ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 江別市議会会議録 > 委 員 会 会 議 録 の 閲 覧 > 令和3年分の目次 > 議会広報広聴委員会 令和3年7月13日(火)

議会広報広聴委員会 令和3年7月13日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年4月21日更新

(開会前)

※日程確認

(開 会)


委員長(徳田君):ただいまより、議会広報広聴委員会を開会いたします。(13:28)
本日の日程は、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1報告事項、(1)戸籍住民課での定例会告知用データについてを議題といたします。事務局より報告願います。

庶務係長:(1)戸籍住民課での定例会告知用データについて御報告いたします。資料を御覧願います。前回、6月29日の当委員会でも報告いたしましたとおり、第3回定例会の定例会告知用データは、戸籍住民課へのデータ提出締切が6月末となるため、事務局にてデータを作成し、戸籍住民課に提出させていただいております。内容については、9月1日を初日とし、一般質問は9月9日、10日、13日の3日間、28日が最終日となっております。この日程でデータを作成してりますので、御確認をお願いいたします。以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告について、質疑等ありませんか。(なし)
それでは、以上で本件を終結いたします。
次に、2協議事項、(1)議会だより第146号についてを議題といたします。レイアウト、内容について初めに事務局から説明をお願いいたします。

庶務係主任:(2)議会だより第146号の構成につきまして、御説明いたします。
まず、表紙ですが、写真は、新しい議席の写真であります。記事は正副委員長案をA班の委員に確認いただいております。2ページから3ページにかけては、特集ページとして、議長及び副議長就任等のお知らせを掲載しております。4ページから5ページにかけては、第2回定例会の議案等を掲載しております。6ページから9ページまでは、一般質問を、10ページから11ページには、追加特集として、江別市議会の仕組みの記事を、12ページには各委員会で作成いただいた委員会の活動報告をそれぞれ掲載しております。全体の構成について御確認をお願いいたします。

委員長(徳田君):ただいまの説明について質疑ございませんか。全体のレイアウトの説明でしたが、その部分についての質問はございますでしょうか。(なし)
それでは、次は、定例会の議案についての説明となりますが、担当のC班の中で、人事の記載方法についての意見がございました。これから事務局より読み上げて確認いたしますが、その後にこの件について皆さんで協議を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、説明をお願いいたします。

議事係主査:それでは、4ページ、5ページの定例会の議案について読み上げてまいります。
令和3年第2回定例会
第2回定例会は6月15日から6月29日まで15日間の会期で開かれました。議長選挙をはじめ、市税条例等の一部改正などの議案14件、選挙4件、意見書案4件、報告10件を議了したほか、陳情1件については閉会中の継続審査となりました。
主な議案の内容についてお知らせします。
条例
市税条例等の一部改正
地方税法等の一部改正に伴い、市民税、軽自動車税などについて必要な改正を行うもので、本議案は、全員一致により原案のとおり可決されました。
主な改正の内容としては、個人市民税では、非課税限度額の算定の基礎となる扶養親族の範囲を見直すほか、寄附金税額控除を見直すものです。
軽自動車税では、種別割のグリーン化特例(軽課)を2年延長するものです。
固定資産評価審査委員会条例の一部改正
令和3年度税制改正による地方税関係書類の押印義務等の見直しに伴い、固定資産評価審査委員会に提出する審査申出書の審査申出人の押印を廃止するほか、口述書の署名と押印を廃止するもので、本議案は、全員一致により原案のとおり可決されました。
手数料条例の一部改正
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、個人番号カードの発行手数料については、地方公共団体情報システム機構が金額を定め、徴収することとされたことから、個人番号カードの再発行手数料の規定を削るもので、本議案は、全員一致により原案のとおり可決されました。
国民健康保険条例の一部改正
新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部改正に伴い、傷病手当金の支給における新型コロナウイルス感染症の定義規定を整備するもので、本議案は、全員一致により原案のとおり可決されました。
一般議案
財産の取得
老朽化に伴い、大型ホイールローダ1台を3千58万円で、小型動力ポンプ付水槽車1台を5千853万3千50円でそれぞれ購入し、更新するもので、これらの議案は、全員一致により原案のとおり可決されました。
人事
石狩東部広域水道企業団議会議員の補欠選挙
宮本忠明議員、島田泰美議員が当選
石狩教育研修センター組合議会議員の補欠選挙
諏訪部容子議員が当選
副市長の選任
後藤好人氏の選任に同意
教育委員会委員の任命
須田壽美江氏の再任に同意
監査委員の選任
相馬芳佳議員の選任に同意
固定資産評価員の選任
萬直樹氏の選任に同意
予算
一般会計補正予算(第1号)
国による緊急事態宣言に伴う休業要請等に協力した飲食店などへの支援金のほか、低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金や市民会館大ホール舞台上部の補修に要する経費の追加などにより、5億6千104万6千円を増額し、予算総額は477億104万6千円になるもので、本議案は、全員一致により原案のとおり可決されました
一般会計補正予算(第2号)
国による緊急事態宣言の延長や、まん延防止等重点措置の指定に伴う休業要請等に協力した飲食店などへの支援金のほか、生活に困窮する世帯への支援金の追加などにより、8億7千473万6千円を増額し、予算総額は485億7千578万2千円になるもので、本議案は、全員一致により原案のとおり可決されました。
水道事業会計補正予算
令和3年2月24日に美唄市で発生した断水の応急給水応援で使用した備蓄用の給水袋の補充に要する経費の追加により、206万4千円を増額するもので、本議案は、全員一致により原案のとおり可決されました。
陳情
継続審査となった陳情
道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて
フォーラム野幌の森
代表 五十嵐敏文氏
報告
江別振興公社、スポーツ振興財団、フラワーテクニカえべつの令和2年度決算に関する書類
市が出資している公社や財団、株式会社の令和2年度決算が報告されました。
そのほか本定例会に提出された議案については記載の通りです。以上、御確認をお願いいたします。

委員長(徳田君):ただいま読み上げていただきました内容について、質疑はありますでしょうか。(なし)
特にないようであれば、冒頭申し上げました人事の記載方法について、C班より意見がございます。

鈴木君:人事案件についてですが、副市長の選任、教育委員会委員の任命、監査委員の選任は、それぞれ同意と記載されています。副市長の選任も同意と一言で書いてありますが、投票結果を表記すべきだと私は考えております。一般議案の表決結果は、ホームページ等で市民にも開示しており、そこに賛成反対が記載されておりますが、副市長の選任については、無記名投票のため記載されていません。これが、全員賛成であれば、特に記載の必要はないと思いますが、一定の議員が反対票を投じている意思をしっかりと市民に伝えることは、必要だと思っております。また、過去の副市長の選任については、14年前の話なので、その時に記載されていないことが先例となることは、できれば避けていただきたい。その時点、その時点で、きちんと判断することが必要であると思い、問題提起させていただきました。以上です。

委員長(徳田君):ただいま鈴木議員から人事の記載方法についての御意見をいただきました。この件について皆さんと協議を行いたいと思います。
暫時休憩いたします。(13:34)

※休憩中に、議会だよりの人事の記載方法について協議

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(14:17)
休憩中に協議をいたしました、定例会の人事の記載方法についてでありますが、次号以降どのような表記にするかについて各会派に持ち帰って検討し、その結果について協議することを確認したいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認をいたします。暫時休憩いたします。(14:18)

※休憩中に、議事係主査退室。

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(14:19)
引き続き、事務局より説明をお願いいたします。

庶務係長:引き続き、一般質問の記事を読み上げてまいります。
内容については7月9日(金)に正副委員長と協議しております。なお、正副委員長と協議を行い、今回の議席変更に伴い、一般質問のタイトルに使用する写真を変更しております。3人分ずつ区切って読み上げてまいりますので、御確認をお願いいたします。
それでは、議会だより6ページを御覧願います。

それでは、岡議員の一般質問です。
新型コロナウイルス感染症対策における市長の情報発信
質問:市の置かれている状況をより積極的に情報発信すべきでは。
答弁:市民への情報発信については、その特殊性から、プライバシー保護に配慮しつつ、事実に基づく正確なデータのもと、分かりやすく丁寧に、また、感染拡大防止の観点から、正しくタイムリーな情報を迅速に伝えていくことが重要であると考えており、これまでも、必要な情報を、時機を逸することなく発信するよう努めてきたところである。
ワクチンについては、状況が確定次第、ホームページ等で情報提供してきた。企業や大学が行う職域接種では接種状況を把握することが難しい面があるが、ワクチンの状況等については、市が主体となって発信することができる情報であることから、随時、現在の状況や新たな情報などについて、市として、情報提供することを検討していきたい。
緊急事態宣言等に伴う経済対策の実施時期
質問:緊急事態宣言等が出された今、経済対策を実施する必要があると考えるが、その時期は。
答弁:当市は、5月16日から6月20日まで緊急事態宣言の措置区域に指定され、また、7月11日までは、まん延防止等重点措置の経過区域に指定された。
市では、これらの措置に対して、既に5月中の休業要請に対する支援金の支給を開始しており、6月以降の支援金についても準備を始めるなど、議会の協力のもと、緊急の対応を行っているところである。
一方、現在、ワクチン接種の加速化に向けて取り組んでいるところであり、経済対策等については、感染症の状況や経済情勢等を見極めながら、その実施時期も含めて江別商工会議所などの関係団体と協議し、必要な対応を図っていきたいと考えている。

次に、齊藤議員の一般質問です。
不登校児童生徒への学習支援
質問:タブレット端末を活用した不登校児童生徒への学習支援について市の考え方は。
答弁:これまで不登校児童生徒の学習支援は、各学校がプリントによる課題配付、電話や家庭訪問による健康観察、別室登校による補習など、個別の状況に合わせて実施してきた。本年6月からは、市内小中学校において、タブレット端末を使った授業の本格実施に合わせて、情報モラルや端末の持ち帰りルールを定めたところである。
不登校児童生徒に対する個別の支援として、6月中には全校で授業のオンライン配信を実施できるよう準備を進めている。
また、不登校児童生徒が自宅で学習活動を行った場合の指導要録上の取扱いについては、一定の要件を満たした上で、学校長の判断により出席扱いとしてきたところであり、ICT等を活用して自宅で学習を行った場合についても、同様の取扱いとすることとしている。
ヤングケアラーの支援
質問:ヤングケアラーに該当する児童生徒への支援の状況とスクールソーシャルワーカーの今後の関わりは。
答弁:市教委では、児童生徒が安心して学校生活を送るため、社会福祉士等の資格を持つスクールソーシャルワーカーを平成23年度から配置し、不登校や虐待など、家庭や学校で困難を抱える児童生徒やその保護者から相談を受ける中で、必要に応じて、関係機関と連携し、支援を行っている。
スクールソーシャルワーカーの支援の中で、ヤングケアラーに相当すると思われるケースを把握した場合は、庁内関係部局と連携し、福祉サービス事業所等の関係機関につなぐなど、適切な支援を行っており、ヤングケアラーに相当すると思われるケースは、令和2年度で3件となっている。
市教委としては、引き続き学校や庁内関係部局と連携し、様々な課題を抱える児童生徒の支援に努めていきたい。
注釈に、ヤングケアラー、本来大人が担うと想定されるような家事や家族の世話などを日常的に行う18歳未満の子どものことを記載しています。

次に、高橋議員の一般質問です。
市民の個人情報保護
質問:行政のデジタル化における、市民の個人情報を守る市長の姿勢は。
答弁:市では、個人情報の適正な取扱いを確保するとともに、自らの個人情報を請求する権利を保障し、これにより個人の権利及び利益を保護することを目的として、平成14年に江別市個人情報保護条例を制定し、また、個人情報保護制度に係る重要事項を審議するため、江別市個人情報保護審査会を設置してきた。
市民の利便性の向上や行政事務の効率化を図るためには、行政手続のデジタル化は重要と考えるが、前提として、個人情報の適正な取扱いの確保が不可欠である。条例制定時の目的などを踏まえ、対応していく必要があり、市民の利益を守るという視点に立つことが重要であると認識している。
国の動向を注視し、情報収集に努め、個人情報保護に関し、対応が必要な事項があれば、全国市長会などを通じて、国へ要望していきたい
緑地と水辺空間の保全
質問:民間が所有する緑地の保全への対応と沼地を生かした公園などの適切な保全は。
答弁:江別市緑の基本計画では、公共用地のほか、民間所有の緑地についても、緑地保全を進めてきた。
この度、鉄道林の一部が環境緑地保護地区の指定を解除されることとなったが、緑地や水辺を保全する観点から、今後の利活用にあっては、必要に応じて自然環境への配慮を要請していきたいと考えている。そのほか所有者からの緑地に関する相談や保全へのアドバイスを行うほか、市内の貴重な樹木を指定樹木や保存樹木に指定し、緑の継承につなげきた。引き続き所有者の理解と協力をいただきながら、緑地と水辺空間の保全に努め、自然環境を守っていきたい。
沼地を生かした公園などの緑や水辺に触れることができる施設については、今後も、利用者の安全な利用環境の確保を第一に、自然環境の保全や利用状況等を踏まえ、適切に管理していきたい。

ここで一旦区切りますので御確認をお願いいたします。

委員長(徳田君):ただいまの内容について質疑ございませんか。

裏君:最後の高橋議員についてですが、答弁にあります緑の継承につなげきたではなく、つなげてきただと思います。

庶務係長:修正いたします。

委員長(徳田君):高橋議員の記事で一字抜けていた部分を修正いたします。その他質疑ございませんか。

干場君:確認です。岡議員の質問のタイトルは、市長の情報発信であり、市長がどう考えているのかだと思いますが、答弁は全て市がとなっています。これは、より積極的な情報発信というのが意図だったと記憶していますが、よろしいですか。

委員長(徳田君):事務局は答えられますか。暫時休憩します。(14:28)

※休憩中に、岡議員の一般質問の記事について協議

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(14:29)
岡議員の一般質問については、配付資料のとおりとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認します。ほかに質疑ございませんか。(なし)
特にないようですので、引き続きお願いします。

庶務係主任:佐々木議員の一般質問を読み上げてまいります。
コロナウイルスワクチンの接種に関する情報伝達
質問:公平な情報伝達と市民の思いに対する市長の考えは。
答弁:市では、ワクチンの接種体制について、江別医師会と協議し、集団接種会場として2か所を、個別接種会場として市立病院を含む6か所の病院を決定し、公表している。クリニックについては、江別医師会との協議で、公表することによる通常診療への影響が懸念されたことから、公表を行わなかった。
市民への周知については、国の動向や接種状況を踏まえ、接種に関する今後のスケジュールや優先順位の考え方のほか、現在の状況や新たな情報など、広報えべつや市ホームページなどにより必要な情報提供を行う。引き続き江別医師会や市内医療機関、関係団体等と連携し、国が示す時期までに希望する市民全員がワクチン接種を終えられるよう、いただいた様々な御意見を把握しながら事業を進めていく。
新型コロナウイルスワクチンの障がい者への接種
質問:障がい者への迅速かつ円滑なワクチン接種のための市の取組は。
答弁:市では、電話による予約を希望する聴覚障がい者及び視覚障がい者を対象に、障がい福祉課の窓口で予約のお手伝いを行っているほか、予約時に、意志疎通の支援を行うため、希望者には、タブレット端末を貸し出している。
接種会場には、対象者の申請に基づき、手話通訳者を派遣し、毎週土曜日・日曜日には、手話通訳者を常駐させている。今後は、引き続き接種会場に手話通訳者を派遣するほか、細かな対応ができるよう、本人の事前の申し出により、お手伝いの職員を配置する。
また、64歳以下の視覚障がい者の接種対象者に対して、ワクチン接種の案内を郵送する際には、点字や拡大文字による表記を実施することとしている。

続きまして、清水議員の一般質問です。
新型コロナウイルス感染症と財政見通し
質問:新型コロナウイルス感染症の市財政への影響と今後の見通しは。
答弁:現在、感染症の影響が生じている状況を踏まえると、令和4年度も影響が続くものと予想しているが、このような状況においても、6月に発表された国の経済財政運営と改革の基本方針では、地方の一般財源総額について、令和6年度まで現在と同じ水準を確保するとされていることから、地方交付税等を含めた市の一般財源総額は、当面は維持されると考えている。
一方で、歳出は、社会保障費などの義務的経費は今後も増加することに加え、アフターコロナに向けた経済対策をはじめとして相当の財政支出が必要になると見込んでおり、引き続き、厳しい財政状況が続くものと想定している。
市としては、国や道の動向を注視しながら必要な財源の確保に努め、適切な財政運営に当たりたい。
感染防止のための施設整備の補助
質問:空気の公衆衛生・感染防止を主な目的とした施設整備のための市独自の補助制度を創設すべきでは。
答弁:市では、様々な事業者へ、事業の継続、感染症対策等を目的とした給付金を支給してきた。
また、営業自粛等の影響を受けた事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧としていただくため、国では、持続化給付金を給付してきたほか、小規模事業者が取り組むポストコロナを踏まえた新たなビジネスや、サービス等の導入を支援する持続化補助金の公募を行っている。この補助金は、事業計画の策定を条件に、感染防止対策費についても補助対象経費に含めることができるものとなっており、空調設備等の施設整備に係る相談があった際には、この制度を案内している。市としては、まずはこの補助金を活用していただけるよう、江別商工会議所と協調を取りながら、事業者へのより一層の周知と申請支援を図っていきたい。
このほか、持続可能なまちづくりにおける市道・除排雪の考え方について質問がありました。

続きまして、干場議員の一般質問です。
指定管理者制度の検証
質問:制度導入から15年が経過し、指定管理者制度による運営が適切であるか否かを検証すべきであるが、市の考えは。
答弁:市では、平成18年度から指定管理者制度による施設管理を導入し、現在、各指定管理施設において、指定管理者のノウハウや努力により、利便性向上のための様々な改善を図りながら、サービスの提供に努めているところである。
個別の施設の運営については、当該施設の事情をよく知る所管課が検証・評価しており、指定管理者制度による施設運営が適切か否かの検証は、所管課の検証結果を踏まえ、更新時期に選定委員会の意見を伺いながら、市として総合的に判断を行っている。
いずれにしても、これまでも制度導入以降、社会情勢の変化に留意しながら、様々な見直しを行ってきたので、引き続き、適切な管理運営方法について検討していきたい。
労働者協同組合法の意義
質問:持続可能な地域づくりの実現のための労働者協同組合法についてどう認識しているか。
答弁:労働者協同組合は、多様な就労機会の創出と、地域における需要に応じた事業を促進するため、出資・意見反映・労働が一体となった組織を目指す考え方である。こうした法人形態を新たに法制化することにより、経営基盤が安定し、自主的・自律的な事業経営が可能となることから、令和2年12月に、労働者協同組合法が公布され、2年以内に施行するとされている。
労働者協同組合は、主に、介護や子育て関連、就労や自立支援など、地域課題の解決や地域ニーズに根ざした事業を実施している事例が多くあり、市の生活困窮者自立支援事業においても、労働者協同組合を目指す考え方のもとに活動しているNPO法人に、業務を委託している。今回の法制化により、地域づくりの担い手としての活動が、より促進されるものと考えている。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの内容について何か質疑ございませんか。(なし)
特にないようですので、引き続きお願いします。

庶務係長:奥野議員の一般質問です。
市内の情報格差の解消
質問:情報格差の解消に向け、具体的かつ持続的な施策が必要では。
答弁:総務省が作成した自治体デジタル・トランスフォーメーション計画において、デジタル化の推進と合わせて、使いこなせる人と使いこなせない人との格差を解消することに取り組むべきことが示されており、さらに、情報格差は、高齢者ほど顕著に見られることから、重点的に取り組むべきとされている。
市は、デジタル化を進める上で、すべての人が最低限必要な技術を使えるように保証する、デジタルミニマムの視点に立つことは、重要なことと考えており、デジタル化の推進と、情報格差の解消をセットとして捉え、デジタル活用が不慣れな市民を含め、誰もが使え、誰もがデジタル化の恩恵を享受できる社会となることが望ましいと認識している。
今後の国の施策展開に係る具体的な動向や他市の取組などについて情報収集に努め、市として必要な取組を検討してきたい。
情報格差解消のため情報発信の拡充
質問:情報格差の解消を目指し、早急にLINEや地デジ広報サービスの実施が必要と考えるが、情報発信の拡充についての市の見解は。
答弁:情報発信の手法は、市民にとって、利便性や利用度が高く、安全・安心であることが重要であるとの考えのもと、広報誌とホームページを中心に、江別記者クラブへの情報提供などを通じて、市政情報の周知に努めている。また、近年では、フェイスブックやツイッターなども導入し、重層的な情報発信を行っている。
LINEは、利用者が多いことや自治体向けのサービスが提供されていること、地デジ広報サービスは、インターネットを利用できない環境下にある高齢者でも活用の可能性があることなどの利点があると考えられ、多くの自治体で活用が進んでいる。
市としては、LINEや地デジ広報サービスなど、新しい情報発信手法の導入についても、他市の事例を参考にしながら、検討していきたい。
一般質問は以上となります。

委員長(徳田君):ただいまの内容について、質疑ございませんか。(なし)
特にないようですので、一般質問の記事については、高橋議員の2つめの質問に一部追加をすること、それ以外はこのままということでそのように進めたいと思いますけれどもよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。

庶務係主任:続きまして12ページの委員会ページを読み上げてまいります。
議会運営委員会
当委員会では、主に第2回定例会の議事運営について協議を行いました。今定例会では、議員の任期の折り返しを迎え、議会構成が変わるため、議会運営委員会、4つの常任委員会、議会広報広聴委員会の委員の選任と各委員会における正副委員長の互選や、監査委員の選任などの議会人事に関わる議事の流れを確認しています。
また、前回の議会だよりでもお知らせした、結論に至らなかった市議会における業務継続計画などの議会運営に関する検討事項は、協議を継続するため、新たに就任する議会運営委員会委員に申し送ることを決定しました。

総務文教常任委員会
閉会中の所管事務調査では、GIGAスクール構想推進事業の進捗状況について、ICT機器の導入や環境整備が進められ、活用に向けた支援として、GIGAスクールサポーターの配置や、ヘルプデスクの運用開始について報告を受けました。さらに、不登校児童生徒のICTを活用した学習支援も進めていることに期待しています。他に緊急事態宣言の発出等に伴う市や市教委の対応について報告がありました。定例会中の委員会では、施設の指定管理期間の変更や、道内初(札幌市)の公立夜間中学開校に係る覚書締結について報告を受け、質疑を行いました。

生活福祉常任委員会
当委員会では、新型コロナウイルスワクチン接種事業について5月末時点で医療従事者の約97%、高齢者約3万9千人の内、約5千人に1回目の接種を完了していると報告を受けました。また、4月26日に開始した予約受付で、コールセンターへの電話がつながりにくかったため、年齢を区分した予約開始日の設定、インターネットの予約入力を支援するお手伝い窓口の設置、予約状況の案内電話の新設、2回目の接種日時のお知らせの開始など予約方法が見直されたこと、7月末までに希望する高齢者へのワクチン接種を完了する予定という報告を受けました。

経済建設常任委員会
6月3日の当委員会では、経済部から地域プロジェクトマネージャー制度の活用による観光推進体制の強化について報告を受け、応募の状況、勤務形態、業務内容などについて質疑を行いました。この他、ホテルリボーン野幌と連携したテレワーク推進モデル事業、市民活動センターあいを受付場所としたレンタルサイクル事業などについても報告を受け、質疑を行いました。
また、建設部から大麻駅跨線人道橋の改築について報告を受け、人道橋の大きさ、令和6年後半とされている供用開始時期などについて質疑を行いました。

議会広報広聴委員会
令和3年第2回定例会で議員任期の折り返しを迎え、委員構成が変更となるため、4月12日に開催した議会広報広聴委員会が前期の委員による最後の委員会となりました。
委員会では、フェイスブックの運用状況について報告を受けたほか、これまで2年間の活動内容や、市民と議会の集いにおける検討課題、読みやすさにつながる統一感のある誌面づくりに向けた取組などについて、次期委員への申し送り事項とすることを協議しました。
当委員会では、今後も議会活動を分かりやすく市民の皆様へお伝えできるように取り組んでまいります。以上です。

委員長(徳田君):ただいまの内容について、質疑ございませんか。(なし)
それでは、委員会ページの記事については、今の事務局の説明のとおりとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。以上で本件を終結いたします。
次に、特集ページについてですが、初めに2、3ページの特集について、担当のA班より説明をお願いいたします。

稲守君:正副委員長案の議長及び副議長就任等のお知らせについての記事ですが、A班では、特に修正点などはありませんでした。以上です。

委員長(徳田君):ただいまの内容について、他の委員から質疑ございませんか。(なし)
特にないようですので、特集ページの記事については、このとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、追加特集ページについて、担当のB班より説明をお願いいたします。

猪股君:正副委員長から、江別市議会のしくみとして委員会の説明の記事を提案をいただきました。B班で確認させていただきましたが、修正点などはございませんでした。

委員長(徳田君):ただいまの内容について、他の委員から質疑ございませんか。(なし)
特にないようですので、追加特集ページの記事については、原案のとおりとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは議会だより146号について全体を通して質疑等はございませんか。

稲守君:一般質問の最初の写真の下に点線がありますが、何か理由はありますか。

庶務係主任:各委員の一般質問の間に掲載されるものが、移動してしまったと思われますので、こちらは修正しておきます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
それでは、議会だより146号については、ただ今の協議のとおりでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。以上で本件を終結いたします。
続いて、(2)市民と議会の集いの開催についてを議題といたします。事前に、各会派の意向を伺い、事務局に資料を取りまとめていただきました。お手元の市民と議会の集いの開催意見集約結果を御覧ください。各会派から順番に御意見を伺い、協議したいと思います。最初にえべつ地域創生の会からお願いいたします。
猪股君:会派でいろいろな議論が出ましたが、後段のとおり、そもそもの市民と議会の集いの在り方が重点的な話題となりました。この機会に開催を見送り、全体的な見直しをするという意見もありましたが、前回いらした方の開催しないのは残念というお声もあるため、できる限り開催するとなりました。集いの在り方を検討する必要があるという意見も強く出ていましたが、検討をしながらの開催となると、今回の開催内容への大きなてこ入れは難しいです。そのため、開催規模を小さくし、検討も併せて進めてはどうかという意見も出ていました。できれば、開催する方向とし、開催回数、開催時期、日時は、先ほど説明のとおり今後を考えながらの開催であれば、1か所、1回に規模を縮小する。また、申込み制にすると連絡先も控えられるので、中止の案内もスムーズという意見もありました。1か所での開催ならば、できるだけ広い方がよいので、市民会館の大きな会場がよいです。代替案については、1回くらいは延期も検討してはどうかという意見がありました。延期した場合は、新たな開催の検討は難しいので、前年度同様の開催としております。以上です。

議長(徳田君):続きまして自民クラブお願いします。

高間君:当会派では、市民と議会の集いにいろいろなかたちで関係した方からお話を伺いました。市民と議会の集いは、もともとは議会運営委員会で行っていましたが、今は議会広報広聴委員会で行っており、議会広報広聴委員会スタート時には視察にも行っています。委員会スタート時は、目指す方向性がありましたが、現状はただ開催しているだけです。開催しなければならないから、開催しているだけにしか見えません。課題の抽出と政策提言ができるようなシステムを組むべきであり、しっかりとしたテーマで市民の皆さんと意見交換することが必要だと思います。また、現在は、年に2回開催していますが、参加が少なくても市全体でより多くの数を開催し、意見交換をしたほうがよいという意見も出ていました。意見交換の中の市民の声を市政に反映する組み立てが必要ではないでしょうか。これまでも、テーマは設定していますが、最終的に政策反映につながるようなテーマではありませんでした。政策提言に結びつけられるテーマを設定し、市民の声を自分たちで集め、一般質問を行う、あるいは行政に対して政策提言を行う仕組みづくりをしなくては、駄目だという話が出ました。もう一度原点に立ち戻り、意見交換の意見が政策提言につながるような仕組みづくりを全体で考え、来年度以降に役立てたるのがよいのではないでしょうか。また、申し送り事項が反映されているかについての洗い出しも必要だという意見がありました。議会広報広聴委員会は、市民と議会の集いを最終的に政策提言に結びつける目的があったはずなので、来年度以降に開催するときには、そこに到達できるようなシステムを作っていくべきなので、今年度は開催しないで見送ります。

委員長(徳田君):続きまして、公明党お願いします。

裏君:当会派もえべつ地域創生の会や自民クラブと同じように、市民意見を市政に反映させる仕組みづくりを検討する必要があるという意見も出ていました。仕組みづくりの検討を行うと、今回の開催は難しいかもしれませんが、前回までと同じ内容であれば実施できるのではないでしょうか。もし、開催するとすれば、感染状況もありますので、来年の2月頃の休日の午後の1回といたしました。場所は、広いということで市民会館の小ホールです。代替案では、オンラインも検討してはどうかという声もございましたが、オンラインになるとそれなりの時間や検討課題が多いことも認識はしています。以上です。

委員長(徳田君):続きまして民主・市民の会お願いします。

稲守君:民主・市民の会としては、開催する。新型コロナの状況もあり、開催するのは難しいという話もありましたが、開催したほうがよいとなりました。開催に当たっては、会場の大きさに合わせた入場数制限を行い、昨年と同様の対策を引き続き行います。開催回数、開催時期、日時についても、昨年の予定と同様に、11月頃の平日と休日で行う。これは、前回どのような人が来るのかを把握する理由で、平日と休日の開催としたため、今後の方向性を考えるためにも同じように開催するのがよいのではないかと考えました。開催場所は、昨年と異なりますが、コロナ対策として会場の大きさからコミュニティセンターと野幌公民館がよいと思います。代替案については、昨年と同様に資料の配布を行い、市民意見を募集する。また、公明党と同じ内容ですが、ウエブ開催の方法を検討してもよいのではないでしょうか。事務局には、参考にするためコロナ禍でも開催している自治体の状況確認をお願いしたいです。以上です。

委員長(徳田君):続きまして日本共産党議員団お願いします。

佐藤君:私たちの会派は、開催を見送る。理由は、スケジュール的に遅れていること、感染状況をみても難しいのではないかということで、このような結果になりました。以上です。

委員長(徳田君):各会派より御意見を頂戴いたしましたので、この結果に基づいて協議を行いたいと思います。暫時休憩いたします。(15:02)

※休憩中に、市民と議会の集いの開催について協議

委員長(徳田君):それでは、委員会を再開します。(16:06)
市民と議会の集いについては、各会派より御意見をいただきました。次の点についてもう一度会派で御検討いただいた上で、その意見を次回の委員会に集約していくかたちで進めたいと思います。1つが、開催をするのであれば、2月の開催を想定して進めていくこと。もう1つが、そもそもの集いの在り方について協議を行うため開催を見送るか、協議を進めながら開催するのかということ。この点について各会派で御検討をいただいき、意見を持ち寄っていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。(了)そのように確認をさせていただきます。以上で本件を終結いたします。
最後に、3のその他について各委員からございますか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
それでは、次回委員会の開催日程ですが、8月4日水曜日、午後1時30分から第1委員会室で開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で本日の委員会を散会いたします。(16:07)