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平成13年第1回江別市議会会議録(第3号)平成13年3月7日 2ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6  議事次第

開議宣告

議長(赤坂 伸一 君)

 これより平成13年第1回江別市議会定例会第7日目の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は31名で定足数に達しております。

議事日程

議長(赤坂 伸一 君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長(赤坂 伸一 君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、鈴木真由美議員、三上議員を指名いたします。

一般質問

議長(赤坂 伸一 君)

 日程第2 一般質問を順次行います。
 稗田議員の行政についてほか4件についての質問を許します。通告時間30分。

稗田 義貞 君

 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い質問してまいります。
 平成12年第4回定例会終了後より今日に至るまで、あらゆる情報が流れました。
 まず最初に、初老の人より、高齢者の人は高齢者医療が今までは無料であったが1割負担になり、それに介護保険料がやがて全額を納付しなければならないこと、国保は赤字になったため補てんをしなければならないということを言われました。
 また、今年は例年になく1月以降の真冬日が続き、水道管の破裂、十数万円かかるという大変な毎日毎日であったかと思います。
 また、年明け早々より円安ドル高の傾向が続いており、財務省の幹部は120円前後は容認すると言われており、輸出業者は品物の売れ行きは良いが、輸入業者は製品が高く付き、その分だけ物価に跳ね返りながら、石油製品の値上がりが大変だという中年の主婦からも言われておりました。
 また、国においては教育改革を実施しようとしており、今国会は教育改革の年だとも言われております。今までの教育と新教育との方針がどう違うのであろうというようなことが言われています。
 私たちの住んでいるところでは老人クラブより、大麻にパークゴルフ場が欲しいということも聞いております。このような市民要望が政策室に寄せられておると思いますが、市民が安心して生活できることを願いながら、市長及び教育長のお考えをお聞かせください。
 まず行政改革でありますが、平成13年度の予算案の中で、開かれた江別市民の皆様と行政地域の将来像や課題をともにしてきた中で、行政診断を実施する費用として1,032万4,000円が計上されておりますが、この項目は将来についてどう考え合わせながら調査するものと解釈しております。この調査は、今から22年前、昭和53年度に調査したと聞いております。当時の市は人口8万2,000人であったが、翌年に大改革をしたと記憶しております。
 当時はガリ版から脱却し、青焼きのリコピーが全盛時代だと思っております。そして市民は非常に若々しかったとも記憶しております。大企業には大型事務機が導入されてきたのもこの年だと思っております。そして、人口増加に伴う事務処理の大型機械導入により敏速に処理し今日に至っていると思います。全体に若々しい町であったが、今は高齢者の町となって15.8%となっており、高齢者、介護保険の導入される中で、行政はそういう対応にどう立ち向かうのか。
 すなわち、住民の身近な行政サービスを行われることを強く求めて、地域住民のニーズを把握し、的確に行政に反映されるものだと思っております。そうして、簡素、効率的な行政体制を確立し、生活者、納税者である市民の視点に立った施策が必要になってくると思います。
 前段で述べたように、今後、社会の構造変化に対応する時期が到来したと思います。今後はこのような方法をどのような手法で発注するか、また、何年先を見込んだ行政診断を実施しようとするのか。そのときの人口はどのような構成になっている。多様にわたる行政と改革を結び付けながら、どのような行政診断結果をしようとしているか、市政に反映しながら実のある行政を実現しようとしているかをお伺いいたします。
 次は大麻中央公園について。
 大麻中央公園は、市民に優しい環境型森づくりを形成することが第一だと思っております。公園内にカラマツの植採地があります。この植栽地は団地造成するときに買い取った林分であり、その林分は既に材積最多の伐期齢期に達しております。この林分が強風を受けたときには、地域の住民の住家に屋根などに被害を及ぼしたときは、えひめ実習船のように大事故になると思っております。
 林木には深根性、浅根性の樹種がありますが、カラマツは後者に相当すると思います。現在までカラマツの倒木した根は約20センチぐらいで倒れる現状の中で、根むくれの倒木で人家に被害を与えたとき大変だと思います。今から環境をなるべく変えないようにして更新を図る時期が到来したと思います。
 すなわち、樹種特性を生かしながらということで、公園に合致した樹種が必要だと思います。すなわち、北海道の木エゾマツとドイツトウヒとを掛け合わせた、グリーンが濃く、早く成長する樹種も選択肢の一つかと思っています。そうして植栽時期を決め、植栽することが必要かと思います。市長はカラマツ林に対してどのようなお考えであるかお聞かせください。
 次はカラス駆除対策について。
 この項目については、地域住民の要望が強く、すなわち、カラスによる生ごみなどの食い散らしなど、ごみの回収車が通過したとき掃除していることは、私はこの目で見てまいりました。たまたま友人にお会いした後のお話でしたが、大麻中央公園にカラスの営巣地があり、夕方にはカラスの鳴き声でどうしようもないという苦情が寄せられました。私もこの項目については何回か質問しましたが、カラスの駆除に対する明言が得られないまま今日に至っていると思います。
 そこで、私なりにカラスの習性と対策を調査してまいりました。カラスの種類は世界に100種ほどあり、そのうち日本には11種ほどおりますが、北海道には多く、ハシボソカラスが熱帯、温帯を通して日本に住み着いたので、鳴き声はカアーカアーカアーと言います。ハシブトカラスはユーラシア大陸から田、河畔林を経て日本に定住したものであり、鳴き声はガアーガアーガアーと言っていることは耳にすると思います。
 カラスの卵は3個ぐらいで3週間でひなになり、7週間で空を飛ぶようになる。カラスの生活必需品は樹木と水遊びができるところを選ぶということであります。カラスが巣作りする場合には、電柱、軒下、樹木であり、マンションにハンガーなどを運んで巣作りするのであります。夫婦は子供を育てるのですが、また、町を低空飛行して被害を与えるのは5月、6月、7月の3か月であると思います。子育て期間中は最も人間に被害を与えると思っています。
 そして翌年には、カラスは大空を飛ぶようになるのではないかと思います。このときに迎えて、巣が空き巣になったときにカラスの営巣地を取ることが必要ではないか。カラスの巣を取る場合には市町村長の許可を得なければなりません。
 生ごみを回収する場合に、ネットの中に完全に入れることが大切ですが、我が市のように風の強いところではネットに重りを付けることも一つの方法かと考えております。
 また、鳥類にえ付けは絶対にやめることであります。カラスはえ付けをやっているところを覚えており、人間がいなくなった場合には、必ずそのえさを取って帰るということであります。だからえ付けだけはやめてほしいと思います。
 そのようにして、カラスの駆除、え付けをやめること、生ごみをネットに完全に入れることが一つの方法だと私は考えております。私たちの通る2番通りにはネットを使用しないで生ごみを出しているところがあります。そこには、後方に必ずカラスが二、三羽いる現状を踏まえながら、前段で述べたとおり、カラスの駆除対策として欠かせないのは営巣地の除去、え付けを絶対にしないこと、ごみはネットの下に入れること。今後はごみの集積地にネットを備え付けることは営巣地の駆除だと思っております。
 現在、ごみの集積所でネットをしていない箇所は何か所ぐらいありますか。そのために、カラス対策はどのように進めているか。そして、完全実施することによって、明るく清らかな、笑顔のまちづくりができると思いますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。
 次は動物愛護及び管理条例の制定について。
 原始林と石狩川に抱かれ、その恵み豊かな自然は私たちに四季折々の四季感を与えてくれます。私たちはその良好な、健康で文化的な生活を営む権利を有すると環境基本条例に掲げております。その意に反している人がいたらどうだろうか。すなわち、犬、猫を自然環境の良いところを毎朝散歩するのは当然でありますが、そのときビニール袋とシャベルを持って犬の運動をしていることはよく見ますが、その袋の中にふんは入ってないのが大半だと思います。
 犬の散歩をしている人に出会いましたが、その人は犬がふんをしておるときに土を掛けて通っていきました。その散歩道で犬のふんの山にぶつかりましたこともあって、現場を発見しました。このようなことを踏まえながら、飼い主が自然環境を保つために何らかの措置が必要と思っておりましたところ、北海道において北海道動物愛護及び管理条例を今回の道議会に提案しているということをお聞きしました。
 また、全国では広島県の福山市、福島県のいわき市、本道では浦河町、また、条例を検討中は千歳市と言われております。我が市においても立派な環境条例を制定しております。今後は市民の意識改革をされ、動物愛護及び管理条例の制定する時期が到来したと思いますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。
 次は、野幌森林公園の活用について。
 野幌森林公園については何回か質問してまいりました。私の調査研究では、この公園の利用者数は年間100万人が四季折々利用している現状を見たとき、そのような都市は世界にはどのぐらいあるかといって調査しましたところ、南ドイツのシュヴァルツ・ウァルト、すなわち黒い森、オーストリアのウイーンの森、野幌森林公園の三大都市公園であることが判明いたしました。
 この公園は8億6,000万円の巨費を投じて遊歩道など施設を整備しており、そのうち3億3,000万円で自然誌ふれあい交流館を完成し、本年4月オープンすることになっており、この館の内容は森林公園の動物、自然誌などに関する展示、野幌森林公園が始まって以来の道内の自然公園などに関する情報の収集、観察、講演会などの行事と、観察会などにガイドが付くということであります。世界的に立派なものであり、交流館で老人大学の研修の場として活用するのも一つの方法かと考えておりますが、それに対してどのようなお考えであるかお聞かせください。
 また、このような自然生態、動植物と一緒になって自然に楽しみながら子供たちが課外活動するのも体験学習の一つの利用方法かと思っておりますが、合わせてお伺いいたします。
 また、道の予算案に上程されている開拓記念館を訪れる年間100万人の自然愛好者が文京台を通って帰るために、人道橋を本年の計画に載せられ、来年実施計画をされ、完成されて供用開始となるということを担当者からお話を聞きました。そこで、完成するまで2年間ありますが、そろそろ2年間の間に江別市ならではという記念品及びお土産について産学官が一体となって英知を結集するべきだと思っています。
 また、話は違いますが、林業界においては、プロ野球に必要な青ダモのバットがあります。それは、本道に約260万立方メートルと言われており、バットは年齢が80年から100年の原木を使用するということであります。バットに対する先が見えなくなったので、産学官が育種研究を始めたということも聞いております。すなわち、2年間の間、地域住民の待望の橋が文京台を通じるのを記念して、江別ならではの記念品及びお土産品を、例えばレンガもちのようなものを研究する時期が到来したと思うが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。
 次は、大麻駅周辺の森の取扱いについて。
 大麻駅周辺の鉄道林は、全国でも防風林として規模的にも有数な森林であると思います。だが、林内を踏査してみれば、大正末期から昭和の初期にかけてカラマツが植栽されており、野ネズミの被害に遭い、ドイツトウヒに移り変わった形成が見られます。そして、不良枯損木などの林分がとうたされて、動物の被害を受けながら今日のような林分が形成されたと私は推察いたします。
 地理的条件を加味し、この林分を伐採しスーパーを進出しようとしたとき、自然保護団体に猛烈に反対され、市長は大英断により1.5ヘクタール、4億7,000万円の巨費を投じて、全国の自然保護団体より、市長の緑に対する情熱は素晴らしいと高く評価されたことをお聞きしております。
 大麻駅周辺の基本構想によれば、周辺の鉄道林は環境を積極的に保全するものとなっておりますが、林というものは生き物です。1年1年上長成長、肥大成長するものです。また、林内を踏査した結果から、小さな穴があちこちに点在しております。木というものは林齢に応じて森林の面積が増大してくることは間違いありません、当然です。すなわち、成人になっても成人服を着るわけでなく、子供のような服を着ているのがこの林の現状ではないかと思います。そのようなことのないように1.5ヘクタール、メッシュに切りながら林分調査をし、林分解析をし、ある程度の補整をすることも最もベターではないかと思います。そして、林内をもう少し整理し、虫害を予防することも生態系を維持しながら対策を講ずる時期が到来したと思っておりますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。
 また、市が購入した林分の挟んだ隣側の林分に、空間地を利用して道庁の旧林務部の職員が山桜を植栽しましたがそのままになっているので、最近は5月になると桜の花が咲くようになってきましたが、成長の早いニセアカシアに覆われ、桜は辛うじて生活するのが現状です。土地所有者の理解を得ながら手入れをすれば、大麻駅を利用する人、また列車で通過する人々に対して潤いと優しさを与えてくれると思いますが、市長は必ずや市民要望にこたえて実現できると思いますが、市長のお考えをお聞かせください。
 次は、農地保有合理化事業について。
 この制度は昭和45年の農地法の改正により、農地保有合理化事業が創設されたもので、この背景には土地価格の下落傾向と農産物の販売価格の低落と、後継者がいなくなったり、土地を保有、維持することも難しくなり、一部は一定の期間公社に保有するものと解釈しております。
 また、この制度は、自分の土地で生業できなくなり、転売するにしても土地の下落で困っており、用地の買い受け人ができて、A、Bが売買契約を締結した用地に対し、3年間の事業関連タイプと、また、5年間の経営転換タイプとに分けられ、いずれも集積計画書を作成し、その後土地所有権を移転することになっております。
 この用地の移動については、市の中に入って財団法人北海道農業開発公社がお金を出して事業を実行する制度であり、年利2%となっておると市の事務担当者のお話でした。公社は、現在まで、土地の公社買い入れ面積205ヘクタールで30戸、そのうち順調に事業できるものは112ヘクタールの20戸となっております。問題なのは、先が見えなく、原則に返ることのできない用地93ヘクタールもあり、現在のこの情勢は、全国全体で不動産が下落している中で、農地においても5年前に10アール当たり62万1,000円であった土地が、現在では50万円を切るような有様でございます。
 市では農業基盤を確立し、安定的生産といううたい文句の中で、今さら財団法人北海道農業開発公社に対し、土地の支払いについて農業者の大きな悩みであります。農業者の意のあるところを察知の上、どのような措置を講じていくつもりであるか、市長に改めてお伺いいたします。
 次は、黒い実のナナカマドでございます。
 本年1月5日、道新の朝刊を読んでいる中で、黒い実のナナカマド、甘い菓子づくりと、農業者と共同商品化に着手という内容でありました。ナナカマドの一種アロニアを使った菓子と調味料を商品化開発することであります。今年から本格的に着手すると。アロニアは黒い実の特徴の栽培であります。農業者を交えた研究会を3月に発足させ、地域ぐるみの特産づくりを目指すということであります。
 アロニアは黒い実で、人体に有害な活性酸素を除去作用することであるポリフェノールを多く含まれる上に、赤い実に比べ渋みが少ないのが分かっています。ナナカマド製品に再挑戦するということであり、アロニアの実を使った製品開発は2月中にジュース、ジャムなどに試作品を完成させ、まず、菓子の商品化の可能性を探る意向であります。さらに、農業者などの研究が来春市内の農園に200本近くの苗木を植え、旭川の風土に合った栽培法の研究を始めるという。実のなり始める3年後をめどに、商品の本格的な生産の方針ということ。また、アロニアを新世紀の製品として育てたいという意欲ある記事を私は読みました。
 私も一般質問で、黒い実のナナカマドで同一品種を大量に生産できることを質問したことがあります。林業研究には少なくとも5年ぐらいは掛かることと併せながら食品加工の問題を解決し、アロニアだからできる新製品を開発するために、産学官が一体となって当たる時期が必要だと私は思っております。
 すなわち、優秀な黒い実のナナカマドを発見し、バイオによる生産体制の確立、土地提供者の選択、商品の開発、販売体制の確立をするためには、1課だけでできるものではありません。プロジェクトを編成し、今からその姿勢で産学官が一体となって取り組む必要があると私は思いますが、市長はどのようなお考えであるかお聞かせください。
 最後に、余裕教室の有効利用についてでございます。
 この問題については何回か質問してまいりましたが、その都度遠回しの答弁だと思っておりました。新教育長に変わりましたので、市民の感情を把握して要望にこたえてくれると期待を持って質問いたします。
 私たちの会派は昨年10月、大阪府門真市の脇田小学校の余裕教室の有効利用の実態調査をすることができました。我が市においても、平成13年度予算案は学校の大規模改修を計上されておりますが、この点について合わせて質問いたします。
 門真市は、社会教育施設の整備と位置付けられ、社会的教育の体系的配置、学校をはじめとし、地域の他施設の連携化の強化などの課題を踏まえながら、社会教育の施設整備を図ろうとしております。実際に生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって、地域住民の教育向上、健康の増進を促すということでありますが、生活文化の振興、社会教育の条件に利用するための教室として2教室挙げられています。1教室は多目的ホール、そしてもう一つは和室であります。
 その利用者は、平成10年度は5,274人、平成11年度は7,843人で、148%の増加となっておりますが、この施設を造るときに、教育委員会と学校管理者の間にはかなりの温度差があったと言われております。その中で、教育委員会の熱意により今日のような施設ができたということもお聞きしました。この施設は地域の要望を取り入れたものだと私は思って帰ってきました。
 江別市においても、今年度大規模改修が行われるので、地域が望んでいる余裕教室の利用推進に向けて一日も早く決断すべき時期と思いますが、教育長はどのようなお考えであるかお聞かせください。
 次は、教育改革について。
 21世紀の時代を生きる者を育てる教育、今の子供たちは、我が国の期待される役割を果たすような活動をできることを現在予想もできないような時代になっているとおり、その場で適切に判断でき、行動できる能力を育てることは教育の第一だと思っております。
 また、教育の在り方の原則にさかのぼって検討すると、首相の私的諮問機関である教育改革国民会議は昨年の9月中旬に報告され、昨年の12月22日最終報告が出されました。その内容といいますと、1、今なぜ教育改革、2番目、人間性豊かな日本人を育成すること、3番目、一人ひとりの才能を伸ばし、創造性に富んだ人間を形成すること、4番目、新しい時代に新しい学校づくりを、5番目、教育施設の総合的な推進のための教育振興の基本計画、6番目として、新しい時代にふさわしい教育基本法を入れるという柱を立てながら、教育の原点は家庭であるということを自覚するとともに、この提言を踏まえながら、今後、教育改革に取り組みを進めようとしております。今後、今国会で教育改革関連法案が提出される模様ですが、この改革、特に、教育基本法となると思っております。
 これらの一連の改革の中で、平成14年度からは新学習指導要領の下で総合的な学習時間が新設されると言われており、江別市においても、その移行措置として平成12年度予算措置で実践してまいりました。今後は開かれた学校づくりを目標としておりますが、地域住民にはパークゴルフが必要だということも言われております。すなわち、総合的な学習の時間の考えと、施策である新指導要領の下にカリキュラムが大きく変わるわけでありますが、子供たちの教育が大きく変わるだけでなく、子供たちの教育を大きく転換していくものと考えられますが、具体的な実践項目と兼ね合わせながら、教育長のお考えをお聞かせください。
 また、開かれた学校づくり、学校評議員制度の導入であります。地域や社会に開かれた学校づくりと学校外の意見を校長が聴くものであると考えるが、学校評議員により学校はどのように変わるか、市内の小学校における新年度はどう対応していくか、合わせて教育長のお考えをお聞かせください。
 これをもって第1回目の質問を終わります。

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