ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

令和元年度姉妹都市グレシャム市派遣高校生の感想文

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年6月10日更新

『Gresham留学体験記』     立命館慶祥高校3年生 岩田 駿亮

 はじめに、今回この江別市とGreshamの姉妹都市提携の活動において、ご尽力してくださった関係者の皆様に感謝を申し上げます。

 海外で学ぶ機会は、立命館の海外研修のおかげで経験することができたが、個人的に何かアクションを起こしての留学というのは、部活を言い訳にしてなかなかできていなかった。最初にこの話がされた時にはあまり興味はなかったものの、担任の先生や留学経験のある友人に触発され、参加を決めました。今となっては本当に貴重な経験となり、このプログラムに参加して本当に良かったと思っています。

Greshamに行くことが決まってからも全然緊張とかは感じずにいたのですが、出発前日あたりから急に不安と緊張が入り交じって、また、成田国際空港に行くまでもトラブルがあり、そもそもアメリカにすら行けないのではないかとも思ったりしていました。
 しかし、そんな不安もホストファミリーの暖かい出迎えで吹き飛びました。ですが、初アメリカ初フードが見事にバーガーキングのハンバーガーとフライドポテトだったので正直キツかったです。Lサイズのドリンクがスクイーズボトル並みに大きかったことにもとても驚きました。

 その後、ホストのBevさんとRonさんの気遣いでその日にGresham高校を案内してくれました。フットボール場や野球場に感動したのを覚えています。その後、朝が早いということでその日は早く寝ました。滞在中に時差ぼけは特になく、逆にアラームをかけなくても朝4:30とかに快眠で起きられていたので驚きました。

 翌日学校に行って、自分の場合はバディのDanielがCALという別のほぼ学校のようなところに行って、午後からGresham高校に通うといったスケジュールだったので、午前のバディが3人いて、午後はDanielといった感じでした。初日のランチタイムからとりあえず話しかけてみる精神で、筋トレ好きの人と仲良くなり、初日から平日の放課後はジムで筋トレをしていました。毎日放課後はみんなが仲良くしてくれて、モールとかに連れて行ってくれたり、友達の家で遊んだりしていました。特にDanielとはずっと一緒にいて、Danielのいとこのバースデーパーティーにも招待され、盛大でとても楽しかったです。

 また、ホストのBevさんとの生活では食事も非常においしく、Bevさんがホームパーティー好きということもあって、何度も近所の人や友達を招いてホームパーティーをしたり、行ったりしました。そのお陰で、本当にたくさんの人と会話する機会があってただ楽しかっただけでなく、とても学びになりました。アメリカンジョークもたくさん学べました。

 特に、今回の留学で一番楽しかったのはNBAの試合を見に行ったことです。人類学のクラスで仲良くなった人たちに、バスケ好きなら試合見に行こうぜ!と言われ、ファストフード店のタコベルでナチョスパーティーをし、ショピングモールで服を買い、万全の体制を整え、Danielを含め総勢7人でいきました。試合はポートランドのホームチームBlazersのポイントガードのデイミアンリラードがキャリアハイの61得点を叩き出し、OTで逆転勝ちしました。僕たち含め会場はめちゃくちゃ盛り上がりました。そのときの興奮を鮮明に覚えています。その後帰りの電車と家まで車で帰るまで笑いはつきず、その日からそのメンバーとは仲良くなりました。

 自分たちにとっての責務であった、Greshamの市長への表敬訪問や教育委員会、消防署、警察署へ訪れたときは、その4つの主要機関がすべて1つの敷地内にあり、それによって緊急時に処置を即座に検討し、実行することができると言っていました。また、消防署と警察署はジムなどが隣り合っていてお互いに高め合っているとも言っていて、それらはとてもいいことだと思いました。

 他にも、現地の方々が準備してくださったシアトルやMt. Hoodなどに訪れる5日間ではアメリカ本社のNIKEや老人ホームなどを訪れ、地方公共福祉の現状を生で見ることができたり、シアトルなどを観光してそこで地物のシーフードを食べたり、ダウンタウンのポートランドに行った際は現地でも問題となっている路上生活者の方々の実態を見て、現地のガイドの方々もそれについて少しだけ説明していただいたりと、楽しいことも多かったが、言語だけではない実際現地に行ってみないと感じ取れないことを感じとれたことは、自分自身の大きな学びになりました。

 今回アメリカに行って、一番自分に多く問いかけたのは、多様性とはということだ。現地の高校では、リスペクトやいじめに関して考える授業が定期的に設けられていたり、歴史や社会学、英語(日本でいう国語)はもちろんのこと、生物までもが人種差別を題材にして授業をしていたりしていて、それらの点はとても衝撃を受けた。仲良くなった友達にも授業後に人種差別についてどう思う?と聞かれ、拙い英語ながらも会話をすることができた。そこで、彼は日本という国はいい国だけれどもアメリカと違って、日本人が多く外国人と言ってもアジア系の人しかいないから、多様性という面では少し世界レベルでは遅れているところがあるのではないか?と言っていて、その点では確かにと納得した。

 実際、学校内ではそのような多様性の授業を行っている成果もあってか、車椅子など体が不自由な生徒を見かけた場合には積極的に手助けをして、通りやすいように皆が道を譲って、通してあげたりと感心する場面が多くあった。

 今回の留学で多様性社会を体現しているアメリカに行って、この多様性とはということに対して、深く考えさせられ、自分の中にある価値観を大きく広げられたことが一番の成長点だと思った。

 人と人とのつながりの素晴らしさを感じられた今回の留学。現地の仲間たちだけではなく、姉妹都市交流の関係者の方々や一緒に行った同じ江別の高校生の仲間。本当に多くの人の支えがあっての今回1ヶ月間のGresham留学だった。今回の留学を皮切りに、今後、自分の目の前に広がる無限大のキャンバスに、たくさんの色づけをしていきたい。

『かけがえのない1ヶ月』     とわの森三愛高校2年生 和田 雛世

 この度、姉妹都市である江別市の高校生派遣事業に参加させていただき、その1ヶ月でかけがえのない経験をさせていただきました。

 私は中学生の頃から英語や海外での生活に興味があり、この交換留学に参加したいと強く思っていました。なので、私は平成30年度の夏にグレシャム市からの交換留学生であるTaniaの受け入れをしました。Taniaは日本と動物と自然が大好きで、休みの日にはドライブや動物園などに行ったり、夜一緒に紅茶を飲みながら、文化の違いを話したり、お互いの言語学習を助けあったりしました。学校祭の際にはクラスの一員としてクラスでの活動にも関わってくれました。そんなTaniaとすごす1ヶ月は長いようで短かく、私にとって忘れることのできない時間でした。

 そして令和元年度に、私が交換留学生としてグレシャムに行くこととなりました。Taniaはその時高校生ではありませんでしたが、私のホストシスターとなってくれたことで再会できたことが本当に嬉しかったです。初めてアメリカを訪れる私にとって、空港から自宅に向かう車の中から見る外の景色は何もかもが新鮮でした。ホストファミリーの家に着いてからは猫やほこりアレルギー持ちの私のために空気清浄機を用意してくれたり、「なにかあったらいつでも言ってね」と言ってくれて細かな気遣いに感動しました。また、この言葉で異国の地で過ごす1ヶ月間の不安も少し和らぎました。

 学校ではKarenとMJが日替わりで私を案内してくれました。アメリカの高校は授業中に飲食や音楽を聴くことが禁止ではなく、日本に比べて身だしなみについても自由です。まずその点に驚きました。だからこそ個性が出ていておもしろいのだと思います。授業中も寝ている人はほとんどおらず、活発な意見の交換や発信が行われていました。また、グレシャム高校の生徒はとてもフレンドリーでよく話しかけてくれました。日本に興味をもってくれる子も多く、学校での友人もでき、その友人らとお昼ご飯を食べたり、放課後にはカフェに行ったり充実した時間を過ごしました。ほとんどの会話がもちろん英語なので伝わらないことのもどかしさを感じることも多くありましたが、翻訳アプリと私の話すペースに合わせて会話をしてくれる優しさに助けられ、なんとか楽しくおしゃべりもすることもできました。

 休みの日や放課後には、ファストフード店やボウリング、動物園、ポートランドなどたくさんの場所に連れて行ってくれました。見たことの無い景色ばかりで、ひとつひとつの場所が思い出です。

 学校に登校する最後の日には学校の友だちからプレゼントや手紙をもらい、日本語で手紙を書いてくれた子もいて、とても感動しました。最終日にホストファミリーからもらったプレゼントや手紙も、今読むと思い出して泣きそうになります。

 1ヶ月という短い期間でしたが、異文化に触れることはもちろん、人の温かみに触れ自分自身も成長できたと思います。

 高校生という期間に自国を離れ、このような素晴らしい経験ができたのはこの事業のおかげです。送り出してくれた家族、ホストファミリー、江別市とグレシャム市の関係者の皆様に心から感謝しています。本当にありがとうございました。

『一生忘れることのない一ヵ月』     札幌国際情報高校2年生 伊藤 妃美奈

 この度は江別市交換留学事業に参加させていただき、本当にありがとうございました。この留学生活は、私にとって一生思い出に残るかけがえのない一ヵ月となりました。

 私は期待と不安でいっぱいの中、家族や職員の方々に見送られ、出発しました。到着するとホストファミリーが迎えに来てくれているということだったので、初めに何を話そうかと、うきうきしていました。しかし、飛行機が着陸した瞬間、体調を崩してしまい、絶不調でホストファミリーと対面。初日からそんな様子を見せたくないと思い、隠したつもりでしたが、その様子をくみ取ってくれたホストマザーは「疲れたでしょう、ゆっくり寝てね、お話はあとでしましょう。」とすぐに休ませてくれました。その瞬間、私はとても温かいお母さんなんだろうなと安心しました。そして初めての夕食。ファミリーはお父さん、お母さん、そして三姉妹。ちなみに下の子は双子でした。初対面…ドキドキしていましたがとても温かくお話してくれました。

 学校はホストシスターのAnyaと同じ学校に通いました。その学校は、自分が通っている高校とは比にならないほどの大規模な学校。学校の大きさと生徒の多さにびっくりしました。私は日本とアメリカの学校生活の違いについて興味があったのでたくさんの発見がありました。一番素敵だと思ったのは『どんな生徒も受け入れる』ということです。様々な人種や様々な宗教を信仰している生徒、LGBTQなどすべての生徒を同じ人間として、仲間として学校生活を送っていることにとても感動しました。また、学年関係なく会話を楽しんだり、友だちの友だちでもすぐに仲良くなれるところが、アメリカらしい!と感じました。留学生の私にもたくさんの人が笑顔で話しかけてくれ、会話を楽しむことができました。一人一人の個性が輝いていて自分らしく生きる素晴らしさを学ぶことができました。また、その学校には日本語の授業があり、熱心に日本語を勉強している生徒がたくさんいました。その姿を見て、なんだかうれしい気持ちになったと同時に、私も英語の勉強をもっと頑張ろうと思いました。

 ホストファミリーは、私をたくさんの場所に連れて行ってくれました。動物園や博物館、おいしいドーナツ屋さんやアメリカで有名なご飯屋さん。毎週水曜日の朝ごはんはスタバ!朝から特大のフラペチーノ。おいしかったけど朝から満腹でした。また、中でも強く印象に残っているのは何といってもNBA。まさか自分が人生の中でバスケットの本場の試合を見に行くことができるなんて思ってもいませんでした。大きな会場には数えきれないほどの観客と、熱い声援が絶えませんでした。会場の熱気はとてつもなく、私も恥じらいなく大声で応援しました。見事ポートランドのチームが勝利し忘れられない試合となりました。バスケットの試合だけではなく、アイスホッケーの試合にも連れて行っていただきました。こちらの試合も白熱しており、NBAに負けないくらいの迫力でした。アメリカのスポーツ観戦は会場一体となっていて熱気があり、それを肌で感じることができ、大変貴重な経験となりました。 

 家にいる時間は、ホストファミリーと過ごす時間が多かったです。Anyaは放課後にスイミングの練習があったので、私はまっすぐ家に帰り、Anyaが帰ってくるまで双子の妹たちと本を読んだり、一緒に掛け算割り算の勉強をしました。二人ともとても懐っこくて可愛かったです。夕食の後には、ホストファミリーが大好きな映画鑑賞。私も一緒になって映画を楽しみました。また、私の誕生日が帰国して一週間後だったにも関わらず、誕生日プレゼントとして、キャリーケースをプレゼントしてくれました。信じられないくらい温かいファミリーに囲まれて本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。私もおもてなしとして、茶道部の経験を活かし、日本のお茶を提供したり、浴衣を現地にもっていってホストシスターに着付けをしてあげました。ホストシスターはとても喜んでくれて、私も嬉しかったです。こうした日本文化も発信することができました。

 日数がたてばたつほど一日の時間が短く感じ、一瞬で一か月が過ぎ去っていきました。一日一日が忘れられません。毎日が新しい発見で毎日が勉強でした。またそれと同時に日本のすばらしさにも気づくことができました。今回このような事業を手掛けてくださった皆さん、関係者の皆さん、私を温かく迎え入れてくれたホストファミリー、一緒に渡航してくれた二人と、日本から支えてくれた家族に感謝しています。この経験をこれからの人生に活かし、今後もいろいろなことに挑戦していこうと思います。本当にありがとうございました。