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生活福祉常任委員会 令和4年8月23日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年12月6日更新

(開会前)

※ 日程の確認
※ 議会事務局次長より人事異動に伴う職員紹介

(開 会)

委員長(裏君):ただいまより、生活福祉常任委員会を開会いたします。(13:31)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
また、傍聴希望者がおり、入室を許可したので、報告いたします。
市立病院及び傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(13:31)

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(13:32)
1市立病院所管事項、(1)報告事項、アの病院事業経営状況(4月~6月分)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:初めに、資料の体裁の変更について説明いたします。
令和4年度の病院事業経営状況の報告に当たりまして、これまでは3か月ごとの単月の経営状況調べと、4月から報告月までの累積の経営状況調べを資料として提出しておりましたが、単月分については、毎月、各委員へ情報提供しており、省略することとしましたので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
続いて、資料の訂正を申し上げます。
資料表紙のアの令和3年度病院事業経営状況は、令和4年度の誤りですので、おわびして訂正いたします。
それでは、令和4年度4月から6月までの病院事業経営状況について御報告いたします。
資料の1ページをお開き願います。
6月までの累計は実績額合計の欄のとおり、計画比でマイナス1億3,417万1,000円の11億7,674万9,000円となりました。上段のグラフ、太い実線が示すとおり、4月から6月までは、いずれも計画額を下回っており、特に、5月は昨年度実績を約2,000万円下回る結果となりました。
続きまして、資料の2ページの4月から6月までの累計の経営状況について御説明いたします。
表の1患者数及び診療収益の状況の左端、医師数について、この3か月間の変動はありませんでしたが、3月末時点との比較では、産婦人科、人工透析内科、精神科で各1名、臨床研修医が2名増員しております。
なお、予算時の配置との比較では、内科医が1名少ない状況となっております。
次に、患者数は、表の下段、入院の1日平均患者数は、計画に対してマイナス29人の171人、外来は計画に対してマイナス15人の557人でありました。
表の右側、診療収益では、合計額で、入院は計画比マイナス1億199万3,000円の7億5,257万1,000円、外来は計画比マイナス3,217万8,000円の4億2,417万8,000円であり、平均単価は、入院は計画比プラス1,508円の4万8,462円、外来は計画比マイナス598円の1万2,481円となりました。
次に、資料の左下、2医業費用の状況の欄を御覧ください。
いずれの科目も計画を下回っており、実績額合計で13億5,278万5,000円となり、計画より6,200万7,000円低く推移しております。
この結果、3収支の状況では、医業収益と医業費用との差引きで、3億1,968万1,000円となり、計画との比較においては、マイナス1億687万4,000円となっております。
最後に、4病床利用率ですが、一般病棟と地域包括ケア病棟を合わせた病床利用率は64.8%、精神病棟では59.2%、全体では63.9%となりました。
なお、この3か月間の傾向を御説明いたしますと、入院については、昨年同時期に比べて手術件数が多かったため、診療単価が高かった反面、ゴールデンウイークから5月中旬にかけて患者数が減少した影響により、収益が計画を下回ることとなりました。
外来は、6月には発熱外来の患者が減少して患者数が少なくなりましたが、全体的に患者数は計画に近い数字となっております。一方、診療単価が計画に達していないため、収益は計画を下回っています。
入院、外来いずれも新型コロナウイルスの感染状況の拡大や縮小といった波の影響を大きく受けたものと考えております。
第1四半期終了時点での計画達成率を昨年度同時期と比較しますと、入院収益は88.1%、昨年度よりもマイナス8.9ポイント、外来収益は92.9%、昨年度よりプラス7.0ポイントとなっております。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別市立病院経営評価委員会についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

経営改善担当参事:それでは、江別市立病院経営評価委員会について御報告いたします。
資料3ページを御覧ください。
1令和4年度第2回江別市立病院経営評価委員会の開催結果でありますが、8月3日水曜日午後6時から、市立病院2階講義室において開催しました。
(5)議事については、病院事業経営状況、経営再建計画指標管理、部門別収支計算(原価計算)の導入について報告したほか、令和3年度点検・評価に関する意見書(案)について協議いただいたところであります。
次に、資料4ページを御覧ください。
江別市立病院経営評価委員会において協議、決定を頂いた令和3年度点検・評価に関する意見書につきまして、その内容を御報告いたします。
まず、1総評、(1)医療を取り巻く諸情勢等では、新型コロナウイルス感染症の影響、国、地方自治体等の対応について概括的に記載し、(2)江別市立病院における新型コロナウイルス感染症対応では、市立病院における令和3年度の取組状況を記載しています。
次に、(3)市立病院の令和3年度決算結果等では、令和5年度における収支均衡の実現に向け、経営再建が一定の成果を上げつつあるとしています。
資料5ページをお開きください。
2評価基準は、記載のとおりです。
3評価基準に基づく評価意見、(1)個別項目の評価意見のうち、1市立病院が担うべき医療の重点化については、診療収益が当初計画を下回ったため、Cとするが、医療機能の方向性など5つの取組項目については、B評価相当としています。
次に、2診療体制の確立については、内科診療体制の構築について、進捗が遅れているものの、看護体制の抜本的見直しが着実に進んでいることなどから、全体としてB評価としています。
資料6ページを御覧ください。
次に、3経営体制の構築については、令和4年4月1日からの地方公営企業法の全部適用移行に向け、着実に準備が進められたほか、ガバナンス強化、ボトムアップの組織文化の醸成、さらには、費用削減が着実に進んでおり、B評価としています。
次に、4一般会計による公費負担の適正化及び財務基盤の強化については、収支が改善した結果、一般会計からの追加的な支援を受けることなく、資金面での対応が図られたことから、B評価としています。
次に、5広報活動の充実については、市民にとって分かりやすく情報提供するという点について、改善の余地が大きいとし、C評価としています。
次に、(2)総合評価意見については、新型コロナウイルス感染症関連の補助金が収支改善に与えた影響を考慮しつつ、診療収益が前年度に比較して約2億7,000万円増加したことなどを踏まえると、総合的にはおおむね計画どおりに経営再建が進捗しているとし、B評価としています。
次に、4令和4年度に向けた提言では、集中改革期間の最終年であり、令和5年度において収支均衡を実現するために、特に重点的に取り組む事項が提言されています。
資料7ページをお開きください。
まず、1点目として、地域医療連携の強化、2点目として、外来機能の重点化(担うべき医療の重点化)、3点目として、内科診療体制の充実(診療体制の確立)、4点目として、部門別収支計算の導入(経営情報の見える化)、続いて、資料8ページになりますが、5点目として、減資の実施(収支構造の見える化)、6点目として、広報活動の充実、これら6つの項目について提言を頂いております。
江別市立病院経営評価委員会からの評価意見、また、令和4年度に向けた提言を踏まえ、引き続き、経営再建を着実に進めてまいりたいと考えております。
また、資料9ページから15ページまでに、令和4年6月2日に開催されました本委員会に御報告した市立病院の経営再建に向けたロードマップ進捗管理表を再掲しております。
江別市立病院経営評価委員会からの御意見を踏まえ、広報活動の充実に係る自己評価をBからCに変更しておりますので、御確認いただきたく存じます。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:令和3年度点検・評価に関する意見書の中から、内容について、何点かお伺いしたいと思います。
資料7ページの(1)地域医療連携の強化の中に、医師等との協力による病診連携講演会の開催といった活動にも取り組まれたいという記載がありますけれども、このような話はこれまであまり聞いていないという認識だったのですが、これはどのような内容なのか、伺います。

管理課長:最近は、コロナ禍の関係でこのような講演会をなかなか開催することができておりませんけれども、3年ぐらい前までは、一般社団法人江別医師会と市立病院が連携して講演会、勉強会のようなものを毎年開催しておりました。
地域連携や病診連携が非常に重要だという提言の中で、そのような取組もぜひ進めていただきたいと書いてあります。今年度は開催できるか分かりませんけれども、一般社団法人江別医師会との連携を基に、会場は市立病院などを提供して、このような講演会について、企画実施していきたいと考えております。

内山君:今の点については分かりました。
同じく、資料7ページの(3)内科診療体制の充実(診療体制の確立)で、令和3年度点検・評価に関する意見書とはずれるのですが、大学医局との関係構築・強化を図るため、研修医の育成支援や先進的な共同研究の実現に向けた取組を進めるとありますけれども、これも聞く機会があまりありませんでした。
共同研究は、職員の給与削減分を原資として進めるということですが、現状での取組状況、進捗状況で、何か報告できるものがあれば伺います。

経営改善担当参事:こちらの大学との共同研究に関しては、まだ相談をさせてもらっている段階ですので、あまり詳しくお伝えすることができない部分はございますが、継続的に医育大学とのお話合いを進めている状況ですので、しかるべき段階になりましたら本委員会にも御報告をさせていただきます。

内山君:今年度中にということはなかなか難しそうな状況でしょうか。

経営改善担当参事:現段階では、お答えを差し控えさせていただきます。申し訳ございません。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

吉本君:同じく、令和3年度点検・評価に関する意見書のところで確認させていただきます。
資料5ページの市立病院が担うべき医療の重点化のところはC判定ですけれども、この中で、精神科のこれからのことを注目して見ていました。もの忘れ外来が堅調に進んでいるというお話も伺っていました。認知症疾患医療センターの指定を受けたということはここにも書かれていますし、以前から伺っています。
この令和3年度点検・評価に関する意見書の中で、精神科分野における機能分化・連携強化が着実に進んでいると書かれているのですけれども、これは具体的に言うと、機能分化というのは、従来のように、いわゆる精神疾患を中心とした診療ではなく、もの忘れ外来や認知症などに特化していくなど、そのような機能をさらに充実させていく方向という意味合いで、これからの精神科の診療はそちらのほうにシフトしていくと思います。入院患者が減ってきている状況を見ると、一般の精神疾患ではなくて、そちらのほうにシフトしていることが若干影響してきていると思ったのですが、その辺りはどのように見たらいいのか、教えていただけますか。

経営改善担当参事:まず、精神科分野における機能分化・連携強化に関しましては、それぞれの医療機関が持つ強みを生かして、地域において病診連携、病病連携を進めて、地域の医療体制を構築していくという部分を、精神科の分野においても行っていくことが基本的な考えであると受け止めております。
その中で、市立病院におきましては、認知症の分野は当然でありますが、もともとは身体合併症といった部分にしっかり取り組んでいくことで、市内には精神科の単科の病院はございますが、その病院で対応のできない身体合併を有する患者の入院の治療を行うなどの部分で機能分化・連携強化を図り、急性期を脱した後に必要な逆紹介等によって連携を進めていくというようなことが基本的な考え方としてあります。
ただ、今後、高齢社会が進展し、何らかの認知機能の低下ないしは認知症を持った方がどんどん増えてくることを考えますと、精神科単体としてのこともそうですし、総合病院としての機能を維持するためにも、認知症への対応はしっかりと行っていかなければならないところがございます。
例えば、市内の病院で精神科と整形外科が両方ある病院は当院のみでございますので、認知症を持っている患者が骨折をした際の入院受入れをどうするか、そのような分野において、市立病院に紹介するとそのような患者でも適切な治療が受けられるということを、今後より広く認知していただくような取組を進めていくことが、ここで書いてある精神科分野における機能強化・連携強化という意味合いなのではないかと受け止めているところでございます。
直近の患者数の低下については、必ずしも、そのような診療科の長期的な方向性という部分ではなくて、病床運用上の課題と認識しております。その点の課題については、精神科でも十分認識されていると思いますので、今後、患者数の改善に向けて取組が進んでいくものと考えております。

吉本君:従来から、身体合併症を診られるのは市立病院だけだと病院長からも言われていましたが、その辺については、変わらず市立病院の役割だと御説明を頂きましたので、結構です。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:資料3ページに戻りまして、8月3日に開催された江別市立病院経営評価委員会の中で、報告事項として部門別収支計算(原価計算)の導入について説明されたのですけれども、このこと自体、これまで導入がなかなか難しい状況だったと思うのですが、今回の導入に至った経緯を伺います。

経営改善担当参事:まず、部門別収支計算の導入につきましては、令和2年度の点検・評価に関する意見書におきまして、導入に向けた検討を進められたいという提言を頂いておりまして、その提言を踏まえて院内で検討を重ねてきたところでございます。
これまで、市立病院では、このような原価計算については、アレルギーのような部分もかなりございまして、導入がなかなか難しい状況もあったのですけれども、これは江別市立病院経営評価委員会の委員からもそのような意見を頂いておりますが、組織風土がかなり変わってきまして、このようなものも活用して経営改善を進めていこうという機運が出てきている状況もございまして、今回、導入に至ったという背景がございます。

内山君:この部門別収支計算の導入によって、どのような効果を期待しているのか、伺います。

経営改善担当参事:この部門別収支計算の結果につきましては、基本的には、内部での技術的な改善活動、内部での活用を考えております。
具体的な活用方法につきましては、こちらも江別市立病院経営評価委員会からのアドバイスの中にもあったのですけれども、それぞれの部門ごとの経年的な比較をする中で改善ポイントを見つけるなど、同じ部門について、他の病院等の例と比較しながら改善のポイントを見つけるというような活用の仕方を想定しています。

内山君:最後に、この部門別収支計算はいつから導入して実施する予定なのか、これに伴って、何か予算が発生するのか伺います。

経営改善担当参事:この部門別収支計算の導入につきましては、これまで、DPCの最適化のために経営支援システムを導入しておりますが、そのシステムの一機能を構築するという形でつくり上げるものでございまして、おおむね半年程度の構築期間を経て、来年1月に導入をする想定をしております。
データ構築に係る費用ですけれども、構築費に約140万円の費用がかかることとなっておりますが、こちらにつきましては、当初の予算の中で対応することが可能ですので、その中で対応して構築する準備を進めています。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

奥野君:令和3年度点検・評価に関する意見書の中の最後の広報活動の充実の部分で1点確認いたします。
以前もこの件に関してお聞きしましたが、前回お聞きした減資に関して、広報えべつ8月号で載せていただいたのも確認をしました。やはり、分かりやすい市民の方への情報発信が重要だと思うのですが、広報えべつ8月号に載せたときに市民の方から反応が何かあったのか、その点をお聞きします。

経営改善担当参事:市民からの声について、市立病院のほうへ直接いただいたケースは把握しておりません。

奥野君:ホームページの充実ということで、先ほども江別市立病院経営評価委員会で判定を審議したというお話もありましたが、今の進捗として何か進んでいることがもしあれば教えてください。

管理課長:ホームページのリニューアルについてですけれども、11月1日のアップロードを目指して準備を進めておりまして、各部門からの記事、テキストの提出はおおむね終わっております。今、業者のほうで、随時、ホームページの構成構築段階に入っております。
また、従来のテキストのみの情報提供だけではなく、今回は動画などの新しいコンテンツにもチャレンジしようと思っていまして、そちらのほうも準備を進めておりますので、御期待いただきたいと思います。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、市立病院所管事項を終結いたします。
生活環境部入室のため、暫時休憩いたします。(13:58)

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(13:59)
2生活環境部所管事項、(1)報告事項、アの環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業の実施状況についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

施設管理課長:それでは、環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業の実施状況について御報告いたします。
環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業は、平成19年10月の開始以来、令和4年3月末をもって運営期間の14年6か月が経過し、令和4年3月25日に15年間の延長契約を締結したところであります。
これまでに年3回の定期整備に加え、各種法定点検及び日常の保守点検を実施し、安全な運転維持管理に努めております。
環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業の評価につきましては、毎年、当委員会で報告しており、本日の委員会では、昨年8月から本年7月までの結果につきまして御報告いたします。
なお、当該評価表につきましては、環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業開始以来、要求水準書に基づき業務の遂行状況を確認するために数値化し、判断するものであります。
お手元の資料1ページを御覧ください。
1環境クリーンセンター等長期包括的運営管理委託事業の評価一覧について御説明いたします。
まず、最初に、下段の総合評価判定基準につきましては、記載のとおりSからCの評価となっております。
S評価は、総合評価点数が90点以上、A評価は、70点以上90点未満、B評価は、50点以上70点未満、C評価は、50点未満となっており、以上、4区分としております。
次に、上段の表は、令和3年8月から令和4年3月まで、中段の表は、令和4年4月から7月までの評価でございます。
令和3年8月から令和4年7月の総合評価点は、下段の表、総合評価判定基準の上から2段目にあります総合評価点数が70点以上、A目標が達成されており、水準を満たしていると評価しております。
続きまして、評価判定の方法につきまして、資料3ページ以降の令和3年8月期業務実施状況の確認書を例として御説明申し上げます。
初めに、資料3ページを御覧ください。
こちらは各評価項目の一覧であり、一番下の総合評価点数が80.8点となっております。
次に、資料4ページと5ページがその内訳、さらに、資料6ページから13ページまでが詳細な内訳となっており、全部で67の業務項目に細かく分けてあります。
次に、資料6ページを御覧ください。
左から3列目の業務項目では、その業務内容について、右端の4段階の評価詳細から該当する評価を選び、真ん中の評価の欄に点数を記載しております。
これは、毎日のモニタリングで行っており、該当する段階を判断して記載するものであります。
次に、資料8ページを御覧ください。
網かけ部分の3ガス化施設、1運転管理業務のうち、運転管理の項目でありますが、評価欄の4点につきましては、今回、排ガスの1時間平均値超過がなく、温度も規定値100%以内でありましたことから、評価を4点としております。
次に、資料11ページを御覧ください。
網かけ部分の5計量施設(プラットホーム)、1運転管理業務のうち、受入れ管理の項目でありますが、評価欄の4点につきましては、ごみの受入れについて、状況に応じて時間外対応をしていたことから、評価を4点としております。
資料3ページにお戻りいただきまして、下から3行目の評価項目点計は、先ほどの各項目の合計で80.8点であります。
8特別考査項目につきましては、先ほど御覧いただいた資料6ページから13ページまでの評価基準に該当しないものについて、別途、評価を行う場合の項目となりますが、当月については該当がなかったことから、評価はゼロ点となります。
よって、総合評価点数は80.8点となっております。
続きまして、お手元の資料2ページを御覧願います。
2株式会社エコクリーン江別の経営状況について御報告いたします。
本日報告いたします経営状況につきましては、令和3年度事業報告書に基づいて作成したものであります。
この資料は、(1)に記載のとおり、昨年7月27日及び10月22日、本年1月24日及び5月20日に、それぞれ提出されました事業報告書に基づき、概括的にまとめたものであります。
同社の経営状況につきましては、(2)経営状況の概略に記載のとおりでありまして、営業利益624万7,699円となっております。
当期は、灯油単価が約24.6円値上がりしたことなどにより、純利益につきましては、前年度と比較して約1,593万円減少し、413万3,584円となっております。
また、年度末における利益剰余金は、1,852万3,040円となっております。
なお、運転資金についての借入れはありませんでした。
次に、地元発注率につきましては、(3)に記載のとおり、25.7%となっております。
以上の結果、決算につきましては、(4)総括に記載のとおり、当期は、前期に引き続き健全な経営を行い純利益を計上し、現金及び預金においても十分確保し、さらに、運転資金についての借入れも認められず、経営状況に特段の問題は見受けられないことから、環境クリーンセンターの安定的な運営管理上、支障となるような財務上の問題はないものと判断し、御報告するものであります。
なお、本年4月から延長契約を締結したところであり、今後におきましても、市のモニタリングを適正に行い、受託者と連携を取り、安定した施設の運営に努めてまいります。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:資料1ページの事業の評価ですけれども、この令和3年度から令和4年度までずっとAということで、80点前後が平均だと思います。12月は若干下がっているようですけれども、これは12月に特段何か変わったことがあったのか、お伺いします。

施設管理課長:資料1ページの12月の73.8点に関してですが、休業労災災害が発生したことによる減点になります。
内容としましては、不燃粗大施設におきまして、環境クリーンセンターの職員が安全帯を手すりにかけずに自転車をごみホッパーに投入しようとしたときに、自転車が自分の安全帯に引っかかって自転車ごと深さ約1.5メートルのホッパーに転落しまして、右手骨折など2か月の通院加療の災害となったことが減点の要因となっております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

奥野君:今の関連でもあるのですけれども、2点ほど確認いたします。
様々な評価表を見せていただいたのですが、特にこの1年間目立った事故や故障がなかったのか確認させてください。

施設管理課長:環境クリーンセンターの運用の支障になるような事故等はございませんでした。

奥野君:先ほどの網かけのところで、評価点が4になっているところが2か所ございますけれども、これは昨年は4ではなかったという認識なのか、また、どのような要因があって上がったのか、人的なものなのか、ほかの原因があるのかどうか、その辺りの詳細を教えてください。

施設管理課長:まず、4点の加点のお話ですが、例示として去年8月の部分で御説明させていただいたのですけれども、資料1ページにございますように、大体ほかの月も80点以上の数字になっておりますので、状況に応じて加点要素はございます。
それから、8月の4点ですが、ごみの受入れの時間外対応が加点要素となっております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、生活環境部所管事項を終結いたします。
健康福祉部入室のため、暫時休憩いたします。(14:12)

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(14:13)
3健康福祉部所管事項、(1)報告事項、アの生活保護世帯等支援給付金(物価高騰対策)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:生活保護世帯等支援給付金(物価高騰対策)について御報告申し上げます。
資料1ページをお開き願います。
1概要ですが、物価高騰の影響を強く受けると考えられる生活保護世帯及び年末見舞金支給世帯を対象として支援給付金を支給しようとするものであり、9月の江別市議会第3回定例会に補正予算を提案するものでございます。
2の支給対象者は、江別市の生活保護世帯約1,200世帯及び江別市年末見舞金支給事業の令和4年度の対象となる世帯約600世帯、合わせまして1,800世帯です。
3申請方法及び支給額は、この支援給付金の支給に当たっては、申請によらず、生活保護世帯と年末見舞金対象世帯に、それぞれ口座振込等により支給を行う予定でございます。
支給額は、1世帯当たり2万円とし、支給時期は、年末見舞金が12月支給であることから、これに合わせるものとして本年12月を予定しております。
4補正予算でございますが、事業費等、記載のとおりでございます。
なお、この事業には6月の北海道議会で予算化された道費の特定財源を一部見込んでおります。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

奥野君:それでは、対象者について、少しお聞きしたいと思います。
今までの支援金と少し違って、資料ですと、生活保護世帯と令和4年度の年末見舞金対象世帯の方となっていますが、この対象世帯の把握について、内容などを教えてください。

管理課長:生活保護世帯に関しましては、12月を支給月と考えておりますので、そのときの生活保護世帯の方々ということになると思います。実際、まだ要綱などをつくっておりませんので、これからつくることになりますが、そのような形になります。
それから、年末見舞金の対象世帯は、歳末たすけあい募金の分配のために、歳末見舞金を社会福祉法人江別市社会福祉協議会のほうで手続を行い支給されている方たちとなります。この方たちは、基準を設けていて、多分、生活保護世帯よりも生活が苦しい方が対象になっていて、社会福祉法人江別市社会福祉協議会及び民生委員の方々がマニュアルを持ちながら確認させていただいて、実際にそういった方たちをきちんと把握する形になってきます。
市が行っています福祉灯油、いわゆる年末見舞金は、その対象世帯をイコールとして、決まった灯油相当分を上乗せする形の事業を毎年行ってきているところであります。今回のこの生活保護世帯等支援給付金につきましては、その方たちを同一の対象として1世帯当たり2万円を支給するものでございます。

奥野君:今、教えていただいたとおり、把握されている方に関してはプッシュ型ということで、この2万円が支給されると思うのですが、実際、今のこの状況、コロナ禍や物価高騰で大変な方が出ていると思います。その辺りで把握できていない方に関して、どのような対応を考えていらっしゃるか、周知の仕方を教えてください。

管理課長:先ほど申し上げましたとおり、歳末たすけあい募金で頂いたものを分配する形として使われているものですから、ある程度、精密に状況が把握できているものとこちらでは承知しております。
こちらの情報提供と致しましては、予算が成立いたしましたら、広報えべつやホームページで周知をしていくことを考えていきますほか、先ほど申し上げました歳末見舞金の実施主体である社会福祉法人江別市社会福祉協議会、それから、民生委員の方々とも連携して丁寧な説明と周知に努めてまいります。

奥野君:民生委員の方や、広報えべつでの周知はもちろんあると思うのですが、本当に民生委員の方がどこまで把握できるかなかなか難しいと思います。今、大変な方は、このような給付金があること自体、分からない、知らないという方も多い中で、民生委員に頼らないで、何かもっとほかに市として把握できるような方法や周知の方法の工夫に関して、検討をしているものがあるのか、再度、確認させてください。

管理課長:市の委託事業と致しまして、平成27年から生活困窮者自立支援事業を実施しております。実は、こちらのほうも社会福祉法人江別市社会福祉協議会に委託して、くらしサポートセンターえべつというものを行っていまして、生活に関する困り事、生活が苦しいという以外にも様々な困り事はあると思うのですけれども、社会福祉法人江別市社会福祉協議会が相談の窓口になってくれております。昨年来、生活困窮者自立支援関係の事業も展開していて、市として給付を行っていますし、また、今年2月からは住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金も行っていますので、このような制度が必要な方で対象になる方がいらっしゃれば、そこで把握できるのではないかと考えておりまして、一定程度、対象の方にこういった制度を理解いただけるものと承知しております。

奥野君:今までは非課税世帯など、数字の吸い上げがしやすい対象の方が多かったと思うのですが、今、お話しいただいたように、なかなか把握しづらい本当に大変な方に届けていただきたい給付金でありますので、社会福祉法人江別市社会福祉協議会もそうですし、様々な手だて、周知方法を工夫して、何とか一人でも、一世帯でも多くの方に届けていただけるようお願いをします。
最後に、12月が支給時期となりますが、例えば、後から把握された方に関しても間に合うものなのか、その期限をお聞きします。

管理課長:従前より、この中で一番類似した事務手続を取っているのが年末見舞金の手続になりまして、おおむね11月、12月上旬ぐらいまでに対象者が把握され、12月中旬から手続を取って、年末ぎりぎりに年末見舞金を支給しているような状況になっています。
そこで考えると、今次、9月に補正をお願いしていますから、最終日に成立してそこから準備をしても、手続上の準備期間としては十分あるものと認識しております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別市介護保険施設事業者選考結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

企画・指導担当参事:それでは、江別市介護保険施設事業者選考結果について御報告いたします。
資料の2ページをお開き願います。
介護保険施設の整備方針につきましては、本年5月20日の本委員会において御報告しているところでありますが、このたび、整備事業者が決定いたしましたので、御報告いたします。
まず、資料の1整備対象施設につきましては、令和5年度を整備予定と致しまして、50床の介護老人福祉施設である特別養護老人ホーム、1施設であります。
2江別市介護保険施設事業者選考委員会でありますが、委員の人数及び構成につきましては、記載のとおりであります。
3選考経過につきましては、5月25日に第1回江別市介護保険施設事業者選考委員会を開催し、その後、応募を受け付け、8月3日に第2回江別市介護保険施設事業者選考委員会を開催いたしました。
4選考結果につきましては、(1)応募事業者は、1事業者でありました。
(2)選考事業者でありますが、選考につきましては、8月3日の第2回江別市介護保険施設事業者選考委員会において、現地調査及びプレゼンテーションを実施し、応募いただいた申込書類と合わせて、評価基準に従い採点し、その結果、得点が募集要項に定める6割以上であったことから、社会福祉法人すばるを選考したところであります。
なお、整備につきましては、当該法人が運営する特別養護老人ホームひだまり大麻50床を大麻北町から移転し、このたびの50床を加えた100床の施設として新設する予定であり、今後、当該法人より、地域の方への説明会が実施される予定であります。
5開設予定日につきましては、令和6年3月1日であり、今後、当該法人につきましては、北海道との事前協議を経て、北海道知事の認可を受けることとなります。
なお、資料3ページから4ページでは、参考と致しまして、選考した際の評価項目、評価基準をつけておりますので、御参照ください。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。(14:26)

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(14:29)
次に、ウの新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

小関新型コロナウイルス感染症対策担当参事:新型コロナウイルスワクチン接種事業について御報告いたします。
資料の5ページをお開き願います。
まず、1ワクチン接種状況についてでありますが、8月15日現在の数値としまして、(1)1回目から3回目までの接種状況につきましては、江別市の全人口11万9,388人に対する接種率を算出しており、接種者数と接種率は御覧のとおりであります。
(2)4回目の接種状況につきましては、対象者が限られておりまして、60歳以上の区分につきましては、60歳以上の人口4万6,425人に対する接種率を算出しております。
8月15日現在の60歳以上の接種者数は1万2,456人で、接種率は26.8%、18歳から59歳までの基礎疾患を有する方等及び医療従事者等につきましては、接種者数が362人、こちらは申請方式により接種券を発行しておりまして、母数となる対象者数が明確ではないことから接種率は算出しておりません。
次に、2オミクロン株対応ワクチン接種の見通しについてでありますが、(1)国の動きとしましては、今年10月半ば以降に接種可能となる見通しを示されております。
接種の実施やその対象者、接種間隔などの接種方法につきましては、検討中としておりますが、各自治体に対しては、初回接種を完了した全ての住民を対象に実施することを想定して準備するよう通知されているところであります。
(2)市の対応ですが、国の通知を受けまして、初回接種を終えた全ての市民を対象に接種を開始できるよう準備を進めることと致します。
なお、接種対象や接種間隔などが未確定であることなどから、接種券発行以外の経費につきましては、当面、既定予算内で対応したいと考えております。
3事業費の補正についてでありますが、(1)概要としましては、オミクロン株対応ワクチン接種に要する経費の追加であります。
(2)所要見込額を2,073万7,000円としまして、第3回定例会へ議案を提案するものであります。
(3)補正内訳につきましては、1接種券等の作成に係る経費が638万4,000円、接種券等の発送に係る経費が1,435万3,000円を計上しております。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:確認ですけれども、2オミクロン株対応ワクチン接種の見通しで、まだ決まっていないところがたくさんあると思うので、答えられる範囲でいいのですが、対象者が初回接種を完了した全ての市民という記載ですけれども、初回接種をしていない人は対象ではないという意味でしょうか。

小関新型コロナウイルス感染症対策担当参事:委員がおっしゃるとおりで、追加接種のワクチンとしてオミクロン株対応ワクチンが想定されております。初回接種につきましては、これまでどおりのワクチンを接種するということが想定されております。

内山君:接種券を発送するのは2回目が終わった人だけということでしょうか。

小関新型コロナウイルス感染症対策担当参事:初回接種を終えた人全てを対象とするといったときには、初回接種を終えた人も、それから、3回目の追加接種を終えた人、4回目の追加接種を終えた人がそれぞれ対象になると思います。
それぞれに対して接種券が手元にない方に接種間隔に応じてお送りするというイメージかと思いますが、これは現段階での想定のお話ですので、あまり申し上げると混乱の原因にもなりかねませんので、確定的な情報が出てきましたら皆様にお知らせします。

内山君:先ほどの説明の中で、まだ初回接種が終わっていない人は既存のワクチンということですけれども、報道等では、オミクロン株対応ワクチンというのは既存の株も含んだ2価ワクチンということですが、そうすると、オミクロン株対応ワクチン接種が始まった後、既存のワクチンと二つ共存していくようなイメージでしょうか。

小関新型コロナウイルス感染症対策担当参事:オミクロン株対応ワクチンが接種可能となった後の既存のワクチンの取扱いについては、まだ、国の指示がありませんので、通知がありましたら、それに従って整理していきたいと思っております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

吉本君:60歳以上で4回目接種が終わっている方も、初回接種が済んだ方ということで対象になるというお話でした。
例えば、60歳以上でもうすぐ4回目接種だけれども、10月中旬ぐらいに新しいワクチンが来るらしいから、接種しないで待っていたほうがいい。結局、5回接種しなければいけないのは大変だという話が私の周りで出てきています。ただ、その辺りは、そういうことではないという報道でした。
先ほど混乱がとおっしゃっていましたが、そういうことも含めて広報する、ホームページの中で特別に注意を促していくなど、60歳以上の基礎疾患のある人は4回目もきちんと接種してくださいということをプッシュしておいたほうがいいと思ったのですが、市内の状況としては、今はまだそこまではしなくてもという状況なのか、それとも、そろそろそういうことを言ったほうがいいような状況なのか、それはどうでしょうか。

小関新型コロナウイルス感染症対策担当参事:現在、流通しているワクチンについても重症化予防効果があると言われておりますので、接種できるときに接種したほうがいいというのが有識者の一般的な意見だと思います。接種を希望されるのであれば、まずは、今、接種できるワクチンを打っていただくのが適当ではないかと思います。
また、この先のことは決まっていないことが多いわけですけれども、例えば、現在のワクチンで4回目を接種した後、いずれ待っていれば、オミクロン株対応ワクチンを打てるのかということについては、国で2類相当から5類へと取扱いを変更してはどうかという議論もされておりますので、現在と同じく将来にわたって無料で接種できるか、今のところ分からないといった状況であります。それらを含めて御判断いただければと考えております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの野幌若葉小学校区の放課後児童クラブ開設に向けた施設整備等についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

子育て支援課長:野幌若葉小学校区の放課後児童クラブ開設に向けた施設整備等について御報告いたします。
資料6ページをお開き願います。
初めに、1概要でありますが、野幌若葉町の宅地造成等により、放課後児童クラブの大幅な需要増が見込まれることから、野幌若葉小学校区内に、既存の放課後児童クラブに加え、新たな児童クラブを令和5年4月1日付で開設するため、施設を整備し、運営団体を選定するものであります。
次に、2野幌若葉小学校区内放課後児童クラブの状況でありますが、名称は、こひつじ児童会で、学校法人野幌キリスト教学園が運営する幼稚園内で開設しております。
定員は45名で、令和4年4月1日現在50名の登録となっております。
次に、3施設整備の概要でありますが、野幌若葉小学校敷地内にあります管理住宅を改修し、放課後児童クラブとして利用する予定であります。
構造等につきましては、資料に記載のとおりであります。
工事概要についてでありますが、子供が安全に過ごすことができるよう、玄関部分のスロープ設置、施設内床面の段差解消、階段改修、衛生設備更新等を予定しており、定員は、面積基準から算出し、40名程度を予定しております。
なお、野幌若葉小学校とこひつじ児童会、管理住宅の位置関係は、資料7ページのとおりであります。
次に、4運営団体の選定についてでありますが、募集方法は、施設の貸付けによる運営方法とした公募によるプロポーザル方式、選定方法は、学識経験者、市民等で構成する選定委員会による選定を予定しております。
次に、5工事所要見込額でありますが、1,650万円を見込んでおり、このうち、国、北海道合わせて3分の2が補助対象となる見込みです。
次に、6予算措置でありますが、第3回定例会で補正予算の議案を提出する予定であります。
次に、7スケジュール(案)でありますが、改修工事については、補正予算成立後工事を開始し、おおむね4か月程度で完了する見込みであります。
運営団体選定については、10月から公募を開始すると同時に、選定委員会を設置し、11月に運営団体を選定した上で、令和5年4月1日から新規開設の予定であります。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

奥野君:2点ほど確認ですが、1点目に、概要のところで、今回、放課後児童クラブの大幅な需要増が見込まれるとありますけれども、この背景について、もう少々詳細をお聞きします。

子育て支援課長:野幌若葉小学校の管理住宅の改修を行う事業の背景でございますが、野幌若葉小学校区につきましては、宅地造成等により、子育て世帯が増加しておりまして、放課後児童クラブのニーズが急増している校区になります。
令和4年度につきましては、既存のこひつじ児童会におきまして定員を大きく超えて申込みがあったところでございます。
校区内の児童数を推計いたしましたところ、今後、かなりの期間にわたり子供の増加傾向が続くと考えられることと、校区内に児童センター等でランドセル来館といった代替手段を行えるような社会資源がないということもございまして、令和5年度に向けて、緊急的に施設整備をする必要があると判断したものでございます。

奥野君:もう1点は、施設貸付けによる運営方法ですけれども、契約期間はどのようになっているのか、教えてください。

子育て支援課長:施設の貸付期間についてでございます。
まず、市有財産の評価額を基に貸付けの金額を算定するところでございますが、この基となっている市有財産の評価額の評価替え、評価の見直しが3年に1度行われることから、評価替えが行われる3年を限度として貸付けの契約を行うものでございます。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

佐々木君:施設を改修するに当たって、この放課後児童クラブの施設基準は何かあるのでしょうか。

子育て支援課長:施設基準につきましては、国の省令、また、江別市の条例でも定めておりまして、児童1人当たり1.65平方メートルの面積を確保する必要がございます。
それ以外の衛生設備等につきましては、特段の基準はないのですけれども、児童が安全に快適に過ごせる施設、備品等を整備する必要があると考えております。

佐々木君:広さは基準があるということですが、基本的に、工事が始まってから使う事業主が決まるようなので、使う方の声というのは、多分、直接反映されないと思います。
ただ、予算もあることですし、せっかくつくったのに、ここにもう少しこういうものが欲しかったということがあったりすると、使う子供たちもそうですけれども、本当は運営する方から意見を聴いて図面に反映できたらいいと思います。
契約が後になってしまうので、せめて、今、いろいろなところで事業を行っている施設の方からの声を直接聴いて、何か反映できるような機会はありますか。

子育て支援課長:委員がおっしゃるとおり、運営団体はこの後選定されていくことになります。今回の箱物につきましては、建設部と調整をした上で必要な整備を行いますけれども、実際に運営する上で、このような改修を行いたいという御要望が出てくることもありますことから、内部の軽微な造作、あるいは、備品を備えるといったものにつきましては、今次、提案させていただく施設整備とはまた別に補助金を交付いたしまして、運営に係る整備を行っていただく予定であります。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。

芳賀君:とても必要な措置だと思うので、ありがたいことですが、令和4年度のこひつじ児童会の現在の待機児童は何人か、把握されておりますか。

子育て支援課長:こひつじ児童会の入会申込みの結果、待機となりましたのは5名となっております。

芳賀君:ここの定員の45名(登録児童数50名)に記載の50名のほかに5名待機しているということでよろしいですか。

子育て支援課長:委員がおっしゃるとおりでございます。

芳賀君:数字的には5名になっていると思うのですが、仕方がなく、働きたくても働けないというような方たちも多いと伺っているものですから、何回も質疑して申し訳ないですけれども、先ほど佐々木委員の質疑であった基準の面積からいくと、もうこれが限界という判断でこの定員数なのか、それとも、指導員の問題でこの定員数なのか、教えていただけますか。

子育て支援課長:今回、施設改修する管理住宅につきまして、定員40名程度と記載させていただいておりますのは、先ほど申し上げました児童1人当たり1.65平方メートルで割り返しました施設上の最大基準でございます。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、オの第2期子ども・子育て支援事業計画の中間見直しについてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

子育て支援課長:第2期子ども・子育て支援事業計画の中間見直しについて御報告いたします。
資料8ページをお開き願います。
初めに、1計画の概要及び中間見直しについてでありますが、第2期江別市子ども・子育て支援事業計画(えべつ・安心子育てプラン)は、子ども・子育て支援法に基づき、市が展開する様々な子育て関連施策の充実、環境の整備により、子供が健やかに育ち、親が安心して子供を産み、育て、就業と子育ての両立ができる社会の実現のため、基本目標や取組を取りまとめたものであります。
今年度は第2期計画の中間年に当たることから、国が示す見直しの基本指針に即して、中間見直しを実施するものであります。
次に、2根拠法令等及び計画期間については、資料に記載のとおりでありますが、現行計画の計画期間は、令和2年度から令和6年度までの5年間であり、令和4年度が計画の中間年に当たるものであります。
次に、3見直しの内容についてでありますが、国が示す見直しの基本方針に即して、計画の数値目標である教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の量の見込みと提供体制の確保に関して、必要に応じて見直しを行うこととされております。
次に、4見直し体制についてでありますが、子ども・子育て支援法に基づき常設された子ども・子育て会議において実施してまいります。
次に、5見直し作業スケジュール(予定)については、8月下旬から、適宜、子ども・子育て会議において御審議いただき、見直し案が固まった段階でパブリックコメントを実施し、令和5年3月の中間見直し確定を予定しております。
見直し経過につきましては、適宜、本委員会に御報告してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(裏君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:1点だけ確認です。
今回、中間見直しを行うということですけれども、3見直しの内容について(基本指針より)の(1)と(2)を行うわけですが、この見直しにおいては、どのような考え方で、何か調査等をするのか、見直しの仕方を教えてください。

子育て支援課長:今回は、計画の全体見直しではなく、中間見直しということもございまして、ニーズ調査を行う予定はございません。国が見直しの指針を示しておりまして、その中で、どのような部分について見直しをするのかという手順を示しているところでございます。基本的には、数値計画の部分を見直していくということになっておりますことから、計画のニーズと実績を比較して一定程度大きな乖離があるものにつきましては、要因をしっかりと分析をした上で補正をかけていくこととされておりますことから、それにのっとって分析と見直しをかけていこうと考えております。

委員長(裏君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、健康福祉部所管事項を終結いたします。
健康福祉部退室のため、暫時休憩いたします。(14:53)

※ 休憩中に、第3回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(14:55)
次に、4第3回定例会の委員長報告の有無についてお諮りいたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、委員長報告は行わないことと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、5協議事項、(1)先進地行政調査についてを議題と致します。
本件につきましては、副委員長から御報告申し上げます。

副委員長(芳賀君):それでは、私から御報告申し上げます。
去る8月17日に開催されました常任委員会委員長会議において、全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大しておりますことから、先進地行政調査の実施の可否などについて協議を行いました。
協議結果を申し上げますと、先進地行政調査を実施することとし、1の3常任委員会共に、現在2市が内定していることから、調査候補市を必ずしも3市とはせず、日程については、当初の2泊3日を、1泊2日に短縮すること、2食事については、各自で対応していただくこと、3実施に当たっての自主的な行動基準については、後日、お示しすること、4行動制限を伴う宣言等が発令された場合や調査候補市から断りがあった場合は調査を中止すること。
なお、今後、調査先に内定した2市のうち、仮に1市から断りの連絡があった場合の取扱いについては、各委員会で実施の可否について判断することが確認されました。
なお、調査項目、調査候補市等については、調整がつき次第、改めて委員会で決定したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(裏君):ただいま副委員長から報告を頂きましたが、確認等ございませんか。(なし)
それでは、本件につきましては、報告のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
最後に、6その他について、事務局からございませんか。

川上議事係主任:生活福祉常任委員会の所管に係る請願の提出がありましたので、審査方法等について御協議いただくため、写しを配付し、提出経過等を説明してよろしいでしょうか。

委員長(裏君):委員の皆様、事務局の説明のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、配付願います。

川上議事係主任:ただいま配付いたしました請願につきまして御説明いたします。
初めに、高齢者の交通費助成を求める請願書は、8月18日に高齢者の交通費助成を求める江別の会の小野さんほか3名が来庁され、直接受理したもので、紹介議員は高橋議員でございます。
なお、請願書を受理する際に、請願に賛同する署名6,056筆を併せて受理しております。
次に、江別市子ども医療費助成事業の拡充を求めることについては、8月19日に子ども医療費無料化を求める江別ネットワーク共同代表の神保さんほか3名が来庁され、直接受理したもので、紹介議員は佐藤議員でございます。
なお、請願書を受理する際に、請願に賛同する署名2,970筆を併せて受理しており、また、本日、追加で33筆の署名を受理しております。
以上の請願は、正式には議会運営委員会で諮った後、第3回定例会に上程され、生活福祉常任委員会に付託となる見込みですが、議会運営に関する申合せの請願及び陳情に関する取扱いに基づきまして、付託後、直ちに審査に入れるよう、審査資料や審査方法について協議をお願いするものでございます。
以上です。

委員長(裏君):事務局より説明を頂きましたので、審査方法等について協議いたしたいと思います。
暫時休憩いたします。(15:01)

※ 休憩中に、請願の審査方法について協議

委員長(裏君):委員会を再開いたします。(15:12)
休憩中に協議いたしましたとおり、高齢者の交通費助成を求める請願書の審査方法については、石狩管内の自治体における高齢者の交通費助成事業の実施状況、事業の目的及び事業費についての資料を求め、審査を進めることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、江別市子ども医療費助成事業の拡充を求めることについての審査方法については、石狩管内の自治体における子ども医療費助成事業の実施状況について、江別市において助成年齢を拡大した場合の費用の試算についての資料を求め、審査を進めることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
その他について、各委員からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(15:14)