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平成28年度姉妹都市グレシャム市派遣高校生の感想文

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年3月3日更新

「グレシャムでのホームステイを経験して」 立命館慶祥高校2年生 京屋 杏奈

 今まで、何回か留学をしたことも、海外に行ったこともありましたが、今回のグレシャム派遣期間の一か月間はその中でもとても貴重で良い経験になったと思います。一か月間という長い期間は初めてでした。           

 グレシャムはとても穏やかでのんびりとした街でした。すぐ隣はポートランドという都会の街で、江別市と札幌市に似ているな、と思いました。また、自然がとても多く、二回ほどハイキングに連れて行ってもらいました。        

 少しでも雪が降ると学校は休みになってしまい、私がいた期間中は運が悪く一週間休校になってしまいました。今年は例年になく天気が荒れたそうです。しかし、ホストシスターのMonicaと雪だるまを作ったり、家の裏のほうにある公園を散歩したりと楽しい思い出が出来ました。アメリカにはフリージングレインという天気があり、雨が降るのですが、建物や植物に当たると凍り付く現象というものがあります。草や木に氷が張り付いていて綺麗でした。          

 また、Monicaにチェスを教えてもらい、人生初のチェスをしたり、トランプをしたり、日本にはないボードゲームをしたりしました。トランプのゲームにも、日本ではやったことがないものを教えてもらい、また私もアメリカではやらないものを教えて遊びました。同じ「スピード」という名前のゲームでも内容が違うことに驚きました。                           

 学校では、英語、音楽、バンド、生物、日本語、数学、歴史のクラスがあり、毎日同じ時間割で授業を受けていました。日本語のクラスが一番楽しく、思い出があります。これはどのクラスでもそうなのですが、多くの生徒が意欲的に授業を受けていました。居眠りをする生徒はいないし、何より先生とのコミュニケーションが取れていて、活発な授業になることが多かったです。学校の中は日本と違ったことであふれていて、その違いについてMonicaやMonicaの友達と話すこともありました。日本の高校生は髪を染めたり、ネイルをしたり、ピアスをすることは禁止されていること話すと驚いていました。すごく厳しいね、と言っていました。                                 

 今回の留学で気が付いたことは、コミュニケーションがいかに大切であるか、ということです。私は色んな人とたくさんの話をしました。Monicaと将来の夢が同じであることも話したからこそわかったことだし、日本とアメリカの文化の違いをより知ることもできました。くだらないことを話して笑ったりもしました。少しくらい発音が変でも、文法が間違っていても結構通じるし、必要なのは物怖じしないで話をしようとする姿勢だと思います。             

 私は日本に帰ってきても、コミュニケーションをとりたい、と強く思うことが多くなりました。学校でネイティブの先生と話したり、外国の友達と連絡を取ったりしました。でもそれだけでなく、今いる日本の友達や家族、先生などと話をすることが幸せだな、と思うようになりました。もっと英語を勉強して話せるようになるために日々努力すると共に、自分の置かれている環境に感謝して周りの人を大切にしていきたいと思います。                    

 今回の交流でお世話になったすべての方々、ありがとうございました。    

『かけがえのない30日の思い出』 とわの森三愛高校2年生 田畑 比奈

 私は昨年、カナダに10日間ホームステイをしたことがあります。その時に、自分はやっぱり英語が好きなことと、もっと活発に会話をすれば良かったということに気がつきました。そのため、今回姉妹都市であるグレシャム市への派遣に参加しようと決めました。高校生だけの渡航は不安でしたが、なんとかやりきり、無事入国できて良かったです。
                      
 私のホームステイ先は、昨年私が受け入れたホストシスターの家でした。温厚で面白く主夫なお父さんに、よく笑顔で微笑み、周りを気にかけてくれるお母さんに、ゲーム好きで呆れるほどうるさい弟に、日本が大好きで心優しいホストシスターの4人家族でした。常に私をどう楽しませようかを考えてくれて、家族との時間を大切にする、とても素敵な家庭でした。
              
 学校生活では、日本語クラスが一番楽しかったです。ホストシスターが日本語の授業を1日の3時間取ってたため、挨拶や簡単な一文を学ぶ低学年から、少し漢字を読むことができ、だいぶ日本語に慣れた最高学年まで見ることができました。どのクラスも熱心に勉強していて、外国人が日本語を学ぶということは難しいことなのだと実感したのと同時に、こんなにも日本語を勉強してる人がいることに嬉しく思いました。昼休みには日本語クラスの友達とご飯を食べたり、大きいクッキーを一口で口に詰めて遊んだり、変顔で写真を撮ったりして、ノリの良い素敵な友達にも出会うことができました。学校が雪で何日か休みになってしまったので、もっと学校に行ってみんなに会いたかったと思うくらい本当に楽しかったです。
                              
 食事では、ハンバーガーやドーナツ、パスタ、ピザ、アイスを食べることが多く、それらのお店も所々にありました。朝食でのベーコンはカリカリするまで焼き、手で食べることに驚きました。最初は抵抗がありましたが、後に私も合わせようと手で食べてみました。食べ物などのサイズも大きく、Mサイズと言われる飲み物が日本ではLサイズ以上の大きさで飲むのに苦労しました。

 また、ショッピングや、ポートランドに住んでいるお姉さんとその婚約者さんの家に泊まりに行き、色々な所に連れて行ってもらったり、ホストシスターのバイト先を見学したり、3時間かけてシアトルで行われるライブに連れて行ってもらったり、建てて1年の祖父母の家に4時間かけて泊まりに行き、近くの海岸などたくさんの場所に連れて行ってもらいました。最終日には、ホストファミリーに連れられ、ハンバーガー屋さんに行きました。お店に着くと、もう会えないと思って、LINEで「もう一度会いたいね」と話していた友達が外に居て、中に入るとグレシャムで出会った友達がさらに居ました。その日は出発する前日にも関わらず、来てくれた友達とお泊まりをし、カードゲームや忍者ゲーム、おしゃべりなどをしました。とても最高な最終日でした。その他にも、この留学での全てを伝えたいくらい、たくさんの思い出ができました。
          
 そして、これからもっと英語を勉強していきたいという思いが強くなりました。会話の中で、「この単語ターゲットで勉強したやつだ!」と、普段学んできたことが結びつき、理解できた嬉しさが多々あったり、まだまだ英語力が足りないため、上手く伝えることが出来なかった悔しさもありました。なので、ホストシスターが一生懸命日本語の勉強を頑張っているので、私も負けじと頑張ろうと思います。今度会ったときはお互い成長した言語力で会いたいです。
         
 今回の留学でたくさん得たものがあります。楽しいことだけではなく、迷惑をかけたことや、困難もありました。それでも、私たちのために何から何までしてくれた、たくさんの方々に感謝します。おかげさまで、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。この貴重な派遣に参加することができて本当に良かったです。ありがとうございました。                     

『たかが1ヶ月、されど1ヶ月』 北海道札幌国際情報高校1年生 渡辺 夏歩

 高校に入学してから自分が置かれている環境への満足感や安心感があり全て”なんとなく”で終わらせていた自分。そんな自分にたくさんの刺激と『このままじゃダメだ』という気持ちを与えてくれた1ヶ月間でした。心の中で高校1年生の間に絶対に初海外で留学すると決めていた私にとって、この派遣プログラムはその夢を現実にする大大大チャンス。そんな強い信念と期待しかない自分にとって、1ヶ月の1日も無駄にしないで過ごすことが最大最重要ポイントでした。しかし、その思いが空回りしたのか、今年の冬のオレゴン州はまさかの10年に1度の大寒波。そして、一番に楽しみにしていた学校が計8日ほど休校。ホストファザー『夏歩が江別から雪を持ってきたんだろ?』とジョークまで飛ばされてしまいました。1m超えの雪の壁と除雪と冬を過ごしている道産子の私にとって、オレゴンの積雪10cmなんて可愛いもので、その雪のせいで学校にも外にも行けない歯がゆさと自分の運の無さに絶望を感じましたが、これも一つの経験だと前向きに捉え、なんとか寒波を乗り越えることができました。        
                                    
 アメリカ生活で一番刺激を受け日本との違いを大きく感じたのはやはり高校でした。日本の高校とは比べもののならないほどの大きな校舎と生徒数、自分の個性や容姿に自信を持って堂々としている生徒の姿や自由すぎる校風など、アメリカかぶれの私にとって現地の高校はザ・アメリカを感じられる場所でした。また、学校の至る所に『私たちは全ての宗教と人種、出身地とジェンダーの人々を受け入れます。ここは安全な場所です。』と書かれた生徒の多様性を受け入れる内容を示したポスターが貼られてあり、その内容通りに学校には世界各国からを呼び集めたかのようにバラエティに富んだ様々な人種の生徒や信仰を持った生徒、LGBTQの生徒が共に学校生活を送っていました。他にも、ハンディキャップを持った生徒もたくさんいて、校内にはバリアフリーのスロープや扉、さらにバリアフリーのスクールバスまであり、その環境と居心地の良さに感動するのと同時に広い視野を持つことの重要性を感じました。               
                                    
 私のホストファミリーはクリスチャンだったので、食事前にはみんなで手を繋いでお祈りをして、日曜日には教会に行ったりもしました。また、教会ではホストマザーとシスターがサンデースクールという幼稚園児から小学生を対象としたキリスト教について学ぶ学校兼託児のお手伝いをしていたので、私も手伝ったり生徒になって生のキリスト教を学んだりしました。             
                                    
 この1ヶ月を振り返ってみると、人と関わる機会がとても多かったように思えます。学校はもちろん、教会でも1度自己紹介をしただけでたくさんの人がすぐに私の名前を覚えて話しかけてくれたり、電車で前の席に座っていた男性と仲良くなったり、お店の店員さんが服装を褒めてくれたり、現地の都市提携委員会の方々とたくさんお話ししたりと、拙い英語力ながらたくさんの人と関わって会話することに私自身とても大きな充実感と楽しさを感じていました。間違ってもいいからとにかく話してみよう、そう思えるようになりました。        
                                    
 たかが1ヶ月、されど1ヶ月。この1ヶ月でたくさんの自分はまだまだだなと思うところを見つけ、またこれからの自分への可能性も見つけることができました。今回のプログラムで養った世界への広い視野を持ち、これからの高校生活でさらに世界に飛び込んでみたいです。                     
                                    
 今回の派遣プログラムを素晴らしいものにしてくださった江別市役所の皆さんや現地の都市提携委員会の皆さん、ホストファミリー、一緒に渡航した3人の仲間、そして家族、すべての方々に感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。                             

『一か月の留学を経て』 とわの森三愛高校2年生 佐藤 翔馬

 グレシャム市に一か月間の短期留学をすることは、僕にとって大きな期待と楽しみと不安がありましたが、今まで自身で経験をしたことのない良い体験をすることができました。                            

 海外にはこれまで何度か家族と旅行で行ったことがありますが、飛行機の乗り方や入国審査、海外での買い物での会話などのほとんどを両親に頼っていたので、その全てを自分達だけでしなければならなく、伝えたいことが伝えられるか、言っていることがまったくわからなかったらどうしようかといった不安と、自分の英語力、ボディーランゲイジがどこまで通じるかの期待がありました。でも、四人で協力して、ポートランドの空港まで大きな問題なく到着することができました。                                  

 空港ではホストマザーとホストブラザーが待っていてくれました。最初のころは、本場の英語は全然聞き取れず、メモ帳に絵を描いたり、辞書やインターネットを使ってなんとか会話をしていました。ホストファミリーの家に着いた時には、「自分の家のように過ごしてね」と言われとても安心しました。ホストファミリーは、僕にいろいろ気を使ってくれ、優しく接してくれ、英語もすごく丁寧でわかりやすい言葉を選んで、理解できないときは何度も説明してくれました。素晴らしい家族に迎えられ、僕は安心してこの短期留学をすることができそうだと感じました。本当に感謝しかありません。                  

 グレシャムの学校は、雪が1~2cm積もってしまうと休校になってしまうらしく、留学した数日間は雪のため学校に行くことができず、持ってきた写真を見ながら日本のことや家族のことを話したり、家でテレビゲームや日本の料理を作ったりして過ごしていました。雪が解けたら学校に行きましたが、まずアメリカの学生は非常にフレンドリーでした。授業スタイルも日本のスタイルとは全然違います。教科書はあるのですが授業では先生を中心に進め、教科書をあまり使いません。先生の言うこと、生徒の話していることはほぼほぼわかりませんでしたが、辞書とスマートフォンの翻訳アプリを使い、なんとかアメリカの授業を体験することができました。                         

 日本ではバスケットボール部に所属しているので、本場アメリカのバスケットボールにも興味があり、体験で何度かバスケ部やストリートのバスケに参加して試合をさせてもらいました。スピード、パワー、テクニック、シュートの成功率も、さすがのレベルでした。そして、ホストブラザーと一緒にNBAの試合も見に行きました。日本ではなかなか見ることの出来ない高いレベルの試合を見ることができ、とわの森のバスケットプレイヤーとして、本場の雰囲気を知ることで何か成長できたのかと思っています。                   

 最後にこの1か月の留学をさせて頂き、これからの自分の将来に向けて大きな「きっかけ」を作って頂けたように感じます。僕はもし可能であれば高校卒業後にもう一度留学したいです。将来は改めて英語の関わる職業に就きたいと思いました。このような体験をさせて頂いた、市役所の皆様、留学を応援してくれた学校の先生方、両親、ホストファミリーに大きな感謝とお礼を申し上げたいです。本当にありがとうございました。