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総務文教常任委員会 令和3年11月29日(月)(1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月31日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 一括議題の確認

(開 会)

副委員長(猪股君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、本日の委員会に、諏訪部委員長が欠席する旨の通告がございましたので、報告いたします。
教育部入室のため、暫時休憩いたします。(10:00)

副委員長(猪股君):委員会を再開いたします。(10:00)
1付託案件の審査、(1)議案第46号ないし(4)議案第49号の指定管理者の指定について、以上4件を一括議題と致します。
本件に対する一括説明を求めます。

生涯学習課長:議案第46号 指定管理者の指定についてを御説明申し上げます。
教育部生涯学習課が所管しております、江別市中央公民館、江別市野幌公民館、江別市大麻公民館、江別市コミュニティセンター、江別市民文化ホールにつきましては、江別市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の規定に基づき、令和4年4月1日から施設の管理を行う指定管理者となるべき団体の公募及び選定を終えたことから、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、当該被選定者を指定管理者として指定するため、あらかじめ、議会の議決を求めるものであります。
なお、指定の期間でありますが、令和4年4月から令和12年3月までとするものであります。
それでは、提出資料について御説明申し上げます。
資料の1ページをお開き願います。
資料の1ページから2ページは、提案理由説明書になります。
続いて、資料の3ページをお開き願います。
資料の3ページは、江別市中央公民館ほか計5施設の公募に係る各申込者からの提案概要でございます。
上から、申込者、管理実績業務名、提案指定管理料、利用料金制の採用の有無、自主事業、特記事項について記載していますので、御参照願います。
次に、資料の4ページをお開き願います。
資料の4ページから7ページまでは、江別市指定管理者選定委員会からの選定結果報告書でございます。
今回、指定管理者として指定しようとする団体の選定理由等について記載されております。
記載のとおり、提案内容、プレゼンテーション、質疑等から、具体的な提案であること、また、市民の平等利用確保、施設の効用発揮の提案についても、おおむね良好な提案であるなどの理由で、当該団体が選定されております。
なお、別冊の参考資料の1ページから68ページまでは、選定されました当該団体からの申込書類の写しでございます。選定結果報告書に関連した参考資料として御参照ください。
以上です。

スポーツ課長:引き続き、私から、議案第47号から議案第49号の指定管理者の指定についてを御説明申し上げます。
教育部スポーツ課が所管しております、江別市民体育館ほか計4施設、江別市あけぼのパークゴルフ場、江別市森林キャンプ場につきましては、江別市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の規定に基づき、令和4年4月1日から施設の管理を行う指定管理者となるべき団体の公募及び選定を終えたことから、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、当該被選定者を指定管理者として指定するため、あらかじめ、議会の議決を求めるものであります。
なお、指定の期間でありますが、議案第47号は、令和4年4月から令和12年3月までの8年間とし、議案第48号及び議案第49号は、令和4年4月から令和8年3月までの4年間とするものであります。
それでは、議案第47号に係る提出資料について御説明申し上げます。
資料の8ページをお開き願います。
資料の8ページは、江別市民体育館ほか計4施設の公募に係る各申込者からの提案概要でございます。
上から、申込者、管理実績業務名、総事業費、提案指定管理料、利用料金制の採用の有無、自主事業、特記事項について記載していますので、御参照願います。
次に、資料の10ページをお開き願います。
資料の10ページから12ページまでは、江別市指定管理者選定委員会からの選定結果報告書でございます。
今回、指定管理者として指定しようとする団体の選定理由等について記載されております。
資料の11ページに記載のとおり、提案内容、プレゼンテーション、質疑等から、施設の安定運営について、職員体制の部分で指定管理期間が8年に伸びたことによる採用計画の提案がなされており、おおむね良好であると評価され、当該団体が選定されております。
なお、別冊1の参考資料の69ページから168ページまでは、選定されました当該団体からの申込書類の写しでございます。選定結果報告書に関連した参考資料として御参照ください。
次に、議案第48号に係る提出資料について御説明申し上げます。
資料の13ページをお開き願います。
資料の13ページは、江別市あけぼのパークゴルフ場の公募に係る各申込者からの提案概要でございます。
上から、申込者、管理実績業務名、総事業費、提案指定管理料、利用料金制の採用の有無、自主事業、特記事項について記載していますので、御参照願います。
次に、資料の14ページをお開き願います。
資料の14ページから17ページまでは、江別市指定管理者選定委員会からの選定結果報告書でございます。
今回、指定管理者として指定しようとする団体の選定理由等について記載されております。
資料の16ページに記載のとおり、提案内容、プレゼンテーション、質疑等から、現指定管理者としてこれまで蓄積してきた実績や経験に基づき、管理運営及び利用者サービスを実施する旨の提案がなされ、利用者が安心して利用できる施設として、今後も施設の効用発揮が期待できる点が評価され、当該団体が選定されております。
なお、別冊2の参考資料の1ページから69ページまでは、選定されました当該団体からの申込書類の写しでございます。選定結果報告書に関連した参考資料として御参照ください。
次に、議案第49号に係る提出資料について御説明申し上げます。
資料の18ページをお開き願います。
資料の18ページは、江別市森林キャンプ場の公募に係る各申込者からの提案概要でございます。
上から、申込者、管理実績業務名、総事業費、提案指定管理料、利用料金制の採用の有無、自主事業、特記事項について記載していますので、御参照願います。
次に、資料の20ページをお開き願います。
資料の20ページから22ページまでは、江別市指定管理者選定委員会からの選定結果報告書でございます。
今回、指定管理者として指定しようとする団体の選定理由等について記載されております。
資料の21ページに記載のとおり、提案内容、プレゼンテーション、質疑等から、現指定管理者としてこれまで蓄積してきた実績や経験に基づき、管理運営及び利用者サービスを実施する旨の提案がなされ、多様な利用者が安心して利用できる施設として、今後も施設の効用発揮が期待できる点が評価され、当該団体が選定されております。
なお、別冊2の参考資料の71ページから137ページまでは、選定されました当該団体からの申込書類の写しでございます。選定結果報告書に関連した参考資料として御参照ください。
以上です。

副委員長(猪股君):初めに、議案第46号について質疑ございませんか。

岡君:今回から、指定管理期間が8年になるということで、資料の6ページの総評でも、8年になったことについてのコメントが書かれているのですけれども、別冊の参考資料で、どの部分が選定理由に書かれている8年の提案だったのか、いまいち、私には分からなかったので、改めて御説明をお願いします。

生涯学習課長:このたび、指定管理期間が4年から8年に変わりまして、提案にどのような影響があったか、前回とはどのように変わったのかという御質疑と理解したのですが、今回、8年に延長したことにより、株式会社江別振興公社から提案があった事業計画の中で一番変わった点は、やはり人材育成といった部分が大きく変わったと所管課としては感じております。
特に、今回の募集要項の中でも、これまで、社会教育活動、公民館の実施事業を企画、実施する社会教育主事の資格を持った者が要るのですが、これまでは任意だったのですけれども、今後は必置規定と致しまして、8年間の中で計画的、自主的に育成していく取組を進めていただくことになりましたので、こうした人材育成の面が期待できると考えております。

岡君:社会教育主事の資格を有する方を計画的に育成していくところが大きな点と理解を致しました。
職員の人件費を見たときに、それがどのように反映されているのかは、何かしら見ることができるのかについてお伺いします。例えば、プロパー職員が増えたなど、先ほどの説明が実際の人件費の部分にどのように反映されているのかが見て取れるのか、お伺いします。

生涯学習課長:社会教育主事につきましては、現在、株式会社江別振興公社に3名配置されております。
待遇面につきましては、社会教育主事に対して手当を出しておりまして、一般の職員よりも給与面で待遇を厚くしております。
これから社会教育主事を育成するに当たっては、実務経験が3年と、およそ3か月間の講習を受けていただくことが取得の要件となっておりますので、今後、育成に当たっては、現在いる職員のうち、実務経験が3年以上ある者から3か月ほど講習を受けていただいて育成していくことになります。そのため、新しく外部から社会教育主事の資格がある者を雇って増員するといった計画にはなっておりません。内部で育成していくということになります。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。

相馬君:金額の確認をさせていただきます。
参考資料別冊1の28ページ、損害賠償保険に関わることでお伺いします。
利用者の方に事故が発生した場合は、公益社団法人全国公民館連合会の補償制度という記入がございます。
参考資料別冊1の45ページの収支計画書を拝見しますと、真ん中の役務費に、ピアノ調律、公民館等補償保険料等という項目で、76万4,000円という金額が包含されて出ているのですけれども、この内訳がお分かりでしたらお伺いします。

生涯学習課長:申し訳ございませんが、教育委員会では、内訳までは把握しておりません。

相馬君:実は、各公民館にもピアノがあると思いますので、ピアノの調律だけでも大きな金額になると予想されます。
それから、利用者の方の損害賠償ですから、そんなに高額なものではないと想像がつくのですけれども、公民館を利用者する方たちの年齢層を考えますと、高齢化になっていると理解を致します。そうしますと、平常であれば、事故にならないことでも大きな事故になる可能性があると考えられますので、利用者の方が安心して使える体制についても、市として考えていただければありがたいということで、内訳をお伺いしました。
改めて、どこかでお伺いしたいと思いますが、要望と致します。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。

角田君:それぞれの集計表の積算根拠について教えてください。
例えば、資料の7ページの4(1)収支計画書の積算根拠は具体的かつ妥当なものであるかは、配点の10点に対して6.4点ですが、積算根拠は妥当であるかどうか、どのように採点されたのかという考え方についてです。これは、江別市指定管理者選定委員の方に、この部分について高度な知識をお持ちの方はいるのかと疑問を感じるので、どういう形でこの数字が出てきているのか、どのような議論がなされたのかも含めて確認させてください。

生涯学習課長:江別市指定管理者選定委員会の中で、各選定者の皆さんが、提案書の収支計画書を拝見して採点をしたものになっております。
委員がおっしゃるとおり、江別市指定管理者選定委員の皆さんが簿記の専門家ばかりではないという事実はございますが、経営について詳しい委員もおりますので、皆さんに議論していただきまして、このような採点結果になったと所管課としては理解しております。

角田君:実は、ここがどうしても差がある部分ですが、業務内容等をきちんと把握した上での積算根拠及び施設管理等は、特に、実際にこれまでずっと担われてきた8年間において、その業務内容や管理内容は十分に熟知していると思います。あるいは、所管課もこれまで予算立てを行ってきた経緯もあるということで、ある程度、知識の共有を委員となされているのかといった部分で疑問を感じるのですが、いかがでしょうか。勉強会等は行われているのでしょうか。

生涯学習課長:こちらの積算につきましては、所管課としての立場で、予算要求などがございますから、内容の精査をさせていただいております。
所管課として、収支計画書を拝見した評価についてでありますが、昨今、各公民館の暖房などの燃料である重油の値上がり、あるいは、清掃業務などで、人件費、最低賃金の高騰など、同一労働同一賃金の関係で、正職員と嘱託の職員との賃金の差を縮めるなど、時代の環境変化に対応した収支計画と受け止めておりまして、金額についても、妥当性があるのではないかと考えております。

角田君:私が聞いているのは、委員の方と、事業の積算根拠となる基本的な考え方等は共有されているかですが、いかがでしょうか。

生涯学習課長:江別市指定管理者選定委員と所管課の間で、応募のプレゼンテーションの評価といいますか、選定に当たって、事前に打合せ、意見交換、情報交換をするということは行っておりません。
しかし、江別市指定管理者選定委員会に、所管の部長などが委員として出席しておりますので、その中で、所管部局としての会議の場での情報共有、情報提供などは図られていると考えております。

角田君:そういうことだろうとは思っておりますし、教育部からの報告の段階で、そのよしあしの話ができないのは十分理解しております。
実は、別の所管部局で議論した部分もあるのですけれども、収支計画等は、予算ありきで、予算の積算がありますので、一定程度の共有というよりも実態をきちんと把握した人たちが行うべきだという考えを持っています。
そういった意見、課題があった旨は、今後の選定の際に、所管の総務部にお伝えいただければと思います。よろしくお願いいたします。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。

相馬君:参考資料別冊1の35ページの施設管理経費の縮減について、1点、確認をさせていただきます。
4-(2)の電気料について、公民館として、また、株式会社江別振興公社として、節減にすごく努められているという項目がございますけれども、例えば、年間280万円の縮減となったというのはどのような評価になるのか、お伺いします。

生涯学習課長:こちらの電気料の280万円の縮減につきましては、今、北海道電力以外の様々な事業者がおりますので、株式会社江別振興公社で、そういった事業者に見積り等を徴取して比較検討をした中で、電気料の縮減に一番つながる事業者を選定したという、企業努力と言いますか、本来の指定管理者制度の期待される効果が発揮された部分と捉えているところでございます。

相馬君:今、生涯学習課長がおっしゃったとおり、指定管理者制度にした理由として、様々な縮減を模索しながら実行されたという株式会社江別振興公社の努力に対して何かプラスになる評定が加わるなど、例えば、次回に入札や申込みをするときに、これが企業努力としてアピールポイントになるとは思います。
ただ、利用する市民に対して、協力を仰ぐというのだったらいいのですが、経費の削減ということに重きを置かれて、実は、節電や灯油代がかかるからもっと温度を下げてくださいということで、年間でこれだけ縮減していますというアピールポイントだけになるようですと、どうなのかと思います。もちろん快適に安心して利用できるように努力をしてくださっているとは思うのですけれども、経費の削減ばかりが強調されることは、できれば控えていただきたいという危惧からお話をさせていただきました。
私の要望です。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。

稲守君:市民の平等利用について、2点ほどお伺いします。
まず、1点目ですけれども、利用されている団体の方の道具類を、公民館や、いろいろな場所で保管するということは行っているのでしょうか。

生涯学習課長:公民館での団体活動を支援するというのは、当然、公民館の役割でございますので、荷物の預かりにつきましても、程度の問題はあるかと思うのですけれども、協力できる部分については、現場レベルで協力していると聞いております。

稲守君:今、協力できるところで行っているということだったのですけれども、今後も、預かってもらえる団体と預かってもらえない団体という形で分かれてしまうことがないような対応をしていただきたいということで、要望させていただきます。
もう1点ですけれども、ポスターの貼り出しについて、何か、今、決まっていることで、例えば市の後援が必要ということがあるのか、確認させていただきます。

生涯学習課長:ポスターの貼り出しにつきましては、ポスターの内容などもあるかと思います。また、たくさんの貼り出しの希望がありますと、スペースの問題で、貼れたり、貼れなかったりということもあるかと思います。
公民館へのポスターの貼り出しにつきましては、それぞれ、公民館に依頼いたしまして、公民館の状況に合わせて、貼り出して問題がないものについては、社会教育の推進という観点から適切なものは、できる限り対応していくという取扱いになっていると思います。

稲守君:今、質疑させていただいたのは、市の後援がないとポスターは貼ることができないと言われたと聞いたからですが、そういったことがないということでございました。
確かに、貼り出しに関して、不適切なものを貼るというのはいかがなものかと思いますけれども、貼り出しに向けて、市の後援がなければ貼ることができない場所と後援の有無と関係ない場所があるのでは市民の方も戸惑われると思いますので、その辺を統一していただけるようにお願いします。要望で終わります。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
なければ、次に、議案第47号について質疑ございませんか。

相馬君:参考資料別冊1の113ページ、プール施設の職員体制について、1点、確認をさせていただきます。
参考資料別冊1の113ページを見ましても、有資格者の方たちが施設運営に非常に多く関わってくださっているということは大変ありがたいと思いますし、安心して利用できると思います。
ただ、参考資料別冊1の153ページの収支計画書を拝見いたしますと、嘱託職員の方で月額16万7,000円の給料と記載がございます。安定した施設運営をするために、指定管理期間を延ばして職員の方たちが将来設計できる形を考えたいというお話を伺ったことがあるのですが、これだけ資格のある方たちが、果たして、これでずっと働き続けることができるのでしょうか。先ほど、最低賃金云々という負担のお話もありましたけれども、あくまでも、市としては、嘱託職員の給料で積算しているのだろうと思うのですが、資格のある方たちに対してのプラスアルファのようなものがあるのかどうか、確認します。

スポーツ課長:一般財団法人江別市スポーツ振興財団の職員については、指導者や、いろいろな資格をお持ちの方がいらっしゃいます。
今、プール監視員ということでお話がありましたけれども、資格をお持ちの方でありますので、収支計画書の153ページを御覧いただければと思うのですが、建物の管理に携わる嘱託職員、非常勤職員等とは、やはり差があります。
また、今後、同一労働同一賃金、最低賃金の上昇ということがありますので、そういったものが適正に反映されるように、4年、5年、6年、7年、8年と段階的に給料が上がっていく収支計画となっているところでございます。

相馬君:実は、プール事故というのは、学校現場でもございますし、毎年、様々な民間施設でも起きています。
どのような職場でも、どのようなところでも、危険と背中合わせということが事実だと思うのですが、そのように考えますと、同じく、参考資料別冊1の154ページの保険料で、施設賠償責任保険と業務車両保険が合わせて100万円という金額です。前段の御答弁で、内訳は分からないとありましたので、内訳についてはお伺いしませんが、プール事故の損害賠償についてはどのようになっているのか、お伺いします。

スポーツ課長:参考資料別冊1の122ページに、賠償責任保険について記載がされております。
施設利用者が事故に遭った場合については、施設の欠損や指導員による指導に起因した場合については、賠償責任保険ということで、記載のとおりの金額が賠償されることになっております。
また、スポーツをされて、特に、施設の欠損や指導員の指導による起因がない、単純に転んだりしてしまったという場合には、下の丸のスポーツ災害補償保険が適用になります。
これらの保険に加入する中で、できるだけ、そのような事故に対応できる取組をしている状況でございます。

相馬君:大きな事故になった場合は、施設の方や、そばにいた方から、保険が使えるという御助言を頂けると思うのですけれども、実はそうではなくて、プールで転んでしまって、家へ帰ったら大きなけがにつながった場合にも、証明ができれば、このような保険を利用できることが利用者の方たちにどのように周知がされているのかについてお伺いします。

スポーツ課長:保険の周知については、利用者全てに個別で御案内しているわけではないのですけれども、今後、施設としてこのような保険に入っていることが周知できるような取組を協議して進めていきたいと考えております。

相馬君:事故が発生して通院が終わった段階で、実は保険があったでしょうということをほかの方から伺って、使えたというお話を何件かお伺いしました。
プールに限らず、公共施設で、確実に自己責任というわけではないですけれども、万が一の事故に対して、市としても、施設管理の団体としても、細心の注意と、金額としては違いますけれども、補償をしていますということはお知らせしていただけると、安心して利用することができるということで、お話を致しました。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。

岡君:先ほどの公民館の質疑と同じですけれども、指定管理期間が8年となったところで、総評にも人材育成の部分が記載されていて、資料にも人材育成に関して記載を頂いております。この点、担当課としては、どういう部分が変わってくると認識をしているか、お伺いします。

スポーツ課長:指定管理期間が8年に延長されたということで、選定された団体からは、長期的な雇用計画を立てて人材育成に取り組むことが提案されておりまして、事業運営に必要な資格を取得する、経験年数に合った研修を行うということで、市民に質の高い施設利用サービスを提供できるよう努めるという提案がございました。
所管としては、スポーツ教室や、健康に関する様々な御相談が寄せられる施設となっております。そのため、専門のスタッフが必要だと認識しているところでございまして、提案にありました専門スタッフの育成、確保といった人的体制の整備を図ることによって、スポーツ教室等の開催を考えております。そのほか、ソフト事業を発展的に充実させることができるのではないか、また、様々な資格を取得していただくことで、今後、利用者の様々なニーズにきめ細かく応えていくことができると考えているところです。
また、期間が長期になることによって、江別市スポーツ協会や、各種競技団体の関係者との信頼関係といったところも継続的に築いていくことができるということで、いろいろな大会運営にも有利に働くのではないかと考えているところです。
また、スポーツ課で策定している江別市スポーツ推進計画がありまして、現在、第6期の計画になっておりますが、今回、指定管理期間を8年に延ばしていることで、今期の計画、次の第7期の計画、そして第8期の計画ということで、長期にわたって計画に携わっていただけるということがありますので、市の基本計画に沿った運営をしていただけるのではないかと期待しているところでございます。

岡君:期待はしたいところですけれども、これまでの指定管理者は、長年にわたり、江別市のスポーツ施設を管理されてきたところでございまして、そこまで変わるのかという点も疑問なところがあります。現在も、様々な資格をお持ちの方が働いていらっしゃると思うのですけれども、そこまで違いが出てくるのかについてはどのように受け止められているのか、改めてお伺いします。

スポーツ課長:例えば、人材育成ですけれども、施設を安定的に運営するというところで、現在、一般財団法人江別市スポーツ振興財団の職員として正職員が6名おりますけれども、年代が高齢化しております。50歳代が2名、40歳代が2名、残りが30歳代、20歳代で各1名であります。
継続的、安定的に正職員を配置していくというところで、収支計画では、正職員、プロパー職員を令和5年度、令和11年度にそれぞれ増やしまして、正職員も計画的に採用するようにしております。やはり、質の高いサービスを継続的に提供していくというところで、今回、指定管理期間を8年に延長したメリットがあったのではないかと考えているところでございます。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
次に、議案第48号について質疑ございませんか。(なし)
次に、議案第49号について質疑ございませんか。

稲守君:森林キャンプ場について、1点、お伺いします。
今回、新型コロナウイルス感染症の影響ということで、利用者が増えたということをお聞きしているのですけれども、今後、4年間において、利用者が増えたことに対して充実させていく施策はあるのでしょうか。

スポーツ課長:森林キャンプ場については、令和2年度では、利用者が増えているところです。
プレゼンテーションなどでは、指定管理者としては、このキャンプ場のよさというのが、逆に、あまりごみごみしていなくて、人がそんなに集中して来るような施設ではないところが売りであり、引き続き、利用者の増を図っていくのですけれども、そういったところを崩さないで、いいところである、静かな環境が保たれるというところを生かしながら、今後も運営をしていきたいというお話がありました。
やはり、札幌市近郊にあって、これだけ静かな環境で、道立自然公園野幌森林公園のそばにあるということで、人気が高い施設ですけれども、あまり手を加えないで、例えば、オートキャンプ場にするということではなくて、よさを前面に出して、今後も運営していきたいという提案があったところでございます。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(10:47)

副委員長(猪股君):委員会を再開いたします。(10:48)
2総務部所管事項、(1)報告事項、アの江別市公共施設等総合管理計画の改訂についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

契約管財課長:江別市公共施設等総合管理計画の改訂につきまして御報告申し上げます。
資料の1ページを御覧ください。
当該案件につきましては、令和3年8月20日に、当委員会へ御報告申し上げたところであり、このたび改訂案を作成いたしました。
最初に、1計画改訂の背景についてでありますが、江別市公共施設等総合管理計画は、公共施設等の全体を把握し、長期的な視点をもって、更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するとともに、施設の最適な配置を実現することを目的として、平成28年3月に策定いたしました。
策定から5年経過していること、計画内にて必要に応じ見直しを行うこととしていることに加え、令和3年1月26日付総務省通知において、具体的な施設の状況に基づき、公共施設マネジメントを推進する観点から、個別施設計画等を反映した見直しを令和3年度中に行うようにとのことでありましたことから、この改訂を行ったところであります。
次に、2改訂内容についてでありますが、総務省通知において、見直しの際に追加する内容が提示されており、その主な内容と致しまして、1つ目に基本的事項として、過去に行った対策の実績など、2つ目には維持管理・更新等に係る経費として、現在要している維持管理経費など、3つ目には公共施設等の管理に関する基本的な考え方として、公共施設等の管理に関する基本的な考え方としてユニバーサルデザイン化の推進方針などを盛り込んでおります。
次に、別冊資料改訂案について御説明申し上げます。
表紙の次のページ、目次を御覧ください。
当該計画は、1計画策定の目的等から次のページの5施設類型ごとの管理に関する基本的な方針の5章構成となっております。
次に、別冊資料の1ページを御覧願います。
1章計画策定の目的等は、1計画策定の目的、2ページの2計画の位置づけ、3計画期間ともに変更はございませんが、策定時の計画期間の年号についてのみ、令和15年度までと修正を行いました。
次に、別冊資料の3ページを御覧願います。
2章公共施設等の現状は、別冊資料の3ページから19ページまでにかけて記載しております。
別冊資料の5ページを御覧願います。
今回、改訂を行った部分でございますが、4人口は、6行目から令和2年調査時の数値を含め、修正を行いました。
また、グラフ1において、直近の数値を加えております。
以降、同様に、文言や数値、各種計画の策定・改定等に合わせた修正を行っており、主なものを御説明させていただきます。
別冊資料の12ページを御覧願います。
8公営住宅は、3行目から現在の状況に合わせ、新栄団地の建て替え工事の施工や住み替え等について修正を行いました。
次に、別冊資料の20ページを御覧願います。
3章公共施設等を取り巻く将来の見通しは、別冊資料の20ページから27ページまでにかけて記載しております。
1人口5行目、グラフ16及びグラフ17に関する記載では、令和2年3月に策定されました第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略に関し、追記いたしました。
別冊資料の24ページを御覧願います。
3公共施設の更新・大規模改修費用のグラフ21公共施設の更新・大規模改修経費の将来予想は、策定当時、総務省監修の試算ソフトを使用し、試算した結果を基に、この間に行われた施設の修繕等の履歴を加えて算出したもので、以降、別冊資料の27ページまで同様の修正を行いました。
次に、別冊資料の29ページを御覧願います。
3維持管理・修繕・更新等の実施方針、(1)維持管理・修繕の実施方針では、4行目から、老朽化が進行している施設に対し、これまで行ってきた対応でもありますが、維持管理等における予防的修繕について追記いたしました。
次に、別冊資料の30ページを御覧願います。
最下段の7ユニバーサルデザイン化の推進方針及び次の31ページの最下段10フォローアップの実施方針については、総務省通知において見直しの際に盛り込むべきとされていた項目でございます。
次に、別冊資料の32ページを御覧願います。
5章施設類型ごとの管理に関する基本的な方針は、別冊資料の32ページから35ページまでにかけて記載しております。
こちらには、各個別施設計画の策定・改定状況に合わせ、修正を行いました。
先ほどの委員会資料を御覧ください。
3今後の日程(予定)についてでありますが、この後、1月にパブリックコメントを実施し、本委員会への御報告を経て、3月に計画の改訂を予定しております。
以上です。

副委員長(猪股君):暫時休憩いたします。(10:56)

副委員長(猪股君):委員会を再開いたします。(10:59)
ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

相馬君:1点、確認です。
江別市公共施設等総合管理計画(案)の22ページと23ページのグラフの年度が5年刻みではないというのはどのような理由なのか、御説明をお願いいたします。

契約管財課長:こちらは、国勢調査年度で記載をしておりましたので、令和15年度は令和17年度の間違いでございます。修正させていただきます。申し訳ございません。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。

岡君:関連しますが、国勢調査のデータはもう出ていると思うので、アップデートいただければと思います。例えば、総人口は、去年の国勢調査データが出てきていると思いますが、江別市公共施設等総合管理計画(案)の5ページや22ページも国勢調査ベースなら令和2年実績値になります。

契約管財課長:今回の案につきましては、江別市公共施設等総合管理計画(案)の5ページの下段に米印で記載しておりますとおり、令和2年は、国勢調査実施年度ですが、結果公表前のため、現状では、住民登録の人口を掲載しております。改訂の3月までには数字が出ておりますので、その際には、国勢調査の人口に変えたいと考えております。

岡君:別件になりますけれども、計画期間の考え方をお伺いします。
前回策定された平成28年3月は、どういう期間で考えていたのかは分からないのですが、今回、令和15年度までという形式上のものになっています。今回、改訂した理由は総務省から通知があったからといった話で、どういう考え方で計画期間を設定したのか、計画期間の中で見直しを行うのか、お伺いします。

契約管財課長:今回の計画期間は策定時から変更していないのですが、策定時は、令和15年度までとしておりました。
今回の国の通知で、追加する長寿命化対策を反映した見込みについては、少なくとも10年程度の期間を示すようにとされておりますので、計画期間はそのままと致しました。

岡君:見直しのタイミングはどのように考えられているのか、お伺いします。

契約管財課長:今回の見直しは、総務省通知に基づいて行っているところでございますが、今後の見直しに当たりましては、別冊資料の2ページに記載のありますとおり、えべつ未来づくりビジョン第6次江別市総合計画の進捗状況や人口の動向等に合わせ、必要に応じ、計画の見直しを行っていく考えでございます。

岡君:個別の計画のほうがより具体的になっていて、ある意味、これは網羅的なものなので、ある程度、適当なタイミングで更新されれば、それは、それで、いいと思っていますので、よろしくお願いします。
細かい点ですけれども、別冊資料の24ページから27ページまでの試算は、総務省の試算ソフトを使うと、このようになるということです。例えば、別冊資料の27ページの最後で、過去5年間では約69億円だったのが、令和3年度以降は101億円となると書かれていまして、計算するとこのようになるのでしょうけれども、現実的にはこのようなことができるわけがありません。ですから、こういう試算は、試算で、出てきてもいいのですが、仮に、平均更新年数や大規模な改修工事年数がソフトの初期値で入っていると思うのですけれども、逆算して、過去5年で使った金額で計算すると、どのぐらいの改修更新のタイミングになるといったようなものも併せて試算していただけると、そのぐらいで進めなければ、我々は計画通りにできないということが分かると思います。今回のことでというわけではなくてもいいのですけれども、そういった考えはいかがでしょうか。

契約管財課長:今回の試算につきましては、建築後30年で大規模改修を実施しまして、建築後の60年で更新するという総務省の試算システムの条件で試算をしております。
委員がおっしゃるように、5年間で使った経費で逆算するというのは現状ではしておりませんので、検討してみたいと考えます。

副委員長(猪股君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(11:07)

※ 休憩中に、議案第46号ないし議案第49号の今後の審査方法等について協議

副委員長(猪股君):委員会を再開いたします。(11:09)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第46号ないし議案第49号については、次回、結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、結審単位については、議案第46号ないし議案第49号は、一括で行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、11月29日月曜日の午前11時15分から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:10)