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「江別市手話言語条例」が制定されました

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月14日更新

  平成30年第4回江別市議会定例会において、江別市手話言語条例の制定についての議決が可決され、成立しました(施行は、平成31年4月1日)。

  江別市手話言語条例(条文) [PDFファイル/34KB]

条例の概要

  条例の概要

 江別市手話言語条例の概要(ルビ付き) [PDFファイル/53KB]

江別市手話言語条例リーフレット

 手話に対する市民の理解の促進及び手話の普及を図るため、リーフレット「手話でのコミュニケーション」を作成しましたので、下記よりダウンロードしてご活用ください。

 江別市手話言語条例リーフレット [PDFファイル/564KB]

江別市の取り組み

 市では、市役所本庁舎に専任手話通訳者を配置しているほか、手話通訳者や要約筆記者を派遣する事業、手話や要約筆記の奉仕員を養成する講習会などを実施しています。

 ■専任手話通訳者の配置

市役所本庁舎に専任手話通訳者を1名配置し、手話通訳者・要約筆記者を病院や教育機関など、必要な場所に派遣するコーディネートを行うほか、来庁された方への手話通訳を行っています。

 ■手話通訳者・要約筆記者の派遣

聴覚または音声言語に障がいのある方が、社会生活上でのコミュニケーションを円滑にするため、手話通訳や要約筆記を必要とする場合、手話通訳者・要約筆記者を派遣します。

 ■手話・要約筆記奉仕員養成講座の開催

聴覚障がい者の福祉に理解と熱意のある方のために、手話・要約筆記のボランティアを養成する講座を開催しています。

  ・手話奉仕員養成講座:入門(昼・夜)、基礎、養成の4コース

    (1) 入門コース:手話で自己紹介ができ、簡単な会話ができることをめざすためのコースです。

   (2) 基礎コース:手話の基本文法の学習により、ろう者と日常的な会話ができることをめざすためのコースです。

   (3) 養成コース:身体障がい者福祉の概要や手話通訳の役割、責務等について理解と認識を深めるとともに、手話通  

             訳に必要な語彙、手話表現技術及び基本技術を習得するためのコースです。

   ・要約筆記奉仕員養成講座:1コース

 ■市民手話教室の開催

 挨拶など簡単な手話を覚えていただくための市民向け手話教室を開催しています。

 ■身体障がい者相談員の配置

 障がい者本人やその家族が相談員となり、より身近な視点から相談に対応しています。

 ■意思疎通支援用タブレット端末の配置

 大麻出張所・保健センター・障がい福祉課に意思疎通支援用タブレットを1台ずつ配置し、障がい福祉課の専任手話通訳者とテレビ電話にて接続することで、来庁された聴覚障がいの方の意思疎通を支援します。また、音声を文字化する音声認識機能や手書き対応機能も導入し、障がいのある方の情報保障や窓口対応の円滑化を推進しています。 

江別市手話言語条例制定記念講演会を開催しました。

バナー画像 

  平成31年2月17日(日曜日)に、江別市手話言語条例制定記念講演会として記念講演・ミニ手話講座を江別市民会館にて開催し、224名の方々にご参加いただきました。

  参加者からは、大変有意義な講演会だった、手話に対する理解が深まったなどの感想をいただいています。

 

第1部 記念講演「障がいを越えて  思いを伝え合うために」

記念講演第1部の記念講演では、ろう者をテーマとした数多くの映像・映画の製作をされている早瀬 憲太郎氏をお招きし、「障がいを越えて  思いを伝え合うために」と題して、障がいがある人もない人も共に力を合わせ相互に助け合う世界、共生社会を実現することが「江別市手話言語条例の目指すべき世界」とのご講演をいただきました

第2部 ミニ手話講座

ミニ手話講座第2部のミニ手話講座は、江別聴力障害者協会の皆様と早瀬氏と共演により実施しました。ミニ手話講座では、初めて手話に触れる参加者に視覚言語としての豊かで魅力的な手話を知ってもらうことを目的として、手話の紹介や由来のほか、実際に参加者に手話を体験してもらい「視線を合わせること」、「手話は手で単語を表すだけでは伝わらないこと」、「表情も重要な表現方法であること」、など、伝え合うための大切なポイントについても話され、参加者全員が手話を身近に感じていただく良い機会となりました。

アンケート結果(抜粋)

  アンケート回答 162人(回収率 72.3%)

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 ≪主なご意見・ご感想(自由記載)≫

 ・本当に素晴らしい講演を頂いて勉強になりました。

 ・講演、ミニ手話講座共にとてもすばらしかったです。ありがとうございました。

 ・ただ手話を広めるだけではない、その先にある、本当の意味での共生社会とは何か、深く考えさせられました。

 ・とっても良い講演会でした。講師がユーモアがあって引き込まれました。

 ・楽しくわかりやすく、まだ手話をあまり知らない家族・知人もたくさん連れて来たかったなと思いました。

 ・聴こえる人と聴こえない人とが、共に心を通わせて暮らせる社会を、切に願っている気持ちに、とても共感、感動して涙が自然と出てきた講演でした。

 ・聞こえる人には当たり前でも聞こえない人には当たり前ではない事がたくさんある事知りました。ありがとうございます。

 ・手話で、これだけ、意思の疎通ができるんですね。もっと大雑把な言語かと考えていました。驚きました。

 ・誰もが幸せに住み慣れた地域で暮らせるため、共生社会を市民みんなですすめていきたいと思いました。

 ・とても良かった。人と人とが寄り添う社会。難しく考えずに、寄り添って行きたい。

 ・すばらしい講演会でした。このような講演会に参加することができ感謝です。

 ・手話通訳も要約筆記もある情報保障された講演ですごくわかりやすかったです。

 ・大変よかったです。“共感を持つ”お互いにということ感動しました。

 ・関わらないと生まれない気づきがたくさんあると感じました。

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