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江別市景観形成基本計画 実現に向けて

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

実現に向けて(将来像への手法)

 将来像を実現するための手法として「まもる」「つくる」「みちびく」の考え方で市民、事業者、行政ができることを提案し、地域で暮らす一人ひとりが意識し、協力しながら進めていくことが必要です。

まもる

 自然や緑、原風景、歴史的建造物など、既存の美しい景色をまもる

取組み例

  • 所有者の協力を得ながられんがのサイロや屋敷林をまもり、高知防風林を維持する手法を検討します。
  • 野幌原始林や河川、湖沼といった市内の良好な自然環境や民間の樹林地を市民ぐるみでまもります。
都市景観賞受賞作品 中津湖の写真

都市景観賞受賞作品
「住民参加の川づくり有志の会」による中津湖の清掃活動

 つくる

 れんがのまちを意識し、地域の特色を出しながら将来につながる景観をつくる

取組み例

  • 地域で話し合い、建物の色や形態、通りの庭木や塀、見通しなどを工夫し、統一感や安心感のある街並みにします。
  • 駅舎や商店街の店舗に地場産れんがを使い、江別らしさを演出し、市民の交流拠点として活用します。
王子ガーデン「アカシアの街」の街並みの写真

「地元自治会・開発者」による統一された良好な景観活動が行われているアカシアのまち

みちびく

 改善が必要な景観を適切にみちびき、市民が主役になれる身近な景観づくりを推進します

取組み例

  • 公共施設整備や管理に住民参加の仕組みづくりや、美しい景観づくりを先導する指針を作成します。
  • 市民と企業とが文化や歴史的建造物などを守り、活用しやすくするための環境を整えます。
アートスペース外輪船の写真

「旧岡田倉庫活用民間運営協議会」により歴史的建造物が再活用されたアートスペース外輪船

市民・事業者・行政の役割

市民

 景観づくりの主役であり、一人ひとりが地域の一員であることを意識し、庭先の手入れ、道路や公園といった公共の場の保全など、身近な景観作りを地域や行政と協力して行うことが必要です。

事業者

 企業も地域の一員として、建物や広告物の設置を行う際など、地域に根ざした景観作りに配慮することが大切です。
 また、住民や行政と協力し、まちづくりへの積極的な取り組みが期待されます。

行政

 行政は、景観形成の推進役。
 市民や事業者が行う景観作りを先導し、江別らしい景観をもった公共空間づくりに努めるとともに、景観作りの機運向上のための啓発や情報提供を行います。