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油流出事故にご注意を

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月1日更新

最近、ご家庭内からの灯油類の流出事故が多く発生しています

  この事故の主な原因は、敷地内での灯油配管の老朽化や接続部分の破損、屋外灯油タンクや融雪槽用のボイラからの漏れなどによるものです。

 特に灯油配管は、土の中に埋設されているため、漏れに気がつきにくく、かなりの時間が過ぎて発見されることが多い状況です。
  油漏れが発生しますと、近くに埋設されている水道管に染みこみ、水道水に油臭をつけてしまったり(敷地内に埋設されている水道管は一般的に、地盤沈下や地震などに強くて低価格なポリエチレン管を使用していますが、ポリエチレンという材質自体が石油製品であるため油には弱いです)、埋設されている下水道管を通じて、河川や江別浄化センターに流れ込み、環境などに大きな被害を及ぼすだけでなく、周辺住民の方々にも灯油の臭気などで、大変迷惑をかけてしまうことになります。
  なお油臭は、灯油などが漏れた量、場所、地質、季節などにより異なります。

  また、漏れてから数か月後に、長い場合は数年後に症状が出始めることがありますので、注意が必要です。そのまま放置すると、さらに大きな事故につながるおそれがあります。
  そうなると、土の入れ替え、水道管の取り替え、下水道管の洗浄、河川でのオイルフェンスの設置、油のくみ取りなどの措置をしなければなりません。
 これらの事故処理にかかる莫大な費用は、すべて原因者の負担になります。事故が起きてからでは遅すぎます。
 未然の事故防止と事故の初期段階での適切な措置が重要ですので、日頃の維持点検をおこたらないようにご注意ください。

灯油漏れを未然に防ぐために、次のことに注意してください

  • ホームタンクの設置場所は、積雪があっても大丈夫ですか。また、屋根からの落雪の影響をうける所ではありませんか
  • ホームタンクが、転倒するおそれはありませんか
  • ホームタンクが傾いて、灯油配管に無理がかかっていませんか
  • ホームタンクの給油管は、折れ曲がったり古くなったりしていませんか
  • 給油後、灯油の「こぼれ」を確認していますか
  • ホームタンクの残量を、定期的に確認していますか。急激に残量が減ったりしていませんか
  • 家のまわりで灯油の臭いはしませんか。特に、地面から臭いがあがってきたりしていませんか
  • 融雪槽などがある場合、槽の中に油が浮いていたり、油臭がしたりしていませんか

もし流出事故が発生したら、下記の機関のいずれかに通報をしてください

消防本部指令課(24時間体制)
電話番号:011-382-5453

生活環境部環境課環境保全係
電話番号:011-381-1019
ファックス番号:011-382-7240

建設部土木事務所治水課
電話番号:011-383-5900
ファックス番号:011-383-6804

その他のお問い合わせ先

排水口から臭いがするときは

水道部下水道施設課維持管理係
電話番号:011-385-4988
ファックス番号:011-385-1219
Eメール:gesuidoshisetu@city.ebetsu.lg.jp

水道水が油臭いときは

水道部水道整備課給排水係
電話番号:011-385-4989 
ファックス番号:011-385-1219 
Eメール:suidoseibi@city.ebetsu.lg.jp