新型コロナウイルス流行期の心肺蘇生法手順
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年7月17日更新
心肺蘇生法の手順(新型コロナウイルス感染症対応)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、市民による救急蘇生法を解説した「救急蘇生法の指針2015(市民用)」が追補されました。
従前の手順と比較したものを掲載しましたので参考にしてください。
心肺蘇生法の手順(新型コロナウイルス感染症対応) [PDFファイル/223KB]
この手順には、以下の基本的な考え方が含まれています。
- 胸骨圧迫のみの場合を含め、心肺蘇生はエアロゾル(ウイルスなどを含む微粒子が浮遊した空気)を発生させる可能性があるため、新型コロナウイルス感染症が流行している状況においては、すべての心停止傷病者に感染の疑いがあるものと して対応してください。
- 成人の心停止に対しては、人工呼吸を行わなずに胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施してください。
- 子どもの心停止に対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身に着けていて、人工呼吸を行う意思がある場合には、人工呼吸も実施してください。
ここに掲載されているほか、厚生労働省HP(救急医療) でも確認できます。