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経済建設常任委員会 令和4年2月14日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年5月17日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 一括議題の確認

(開 会)

委員長(高間君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(10:00)
本日の日程は、開会前に確認したとおり、次第に記載のとおり進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
水道部入室のため、暫時休憩いたします。(10:00)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:01)
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの令和3年度発注工事の遅延についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

水道整備課長:私から、令和3年度発注工事の遅延について御報告申し上げます。
資料の1ページをお開きください。
1工事概要でありますが、工事名は、江別市水道施設整備事業、文京台ポンプ場1、2号配水ポンプ動力盤外更新工事です。
契約につきましては、6月30日に入札を執行し、東興・江栄共同企業体と税込み額7,022万2,680円で7月5日に請負契約を締結したところであります。
工期は、当初、令和3年12月13日まででありましたが、請負者から、新型コロナウイルス感染症の影響で、半導体部品等の供給不足により製品納期に時間を要するため、当初契約工期内の工事完成が難しいとの申出がありました。そこで、一度工期を変更し、令和4年3月25日までとしました。
工事場所は、江別市文京台緑町地内外です。
工事概要は、文京台ポンプ場と上江別浄水場間を結ぶ通信回線を使用し、監視や記録を行う計装テレメーター盤1面、ポンプのモーター出力を制御するインバーター盤2面の更新です。
2遅延理由でありますが、請負者から、新型コロナウイルス感染症の影響で、世界的な半導体等の不足により、一度工期変更を行った後も部品の供給状況が改善されず、今回、更新工事を行う配水ポンプ動力盤ほかを構成する部品の入手が困難となり、契約工期内に工事が完成する見込みがなくなった旨の申出があったためです。
3今後の対応でありますが、水道部と致しましては、請負者からの申出による工事の遅延はやむを得ない事情であると認め、現時点では、おおむね令和4年6月に工事の竣工を見込んでおります。
また、事業費につきましては、契約工期内の完成部分は部分検査で支払い、未完成分は、地方公営企業法第26条に基づき、事業費の繰越しについて、令和4年第2回定例会に御報告する予定であります。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石田君:遅延による影響は、どの程度あるのでしょうか。

水道整備課長:更新工事でありますので、現在動いている施設が急に壊れるということがない限りは、影響はございません。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの水道メータ地上化の進ちょく状況と検針・収納方法についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

給排水指導担当参事:水道メータ地上化の進ちょく状況と検針・収納方法について御報告いたします。
水道メーターの地上化の推進と毎月検針の導入検討は、上下水道事業の最上位計画である江別市上下水道ビジョンにおいて、お客様サービスの向上の実現方策に位置づけており、平成27年度から開始した水道メーターの地上化が次年度の令和4年度で一巡する予定でありますことから、現在までの進捗状況等について御報告いたします。
初めに、私から、水道メーター地上化の進捗状況について御報告いたします。
資料2ページをお開きください。
水道メーターの地上化は、平成16年度から、新築住宅等の水道メーターに電子式メーターを採用し、平成27年度からは、使用中の地下式メーターの有効期間が満了する8年ごとの更新時にも電子式メーターに交換することで地上化を進めてまいりました。
地上化の推移については、記載のとおりで、8年ごとの交換が一巡する令和4年度に地上化率100%を目指してきましたが、令和3年度末で約89%となり、令和4年度末は約94%になると推測しております。
100%に達しない理由としては、表示カウンターの外壁への取付けや宅地内の舗装切断を伴う掘削に対しての承諾が得られない場合があるためです。
地下式メーターが残ることになりますが、今後も地上化のメリットを丁寧に説明し、引き続き、地上化率の向上を図っていきたいと考えております。
なお、地下式メーターと電子式メーターの比較については、資料4ページの参考1に、電子式メーターによる検針のメリットについては、資料5ページの参考2に記載しておりますので、御参照願います。
以上です。

料金収納担当参事:引き続き、私から、検針・収納方法について御説明します。
初めに、現在の江別市の検針と収納方法について、参考3に基づき御説明します。
資料6ページを御覧ください。
1は、検針により使用水量を確定させて料金をお支払いいただく方法で、毎月検針し、毎月請求する例を示しております。
それに対し、2江別市の精算方法は、2か月ごとに検針し、請求は毎月となっており、検針と請求の周期が一致しておりません。
左の図のとおり、1か月目は過去の使用実績に基づく認定水量で料金を請求し、翌月の検針で確定した水量により精算します。
精算の方法は、右の図のとおり、月ごとの使用水量が分からないため、使用者に有利になるよう、各月均等に使用したものとみなし、単価の安い、少ない水量に寄せて計算しております。
この精算方法は、条例で定めているところでありますが、これが原因で料金を還付する場合があります。
続きまして、資料3ページを御覧ください。
(1)検針方法の経緯につきまして、江別市では、昭和53年4月に、経費削減を目的として4か月検針を導入し、その後、水道メーターの地上化に伴い、平成27年10月から2か月検針に移行し、段階的に検針間隔の短縮を図っております。
次に、(2)毎月検針・精算型収納のメリットと課題について御説明します。
まず、メリットにつきましては、検針間隔の短縮により、漏水などの早期発見につながるほか、還付の減少等による事務の効率化や標準的な料金システム導入等により、費用削減を図ることができます。
一方で、課題としましては、検針体制の強化に伴う人件費増加を抑制するため、業務見直しなどの経費削減策を検討する必要があること、地下式メーターに係る冬期間の対応などが挙げられます。
最後に、(3)今後についてでありますが、基本的には、電気、ガスなどと同様、毎月、実際の使用水量を検針により確定し、料金を請求する精算型収納が最も確実で、使用者にとっても、事業者にとっても、負担が少ない方法であると認識しております。
令和6年度に予定している料金収納業務委託とハンディターミナルの更新に向けて、費用対効果など総合的に検討し、今後の方向性を見いだしていきたいと考えております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
経済部入室のため、暫時休憩いたします。(10:11)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:13)
2経済部所管事項、(1)報告事項、アの江別市鳥獣被害防止計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

農業振興課長:私から、江別市鳥獣被害防止計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果について御報告申し上げます。
資料の1ページをお開き願います。
本計画(案)につきましては、昨年11月15日の当委員会におきまして概要を御説明させていただいた計画案により、パブリックコメントを実施いたしました。
意見の募集期間は、令和3年12月7日から令和4年1月6日までで、1人の方から1件の御意見を頂きました。
意見の反映状況につきましては、AからEまでの意見に対する考え方の区分に基づき、Eその他の意見が1件ありました。
寄せられた御意見の内容と御意見に対する市の考え方は、資料の2ページに掲載しておりますので、御覧いただきたいと存じます。
今後は、パブリックコメントの実施結果をホームページ等で公表し、3月中に北海道との本協議を経て計画の策定、公表を行うとともに、各議員への配付を予定しているところでございます。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別市かわまちづくり計画の作成に係るパブリックコメントの実施についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

商工労働課長:それでは、私から、江別市かわまちづくり計画の作成に係るパブリックコメントの実施についてを御報告申し上げます。
資料3ページを御覧ください。
初めに、1概要についてですが、かわまちづくり計画は、河川空間とまち空間が融合した良好な空間形成を目指す取組を支援する国のかわまちづくり支援制度の登録をする際に、推進主体と河川管理者が共同で、決められた様式に従ってかわまちづくり計画書を作成し、国の審査を受けるものであります。
このたび、江別市街築堤整備(石狩川・千歳川堤防整備)を進めるに当たり、地域の魅力向上、まちづくりの活性化につなげるため、江別市かわまちづくり計画を作成し、かわまちづくり支援制度への登録を申請いたします。
次に、2計画案について御説明申し上げます。
別冊1の資料を御覧ください。
江別市かわまちづくり計画書(案)は、昨年度から開催し、江別市かわまちづくり協議会や、地元関係者などが参加する、江別市かわまちづくり勉強会での議論を基に作成しております。
別冊1の1ページから2ページを御覧ください。
初めに、市町村及び河川の概要についてですが、市の概要、市内の河川の概要、河川と江別市や民間事業者との関わり、これまで実施済みの関連施策、河川の利活用状況など、現在の市及び河川の概要について記載しております。
別冊1の3ページを御覧ください。
次に、水辺とまちづくりに関する基本方針についてですが、こちらは市の関連計画と、かわまちづくりの関係性、かわまちづくりの基本方針について記載しております。
別冊1の4ページには、かわまちづくりの基本方針を記載しており、目標を、地域に愛され、観光客等の外部の人間にとっても魅力的なかわまちとしております。
別冊1の5ページから6ページを御覧ください。
ソフト施策の個別施策計画書についてですが、これまでの江別市かわまちづくり勉強会などで出された意見を基に、ソフト施策の概要を整理しております。
ソフト施策の内容は、千歳川の水辺空間を活用した新たなイベントの企画、冬のイベント、アクティビティープランの設定、広域観光周遊モデルコースの設定とし、イベント案などの施策を記載しております。
別冊1の7ページを御覧ください。
こちらには、江別市かわまちづくり管理・運営組織の実施体制(案)を記載しております。
かわまちづくりの管理運営組織として、エリア全体の構想、外輪船等の運営管理を担う組織、実働組織として、条丁目地区や社会に対する熱い思いを持って共に活動する仲間・団体、また、連携・支援する団体として、大学などの機関、地元企業、外部企業、江別市、河川管理者、その他協力者にまとめております。
このような団体、個人と協力して、かわまちづくりを進めてまいります。
別冊1の8ページを御覧ください。
こちらは、支援整備内容の概要(ハード施策)についてです。
これまでの江別市かわまちづくり勉強会などでの議論を基に、ハード施策の概要を整理しております。
整備内容の概要は、外輪船(旧岡田倉庫)をかわまちづくりの拠点に位置づけ、市民に日常的に水辺を利用してもらい、水辺とまちをつなぐ人の流れや河川空間のにぎわいを創出するよう、条丁目地区、大川通地区の水辺整備を実施いたします。
ハード施策の内容は、千歳川の水辺整備、条丁目地区の施設整備、周遊コース案内看板等の整備です。
また、下のほうには、参考として、整備内容のイメージ図を記載しております。
別冊1の9ページから10ページを御覧ください。
こちらには、整備の必要性、有効性、整備の実現方策、推進体制、有効利用及び維持管理などについて記載しておりますので、御参照願います。
また、別冊1の11ページ以降には、江別市かわまちづくり協議会、江別市かわまちづくり勉強会の開催状況について記載しておりますので、こちらも御参照願います。
委員会資料の3ページにお戻りください。
この計画に対するパブリックコメントの実施についてですが、募集期間は、令和4年2月15日火曜日から令和4年3月14日月曜日までです。
配置場所等は、市役所第2別館商工労働課、市役所本庁舎情報公開コーナー、大麻出張所、情報図書館、市民交流施設ぷらっと、豊幌地区センター、市内各公民館、市ホームページです。
提出方法は、持参、郵送、ファクス、電子メールで可能となっております。
資料の4ページを御覧ください。
これまでの経過と今後の予定について記載しております。
江別市かわまちづくり協議会については、昨年11月の第1回協議会から、これまで5回開催し、旧岡田倉庫の利活用等の検討、江別市かわまちづくり勉強会の開催報告、江別市かわまちづくり計画書素案の確認などについて協議を行っていただいております。
また、江別市かわまちづくり勉強会については、市民や各種団体、民間事業者など広く参加可能で、かわまちづくり支援制度の紹介や意見交換を行う場として、昨年1月の第1回勉強会からこれまで7回開催し、かわまちづくりの基本方針、ハード整備、ソフト施策、運営体制などについて、グループワークなどを行って議論してまいりました。
今後の予定につきましては、2月15日から3月14日にパブリックコメントを実施した後、第6回の協議会にて江別市かわまちづくり計画書最終案の確認をした後、江別市かわまちづくり計画書の市長への答申を行い、令和4年5月には、江別市かわまちづくり計画書の国への申請を行う予定となっております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:この中で確認しておきたいことがあります。
関係団体や市民の力を引き出しながら取り組んでいくと思いますが、この計画書案を拝見した範囲で、1つだけ気になる点として、江別市でハードを整備し、維持管理コストが出てくると思います。そうした費用の見通しは市として立てているのか、それから、現時点では費用対効果などはないですが、行く行くはそういったことも検証しながらこの計画を進めていくことになるのか、その点について確認させてください。

商工労働課長:ただいま御説明しました計画につきましては、これから国へ申請する段階でございまして、今、ハード整備について御指摘がございましたけれども、この図の中では、国と市でそれぞれ整備する範囲がおおよそ決まっております。
この整備の方向性と具体的な整備の内容については、今後、国と協議しながら進めていく形になっておりまして、この計画を申請する際に、先ほど御指摘のありました実現可能性や費用対効果の問題についても説明を求められておりますので、実際に工事を実施する江別河川事務所と協議しながら進めていくことを予定しております。

高橋君:そういう内容が明確になった際には、その点を委員会に報告いただけるのか、あるいは、何らかの計画書の中に明確に打ち出していくということなのか、その辺はどのような段取りになっているか、教えてください。

商工労働課長:計画書を国に申請させていただき、実際に登録になりましたら、当然その内容については、委員会に御報告させていただくことを予定しております。個別具体の整備につきましては、各年度での予算取りもございますので、予算審査でも御説明させていただくことになると思っております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:私は、何度か勉強会等を傍聴させていただいたのですけれども、この江別エリアにおけるかわまちづくりは、今後、江別市にとっても非常に注目といいますか、新たな江別のまちづくりの位置づけとしては大変重要だと認識しているところです。
この計画書が出来上がって、ハード面は、御説明のあったとおりに進められていくと思いますけれども、ソフト面は、地域や民間の方々を交えながら、勉強会で何度も議論されてきていると思います。これまでの約1年間の勉強会、協議会の中から、行政としての何か手応えのようなものが具体的にあれば、お伺いします。

商工労働課長:この計画書は、御説明を申し上げましたとおり、市民議論を中心に据えて、これまで7回の勉強会などを通じ、いろいろな御意見を頂いております。
その中で出ている意見の中には、将来的には公共を頼らない市民の手による運営までできたらいいという議論もございました。この後、個別具体的な施策や、組織をどうするかという議論はまだ続くことになりますが、これまでの議論の方向性でいきますと、委員が御指摘のとおり、公共ではなくて市民自らが主体となって運営していく考え方に基づいて、いろいろな施策を考えていただいているという状況だと認識しております。
今後は、その方向性で議論が続けば、将来的にあの地域の人たち、あるいは、江別市の方たち全体で支えて発展させていく計画になると考えております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの感染症防止対策協力支援金についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

商工労働課長:それでは、感染症防止対策協力支援金について御報告いたします。
資料5ページを御覧ください。
初めに、1目的についてでありますが、この支援金は、国によるまん延防止等重点措置の適用を踏まえ、新型コロナウイルス感染症拡大抑止に向け、新型インフルエンザ等特別措置法による時短要請等に協力した事業者に対し、北海道から支給事務の依頼を受け、市から支援金を支給するものです。
次に、2支給対象者数ですが、市内事業所3,351件のうち、対象事業者は、北海道の試算により420件と想定しています。
次に、3対象施設及び申請要件についてですが、対象は、飲食店営業許可を受けて営業する飲食店等、キャバレー喫茶・カラオケボックス等の遊興施設、結婚式場のうち、次の全ての要件を満たす事業者です。
まず、従来の営業時間が午後8時までのお店については、支援金の対象外となります。
午後8時を超えて午後9時までの営業のお店の場合は、午前5時から午後8時までの営業時間に短縮し、酒類の提供を停止すること。
午後9時を超えて営業しているお店の場合は、北海道飲食店感染防止対策認証店、通称、第三者認証を取得することにより、午前5時から午後8時までに営業時間を短縮し、酒類提供を停止する、または、午前5時から午後9時までに営業時間を短縮し、酒類提供を午前11時から午後8時までとするか、どちらかを選択できるように今回から変更となっております。
認証店以外の場合は、午後8時までの営業時間に短縮して酒類提供を停止すること。
また、1月27日、遅くとも1月29日から2月20日までの要請期間全てにおいて、北海道からの要請に応じていただくこと。
要請期間中、営業時間短縮や酒類提供の停止などを店頭、店外に掲示すること。
1月26日時点で飲食店営業許可を取得し、かつ、要請期間の全てで当該許可が有効であること。
同一グループの同一テーブルへの入店案内は、原則4人以内とすること。
業種別ガイドラインや感染防止対策チェック項目を遵守すること。
カラオケ設備の提供を行う場合、利用者の密を避ける、換気の確保等、感染対策を徹底すること。
これらの条件を満たした場合に、支援金の対象となります。
次に、4給付額についてですが、まず、北海道飲食店感染防止対策認証店が、(1)営業時間午前5時から午後9時、酒類提供午前11時から午後8時の要請に御協力いただいた場合については、令和3年または令和2年1月から2月の1日当たりの売上高に応じ、中小企業及び個人事業主の場合、支援金の額は日額2万5,000円から7万5,000円、大企業の場合は、減少額に応じて、日額20万円、最大で500万円となります。
(2)営業時間午前5時から午後8時、酒類提供終日停止の要請に御協力いただいた場合につきましては、日額3万円から10万円、大企業の場合、減少額に応じて、日額20万円から最大で500万円となります。
認証店以外の場合は、要請内容の選択をすることはできず、営業時間午前5時から午後8時、酒類提供終日停止の要請に応じていただいた場合に、日額3万円から10万円、大企業の場合は、減少額に応じて、日額20万円、最大で500万円が支給されます。
次に、5早期給付についてですが、これまで営業時短等要請に伴う協力支援金は、原則、要請期間終了後に申請受付、給付を行っておりましたが、令和4年1月、2月分については、対象の施設を管理する中小事業者・個人事業主は、これまでに飲食店等向け協力支援金の受給実績があり、支給額を売上高に応じて算出する事業者について、要請期間終了前の申請により、給付額の一部として35万円を早期給付として受けることができるように変更となっています。
なお、早期給付を受けた場合は、要請期間終了後の本申請をする必要があります。
6補正予算(案)については、事業者への支援金が4億6,962万5,000円、支援金事務費が1,124万1,000円となっており、財源については、全額が国費及び道費となります。
最後に、7スケジュール等についてですが、令和4年2月4日から2月14日まで早期給付の申請受付をしており、現在、給付の手続をしているところです。
2月21日月曜日以降、本申請の受付開始を予定していますが、詳細は未定となっております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:北海道で組み立てている制度ですので、内容について質疑するのは、もしかしたらずれているとは思いますが、去年の支援金から、午後8時以降も営業していたお店が対象となってきたことで、もともとの営業時間の要件で外れてしまっている飲食店も随分多いかと思います。それでも、外食を自粛しようという方も随分いて、経営的にかなり厳しくなっているという話も伺っています。北海道は、夜の営業時間帯で営業している飲食店のほうが影響が大きいから、集中的に支援しているのか、何かその辺りの制度設計上の説明をお聞きになっていれば、お伺いします。

商工労働課長:今回のまん延防止等重点措置に係る支援金の制度につきましては、期間が25日と長期に及ぶため、早期給付については、全道的に取り入れるという御説明を受けておりますけれども、制度の設定については、特に説明はございませんでした。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第1回定例会予定案件、アの都市と農村の交流センター条例の一部改正についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

農業振興課長:それでは、私から、都市と農村の交流センター条例の一部改正について御説明申し上げます。
資料の7ページを御覧願います。
まず、1改正理由でありますが、当市の地域資源を活用して都市と農村の交流を図る目的で設置している江別市都市と農村の交流センターにおいて、現行の多目的広場に、令和4年4月から少年野球場が開設されることを受け、多目的広場として利用しているスペースが実質的になくなることから、条例の一部改正を行うものであります。
次に、2改正の内容についてですが、条例別表から表中、多目的広場1時間につき400円を削除し、併せて、備考7の文中、及び多目的広場の文言を削除するものであります。
次に、3施行期日ですが、令和4年4月1日とするものであります。
なお、資料の8ページに新旧対照表を添付しておりますので、併せて御参照いただきたいと存じます。
次に、資料の9ページをお開き願います。
この資料は、江別市都市と農村の交流センターの少年野球場開設後の施設配置予定図となっておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの令和4年度フラワーテクニカえべつの事業計画についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

農業振興課長:それでは、第1回定例会に報告を予定しております令和4年度フラワーテクニカえべつの事業計画につきまして御説明いたします。
お手元の資料の右上に別冊2と書かれた第30期令和4年度事業計画書の1ページをお開き願います。
初めに、事業計画でありますが、江別市花き・野菜栽培技術指導センターの指定管理や花卉苗及び野菜苗の播種・育苗事業並びに黒ニンニク製造販売事業を行うほか、ガーデニングフェアや栽培指導の実施などにより、生産者への苗の安定供給や市民への栽培技術の普及促進向けた事業を引き続き行ってまいります。
次に、別冊2の3ページをお開き願います。
(2)予定損益計算書でありますが、まず、売上高は、JA道央からの野菜苗の播種・育苗に係る受託事業収入、黒ニンニクの製造販売、ガーデニングフェアの実施による収益、江別市花き・野菜栽培技術指導センターの指定管理料を合わせまして、9,293万3,000円を予定しております。
一方、売上原価につきましては、野菜苗の播種や育苗に係る受託事業原価が3,204万円、販売費及び一般管理費につきましては5,800万8,000円を予定しております。
これらを差し引いた営業利益は288万5,000円を予定しており、このほか営業外収益及び法人税等を精算いたしますと、当期純利益は288万5,000円となる予定であります。
なお、別冊2の2ページに予定貸借対照表、別冊2の4ページには製造原価予定明細書、販売費及び一般管理費予定明細書を記載しておりますので、内訳につきましては、そちらを御参照いただきたいと存じます。
最後になりますが、参考資料として、もう1つ、右上に別紙と書かれた令和3年度営業収支予定表を添付いたしましたので、こちらについても後ほど御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(10:42)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:43)
3建設部所管事項、(1)報告事項、アの交通事故についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

土木事務所長:私から、交通事故について御報告いたします。
資料の1ページをお開きください。
今回の事故でありますが、去る1月5日水曜日の午後2時45分頃、雪対策課の職員が運転し、当職が同乗する公用車が、市内の道路状況の確認のため、市道江別太南大通りの中央側車線を東方面に向けて走行しておりましたところ、歩道側の車線で停止していた宅地内の排雪作業を行うダンプトラックが突然発進し、直後に当方の左側面に衝突されたものであります。
損害の程度でありますが、当方の車両は、左側の前方及び後方のドアの損傷であり、相手側車両は、右側の前方バンパー等の損傷であります。
また、双方とも低速であったことから、幸いにも人身事故には至りませんでした。
今回の事故は、状況から判断いたしまして、回避することは困難であったと考えるところでございますが、公用車を使用する際には、さらなる安全確認の徹底を図り、事故の防止に努めてまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの損害賠償請求事件についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

土木事務所長:令和3年12月21日、損害賠償請求事件に係る訴状の送達が江別市にありましたので、その経緯について御報告いたします。
資料の2ページをお開きください。
原告は、江別市在住の男性であります。
請求の趣旨及び概要でありますが、江別市の除雪方法に問題、置き雪が発生することがあることが原因で、1公道の通行、敷地から公道への通行、ごみステーションを利用する権利が侵害されたこと、2置き雪の処理という労働を事実上強制されたことなどによる精神的苦痛による損害として30万円、3有料業者に処理を依頼した分の財産的損害として2万円、合計32万円について、国家賠償法及び民法に基づき損害賠償請求を行うとの内容であります。
これまでの江別市の対応及び経過でありますが、平成25年4月から5月頃にかけて、玄関前やごみステーション前の置き雪などについて、メールでのやり取りを行っております。
また、平成27年1月から2月頃にかけ、同様の内容でメールでのやり取りのほか、職員や事業者との立会も行っております。
次に、平成30年1月から5月頃にかけて、置き雪に関する法的問題などについて、法制担当部署や広報担当部署も交え、メールでのやり取りを行っております。
本年12月21日の訴状受理後、顧問弁護士と対応を協議し、去る1月25日に第1回口頭弁論が行われましたが、裁判官より、本件は札幌地方裁判所への移送が適当とされ、原告も異存がなかったことから、地裁への移送が決定したところであります。
次回審理の日程は、未定となっております。
置き雪に関しましては、深夜から朝方までの限られた時間や体制の中、市内全ての道路交通、特に緊急自動車の通行を確保するため、除雪した雪を道路脇に寄せるかき分け除雪を行っております。
そのため、玄関や車庫前にやむを得ず発生する置き雪の処理につきましては、広報やホームページ、パンフレット等におきまして御協力をお願いさせていただいているところであります。
今後におきましても、顧問弁護士と協議し、適切に対応してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの除排雪事業の状況(2月7日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

土木事務所長:2月7日現在の除排雪事業の状況について御報告いたします。
お手元の資料3ページをお開きください。
まず、(1)降雪状況等についてでありますが、本年度は11月27日に初めて積雪を観測しましたが、本格的な根雪は12月17日となりました。
下の表を御覧ください。
これまでのところ、2月7日午後5時までの累計降雪量は509センチメートル、積雪量は164センチメートルであり、いずれも前年度や過去5年平均を大きく上回る状況で推移しております。
続きまして、中段のグラフを御覧ください。
このグラフは、本年度と前年度、過去5年平均について、累計降雪量を折れ線で、積雪量を棒グラフでそれぞれ表したものであり、いずれも1月上旬からの大雪により大幅に上昇しております。
なお、本日、2月14日午前9時現在では、累計降雪量は529センチメートル、積雪量は134センチメートルとなっております。
続きまして、(2)除排雪事業の実施状況についてでありますが、除雪につきましては、前年度や過去5年平均よりも多い、13回の市内一斉出動を行っております。
次に、運搬排雪につきましては、12月27日から幹線道路やバス路線などを中心として実施しており、自治会排雪につきましては、例年並みの104自治会の申込みを受けております。1月24日から開始し、3月2日に完了を予定しております。
続きまして、本年度の大雪の対応について御報告いたします。
資料4ページをお開き願います。
まず、1降雪量・積雪深でありますが、本年度は、1月と2月の2回にわたり短期集中的な大雪に見舞われ、特に、2月の大雪では、2月7日午前9時現在の積雪深が172センチメートルとなり、観測史上最大値を更新したところでございます。
このことを受けまして、2雪害対策会議でありますが、江別市地域防災計画の規定に基づき開催し、除排雪に関しては、幹線道路、バス路線や通学路等をはじめ、主要な幹線について、国や北海道への応援要請等も含め、除排雪の体制強化を図るほか、市民への情報発信を行うと決定されたところであります。
なお、国や北海道に対しましては、市長が2月9日に江別市の雪害の状況を伝え、除排雪体制の強化など、支援策を検討していただくよう要請いたしました。
その結果、2月12日夜から、北海道開発局札幌開発建設部の御協力で、運搬排雪の部隊、大型ロータリー、除雪グレーダー、除雪ドーザー、ダンプトラック、交通誘導員等の御支援を頂き、運搬排雪を進めております。
また、北海道におきましては、2月15日、16日の2日間、運搬排雪の部隊を支援していただく予定でございます。
さらに、1月に引き続き、市外の事業者による運搬排雪を、本日から3日間実施する方向で急遽調整しているところであります。
次に、3道路状況でありますが、大雪に伴い、市内各所で道路幅員の狭窄や路面状況の悪化により、車両の交差困難やバス路線の運休が多数発生しております。
例えば、1月の大雪では、北海道中央バスの江別2番通線などが14日間運休となったほか、2月の大雪でも複数の路線で運休が発生しております。利用者の皆様には、御不便をおかけしているところであります。
次に、資料5ページをお開きください。
4道路幅員確保のための取組でありますが、運搬排雪につきましては、雪堆積場への運搬路、バス路線、幹線道路などを優先して実施しており、片側のみのカット排雪も緊急的に併用することにより、短期間で作業延長の延伸に努めております。
また、1月25日から27日においては、市外事業者の協力の下、排雪体制の強化を図ったほか、稼働可能な大型ロータリー、人員等を可能な限り確保して排雪部隊を追加しておりましたが、これは一部の運転手を除き、市職員が主体となり、自ら運転手や誘導員等を務めることにより実施しております。
次に、拡幅除雪につきましては、運搬排雪に加えて実施するものであり、歩道ロータリーによるほか、大型ロータリーと除雪ドーザーによる大規模な拡幅除雪についても追加して実施しております。
また、自力排雪と致しまして、市の公共施設管理者の了承を得た上で、支障のない場所へ緊急的に投雪し、早期の道路幅員の確保に努めているところであります。
次に、5雪堆積場における取組でありますが、大雪に伴い、民間の排雪業者の皆様からの御要望を受け、1月16日は休養日でありますが、石狩川雪堆積場を急遽開設したほか、1月18日から22日にかけて、大麻13丁目雪堆積場の開設時間を3時間延長しました。
また、2月10日から2月17日までの期間、一般開放しております石狩川、大麻13丁目、早苗別の雪堆積場の開設時間を2時間延長しております。
次に、6市民への情報発信でありますが、市ホームページにおきまして、1月14日に、急遽、江別市の道路除排雪状況についてを掲載し、1月19日からは当日朝の主な作業内容の掲載を開始したほか、1月21日には市長の緊急メッセージ、2月6日には、大雪警報の発令や市民の皆様に不要不急の外出自粛をお願いしたほか、2月7日には、歴代の最深積雪量を超過したことや除排雪の状況等を掲載しているところであり、今後におきましても、情報発信を継続してまいりたいと考えております。
次に、7その他でありますが、1月18日から19日及び2月8日から、土木事務所と教育委員会の合同により、小学校の通学路のうち幹線道路の交差点の歩道において、緊急点検を実施しているところであります。
最後になりますが、除排雪事業に係る予算につきましては、現在、1月分の集計の最終作業をしている最中でございますので、今後は、運搬排雪のほか、2月にピークを迎えます自治会排雪の費用等がかさむ可能性が高いため、今後の執行状況を見据えつつ、総務部財務室財政課とも協議し、適切に対応してまいりたいと考えております。
改めまして、今回の大雪に伴い、市民の皆様の日常生活に多大な影響が出ましたことにつきまして、おわび申し上げます。
2月も半ばを迎えておりますが、今後におきましても、降雪状況や道路状況を把握しながら、安全で円滑な交通の確保のため、除排雪事業の推進に最大限努めてまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

島田君:時間的なこともあるので要望にとどめておきますが、自治会排雪について、2点ほど要望したいと思います。
まず、今回の大雪で、自治会排雪が1日で終わる予定のところ、2日あるいは1日半かかっていたと思いますが、それについて、連絡があった自治会となかった自治会があります。連絡がなければ、自治会もかなり混乱したのではないかと思いますので、その点について、今後、こういうことのないように、きちんと一報を電話でもいいですから入れていただきたいです。
もう1点、委託料の関係ですが、昨年のように雪が少ないときもあれば多いときもあったりして、大体バランスが取れていたのですけれども、今回、雪がかなり多く、普通より1.7倍ぐらい多かったと思います。
それで、要望ですけれども、委託業者はかなり経費もかかっていますので、その辺の対応を検討していただければと思っております。
今回の大雪で、所管の方々、江別環境整備事業協同組合の方々、業界の方々は、大変忙しい思いをして頑張っているところはよく分かりますので、その点、しっかりと検討していただくよう要望します。

建設部長:今、要望ということだったのですが、自治会排雪を始めるに当たって、事前に自治会に連絡することを江別環境整備事業協同組合と話をしていたところですけれども、江別環境整備事業協同組合内部でもバタバタしている状況があるせいなのか、連絡が行われていないという話も少し聞こえておりますので、その辺、私どもからも江別環境整備事業協同組合に対して強く指導してまいりたいと考えております。
また、2つ目の費用に関しましては、自治会に追加費用を求めるようなことはございません。かかった大型ロータリーやダンプトラックの経費は市で負担する部分もございますので、かかった経費は我々でお支払いして、事業者に迷惑をかけないよう江別環境整備事業協同組合とも調整していきたいと思っているところです。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:かつてない雪の降り方で、大変御苦労を頂いていると理解しているところです。ただ、今日の時点でも、まだバスが運行していない地区が何か所かあります。その辺りは、頂いた資料で幹線道路やバス路線を配慮して排雪を行っていただいているとありますが、念頭にバス路線を通す見通しがあり、作業をしているのか確認させてください。

建設部長:私どもも、幹線道路、バス路線、通学路が非常に重要だと認識しております。現在のバス路線の運休状況は、企画政策部とも連携を取って、最新情報はいろいろと頂いております。その中で、線路南側においては、まだまだ通れていない状況もある中で、夕鉄バスなどは、あけぼの町から新札幌を一部ショートカットして何とか通っていただいている状況にありますけれども、まだ運行本数は少ないということです。
北側の地区におきましても、北海道中央バスの循環の路線などはまだ非常に厳しいという中で、路線の排雪を念頭に置きながら作業を進めているのですけれども、雪が多いことと、1月の雪が重く湿った雪で非常に凍って硬いことで、作業効率も非常に厳しい状況でございます。
そういった中で、先ほど土木事務所長から報告したとおり、急遽、国や北海道の応援が入ることが決まりましたし、市外の事業者も今日から3日間何とか調整が取れて行っているところでございます。今週、排雪体制を非常に強化して、何とか一日でも早くとは思っておりますが、それでは、いつできる見通しなのかということは、今日の時点ではお答えすることができないことを御理解いただきたいと思っております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

干場君:また大雪が降るかもしれないということを踏まえて、1点だけ確認をさせていただきます。
報告をしていただいた中の7番目の学校関係のところですが、2月6日に雪がすごく降って、確かに通学路も除雪が入ったと思います。その後も降って、私の身長とまではいかないですけれども、本当に歩道を塞いでしまうところが、私の住んでいる地域で散見されました。
これは市教育委員会の所管にも入りますが、保護者の皆さんに聞くと、休校になると思っていたけれども、野幌小学校以外は2時間遅れで普通登校だったということです。
子供たちの安全確保という観点から、登校できるかどうかの判断は、どのようなプロセスがあるのか、改めてお聞きします。

土木事務所長:通学路については、先ほど委員がおっしゃったこともありまして、我々も教育委員会と相談しまして、大雪の後については、江別地区、野幌地区、大麻地区、3班体制で学校周辺の幹線的な道路の歩道を確認しました。
その中で、雪があって通れない、雪山で滑りやすいところについては、スコップや砂を持っていくという緊急的な対応をしております。
ただ、どうしても人力でできないところについては、江別環境整備事業協同組合に連絡して、歩道ロータリーで開けたりといった対応等を行っております。
子供たちが通学できる、できないの連絡体制については、教育委員会へ大雪になる前も、なってからも、こちらから情報提供はしております。
ただ、学校を休校にするかどうかについては、私どもで判断はできないものですから、教育委員会とも情報共有しながら、なるべく早め早めの対応をしたいと考えております。

干場君:建設部として、教育委員会への情報提供は行ってきたということですので、それについては一応理解いたしました。
今後に向けて、いろいろと検討していただきたいと思います。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

齊藤君:高橋委員、干場委員から、公共バスの状況や子供たちの通学の関係についてお話しいただいたところですが、通学路にも様々な状況があって、子供が歩く歩道を確保できる道路とできていない道路があると思います。
道路自体が細くて、通常から歩道をなかなか確保できないので、車と一緒に子供たちが車道を歩いている通学路もあります。そういったところは、特に今回のような大雪の場合、すり鉢状が非常に危なくて、子供たちが車と共有して車道を歩くものですから、車は本当に気をつけて走っているとは思いますが、そういったところの情報について、学校、教育委員会との連携を密にお願いしたいということは、所管が違う教育委員会にもお願いしているところですけれども、道路パトロール中でも、意識をしていただいて、ぜひ子供たちの安全確保のためにお願いしたいと思っております。
砂などをまいている事実もあり、パトロールをしていただいていることは確認しているところですけれども、いま一度、お願いしたいと思っております。
今回は、本当に災害と言っていいぐらいの雪の状況です。今、干場委員からもお話があったのですが、歩道自体も自分の背丈以上のところ、自分の幅ぐらいのところの歩道を歩くようなところも現にあります。そういったところなども十分点検していただいた中で、今後の対応をしていただくと理解はしておりますが、市民にとっては、市が一生懸命行っている状況が見えていないし、聞こえていません。ですから、市民の皆さんと共有できるようなことも今後必要かと思います。私は、SNSでの発信等もよく見ておりますし、今まで以上に努力していただいていることも確認しているところですが、もう少し市民との共有を考えていかなければならないと思っております。
また、この大雪ですから、当然、市民の皆さんも努力しなければなりません。市も努力していることを理解しつつも、努力しているところにまた置き雪ということで、今回もいろいろな苦情がありました。こういったことも、また、今後の雪対策の状況の中で考えていかなければならないことと思っておりますので、置き雪対策も、今後の検討課題としてお考えいただければと思っております。
ある意味、市民に協力していただくことは当然というか、共有していかなければならないこととしても、今回の雪の降り方を見ていると、市としても、これまでと同じような状況でいいのかと感じた部分もあったものですから、その辺も今後の協議の中に入れていただけたらと要望します。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。(11:10)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(11:14)
次に、エの大麻駅跨線人道橋改築に係る経過報告についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

都市建設課長:それでは、私から、大麻駅跨線人道橋改築に係る経過報告について御報告いたします。
資料の6ページを御覧ください。
大麻駅跨線人道橋の改築に係る事業概要やスケジュール等につきましては、昨年6月3日の当委員会で御報告させていただいたところですが、今回、JR北海道との協議を踏まえ、当事業について遅延が生じることとなりましたので、経過を報告いたします。
まず、1JR北海道協議経過から御説明いたします。
JR北海道との協議につきましては、令和元年度から開始しており、現地の調査結果を基に、人道橋計画や概算数量など、予備設計を踏まえ調整してきたところです。
令和2年度には、人道橋架け替えのための詳細設計を発注し、施工方法、施工区分や新設駐輪場計画等に関する協議を進めてきたところです。
令和3年度に入り、JR北海道との協定締結について、当年度に行いたい旨を伝えておりましたが、昨年11月に、新幹線事業により工事発注部署の人材不足で、現時点では、協定締結、工事着手時期は未定であるとの報告がありました。
その後、JR北海道に再確認したところ、令和4年度からの工事着手は不可能であり、今後の着手時期も未定との回答でした。
次に、2事業の流れについてですが、先ほど協議経過の中で説明したとおり、令和元年度から予備設計、協議を開始し、昨年度は詳細設計を行い、具体の施工方法、概算工事費、施工区分、作業内容等についての協議を進めてきました。
協議がまとまった段階で基本協定を締結し、令和4年度から工事に着手し、供用開始を予定しておりましたが、現在は矢印の協議中の状態となっております。
次に、3現況大麻駅跨線人道橋の点検結果について御説明いたします。
今年度に点検を行い、床版の剥離や鉄筋露出、水平クラック等が生じている状態で、健全度は4段階のいいほうから3番目の判定で、早期に措置を講ずべき状態との点検結果でした。なお、この結果は、平成28年度の点検時と同様で、損傷の進行が著しい箇所はありませんでした。
平成28年度の点検以降、これまでに人道橋本体のコンクリート片の浮き、剥離部分の除去や落下防止ネットの設置等を行っております。
今後の対応方針としましては、当人道橋は、全ての部位で変状しているわけではなく、コンクリートのかぶりが薄い等の施工不良が顕在化したもので、直ちに不安定な状態にならないと考えております。
しかしながら、ひび割れ等が進行し、床版の劣化により陥没等の状態にならないよう経過の観察が必要なことから、JR北海道と安全対策について協議を継続しつつ、人道橋の架け替え終了までは変状の監視を続け、必要な補修を行う考えであります。
最後に、今後のJR北海道への対応方針としましては、事業着手について、前倒しの可能性を探りながら、早期の基本協定締結及び工事着手に向け、引き続き協議を継続してまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:それはJR北海道側の問題ですので、ここで質疑は致しませんが、事業の遅延についてJR北海道側が新幹線事業を理由にしていることが許されないものだと感じます。跨線人道橋の劣化の問題も、もちろんありますが、何より切実に求められているのは地域の高齢化の問題です。あの地域の場合は、踏切等がないので、大麻と文京台地区を行き来することが難しく、そこに高齢化が拍車をかけています。
文京台地区は学生が多いので、若い人たちが多いまちと思われがちですけれども、一戸建て等にお住まいの方たちに限って見れば、高齢化が相当進行している状況で、さらに文京台地区にあったスーパーが撤退し、JR大麻駅の北側のスーパーに買物に行くというかなり大変な状況になっております。この一、二年の間にもそういう変化が出てきていますので、特に御高齢の方たちにとっては、切実な問題です。
今ほどの報告の中で、前倒しの可能性も探りながら、江別市としては、JR北海道側に積極的に交渉をしていっていただけると理解したのですけれども、当初、説明されていた以上に事業の完成年次がずれ込むという可能性がかなり高いということなのか、その辺りの見込みといいますか、考え方について教えてください。

都市建設課長:ただいまの御質疑は事業の完成年次についてということでありますが、JR北海道に確認したところ、来年度、令和4年度の事業着手、工事に入れないのは確認済みでございます。
当市としても、先ほど御説明の中でもお話ししましたけれども、工事着手を少しでも早められないかどうかを念頭に、今後もJR北海道と協議をする際には強く要望してまいりたいと考えております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

齊藤君:御説明の中では、着手が不可能で、今後も未定だという説明があったのですけれども、結果的には、着手が決まっていないと協定を結べないという現実があります。今後、JR北海道と協議を継続していくということですが、本来の事業までの安全対策については、当然、連携を取って協議を行っていくことになると思いますけれども、その辺はどのようなお考えなのか、お聞きします。

都市建設課長:安全対策についてでございますけれども、基本的には、JR軌道敷地内に影響が出ないような措置、もしくは、人道橋の通行上支障がないよう未然に防ぐという措置を、今後もJR北海道と長期的な対策を講じていきたいと考えております。

齊藤君:今のところ、未定という状況ですが、その辺は、今後もJR北海道との協議をしっかりと行っていただきたいと要望いたします。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、オの江別の顔づくり事業の整備完了報告について及びカの江別の顔づくり事業に係る社会資本総合整備計画等の実施結果についてを一括議題と致します。
本件に対する一括報告を求めます。

野幌駅周辺区画整理担当参事:それでは、江別の顔づくり事業の整備完了報告について御報告いたします。
資料の7ページをお開き願います。
(1)概要についてでありますが、江別の顔づくり事業については、平成18年度に連続立体交差事業、土地区画整理事業、街路事業の都市計画決定を行い、順次、事業に着手し、16年の事業期間を経て、今年度、道事業である道道8丁目通りの完成により、全ての基盤整備が完了します。
これを踏まえて、これまでの事業の取組や整備効果などの実績を報告書として取りまとめ、公表する予定です。
(2)報告書についてでありますが、別冊資料のとおりであります。
(3)公表の時期についてでありますが、本年3月に市ホームページ、広報に掲載を予定しております。
それでは、別冊資料の1ページを御覧ください。
1事業化の背景についてでありますが、(1)事業化の背景・課題、(2)都心地区の整備方針について記載しております。
次に、別冊資料の2ページを御覧ください。
2事業の概要についてでありますが、事業内容としては、連続立体交差事業、土地区画整理事業、街路事業、その他事業の4事業で構成しています。
全体事業費につきましては、表の右下になりますが、当初計画では376億円でありましたが、実績では330億円となりました。
これは、市民交流施設の設置に係る計画を公設公営から民設民営に変更したことや、事業実施に伴う精査、事業費の確定によるものとなっています。
次に、別冊資料の3ページを御覧ください。
3事業の取組状況、3-1南北市街地の一体化によるコンパクトな市街地形成についてでありますが、鉄道の高架化や道路網の整備、駅前広場の整備による交通結節点機能の強化などにより、鉄道で分断されていた南北市街地の一体化を図り、歩いて暮らせるコンパクトなまちづくりを進めました。
別冊資料の3ページ中段以降は、鉄道高架化に伴う踏切除却による交通渋滞の解消について、別冊資料の4ページから5ページにかけましては、鉄道高架下の横断道路の増や南北を横断する交通量の増加状況、北口・南口駅前広場の整備による交通結節点機能の強化などについて、別冊資料の6ページから7ページにかけましては、電線類の地中化や駐輪場の整備などについて、別冊資料の8ページでは、市民憩いの緑空間の創出に向けた野幌中央緑地やグリーンモールの整備について記載しています。
次に、別冊資料の9ページを御覧ください。
3-2都市機能の充実による中心市街地の活性化についてでありますが、商業業務機能、文化交流機能、交通結節点機能などの都市機能の集約や商店街の活性化の推進等により、野幌駅周辺のにぎわい創出に向けた取組を進めています。
(1)都市機能の充実についてでありますが、野幌駅周辺では、市民交流施設やホテルの建設、魅力ある商業施設や業務ビルなどの開業により、新たな人の流れが生まれています。
別冊資料の10ページから11ページにかけましては、新たに立地、開業した施設の稼働状況などについて記載しております。
次に、別冊資料の12ページを御覧ください。
(2)商店街の活性化についてでありますが、地元商業団体や地域住民などにより設置された野幌駅周辺地区活性化協議会を中心に、野幌駅周辺地区活性化計画に基づいた様々な取組が進められており、別冊資料の12ページから13ページにかけまして、交流拠点八丁目プラザのっぽの稼働状況や、れんがの町にふさわしいまち並みづくりに向けた取組、イベント、お祭りなどの実施状況について記載しています。
次に、別冊資料の14ページを御覧ください。
3-3その他の波及効果についてでありますが、そのほかの政策や民間事業者による開発動向などとの相乗効果により、江別の顔づくり事業の直接的効果のほかに、地価の上昇や人口増加など、さらなる波及効果が生まれました。
(1)人口動態の変化についてでありますが、別冊資料の14ページから15ページにかけまして、大規模な宅地造成に伴う転入の状況、市内全体と都心地区内の地価の変動率の推移、別冊資料の16ページから18ページの中段にかけまして、戸建て新築件数推移や市外からの転入新築推移、年少人口の推移、社会増減・自然増減の推移、市内人口の推移・推計を記載しております。
次に、別冊資料の18ページ下段を御覧ください。
(2)利便性・快適性の市民満足度についてでありますが、JR野幌駅周辺の利便性などが向上し、市民満足度が事業着手前より3割近く上昇しました。
次に、別冊資料の19ページを御覧ください。
4今後について、(1)交通安全対策についてでありますが、道路網の整備の進捗に伴い、歩行者通行や自動車交通の安全性の向上のため、信号機や横断歩道などの交通安全施設の設置について、北海道公安委員会へ要望してきましたが、いまだ設置に至っていない交差点があり、今後も引き続き、交通安全施設の設置について、北海道公安委員会へ要望していきます。
次に、別冊資料の20ページを御覧ください。
(2)野幌駅周辺の未利用地についてでありますが、JR野幌駅周辺には、大規模な市有地や民間が所有する大規模宅地の未利用地があり、また、高架下の一部の土地利用が進んでいません。
今後についてでありますが、市営駐車場跡地の土地利用については、不動産市況の動向をうかがいながら、民間事業者との意見交換を継続し、効果的な利用方法について、引き続き検討を進めます。
また、民間が所有する大規模宅地や高架下の土地利用については、駅周辺のにぎわいに向けた早期の活用について、引き続き土地所有者へ要望します。
次に、別冊資料の21ページから22ページを御覧ください。
(3)商店街の活性化についてでありますが、野幌駅周辺地区活性化協議会では、平成20年に野幌駅周辺地区活性化計画を策定し、実現に向けた取組を進めています。
現在、8丁目通り沿線には空き地や空きテナントがあり、また、多様な業種業態の店舗減少、商店街への来街者も減少傾向にありますが、キッチンカーイベントの開催など、新たな取組も進められています。
今後についてでありますが、現在取組を進めている野幌駅周辺地区活性化計画の実施状況について、野幌駅周辺地区活性化協議会とともに評価し、多くの人に足を運んでもらえる商店街づくりの取組を促進します。
また、JR野幌駅周辺地区の地域のニーズを把握し、地元関係団体などによる店舗等の誘致や駅前広場をはじめとする駅周辺の施設イベントなどでの活用を支援します。
次に、別冊資料の23ページを御覧ください。
5事業の総括についてでありますが、事業の目的、整備方針と現在の状況については、記載のとおりであります。
事業の総括としては、鉄道の高架化や道路網の整備などにより、南北市街地の一体化が図られました。
JR野幌駅周辺では、都市機能充実や商店街での様々な取組により、にぎわいを見せ始めています。
野幌地区の地価の上昇や市内人口の増加など、そのほかの波及効果も現れていることより、事業の目的はおおむね達成されていますが、今後についても、交通安全対策や未利用地の土地利用、商業等の活性化についての取組を継続し、にぎわいあるまちづくりにつなげていきたいと考えております。
続きまして、江別の顔づくり事業に係る社会資本総合整備計画等の実施結果について御報告いたします。
資料の8ページをお開き願います。
(1)趣旨についてでありますが、江別の顔づくり事業では、国の補助制度である社会資本整備総合交付金を活用するため、定量的指標などを設定する社会資本総合整備計画と都市再生整備計画を策定して事業を推進してきたところでありますが、全ての計画が終了し、指標値の結果がまとまったため、御報告いたします。
(2)指標値の結果についてでありますが、社会資本総合整備計画については7つの指標、都市再生整備計画については2つの指標、合わせて9つの指標を設定しています。
結果と致しましては、5つの指標については、目標値に到達または目標値を上回る結果となりました。
しかし、4つの指標については、目標値を下回る結果となり、その要因としては、商店街を形成する路線の基盤整備の遅延、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う外出自粛などによるものと考えております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:江別市で最大の公共事業とも言われた江別の顔づくり事業は、ぜひともその効果を発揮していただかなければならない重要な事業だと理解してきたところですけれども、結果は結果として拝見いたしました。
今後に向けて幾つか気になる点ですが、今ほど、計画どおりの実績に達していない項目等もあるということで、新型コロナウイルス感染症拡大の影響と言われていましたけれども、この感染症の終息後には、一定程度、数値の上昇を見込めるということなのか、あるいは、その時点で数値を把握することが担当部署として可能かどうかについて確認させてください。

野幌駅周辺区画整理担当参事:新型コロナウイルス感染症に伴う影響という部分では、指標値につきまして、4つの指標について目標を達成できていないという状況がございます。
こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症に伴う社会的背景の影響によって、どういう状況になっていくかは見えないところではありますが、恐らく新型コロナウイルス感染症が明けたときには、目標値に近い数値になってくると想定しているところでございます。
指標値の結果の把握でございますけれども、例えば、JR野幌駅の乗降客数などでいきますと、江別市の統計書の数値を利用しておりますので、数値として把握することは可能でございます。
そのほか、自転車歩行者通行量で目標値を達成できていない指標もございます。こちらについては、交通量調査を実際に実施してみなければ分からないところがございまして、その交通量調査自体を今後行うかどうかですが、今のところ予定はしておりません。

高橋君:その点については分かりました。
頂いた別冊資料の19ページですけれども、信号機の設置については、地域の方からも切実な要望が出されているとお聞きしているところですが、この赤丸で示された点、全ての設置を求めていくのか、あるいは、特に必要と思われるような箇所について、優先度もつけながら重点的に交渉していくのか、その点の考え方をお聞かせください。

野幌駅周辺区画整理担当参事:まだ要望中の信号機の取扱いですけれども、赤丸でくくられている部分については、江別市としては全て信号機が必要と考えておりますので、引き続き、優先順位ではなく、全箇所を同様のレベルの中で要望していきたいと考えております。

高橋君:車の流れ、もちろん歩行者の利便性も大事ですし、その点については、交通安全をしっかりと守られる形で信号機の設置が求められるのですけれども、自動車の流れについては、ある程度見えてきている部分もあると思います。そういう点で、要望は要望として一通り行っていかれると思うのですが、信号機が一斉に設置されなければならないのか、あるいは、設置する側の判断で、それは予算づけがどうなるか分からないということで理解していればいいのか、その点はいかがでしょうか。

野幌駅周辺区画整理担当参事:信号機については、北海道公安委員会の所管になるものですから、江別市としては、赤表示になっている部分については要望しながらも、北海道公安委員会としてどこが必要なのか、現地の状況を見ながら、そこの優先順位を持ちながら判断していただけるのだろうと考えています。
それに合わせて、予算づけも、北海道公安委員会で考えていただけると考えております。
高橋君:理解いたしました。
別冊資料の20ページの未利用地の件ですけれども、特に高架下サービスエリアについては、当初の計画の中でも一定の説明がされていたのですが、それがいまだに行われていないということです。これは、やはりここを所有している民間企業の動きを待つしかないのか、何らかの交渉が行われているのか、その辺の状況についてお聞きします。

野幌駅周辺区画整理担当参事:サービスエリアの利活用についてでございますけれども、利活用については、所有されている民間企業の裁量になります。
江別市と致しましても、江別の顔づくり事業が完成したところで、サービスエリアをできるだけ早い段階で有効活用していただきたいと民間企業には、かねてより要望をしているところでございますし、今後も引き続き、その辺については要望していきたいと考えております。

高橋君:最後になりますが、商店街の活性化が一番重要な課題だと思います。この点については、地元の商業者の皆さんも努力されているとは思いますけれども、市の側もアドバイスなどをしながら成功させていかなければならないと思います。これは経済部の所管になってしまうかもしれませんが、市でも、その点はしっかりとサポートする構えを持ち続けているのか、確認させてください。

野幌駅周辺区画整理担当参事:商店街の活性化に向けての市の姿勢でございますけれども、整備報告書の今後についてというところで記載をさせていただいております。野幌駅周辺地区活性化計画の実施状況について、野幌駅周辺地区活性化協議会とともに評価しながら、商店街づくりの取組を促進することで、地元が主体となるとは思いますが、市としては、それに対して必要な支援を実施していく体制で考えております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、キの第3次江別市耐震改修促進計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

建築指導課長:第3次江別市耐震改修促進計画(案)について、パブリックコメントを実施しましたので、その結果について御報告いたします。
配付資料の9ページを御覧ください。
1意見募集の結果ですが、本計画案につきましては、昨年11月15日の当委員会において概要を説明させていただきました計画案により、令和3年12月7日から令和4年1月6日までの期間でパブリックコメントを実施し、1名の方から1件の御意見を頂いております。
2寄せられた御意見と市の考え方ですが、頂いた御意見は、頻発化する地震に対して、民間や研究機関と連携して震災に備えることが大切であるとの内容であり、市の考え方としましても、市民、建築関係団体等、国、北海道と連携して耐震化を促進していくことが重要であると考え、計画案において各主体の連携図を記載しておりますので、区分B案と意見の趣旨が同様と考えられるものとしております。
なお、今後の予定につきましては、2月下旬に計画を策定し、3月に公表するとともに、各議員への配付を予定しております。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第1回定例会予定案件、アの市道路線の認定及び廃止についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

道路管理課長:それでは、第1回定例会に提案を予定しております市道路線の認定及び廃止について御説明いたします。
お手元の資料10ページから16ページが関係資料であります。
資料10ページをお開き願います。
今回、新たに認定いたします路線は、資料11ページの(2)認定路線に記載の8路線であり、開発行為二地区の道路整備事業によるものであります。
次に、廃止いたします路線は、資料12ページの(3)廃止路線に記載の3路線であり、開発行為二地区の道路整備事業による路線の再編であります。
資料10ページにお戻りください。
このことから、(1)市道認定路線表の中段に記載しておりますとおり、認定路線が8路線1,201.2メートル、廃止路線が3路線388.5メートルとなり、これらの増減の合計が5路線812.7メートルの増となり、下段の表に記載の市道認定路線の総数は2,421路線、延長が83万8,099.8メートルとなるものであります。
なお、各路線の詳細につきましては、資料の13ページから16ページの位置図を御参照願います。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(11:47)

※ 休憩中に、第1回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(11:49)
次に、4第1回定例会の委員長報告の有無についてをお諮りいたします。
休憩中に協議いたしましたとおり、第1回定例会委員長報告については、行わないということで確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、5その他についてですが、先ほどお話を致しましたとおり、1点御提案がございます。
本日、建設部土木事務所雪対策課から、2月7日現在の除排雪事業の状況について報告を頂きましたが、今年度の除排雪の状況を踏まえ、状況の分析や来年度以降の対応などについて、除排雪事業が一通り終わった4月以降に、改めて担当部局に報告を求めることとしたいと考えております。
それに対しては、先ほど皆様から何点か御質疑、要望がございました中身も踏まえて、各委員の皆様から提出を頂いた案件に対しても建設部にお伝えして、今までの市民の苦情も含めてしっかりと分析を頂いて、計画をつくっていただき、当委員会に再度報告を頂き、建設部とともに来年度以降の雪対策について考えていきたいと考えております。
このことについて、皆様の御意見をお伺いしたいのですが、そのような形でよろしいですか。
ですから、ここにいる委員の皆様もいろいろな御意見をお持ちですから、定例会中になろうかと思いますが、それも一緒に集めて、4月以降に建設部にお伝えして、全体のものを分析いただいて、それに対しての対策をどのようにするのか、委員会にフィードバックしていただいて、皆様とまたお話をしたいと考えております。それでよろしいですか。

干場君:私の理解不足かもしれないのですけれども、多分、それぞれ皆さんいろいろとあると思いますが、個別にどこかに書面で提出するということでしょうか。

委員長(高間君):基本的には、議会事務局に書面で提出いただいて構わないです。
4月以降に報告となると、3月末までに議会事務局へ提出していただくことになると思いますので、その辺の準備は私たちのほうでしっかりと進め、建設部にお渡しして、それを検討いただきます。また、市民からも苦情が来ていますので、その辺もしっかりと分析をしていただきます。
私たちが出したもの、市民から出たもの、そして、これからの大雪のときの対策をどのようにしたらいいのかという方策を一定の時間をかけて考えていただいて、もう1回委員会にフィードバックし、共に来年度以降の雪対策をどのようにしたらいいかをしっかり考えていきたいということです。

干場君:それぞれ会派から何点かあると思いますけれども、まとめたものは、委員会の中で一回共有させていただくのでしょうか。

委員長(高間君):それは構わないです。仮に出すときに、議会事務局でも、受けたものに対して何点かにまとめて、それを建設部に渡すことになると思います。

干場君:項目を羅列した形になりますか。

委員長(高間君):そのほうが分かりやすいと思います。

干場君:重複するものもかなりあると思います。

委員長(高間君):もしそういったものがあれば、議会事務局に出していただいて、私がチェックして、重複したものについては一本化していきたいと思っています。

島田君:我々は会派から代表して来ているわけですから、会派でもって、それを1つにまとめたものを議会事務局にいつまでに提出したらいいでしょうか。

委員長(高間君):それは先ほどもお話ししましたけれども、最終的には次の委員会というくくりだと遅くなってしまうので、3月の定例会中のほうがいいのではないでしょうか。

齊藤君:委員長がおっしゃるように、今回の雪の状況について、それぞれが把握されている市民の声等を集約してまとめたものを、委員会として建設部へお伝えするということでしょうか、それとも、今回の除排雪事業における検証や現状を含めた形での委員会としての対応と捉えていいでしょうか。
今後、委員会として、次年度に向けた方向性や予算的なことも含めて、今回のようなことになればいろいろと出てくるのではないかと思ったりもするのですけれども、その辺も含めた形で、それぞれの意見や意向を委員会としてまとめるということでしょうか。

委員長(高間君):基本的に、それを行わないと、この委員会が何のためにあるのか分からなくなってしまいます。会派が別々に建設部に言って、全部話がつくのだったら、所管である当委員会は何をするのか、分からなくなると思います。
ですから、会派の皆さん方からお話を頂いて、今回の問題点等いろいろなものを抽出いただき、委員会に出していただきたいと思います。それを一本化して建設部にきちんとお伝えをして、最終的に、来年度以降はどうするのかをしっかりとフィードバックしていただいて、当委員会でしっかりと審査することが大事だと思っています。
今回は、大雪が降って、今までにないようなことがありましたから、それについては、委員会として示すものはしっかりと示していくと。それぞればらばらに行動すると、市民の方からしても、議員は一生懸命活動していますけれども、あの委員会は所管なのに何もしていないという話になってくるのではないかと思います。

齊藤君:委員会としてということでしょうか。
そうであれば、今回のことをそれぞれの会派でまとめまして、委員会に持ち寄るという形でよろしいでしょうか。

委員長(高間君):先ほどもありましたように、こういうときはどうするのかという細かいものもあるのでしょうけれども、今回はその場の対応で行っています。ですから、来年度以降、雪が多く降ったら、その辺の情報共有をどうするのかも含めて、しっかりとした形のものをつくっておけば、そうなったときの対応はスムーズにできますし、市民の方に少しでも苦労をかけないような形をつくっていくのが議会のチェック機能でしょうから、それについては、常任委員会として建設部に対してしっかりと物申すということが必要だと思います。
まだ2月で、この後、雪が降らないとは限らない中でいろいろなことをしていただくというのは本末転倒ですから、やはり4月に雪が解けてから、ゆっくりと建設部に検証していただき、できたものについて、再度、私たちと一緒に検討していきたいと考えておりますので、その点、よろしくお願いします。
それでは、ただいま協議いたしましたとおり進めることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:59)