いずみ野小学校で「太陽光発電」出前授業を実施しました
江別市では、市役所本庁舎といずみ野小学校隣地の2カ所の太陽光発電施設で「積雪の影響を受けない太陽光発電システムの開発・実証」研究を行っています。
これは、平成21年12月から翌22年3月末まで行われた経済産業省の実証モデル事業での研究を、江別市など6つの関係団体で構成する研究会が継続して行っているものです。
9月8日(月曜日)、いずみ野小学校4年生14人が、自分たちの身近にある太陽光発電施設でどんな研究が行われているかを学びました。
昨年に続く2回目となるもので、市環境課職員が講師となり、2時間目の授業のなかで行われました。
まずスライドで、私たちが便利で快適な生活を送っているそのことが地球温暖化につながっていることを知り、太陽光発電が二酸化炭素を出さない、環境にやさしい発電方法であることを学びました。
続いて、実際の太陽光発電施設を見ながら、積雪をすばやく落とすためのいろいろな工夫とその効果を実証する研究の成果に説明を受けました。
また最近、市内でも八幡地区の「くるりん」敷地内のメガソーラーや新栄団地、さらには第二小学校など太陽光発電設備が増えてきていますが、それらの施設設計に、ここいずみ野小学校での研究成果が活かされていることを知り、おどろいたようすでした。
最後に、地球環境を守るために自分たちができることを皆で話し合い、できることから実践していくことを誓い合いました。
児童たちは、太陽光発電施設をさらに身近に感じたようでした。