令和元年度の「出前環境学校」を実施しています
「出前環境学校」は、江別市環境教育活動推進員の活動として、江別市内の放課後児童会などの施設に通う児童を対象に環境学習プログラム(ゲーム・クイズなど)を実施し、活動を通して環境にやさしい行動のきっかけづくりを応援しようとするもので、NPO法人えべつ協働ねっとわーくが市から委託を受けて実施しています。
今年度のプログラムは、「でんきのおはなし」です。電気を使うことの大切さ、節電の大切さについてゲームや絵本で楽しみながら学んでもらうというものです。
はじめに、昨年の地震で停電となり電気がなくて困った体験をもとにみんなで電気の使い方を考えていきます。
つぎに、でんきのキャラクター「エネちゃん」と仲間の「カッちゃん」「CO2マン」がでてくるペープサートで、子ども達にもわかりやすく『地球温暖化』にもふれて電気がどのように作られているかお話をします。
そして「CO2マン」が特大ビンゴを持って登場し、みんなが出来る節電を考えながらビンゴゲームを楽しみます。
このビンゴはでてきた家電にシールを貼り、その家電の電気の使い方について考えます。
電気を使いすぎるのはどんな時かな?みんなで一緒に考えます。
日常どれだけ電気に頼っているか、電気が使えない生活はどれだけ困るのか、これからどのように節電に取り組むかなど自分たちの考えを発表して、ポイントコインをたくさん集めます。はずかしくてなかなか発表できない児童にも、使っていない電気を消すなどこれからできることを確認してポイントコインを渡します。
そして、電気に関する手づくりの特大絵本『エネちゃんのよる』を読み聞かせします。
さいごに、電気を大切に使うために日常生活の中ですぐ出来ることは何かをたくさん学んだ児童たちに、節電に必要な行動を忘れないでいてほしいというメッセージボードと、『エネちゃんのよる』のミニ絵本がはいったティッシュが贈られます。
今年度の出前環境学校は市内児童センター、児童会など17の児童施設で実施します。