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予算決算常任委員会 令和4年6月20日(月曜日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年8月12日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(清水君):ただいまより、予算決算常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
教育部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(10:00)
1教育部所管事項、(1)第2回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第2号)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

給食センター長:第2回定例会に提出を予定しております一般会計補正予算のうち、教育部の所管分につきまして御説明申し上げます。
資料の1ページを御覧ください。
10款教育費、5項保健体育費の学校給食原材料費高騰対策事業(物価高騰対策)は、国の交付金を活用し、江別市学校給食会への補助金を2,548万5,000円増額するものであります。
次に、資料の2ページを御覧ください。
1目的についてでありますが、食材が高騰している中で、保護者の負担を増やすことなく、安全で安心な学校給食を提供するためです。
2現状についてでありますが、給食センターでは、4月以降、保護者負担を増やすことなく給食を提供するため、献立の変更などにより対応してきたところでありますけれども、物価高騰の状況がさらに悪化しており、今年度の給食費予算が不足する見込みとなったところであります。
このような中、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用例として、物価高騰に伴う学校給食等に関する負担軽減が国から示されまして、その中で、学校給食等の保護者負担の軽減に向けた取組を進めるよう通知がありました。
給食センターと致しましては、今後も物価高騰は続くことが見込まれており、これまでと同様に、栄養バランスや量を保った学校給食を安定的に提供するため、給食原材料費への補填が必要と判断いたしました。
このような状況を受けての3今後の対応についてでありますが、食材の高騰に伴って不足が見込まれる原材料費の補填、あわせて、市内の原材料納入事業者への発注増加による支援を行うため、原材料を発注している江別市学校給食会に対して補助金を交付しようとするものであります。
なお、補助金の交付、原材料の発注や支払いなどの流れについては、4補助金交付フローのとおりでございまして、江別市学校給食会では、保護者から給食費を徴収し、食材等の支払いを行っておりますが、ここに、今回補填分としての補助金を交付することで、保護者負担を増やすことなく学校給食を安定的に提供しようとするものです。
5補正予算(案)についてでありますが、補助金額は2,548万5,000円としており、財源は、全額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。
積算内訳としましては、1日当たりの総食数に、給食単価、年間給食回数、物価上昇率などの5.0%を乗じたものとしております。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

奥野君:それでは、何点か確認させていただきたいと思います。
まず、2番目の現状ですけれども、4月以降、物価高騰の状況もかなり悪化しており、献立の変更で対応してきているとあります。そもそも、昨年度、予算を立てたときに、令和4年度は副食などで調整をして給食費を上げないようにするというような文書をどこかで拝見したのですが、その状況からさらに悪化したという認識でよろしいのでしょうか。

給食センター長:3月に江別市学校給食会の理事会を開催いたしまして、その際に、令和4年度の予算を御承認いただいております。
その際も、徐々に悪化はしてきていたのですが、それより増して、今年度に入りまして、状況がさらに悪くなったということで、今回のことに至っております。

奥野君:かなり悪化したということですが、今回、この交付金によって、当初から考えられていた献立や栄養のバランスなど、その中身がきちんと保たれるという認識でよろしいかどうか。また、補正予算額が約2,500万円ありますけれども、これは、これから物価もどうなるか、変動もあると思いますが、3月まで対応できるということでよろしいかどうか、確認をさせてください。

給食センター長:今回の約2,500万円を議決いただいたら、今年度は、物価の状況が悪化するかもしれませんが、この中で何とかしのいでいきたいと考えております。
あとは、栄養のバランス、量はきちんと守らないといけないものですから、そこを守りつつ、食材の工夫がもし必要でしたら、そこを調整しながら、子供たちにきちんと給食を提供したいと考えております。

奥野君:かなりいろいろな状況もあって、大変な中、献立を考えながらと思いますが、今回の交付金によって、何月からの給食に反映されて中身が変わるのでしょうか。それから、基本的な考え方ですけれども、いろいろとどうなるか分かりませんが、もし来年度以降、この交付金がない場合、副食や主食といった部分で調整をするのでしょうか。親御さんに負担をかけないためということもあって、給食費を上げるのは非常に大変だと思いますけれども、仮に、上げるという方向も出てくるのかどうか、その辺りを確認させてください。

給食センター長:まず、1点目のいつからかという御質疑ですけれども、今回、議決いただきましたら、すぐに江別市学校給食会に補助金を支出したいと考えております。2か月先の献立をつくっているものですから、今ですと8月以降の献立に反映したいと考えております。
2点目の御質疑ですけれども、確かに、今回の補正予算は今年度のみの財源となっております。昨今の物価高騰の状況から、来年度の給食費もかなり厳しい状況が見込まれておりますので、その辺りは、御負担をかける給食費の値上げというところも含め、それから、献立の工夫をしたりなど、多方面にわたって検討が必要と考えております。

奥野君:最後に、細かいのですけれども、もし給食費を上げるとなってくると、たしか小学校が1か月4,600円ぐらいですが、今の物価の上昇などを加味して具体的に幾らぐらい上がるものなのか、参考までにお伺いします。

給食センター長:まだ試算が済んでいないものですから、何パーセント上がるというお答えは現段階ではできないですけれども、例えば、直近ですと、2年前に給食費を値上げした際は7%程度上げておりますので、過去の状況も参考にしながら、もしそのようなことが必要であれば、保護者負担をできるだけ抑えながら早急に検討をしなければいけない部分と考えております。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、教育部所管事項を終結いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(10:10)

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(10:11)
2経済部所管事項、(1)第2回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第2号)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

商工労働課長:経済部所管の補正予算について御説明いたします。
資料1ページを御覧ください。
6款農林水産業費、1項農業費、地産地消牛乳消費応援事業(物価高騰対策)についてでありますが、コロナ禍において落ち込んだ牛乳の消費喚起に向けた取組に要する経費としまして、補正額は1,078万7,000円でございます。
次に、7款商工費、1項商工費、プレミアム付商品券発行事業(物価高騰対策)についてでありますが、物価高騰などの影響により、業況が悪化している市内経済活性化を目的としたプレミアムつき商品券の発行に要する経費としまして、補正額は1億6,500万円でございます。
次に、プレミアム付商品券発行事業事務費(物価高騰対策)についてでありますが、プレミアムつき商品券の発行に係る事務費としまして、補正額は8,510万円でございます。
資料2ページを御覧ください。
補正予算における事業概要を記載しております。
まず、農業振興課所管の地産地消牛乳消費応援事業(物価高騰対策)について御説明申し上げます。
1目的でありますが、コロナ禍による原油価格・物価高騰により経費負担が増大している酪農家を応援するため、地元酪農家が出荷している乳業メーカーの牛乳を、夏休みで牛乳を飲む機会の減る子供たちに提供し、子供たちの栄養補助に寄与するほか、地元産牛乳の消費喚起を行い、地産地消を推進しようとするものであります。
次に、2実施期間でありますが、おおむね市内小・中学校の夏休み期間に当たる7月22日金曜日から8月16日火曜日までを予定しております。
次に、3配付対象者及び個数でありますが、次の3つの配付方法を予定しております。
まず、(1)子育て世帯応援牛乳配布事業(子育て支援センター)でありますが、対象を江別市子育てひろば(ぽこあぽこ)の来場者とし、来場者に牛乳の交換券を配付して、隣の江別まちなか仕事プラザの入り口にて、販促物の入った袋に牛乳を入れて提供しようとするものであります。
なお、配付に当たっては先着順とし、個数については1日当たり150本を予定しております。
次に、(2)子育て世帯応援牛乳配布事業(放課後児童クラブ)でありますが、対象を放課後児童クラブを利用する児童とし、昼食またはおやつの時間に牛乳を提供しようとするものであります。
なお、配付に当たっては、土曜日、日曜日とお盆の8月15日及び16日を除く15日間で、1日当たりおおむね800本を予定しております。
次に、(3)牛乳消費応援キャンペーン事業でありますが、対象を地元牛乳を使ったアイスクリームを提供している市内店舗にてアイス類等を購入した方とし、販促物の入った袋に牛乳を入れて提供しようとするものであります。
なお、個数については、協力店舗全体で1日当たりおおむね1,000本の配付を予定しております。
次に、4補正予算(案)についてでありますが、全体事業費を1,078万7,000円とし、配付する牛乳代等の経費として523万5,000円、牛乳の配付に係る経費及び販促物の作成に係る経費として538万円、江別まちなか仕事プラザで牛乳を保管するために使用する冷蔵庫の賃借料として6万8,000円、牛乳消費応援キャンペーン事業に協力いただく店舗へ、実施に係る謝金として10万4,000円をそれぞれ見込んでおります。
なお、この事業の財源については、全額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。
次に、5スケジュール(予定)についてでありますが、現状では、6月28日から各乳業メーカー及び協力店舗との調整を行い、事業実施期間である7月22日から8月16日までの間に牛乳等の配付の実施を予定しております。
次に、資料3ページを御覧ください。
商工労働課所管のプレミアム付商品券発行事業(物価高騰対策)についてですが、この事業は、物価高騰等の影響により業況が悪化している市内経済の活性化を図ることを目的として実施いたします。
2商品券概要についてですが、市内の登録店舗等で使用可能で、額面6,500円分の商品券を5,000円で販売いたします。
1冊につき、全店共通1,000円券3枚、小規模店専用500円券7枚の10枚つづりとし、市外住民への販売も行うことで、北海道のプレミアム付商品券発行支援事業により、10%分のプレミアムの支援を受ける予定となっております。
3購入可能冊数につきましては、一般世帯は2冊まで、子育て世帯は4冊までとしております。
4発行冊数に関しましては、全体で11万冊を見込んでおり、内訳につきましては(1)から(4)に記載のとおりです。
5補正予算(案)につきましては、事業費が2億5,010万円、内訳は商品券プレミアム分が1億6,500万円、事務費が8,510万円となっております。
財源は、商品券プレミアム分として国費1億1,000万円、道費5,500万円、事務費分として国費8,510万円となっており、国費は、全額が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です。
6スケジュール(予定)につきましては、6月下旬にプロポーザルによる委託事業者の募集を開始し、7月下旬に委託事業者の決定、8月上旬以降に商品券販売店、取扱店の募集を開始し、9月中旬に全世帯へ引換券の送付、10月上旬以降に販売開始を予定しております。商品券の利用期限は1月中旬を予定しております。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

裏君:地産地消牛乳消費応援事業(物価高騰対策)のところで、江別市子育てひろば(ぽこあぽこ)の来場者に牛乳を先着で配付ということですが、来場者は市外の方もいらっしゃるので、市外の方も対象にされるとお伺いしたのですけれども、その考え方についてお伺いいたします。

農業振興課長:今回のこの事業の中で、子育て世帯応援牛乳配布事業(子育て支援センター)の江別市子育てひろば(ぽこあぽこ)での配付については、江別市子育てひろば(ぽこあぽこ)を所管しております健康福祉部とも、当然、その利用者や人数も含めて検討を進めたところでございます。
委員がおっしゃるとおり、こちらについては、市内のみならず、市外の方も利用があると伺っております。
担当であります農業振興課と致しましては、今回のこの事業を発案する中で、実際に生産者にいろいろと支援の中身についてお聞きする中で、まずは、酪農家としては牛乳の消費をしてほしいという思いを伺っております。
それも含めて、昨年以降、コロナ禍に入ってから全国的に牛乳の消費が伸び悩んでいるということも含め、国、そして、北海道も、今、PRに努めておりますが、その前提の中で当課としてこの事業を立てる中で、まずは、牛乳そのものの消費喚起、もしくはPR、なおかつ、今回の事業化を進めるに当たって、今までこちらもPR不足の部分もあったのですけれども、実は、市内のいわゆる生産者が出荷している牛乳そのもののPRは今までしたことがなかったです。ですから、今回、この事業を契機として、そちらのPRをより進め、最終的には消費を拡大するという目的の下、進めるところでございます。
その中で、当然、市内、市外という考え方もあることは承知しておりますけれども、今回、まずは、直近で消費が落ち込む可能性があると言われております夏休み期間について、できる限り来場された皆さんに牛乳そのものを配付、ないしは、PR部分の販促物を通じて、牛乳の消費拡大そのものと、なおかつ、市として、市内の地産地消を進める中でのPRも併せてできるような形と考えたことから、基本的には、来場されたお子さんないしはその付添いの方にお配りしようと考えたところであります。

裏君:3か所に分けて配付することになるのですけれども、今のところも含めて、周知についてお伺いします。

農業振興課長:まず、この事業そのものですけれども、今ほど申し上げたとおり、実施期間がかなり迫っているという中で、当然、江別市子育てひろば(ぽこあぽこ)や牛乳消費応援キャンペーン事業で御協力いただける店舗等でのPRについて、販促物等ないしは掲示するようなものは考えております。
ただ、施設の物理的な制約等もあることから、その辺については、個々に進めたいと思います。
また、当然、今までこのようなことができていなかった部分もありますので、事業を進める上では、記者クラブ等を通じて報道機関へもできる限りPRに努めたいと考えております。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。

角田君:今の裏委員の質疑の中で、まずはという部分について確認をさせてください。
今回、消費の下支えという視点の中で、まずは対応を進めるということでありました。その先に次なる展開があるのか、あるいは、様々な要望があるのかといったことを考えてみますと、やはり、飼料の高騰、先ほどの給食センターの原材料費、つまり、その背景には肥料の高騰もあります。
タマネギに関しては不作ということもありましたけれども、そういった部分の支援策の議論についてどのような状況になっているのでしょうか。新篠津村辺りは、もう既にその部分の取組を始めて補正予算を組んでいますが、江別市として、今回の補正予算の中でそのような議論があったのか、あるいは、今後においてその部分があるのか、まずはという言葉の中で引っかかったので、確認をさせてください。

農業振興課長:今回のこの事業を進める中で、当然、我々としては農業者の支援という視点の下、生産者、そして、口頭ではありますけれども、以前から、関係農協等も含め、農業団体からも何らかの支援が必要ではないかという御意見を伺っているのは事実でございます。
今ほど委員からお話がありましたとおり、今回は酪農家にスポットを置いて事業化をしておりますけれども、当然、耕種農家についても、農作物を生産する上での肥料、そして、飼料、農業資材、全てにおいて、今回の物価高騰の影響を受けているということはお聞きしております。
この動きの中で、4月以降、まず、国で、農林水産省予算としては肥料ないし資材の高騰についての対応策というのを示されておりますし、ここ最近ですけれども、北海道においても、この物価高騰の状況を受けて、何らかの支援策ということで、農業団体の要請等も含めて事業化を検討されていると聞いております。
市と致しましては、まず、耕種農家の実態をお聞きする中で、当然、影響は受けていますけれども、まず今年の作物を作る上での肥料や資材については、既に準備済みということで、今後、秋から来年の作付に当たっての部分は皆さん相当不安を持っていると聞いておりますので、一応、その辺の内容については承っております。
次に、今回、対象となります酪農家については、昨年以降、コロナ禍に入ってから、当然、生産する上でのコストも高いという中で、ほかの耕種農家と比べて、売り物である牛乳の生産というか、売るに当たっての不安があると、もともとお聞きしておりました。直近では、3月に学校が春休みに入り、牛乳の生産が過剰になるという危機もあった中、関係者の御協力の下、何とかつくったものを廃棄することは避けられたところですけれども、次の段階として、夏休みにまたそのおそれがあるということを生産者から直接伺いましたので、順番として、今回、まずは牛乳消費をさせていただき、今後については、また関係機関と協議をさせていただきながら、必要な場合については検討したいと考えています。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
健康福祉部入室のため、暫時休憩いたします。(10:27)

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(10:27)
3健康福祉部所管事項、(1)第2回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第2号)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

管理課長:一般会計補正予算(第2号)の概要につきまして御説明申し上げます。
資料1ページをお開き願います。
3款民生費、2項児童福祉費ですが、低所得の子育て世帯に対する臨時給付金(物価高騰対策)は、物価高騰等に伴う低所得の子育て世帯に対する臨時給付金(上乗せ分)を措置しようとするものです。
次に、低所得の子育て世帯に対する臨時給付金事務費(物価高騰対策)は、先ほど御説明した臨時給付金の事務費です。
次に、放課後児童クラブ補食費等高騰対策事業(物価高騰対策)は、食材費等の高騰に伴う放課後児童クラブへの支援金を措置しようとするものです。
次に、教育・保育施設給食原材料費等高騰対策事業(物価高騰対策)は、食材費等の高騰に伴う民間保育施設等への支援金を措置しようとするものです。
資料2ページをお開き願います。
低所得の子育て世帯に対する臨時給付金(物価高騰対策)について御説明いたします。
初めに、1目的でありますが、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、食費等の物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行うため、国が実施する子育て世帯生活支援特別給付金と合わせ、臨時給付金を支給するものです。
次に、2及び3の支給対象者及び給付額ですが、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金の給付を受けた方で、給付額は児童1人当たり3万円です。
なお、このうち1万円分は北海道が独自に上乗せ支給するもので、市独自上乗せ分は2万円となります。
次に、4支給方法は、国の子育て世帯生活支援特別給付金に合わせ、支給する予定です。
次に、6スケジュール(案)では、先ほど御説明したとおり、国の子育て世帯生活支援特別給付金と合わせて支給するものでありますが、独り親世帯のうち、児童扶養手当の受給者については、国の子育て世帯生活支援特別給付金支給を6月末に予定しており、上乗せ分を同時に支給することが困難であることから、上乗せ分については、別途、7月中旬頃に支給する予定であります。
なお、周知方法は、対象となる世帯に個別で通知するほか、市ホームページなどで広く周知する予定であります。
次に、7予算(案)は、事業費を9,270万円、事務費を318万6,000円と見込んでおり、全額、国及び道費負担となります。
資料3ページを御覧ください。
放課後児童クラブ補食費等高騰対策事業(物価高騰対策)について御説明いたします。
初めに、1目的でありますが、コロナ禍における原油価格・物価高騰の中、放課後児童クラブで提供しているおやつや軽食について、保護者の負担を増やすことなく、これまでどおりの栄養バランスや量を保つことを目的として、市内の放課後児童クラブに支援金を交付するものです。
なお、支援金の交付を受ける事業者に対しては、市内販売業者でのおやつ等の購入を推奨する予定です。
次に、2対象事業者は、おやつ等を提供している市内の放課後児童クラブ22か所の運営事業者を予定しています。
次に、3支援金額は、令和4年4月1日現在の各施設の登録児童数に基づき、下表の区分に応じた金額を施設ごとに交付します。
また、積算根拠については、菓子の値上げなどを考慮し、児童1人当たりのおやつ代月1,000円の10%相当分を基礎として年間額を算出し、各施設の児童数の分布状況を基に区分しています。
次に、4事業費(補正額)は、115万2,000円を見込んでおり、財源につきましては、全額が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金となります。
次に、5交付までのスケジュールは、記載のとおりであります。
資料4ページをお開き願います。
教育・保育施設給食原材料費等高騰対策事業(物価高騰対策)について御説明いたします。
1目的でありますが、コロナ禍における原油価格・物価高騰の中、市内教育・保育施設で提供している給食について、保護者の負担を増やすことなく、これまでどおり栄養バランスや量を保つことを目的として、市内の教育・保育事業者へ支援金を交付するものです。
なお、支援金の交付を受ける事業者に対しては、給食において、地場産食材購入や提供を推奨するものとします。
2対象事業者は、市内民間教育・保育事業者で、給食未実施施設を除いて、認可外保育施設を含んだ計47施設が対象です。
3支援金額は、令和4年4月1日現在の各施設の在園児数に基づき、下表の区分に応じた金額を施設ごとに交付します。
なお、完全給食を実施していない施設については、週の給食提供日数に応じて金額を案分いたします。
また、積算根拠は、給食における地場産食材購入や提供などを考慮し、園児1人当たりの副食費公定価格月4,500円の10%相当分を基礎として年間額を算出し、各施設の児童数の分布状況を基に区分しています。
4事業費(補正額)は、1,650万8,000円を見込んでおり、財源につきましては、全額が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金となります。
5交付までのスケジュールについては、記載のとおりでございます。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

奥野君:資料2ページの低所得の子育て世帯に対する臨時給付金(物価高騰対策)のところで、少しお伺いしたいと思います。
細かいところで申し訳ありませんが、6番のスケジュール(案)で、特に申請型の世帯の申請に関して確認です。独り親世帯と独り親世帯以外の家計急変者というところがありますけれども、これはどの期間で急変されている方が対象なのか、確認をさせてください。
もう一つ、申請の期間は3月下旬となっていますけれども、3月下旬まで受付しているという認識でよろしいかどうか、確認させてください。

子育て支援課長:1つ目の御質疑の家計急変者はいつからの急変かですけれども、まず、独り親世帯のうち、年金等受給と家計急変につきましては、令和2年2月以降、コロナ禍以降の家計急変者が対象となります。
次に、独り親世帯以外の家計急変については、基準が変わりまして、令和4年1月以降の家計急変者となります。
次に、2つ目の御質疑の申請期限についてですが、独り親世帯と独り親世帯以外のいずれも令和5年3月までに事業を完了、すなわち支払いを完了する必要があるため、申請期限につきましては令和5年2月末までとなります。

奥野君:今の内容等も伺った上で、申請案内の件について、いろいろと時期が違っていたり、細かいところもあると思いますが、分かりやすいかどうかはあれですけれども、御案内の内容と、申請書が入っているかどうかを確認させてください。

子育て支援課長:御案内についてですけれども、それぞれ独り親世帯と独り親世帯以外、いずれも個別に御案内を差し上げるつもりでおりまして、その御案内の中には申請書がもちろん入っておりますのと、申請期限や家計急変につきましても、どこから家計急変した方が対象となり得るといった細かい事業の内容を記載して通知を差し上げる予定でございますし、市のホームページや広報えべつ等でも広く周知を図る予定であります。

奥野君:参考までにお聞きしたいのですが、今回、このような給付は初めてではないと思いますので、もともとこのような申請が必要と想定している数のうち、大体何割ぐらい申請があるのかがもし分かれば教えてください。
それから、例えば、申請をするに当たって、今まで問合せがあったのかどうか、対応していた状況と今後の対応について確認させてください。

子育て支援課長:こちらの8参考に記載されている独り親世帯と独り親世帯以外の数値ですけれども、これは、昨年度行われました同じ低所得の子育て世帯に対する給付を行ったものを参考につくっている数値でございます。実際、去年も申請型の方々はいらっしゃったのですが、今日、昨年度行われた給付金の予算組みに対して何割の申請があったというところまでは、申し訳ありませんけれども、資料を持ち合わせておりません。ただ、こちらの人数につきましては、1号補正で議決いただきました国の子育て世帯生活支援特別給付金の数値ですから、最大値を見込んでの数値になっておりますので、不足のないような予算組みをしているところです。
また、問合せ等ですけれども、令和3年度に行われました低所得の子育て世帯に対する臨時給付金でも同じ仕組みで給付を行ったのですが、申請勧奨を行いましたところ、結構、問合せを頂きまして、実際に窓口にいらしていただいたりして、収入がどの程度まで急変したのかを実際に数字を見ながら御相談させていただきまして、対象となる方には申請を行っていただいた次第です。
今回につきましても、同じように丁寧な対応を行っていきたいと考えております。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:資料3ページと資料4ページの放課後児童クラブと教育・保育施設の事業の両方に共通することですけれども、今回、物価高騰の中で食材費等が上がっているため、おやつ等や給食費への支援ということですが、ここにも書いていますように、原油価格高騰などで光熱費やそれ以外の物価も上がっている中で、それぞれの施設の運営自体も厳しいと思います。その中で、このおやつや給食費等を対象に支援される金額が、しっかりとおやつや給食に使われているかということをどのように確認されるのか、担保の仕方などについてお伺いします。

子ども育成課長:今回の事業につきましては、補助金というより、言わば事業者を応援する支援金という形で事務負担も軽減しながら迅速な対応を図りたいと考えているものでございます。
つきましては、実績報告等を要せず、交付申請の際に、目的外の利用に供しないことや保護者の負担を増やさないようにすること、さらには、地場産品をできる限り購入、提供することなどの同意書を頂く中で対応を図りたいと考えているところでございます。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、健康福祉部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(10:43)

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(10:43)
4総務部所管事項、(1)第2回定例会追加予定案件、アの一般会計補正予算(第2号)の概要についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

財務室長:一般会計補正予算(第2号)の概要について御説明いたします。
総務部提出資料を御覧ください。
1編成方針ですが、今次補正は、コロナ禍における原油価格・物価高騰対策等の措置を行うものであります。
2予算規模ですが、補正額は3億9,991万8,000円の追加となり、既定額の490億7,630万4,000円に加えますと、補正後の額は494億7,622万2,000円となるものです。
3一般会計款別事業概要でありますが、民生費では低所得の子育て世帯に対する臨時給付金(物価高騰対策)ほか計4事業、農林水産業費では地産地消牛乳消費応援事業(物価高騰対策)の1事業、商工費ではプレミアム付商品券発行事業(物価高騰対策)ほか計2事業、教育費では学校給食原材料費高騰対策事業(物価高騰対策)の1事業です。
なお、財源については、合計行の右側に記載のとおり、国費、道費が3億9,991万8,000円であり、今次補正では一般財源の負担はありません。
以上です。

委員長(清水君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

猪股君:全体的な考え方を伺いたいと思います。
今回は、補正予算として、原油価格と物価高騰対策ということで御提案を頂いているのですけれども、今までの各課の答弁を聞いていても、子育て支援だったり、観光振興であるなど、恒常的に市として取り組むべき内容とも捉えることができました。
例えば、観光振興だったら、江別市は農地が40%あって暮らしやすいまちですということを売りにしていたり、あとは、子育て応援のまちということも売りにしている中で、今回、給食費は石狩管内でも江別市は高い、学童保育も札幌市に比べたら高いということで、もしかしたら保護者負担も今後考えなければいけなくなってくるかもしれないというような答弁もあり、来年度以降、きちんと予算を確保して手当てをしていく必要性もあると考えるのですけれども、担当課のお考えをお伺いします。

財務室長:今回の補正予算の考え方ということと、来年度以降に向けてということでありますけれども、まず、今回の補正につきましては、国において新たに措置されました交付金を活用して、市内の経済対策、あるいは、生活者の支援に活用するということで補正を措置いたしました。
その視点としては、市民生活の支援という部分では、市としては子育て世帯の応援というところに重点を置いて予算化したもの、また、経済対策という部分につきましては、現在の物価高騰というのは非常に幅広いあらゆるものについて影響が生じているということでありましたので、一番自由度が高いプレミアムつき商品券という形で波及効果も期待しながら措置したところであります。まず、今回の補正は、現在生じている物価高騰対策に対する生活支援、そして、経済対策に向けて事業化したものでございます。
続いて、来年度に向けてということになりますと、物価高騰等の影響がどういった形で続いていくのか、継続するのか、または、収束するのか、あるいは、さらに高騰するのか、国際的な情勢もありまして、見通しがなかなか難しいところではございます。
来年度以降ということに向けましては、自治体としての責任、役割というのも当然ありますけれども、こういった大きな社会情勢の変化に対して、国等の措置がどのようになされるかということを注視しながら、あわせて、市、そして、市民の方々とどのように負担を分け合っていくのか、慎重かつ十分な検討が必要と考えております。

猪股君:十分検討いただけるということでしたので、しっかりと予算を確保していく必要があるところについては、しっかり話し合って検討していっていただければと思います。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。

吉本君:今後どうなっていくのか、なかなか見通しがというお話があった後にお伺いするのはあれですけれども、今回は、1次補正と2次補正を合わせると14億円ぐらいの額になるのですが、さらに物価高騰の品目が増えるのではないか、2年続くのではないか、3年続くのではないかというニュースもあります。
今回、14億円も使いましたけれども、国の動向もまだよく分からないと先ほどおっしゃっておりましたが、状況によっては、市として、さらに3次補正、4次補正も必要になってくるという認識をお持ちなのでしょうか。低所得の子育て世帯を中心にというお話で、それはそれとして重要なことと思いますけれども、低所得の方はまだまだたくさんいらっしゃるので、生活困窮をされている方への対応も必要であると私は思っているものですから、その辺りはもう少し補正をしていただいて支援する必要性があるのではないかという認識を今の時点でお持ちなのかどうか、お考えをお伺いします。

財務室長:今後の補正の必要性ということに関しまして、今回、国が措置されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分)につきましては、現時点で、江別市に対して4億2,517万4,000円ということで内示を受けております。
この交付金の活用状況につきましては、先日の1号補正で新型コロナワクチンの職域接種の関係で450万円充当を予定しております。
今回の2号補正におきまして、これらの事業の財源として3億1,401万8,000円を予算化しております。それらを差し引いた残りの額といいますか、留保額が1億665万6,000円ある状況でございます。
この1億円強の留保額につきましては、先ほど委員が御指摘のとおり、今後、引き続き、物価高騰の影響が広範にわたっていくということも考えられますので、時期や内容については現時点では未定でございますが、引き続き、必要な対策等について検討するとともに、その有効な活用に努めてまいりたいと考えております。

委員長(清水君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(10:51)

委員長(清水君):委員会を再開いたします。(10:52)
次に、5閉会中の所管事務調査(案)についてでありますが、財政運営についてを議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、6その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:53)