保健指導(江別市国保・後期高齢者)
特定健診(江別市国保)または後期高齢者健診の結果、生活習慣病やフレイルのおそれがあると判定された方にご案内しています。保健師・管理栄養士が無料で生活習慣改善に向けたアドバイスを行っています。
1 特定保健指導(江別市国保)
特定保健指導とは
対象者が自分の健康状態を把握し、生活習慣改善のための自主的・継続的な取り組みを行えることを目的に実施する保健指導のことです。特定健診(江別市国保)の結果を階層化して「動機付け支援」「積極的支援」に該当した人が特定保健指導の対象となります。
江別市国保では、特定保健指導の対象者自らが健康的な生活に改善できるよう、保健師や管理栄養士が、さまざまな働きかけやアドバイスを行います。
対象者の選定・階層化の方法
腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクを判定した上で、検査結果及び質問票より追加リスクをカウントして「動機付け支援」「積極的支援」の対象者を選定します。
具体的には、腹囲は男性85cm以上、女性90cm以上またはBMI25以上であり、検査結果において血糖値が高い、脂質異常、血圧が高い、喫煙歴がある場合は追加リスクとします。
特定保健指導の対象になったら
保健センターから個別に手紙や電話などでご案内をいたします。お申し込みがない場合、お電話や訪問をさせていただく場合があります。特定保健指導は義務ではありませんが、将来の重大な疾患の予防のため、できる限り受けていただけるようご案内しています。
特定保健指導の内容
「特定保健指導」というと何か指摘される、指導されるのではないかと不安に思う方もいると思いますが、ご自身が健康的な生活を送れるように、きっかけづくりやアドバイスを保健師や管理栄養士がお手伝いするものです。
初回面接では、事前に記入していただいた食事内容をもとに生活習慣の振り返りを行ったり、改善に向けたアドバイスをしたり、体成分分析器で体脂肪や筋肉量などを測定も行います。
3か月間継続して取り組みますが、この間、栄養に関する講座「若返るための食講座」を開催しておりますので、希望があればご参加いただけます。
3か月後に再度、電話や面接を行うことで生活改善の結果を一緒に確認します。
2 生活習慣病予防相談(江別市国保・後期高齢者)
生活習慣病予防相談とは
下記に該当する方は、将来の動脈硬化性疾患(脳血管疾患、心疾患、腎不全等)や要介護状態のリスクが高いため、保健師・管理栄養士とともにご自身の生活を振り返り、生活習慣改善に向けたアドバイスを行っています。
・特定健診(江別市国保)を受け、特定保健指導には該当せず、「血圧が高い」「血糖値が高い」「脂質の値が高い」「腎臓の機能低下」「心房細動がある」などのいずれかに該当された方
・後期高齢者健診を受け、「血圧が高い」「血糖値が高い」「腎臓の機能低下」「低栄養」「口腔機能の低下」「身体的フレイルの可能性」などのいずれかに該当された方
※医療機関に受診中の方も該当となります。
※基準に該当しない方も、生活習慣病予防相談をご利用いただけます。希望される方は、保健センター(011-385-5252)にお問合せください。
生活習慣病予防相談の対象になったら
保健センターから個別に手紙でご案内をいたします。お申し込みがない場合、お電話や訪問をさせていただく場合があります。生活習慣病予防相談は義務ではありませんが、将来の重大な疾患の予防のため、できる限り受けていただけるようご案内しています。
生活習慣病予防相談の内容
健診結果の見方や生活習慣病のリスクについて説明します。
保健師・管理栄養士が生活習慣をお聞きしながら、いつまでも健康に過ごせるために、ご自身が取り組めそうなことをご一緒に考えます。
3 各相談共通 相談方法
来所相談
場所:保健センター、野幌公民館、えぽあホール(大麻公民館)のいずれか
日程:対象者に個別にご案内します。
保健センター会場のみ、体成分分析器で体脂肪や筋肉量などの測定が可能です。
オンライン相談
仕事が忙しい方や、来所相談の場に行くことが難しい方にオンラインによる相談を実施しています。
詳細はオンライン健康相談・保健指導のページをご覧ください。
ご自宅への訪問
後期高齢者健診受診者の方で対象となった方と、特定健診受診者で対象となった方のうち初回のご案内でお申込みがない場合はお手紙にてご案内する場合があります。
来所やオンライン相談が難しい方にも訪問可能です。保健センターにお電話にてお申込みください。
4 健診の結果が「要精密検査」「要治療」の方
健診の結果、要精密検査または要治療となっている方は、早めに受診しましょう。