(仮称)さっぽろ連携中枢都市圏の概要をご紹介します
「(仮称)さっぽろ連携中枢都市圏」について
現在、札幌市及びその近隣自治体(江別市、千歳市、岩見沢市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、長沼町、南幌町、新篠津村)では、新たな広域連携「(仮称)さっぽろ連携中枢都市圏」の形成について協議を行っているところです。
このページでは、その制度の概要について紹介します。
1.石狩管内の広域連携の現状
○広域連携の現状
現在、江別市を含む石狩管内では、札幌市・江別市・千歳市・恵庭市・北広島市・石狩市・当別町・新篠津村の8市町村によって構成される札幌広域圏組合により、圏域にまたがる共同ソフト事業に取り組んでいます。
○札幌広域圏組合の主な事業
- 新規採用職員の合同研修
- 首都圏向け札幌圏域シティプロモーション
- 小学生を対象とした演奏鑑賞機会の提供
- 首都圏での移住フェア
2.連携中枢都市圏構想
連携中枢都市圏とは、平成26年に創設された新たな広域連携制度です。
地域において、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市(=連携中枢都市)と近隣市町村(=連携市町村)が連携し、コンパクト化とネットワーク化により、人口減少・少子高齢社会においても一定の圏域人口を有し活力ある社会経済を維持するために形成する圏域で、平成30年11月現在で28の圏域が成立しています。
【連携中枢都市の要件】
(1)指定都市、中核市であること (2)昼夜間人口比率1以上であること
※道内では札幌・旭川・函館が該当します。
【連携市町村】
連携中枢都市と近接し、経済、住民生活等において密接な関係を有する市町村(主に通勤通学10%圏)が対象となります。
○実施する取組の概要
連携中枢都市圏では、次のア~ウに記載のある分野について連携することができます。
○連携中枢都市圏形成の手順
連携中枢都市圏は、中心市が連携中枢都市になるという宣言を行い、その後、中枢都市と連携する市町村が、議会の議決を経て1対1で連携協約を締結することで形成されます。
○札幌市による連携中枢都市宣言
・連携中枢都市になるという意思表示を行います。(11月28日宣言)
↓
○連携協約の締結
・札幌市と近隣の市町村が、それぞれの市町村における議会の議決に基づき1対1で締結します。
↓
○連携中枢都市圏ビジョンの策定
・圏域の将来像や具体的取組、実施スケジュールなどを記載した、概ね5年間の事業計画を札幌市が作成します。
○財源的な措置
3.(仮称)さっぽろ連携中枢都市圏
現在、札幌市を中心に、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村(札幌広域圏組合の構成市町村)のほか、小樽市、岩見沢市、南幌町、長沼町(一定の交流人口を有する自治体)が、連携中枢都市圏の形成について協議を行っております。
○人口等の状況
○圏域現状図
・オレンジ色…現札幌広域圏構成市町村
・水色…近隣市町村
4.中枢都市圏で連携が想定されている事業
下記さっぽろ連携中枢都市圏ビジョン(案)のp41~p64をご覧ください。
さっぽろ連携中枢都市圏ビジョン(案) [PDFファイル/2.5MB]
(仮称)さっぽろ連携中枢都市圏についてのQ&A
総務省及び札幌市の連携中枢都市圏に関するホームページ
<総務省> 【http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/renkeichusutoshiken/index.html】
<札幌市> 【http://www.city.sapporo.jp/kikaku/renkeichusu/renkeichusu.html】
パブリックコメントに関して
(仮称)さっぽろ連携中枢都市圏の、ご意見募集は終了しました。
<「(仮称)さっぽろ連携中枢都市圏」についての意見募集結果についてはこちら>