望といいますか、提案という形で終わりたいと思います。
それで、最後ににもありますけれども、人手不足の問題など様々な部分がありますし、先ほどの通学路の除雪でも、庁内の人力で何とかするのだと書いてあります。その覚悟といいますか、我々で何とかするという思いはいいのですけれども、これは限界があると思うのです。
なので、市民協働というか、市民の皆さんのお力をお借りして担っていく。今後、マンパワーが圧倒的に不足していくわけですから、そういったことを考えれば、今、自治会排雪がまさに市民協働で行われていますけれども、そういったこと以上に、例えば、細かい除雪の有償ボランティアも含めた体制づくりなど、要は、行政で足りないことは市民の皆さんにお願いをしていく。
そのためにはどういう体制が可能なのかを検討していって、お願いすることはお願いして、可能であれば担っていただくようなことも検討していかなければいけないと思っているのですけれども、庁内検討の中では、そういったことについて何か話があったかどうか、また、今後の考えについて、お話しできることがあればお伺いします。

除排雪計画担当参事:今のところ、除排雪作業に係る自治会の皆様との共同作業等について、そこまでの話は進んでおりません。
今後につきましては、今回、令和3年度の大雪に関する検証結果報告書をまとめさせていただきましたけれども、これに併せて、市民の皆様へのお願いをさらに強化する中で、1年、2年様子を見ながら、その経過を基に考えていきたいと考えております。

徳田君:ぜひよろしくお願いします。
先日、議会でも、市民と議会の集いを開催させていただきまして、市民の皆さんができる役割ということでも意見交換をさせていただいて、皆さんからいろいろな御意見を頂戴いたしました。市民ができることはいろいろとあるとお話がありまして、これは議会として、最終的に理事者に開催結果を報告しますので、ぜひその御意見を参考にしていただきたいと思います。
そういったことの検討も今後必要だと思いますので、ぜひ積極的に御議論いただければというふうに思います。どうぞよろしくお願いします。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:最後に要望ですけれども、本来であれば、江別市自治基本条例の趣旨にのっとれば、この令和3年度の大雪に関する検証結果報告書の中に、市民側のほうにも、どんな課題や問題、理解不十分なところがあったのかみたいなことが、雪出しの観点から少し記載があってもよかったと個人的には思っているところです。
このことは自治会の役員や行政がいろいろなお願いをしても、なかなか改善されないところもあって、一番困っているのは身近に住んでいる御近所の方だったりするのです。
それがひいては、今回バス路線が運行できなくなったことに至っていますので、どういう形でハードルを上げて発信していただくかというのは、難しい面もあると思うのですけれども、ぜひとも、そこのところは、今回のことを受けて改善を図っていただきたいことを、要望させていただきます。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

石田君:苦情についてですけれども、別冊資料の6ページに、こういう苦情がありましたということで、前年度の倍以上の1万件を超える苦情が寄せられたとあります。これについて、この冬はどういった対応をしていこうとお考えになっているのか、何か対応策をお考えでしたらお聞きしたいと思います。
というのは、市民として苦情があった場合に、市役所に電話をすればいいのか、土木事務所に電話をすればいいのか、江別環境整備事業協同組合に電話をすればいいのか、もしくは、来ている民間業者に言えばいいのか、そういったところも前年度はたらい回しにされたというようなお話も伺っております。
きちんとした対応があれば、職員の負担も少なくなるでしょうし、市民のほうも、たらい回しにされることもなくなると思うのですが、どういうふうにお考えか、お聞かせください。

除排雪計画担当参事:苦情の受ける主体が誰かというところだと思いますけれども、自治会排雪につきましては、主体は住民の方で、事業者は江別環境整備事業協同組合というところで、自治会排雪に関する苦情については、基本は江別環境整備事業協同組合にしていただきたいと思います。ただ、私たちも知らんぷりをするつもりはさらさらありませんので、お問合せがあれば対応させていただくということになっております。
一般的な除排雪の問合せについては、毎年の委託業務の中で、江別環境整備事業協同組合のほうに苦情対応も入れ込んではあるのですけれども、本来の施設管理者が江別市なものですから、こちらにかかってきた内容については対応せざるを得ないという状況で、どちらかという判断はなかなか難しいというふうに考えております。

石田君:どちらかという判断はなかなか難しいということです。だから、除雪に関するお問合せは、一本化してどこかにつくるようなことを考えたほうがいいのではないかと思うのですが、その辺について検討の余地はありますか。

除排雪計画担当参事:住民周知のお知らせの中では、江別除雪センターを案内するようにしておりますけれども、実際にはというところで、先ほどの答弁となっております。
例えば、広報の中では、除雪に関するお問合せは江別除雪センターへというふうに記載しておりますけれども、実際は私どものほうにも電話がかかってきますので、対応しているというような状況です。まず、江別除雪センターに連絡してくださいというふうにはしているところです。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの令和4年度除排雪事業計画についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

雪対策課長:私から、令和4年度の除排雪事業計画の概要について御報告いたします。
資料の4ページをお開きください。
この資料は、除排雪事業に係る最近5か年の実績と本年度の計画概要を示したものであります。
まず、表の一番上、除雪でありますが、生活道路につきましては、宅地造成などの増により、延長486キロメートルにおいて実施し、幹線道路につきましては、西野幌西4号、東7号道路の農村地区除雪からの振替により除雪体制を強化し、延長110キロメートルにおいて実施いたします。
なお、対象路線につきましては、資料5ページの除排雪路線図に表示されておりますので、併せて御覧ください。
その下の歩道除雪でありますが、通勤・通学に利用される路線など、延長175キロメートルにおいて実施いたします。
次に、排雪作業でありますが、除排雪路線図に緑色で表示されている延長123キロメートルにおいて実施いたします。
排雪作業につきましては、雪堆積場への運搬路やバス路線等を優先して実施するほか、引き続き、3番通りや2番通り等の主要幹線道路の早期排雪や、幹線道路の交差点における円滑な右左折や見通しを確保するための排雪について重点的に実施いたします。
その下の人道橋等除雪及び融雪剤散布でありますが、JR跨線人道橋、主要交差点、急勾配箇所のスリップ防止のため、駅周辺等で箇所を増やし実施いたします。
その下の農村地区除雪につきましては、先ほど御説明した一部路線の幹線道路除雪への振替により、延長190キロメートルにおいて実施し、その下の雪堆積場につきましては、除排雪路線図に黒丸で表示した9か所に開設する予定であり、このうち一般に開放する雪堆積場は、これまでも使用していた豊幌地区の幌向川を加え、4か所となっております。続きまして、出動回数と排雪量でありますが、過去の実績を踏まえながら、例年の発注計画と同様に計画しているところであります。
次に、自治会排雪でありますが、前年度実績と同程度の104自治会の実施を見込んでおります。
なお、これらの除排雪に係る業務につきましては、10月中に契約を完了しております。本年度におきましては、前年度の災害級の大雪の経験を踏まえ、突発的な事態にも可能な限り柔軟な対応に努めていくほか、引き続き江別除雪センターと連携し、市民の皆様のお問合せに対応するとともに、国道、道道の道路管理者とも連携を取りながら、安全で快適な冬の暮らしに向け、適切な除排雪に努めてまいります。
以上です。

委員長(高間君):暫時休憩いたします。(11:38)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(11:42)
ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:1点だけお伺いします。
除排雪延長等の欄に融雪剤散布とありますけれども、基本的には道路の勾配がきついところというふうに理解していたのですが、JR野幌駅周辺等などもありましたので、どんな範囲で融雪剤を散布されているのか、そういう配慮を行っているところについて説明をお願いします。

雪対策課長:本年度の融雪剤散布を増加する4か所、JR野幌駅周辺等でございますけれども、委員が御指摘されたとおり、融雪剤散布は勾配がある箇所はもちろんなのですが、それ以外にも、一時停止が多い交差点などでは路面が磨かれますので、平坦な部分でも融雪剤散布を行っております。
具体的にはこの4か所、野幌駅南通と白樺通の信号交差点や旭通と鉄東線の交差点など、その辺の現状を確認した上で散布することとしております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(11:47)

※ 休憩中に、第4回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(11:51)
次に、3第4回定例会の委員長報告の有無については、先進地行政調査結果について及び令和3年度の大雪を踏まえた今後の対応方針についてを報告することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、案文については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、4閉会中の所管事務調査(案)についてでございますが、記載の4項目について、議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、5その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:52)