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平成21年第3回江別市議会会議録(第3号)平成21年9月9日 2ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第

開議宣告

議長(坂下博幸君)

 これより平成21年第3回江別市議会定例会第9日目の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は26名で定足数に達しております。

議事日程

議長(坂下博幸君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長(坂下博幸君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、五十嵐議員、吉本議員を指名いたします。

一般質問

議長(坂下博幸君)

 日程第2 一般質問を順次行います。
 齊藤佐知子議員の総務部所管についてほか1件についての質問を許します。通告時間25分。

齊藤佐知子君

 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問いたします。
 今や日本は少子高齢化社会となり、将来の国を支える人材の育成が重要となっております。トヨタ自動車株式会社会長の張富士夫氏は、日本経済新聞で、人材育成について、企業にとって人材は絶対に必要であり、きちんと教えなかったら企業は崩壊する。さらに、企業だけではなく、いかなる国や団体も人材育成は根幹にかかわる課題であり、人材あるところは繁栄し、反対に人材なきところは一時は栄えているように見えても、最後は必ず滅びることは歴史が伝える真実であると語っております。このことからも、市職員の人材育成は、江別市の将来を支える重要な課題と考えます。
 農業や酪農などの分野においても、従事者の高齢化が進み、担い手づくりが大変重要となっています。
 PHP総合研究所から出版されているある書籍には、企業はすべて人次第であり、企業は人なりと言えると記載されていました。
 江別市の状況を見ても、団塊世代の大量退職による影響が様々な形で出ているようにお聞きしているところです。市職員として、仕事の伝承、議会対応、教育現場の対応等、人材の育成が市民サービスの向上や今後の江別市のまちづくりにつながるものと考えます。
 過日、北広島市の職員課でお話をお伺いしてきました。
 当市と同様に、来年度から、団塊世代の職員が毎年約20名ずつ退職していくとのことです。そのうちの4割以上が部長職とのことであり、現在の役職ごとの平均年齢は、部長職が58.6歳、課長職が55.4歳、係長職が51.3歳と職員の年齢構成が高くなっています。
 職員数が減少する中で、業務量は変わらず、人材育成も追い付かない現状であるため、中には、業務をこなすことができず、メンタルヘルスケアを必要とする職員もいるとのことです。
 また、毎日の業務に追われ、なかなか研修や自己研さんに励む機会が少ないこともあり、人材育成のために、場数を踏むことが必要ということで、予算特別委員会や決算特別委員会では、具体的な内容などを一番把握している係長や主査が中心となって答弁しているとのことです。
 このことが現場を知る経験や職務についての知識を深める機会となり、その後の議会対応にもつながるとのことです。
 今後の方針や考え方のほか、答弁漏れの部分などについては、課長が補足し、それ以外の質疑については部長等が答弁しているとのことです。また、本会議の際には、課長職が対応しているとのことです。職員が育成されることは、仕事への自信にもつながり、情熱を持って仕事に臨むことができると考えます。さらに、そのことは市民へのサービス向上につながるものと考えます。
 そこで、今後の職員の育成等の観点から、何点かお伺いします。
 1点目として、江別市職員の平均年齢は、部長職が57.6歳、課長職が54.0歳、係長・主幹職が51.1歳であり、現状では、本会議対応が部長職、委員会対応が課長職となっています。役職者の年齢が高くなってきており、今後もしばらくは、団塊世代の大量退職が続くことが想定されます。当市においても、昇任する前に議会対応等を経験したり、勉強することが必要と考えることから、北広島市のように、係長職の委員会対応などの人材育成につながる努力が必要と考えますがいかがでしょうか、お伺いいたします。
 2点目として、職場の異動希望についてです。
 現在、江別市の課長職以下の職員は、一定の希望を申し出ることができる制度がありますが、実効性に乏しいと考えます。
 保健、福祉、医療など専門的な部署には、一定の経験が必要と考えますが、若い世代や意欲のある職員を育成し、適材適所の職員配置をするために、人事異動により反映させることが必要と考えます。
 希望する職場に異動することによって、その職員の力量が更に発揮されると考えることから、柔軟な考え方による職員配置などを通じた人材育成を心掛ける必要があると考えます。
 松下幸之助氏は、適材が適所に就けば、その人自身にとっても自分の持ち味が生かされるから喜びも大きく、仕事の成果も上がるため、ほかの人にとってもプラスになる。人を使う者としては、是非心掛けなくてはならない大切なことであると言われております。
 職場の異動希望に係るさらなる制度の実効性についてお伺いいたします。
 3点目に、職員の昇任についてです。
 当市では、現在、すべてとは申しませんが、昇任に当たって年齢が重視されていると感じます。やはり、年齢だけではなく、職責に耐え得る人かどうかの判断が必要と考えるところです。そのためにも、先ほど申し上げた適材適所の職員配置について心掛けることと昇任試験の必要性についてお伺いします。
 4点目です。
 群馬県太田市では、各課長が毎日朝礼で、一日の目標を職員に伝え、職員とその日の目標を共有して一日が始まるとのことです。松下幸之助氏は、社員に自分の考えを訴え、目標を示すということは、経営者にとって何よりも大事な仕事であり、特に、困難が続くときには、経営者の積極的な姿勢こそが従業員にとって最大の支えではないかと言われております。
 当市においても、職員が仕事の目標などの共通認識を持って、一日をスタートすることは大切であり、意識の向上につながると考えます。群馬県太田市のように、朝礼を行う必要性について市長のご見解をお聞かせください。
 次に、AEDについてお伺いいたします。
 このことについては、平成17年第3回定例会及び平成18年第2回定例会で、AEDを公共施設及び市内小中学校へ設置すること必要性のほか、市職員や教職員を対象とした講習会の実施について一般質問させていただきました。
 先月、市内の小学校で起きたプール授業中の事故では、大変に緊迫した状況の中、一人の将来あるお子さんの命が救われたことは大変に良かったと安どいたしました。事故は起きてはならないことですが、今回のことを通して、AEDの設置の重要性や必要性を更に実感いたしました。いつ、どこで起きるか分からない不測の事態に対応するためにも、また、市民や子供たちの大切な命を守るためにも、未設置箇所へのAEDの設置やAEDの講習を含む救急救命講習の受講率を高める必要があると考えます。
 心肺停止に陥った場合、一刻も早い応急手当てが生死を分けることになります。まずしなければならないのが迅速な消防への通報です。次に、迅速な人口呼吸と心臓マッサージなどの心肺そ生法やAEDによる除細動の実施です。これは、医療機関などでの二次救命処置への移行を含めて、救命の連鎖と言われる基本的な応急処置の流れであります。
 心肺停止の場合、1分が経過するごとに救命率が10%ずつ減少すると言われており、心肺停止から5分以内にAEDで処置をしなければ効果がなく、救急隊が到着してから処置をするのでは間に合いません。1分1秒を争う現場では、近くにいる人がAEDを使った救命処置などを施すことで、心肺停止から心臓の鼓動を回復させることができるのです。そして、脳の損傷を防ぐことができ、大切な命を救うことができるのです。
 以上を述べまして質問いたします。
 1点目に、市内公共施設の中で、まだ設置されていない施設へのAED設置を急ぐ必要があると考えます。 
 現在、民間企業の協力もいただきながら、市内90事業所に111台のAEDが設置されているとのことですが、公共施設における未設置箇所へのAED設置を進めていただくことが必要と考えます。どのようにお考えか、現状を含めてお伺いいたします。
 2点目です。
 市職員に対してAEDを含めた救急救命講習を実施していることは承知しているところですが、現状をお聞きしますと、市内小中学校の教職員に対するAEDを含めた救急救命講習は、夏休みと冬休みの年間2回の講習を開催しているのみで、受講率にもばらつきがあります。受講率が高い学校では100%近く受講しているようですが、受講率の低い学校では10%にも満たないと聞いております。受講した教職員が異動するため受講率が低いとのことですが、救急救命講習の実施方法を工夫するなど、教職員が受講しやすい体制を整え、講習を受けていただく必要があると考えます。だれかがやるというのではなく、現場に居合わせただれもが対応できるように、各学校の受講状況を把握し、大勢のお子さんを預かる学校の教職員には、AEDの講習を受けていただく必要があると考えます。
 以上、二点について市長のご見解をお伺いします。
 以上で1回目の質問を終わります。

議長(坂下博幸君)

 齊藤議員の一般質問に対する答弁を求めます。

市長(三好昇君)

 齊藤議員の一般質問にお答え申し上げます。
 総務部所管事項に関連しまして、まず、係長職の議会におけます委員会対応などについてでありますが、江別市は、職員の大量退職を迎えるに当たりまして、適材適所の職員配置に加え、積極的に若手の登用を図るなど、幅広い年齢層から有能な人材を昇任させております。その結果、本年度の一般事務職における課長職、係長職の昇任年齢の平均は、平成16年度に比べ、いずれも若返っているところであります。
 これらの職員の育成につきましては、江別市人材育成基本方針に基づき、それぞれの階層ごとに管理監督者研修や政策形成能力研修などを行い、職にふさわしい能力の開発と育成に努めております。
 議員ご提案の係長職の議会における委員会対応につきましては、議会活動の場に直接触れる機会であり、人材育成にもつながると考えておりますので、今後、議会とも相談させていただきたいと考えております。
 次に、職員の異動希望制度についてでありますが、当市の人事異動は、職員に多様な業務を経験させることによって、幅広い知識と経験を得ることを目的に、おおむね3年ないし5年を目途としまして配置替えを行っております。
 特に、専門的な知識を要求される部署については、一定年齢以上に達した知識と経験を有する人材を配置するなど、人材の活用と職員の育成にも配慮しているところであります。
 こうした人事管理を行うための制度の一つといたしまして、当市では、平成16年度から自己申告制度を取り入れまして、現在、課長職以下の職員を対象に実施しております。
 この制度は、セルフアセスメントシートを使って職員の現職場に対する認識や希望する職務、自分の仕事に対する将来への考え方などを申告することによって、職員個々の適性や能力を活用しようとするものであります。
 この制度の実効性につきましては、回答のあった異動希望者のうち、半数以上が何らかの異動をしているといった結果が得られているところでございます。
 今後におきましても、こうした自己申告制度やこれまでの人事異動の基本方針を踏まえ、適材適所の職員配置、職員の意欲や資質の向上のほか、組織の活性化を図るため、適正な職員配置を一層進めてまいりたいと考えております。
 次に、昇任試験の必要性についてでありますが、昇任試験は、評価の客観性の確保、能力主義、自己啓発による組織の活性化が図られるといった効果が期待される一方、実施している自治体においては、試験勉強重視による公務能率の低下、不合格者や受験をしない職員の増加による組織の士気低下などの問題も指摘されております。
 江別市といたしましては、限られた職員数の下、職員研修など既存の制度を活用する中で、今後も適正な人事評価を行ってまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、団塊世代職員の大量退職後の人材育成を喫緊の課題ととらえ、まずは、次代を担う職員に豊富な経験を積ませながら、人材育成に重点を置いた適材適所の人事管理を着実に進めてまいりたいと考えております。
 私からの答弁は以上でありますが、このほかの質問に対しては、総務部長ほかをもって答弁いたします。

総務部長(北口彰君)

 私から朝礼についてのご質問にご答弁申し上げます。
 江別市におきましては、現在、消防本部の全部署、給食センター及び市立病院など一部の部署において、業務の進ちょく状況や指示伝達等を行うために、朝礼を実施しております。
 これらの部署以外では、業務に関する定例的な打合せを実施しながら、組織又は個人の目標や業務手順の確認、徹底を図るとともに、職員間のコミュニケーションを高めております。
 業務上、朝礼が必要な部署につきましては、今後も実施するとともに、それ以外の職場につきましても、業務に関する打合せの回数や内容の充実を図るほか、全庁的に情報共有をすべきものについては、庁内LANを活用するなどによって、行政サービスの一層の充実を図ってまいります。
 私からは以上でございます。

健康福祉部長(斎藤嘉孝君)

 私からは公共施設におけるAEDの設置についてご答弁申し上げます。
 江別市内におけるAEDの現状につきましては、毎年9月に開催しております救急の日・救急医療週間記念行事に合わせ、昨年度より、江別市と江別医師会が共同で、えべつAEDマップを作成し、市民に周知しているところであり、消防署で行っておりますAED設置者に対する講習会等により、90事業所に111台のAEDが設置されていることを把握しているところでございます。
 この事業所の内訳は、道立施設が9か所で、江別市関係施設では市役所本庁舎や水道庁舎をはじめ、市民会館、市立病院、環境クリーンセンター、3か所の公民館と財団法人江別市在宅福祉サービス公社施設、4か所の体育館、全28校の小中学校など、合計で43か所あるほか、その他、私立の幼稚園、中学校、高等学校、大学が9校、民間医療機関・福祉関係事業所が21か所、その他商業施設などが8か所となっているところでございます。
 江別市では、AEDについて市民の救命への関心と協力への意欲を高めるとともに、民間施設等への設置を促進する観点から、今後も設置が望まれる市の施設について、その設置方法などの検討結果を踏まえ、計画的に設置を進めてまいりたいと考えております。
 また、この検討結果に基づき、民間事業者に対しましても、設置の協力をお願いしてまいりたいと考えているところでございます。
 私からは以上でございます。

教育長(月田健二君)

 私から教職員のAED講習についてご答弁申し上げます。
 ご案内のとおり、教職員のAED講習につきましては、平成19年度から消防本部の協力を得て、一般の救急救命講習とは別に、教職員に向けた講習を夏季及び冬季の休業期間に合わせて行ってきております。
 AEDは、高度管理医療機器及び特定保守管理医療機器に指定されておりますので、救急救命においてその性能を発揮できるよう、適切な管理の下でAEDを使用することが重要であると考えております。
 今後は、校長会を通じ、更にAED講習の受講を促すとともに、教職員が受講しやすいプログラムの作成などについて工夫し、AED講習の受講率を向上させてまいりたいと考えております。
 以上であります。

齊藤佐知子君

 ご答弁ありがとうございます。
 2回目の質問と要望をさせていただきます。
 まず、総務部所管についてです。
 1点目に、昇任試験の必要性についてお伺いいたします。
 日ごろより、職員の仕事ぶりや人間性を評価し、適材適所の職員配置を心掛けているとは思いますが、適性を見るための試験が必要と考えます。例えば、論文です。論文を書くことによって、一定程度の知識や経験、職員の意識、考え方、仕事に対する意欲などを知ることができ、より適材適所の職員配置に反映できると考えますので、再度お伺いいたします。ご見解をお聞かせください。
 2点目に、各課での朝礼の必要性についてです。
 業務上、朝礼の必要なところが実施していることは理解しているところですが、庁内の各課で実施することが大事であると考えています。課には課の仕事があり、課としての目的、使命があると考えます。先ほども述べましたが、一日をスタートするときに、課長が中心となって職員にその日の目標や市民サービスの向上のために努力していくことを伝えたり、基本的なあいさつの励行をするなど、当たり前のことですが、日々の積み重ねによって定着するものと考えます。いかがお考えかお伺いします。
 次に、AEDについてです。
 現在、AEDが設置されている箇所について説明がありましたが、この間、市民の命を守るために、民間企業の協力もいただきながら、AED設置に努力されてきたことは評価いたします。そのことが、今回起きた事故で大切な将来ある子供の命を救うことにつながったことは、大変感謝するところです。
 そこで、質問いたします。
 1点目に、不特定多数の市民が出入りする公共施設の中で、未設置箇所があと何箇所あるのかお伺いいたします。
 2点目に、未設置箇所における設置に向けた今後の具体的な計画をお伺いいたします。 
 3点目に、保育園、幼稚園等への設置についてはどのようにお考えかお伺いいたします。
 以上、三点について市長のご見解をお伺いいたします。
 また、一点は要望といたしますが、市内で活躍しているスポーツ少年団への支援の方法について、団体との協議を行うなど、行政として協力できる点でバック・アップしていただきたいと考えます。財源確保などの問題もあるかとは思いますが、AEDを購入するだけではなく、購入後のメンテナンスや維持コストも必要ですので、企業からの提供を呼び掛けるほか、リースという考え方もあると思いますのでよろしくお願いいたします。
 以上で2回目の質問を終わります。

市長(三好昇君)

 齊藤議員の再質問にお答え申し上げます。
私からは論文等による昇任試験の実施についてお答え申し上げます。
 先ほどもご答弁申し上げましたが、江別市におきましては、管理監督者研修や政策形成能力研修など人材育成のための様々な研修を通じまして、職にふさわしい能力の開発と育成に努めております。
 団塊世代職員の大量退職後の人材確保が急務となっている現時点におきましては、育成に重点を置いた人材管理が必要と判断しているところであります。まずは、次代を担う人材にいかに豊富な経験を積ませ、管理監督者に登用していくかという人事管理の考え方を踏まえまして、現在行われております管理職との定期的な面談や日常の職務遂行の中で、管理監督者としての能力、意欲、適性などを評価しまして、適正な人事管理を行ってまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

総務部長(北口彰君)

 私から朝礼についての再質問にご答弁申し上げます。
 議員ご指摘の業務の日常的な確認や職員に対する意識付けは、スピーディーかつ的確に業務を遂行する上で欠かすことのできないものであると認識しております。
 また、市民の皆様をはじめ、来庁される方々にあいさつをすることは、職員としての基本的なマナーであると考えております。
 このようなことから、先ほどもご答弁申し上げましたが、職場の実態に応じ、部、課又は係単位で定期的な打合せを行っているほか、市民の皆様に対するあいさつなどの接遇につきましても、基本的なマナーを身に付けるべく、職員研修の中で接遇研修を行ってきているところでございます。
 いずれにいたしましても、議員ご指摘の点を十分に踏まえまして、現在、各部署で行っている職場内の打合せや職員研修等のあらゆる機会を通じ、接遇や組織内の連絡調整など職員相互のコミュニケーションを図り、市民サービスの一層の向上を図ってまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

健康福祉部長(斎藤嘉孝君)

 私から公共施設におけるAED設置に係る再質問にご答弁申し上げます。
 市民が利用される公共施設でAEDが未設置の箇所は、おおむね30か所となっております。先ほどもご答弁申し上げましたが、AEDの設置を進めるためには、救命への意識と関心を高めるなど、市民への啓発が何よりも重要でありますことから、民間施設とのAED使用に関する連携や不特定多数が利用する施設の優先度等を勘案し、設置箇所の特定について検討を進めてまいりたいと考えております。
 また、保育園につきましても、既に設置している私立幼稚園の実態等を調査した上で、検討を進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

齊藤佐知子君

 朝礼の必要性について再度確認させていただきたいと思います。
 定期的な打合せや会議を行っていることは十分理解するところですが、なぜ朝礼が大切かということについて二点ほど質問させていただきます。
 1点目として、先ほども申し上げましたが、市民サービスの向上のため、一日のスタートに当たり、業務の目標などを職員間で共有することが大切だということです。
 もう一点は、職員の健康管理という面です。
 毎日朝礼を行うことによって、職員の健康状態を知ることができるという意味で質問をさせていただきましたので、この点について、再度、管理監督者として責任ある立場の市長に確認したいと思います。
 以上で終わります。

総務部長(北口彰君)

 齊藤議員の3回目の質問にご答弁申し上げます。
 まず、1点目の一日の業務をスタートするに当たり、職員間で共通の認識を持つことは、業務を遂行する上で非常に大事なことだと思っております。そういう意味では、先ほどもご答弁申し上げましたが、それぞれの職場の実態により、朝にできるところや朝にしなければならないところは、朝にお互いの業務等について確認し、逆に、朝に全員が集まれないという職場では、別の機会を利用し、お互いの業務等について確認しながら、業務を遂行していくことが必要だと認識しております。
 次に、職員の健康状態の把握については、管理監督者にとって最も重要な業務の一つであると認識しております。そういう意味で、管理監督者は、職員の日常の業務の遂行状況や同僚とのコミュニケーションのほか、休憩時間等における職員個々の行動等も総合的に把握する必要があると考えております。
 したがいまして、このことにつきましては、朝礼という形ではなく、日常のあらゆる面でしっかりと把握していく必要があると思いますので、今後もそのような形で進めてまいりたいと思っております。
 よろしくお願いいたします。

議長(坂下博幸君)

 以上をもって、齊藤議員の一般質問を終結いたします。
 一般質問を続行いたします。
 岡英彦議員の地域活性化政策についてほか1件についての 質問を許します。通告時間25分。

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