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連続立体交差事業説明会(平成18年8月26日 その1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

1.説明会の目的

写真 説明会の模様

 平成18年6月20日付で都市計画決定された連続立体交差事業は、今後、事業認可の手続きを経た後、事業に着手する予定となっています。
 本説明会は、事業が進められるにあたって、事業実施計画と事業の進め方を改めてご説明し、皆さんからのご理解とご協力をいただく事を目的として,事業主体の北海道により開催されました。

主催:北海道(札幌土木現業所)
日時: 平成18年8月26日(土曜日)14時00分から16時30分まで
場所: 野幌公民館ホール

2.説明会の出席状況

 全市民を対象として開催し、90人のご出席をいただきました。

3.説明会の内容

 鉄道高架橋の施工順序など、連続立体交差事業の概要についての説明をいたしました。

(1)連続立体交差事業の実施計画について

1)事業概要

 本事業につきましては、平成13年度から調査を行ってきていますが、平成18年6月に都市計画決定し、いよいよ事業に着手する予定としています。
 工事区間は札幌から江別方面へ向かって、道央自動車道を過ぎたあたりから、高砂駅前までの全延長約2,363mで、全部で8路線の交差道路を予定しています。
 事業期間は現在のところ、平成18年度から平成23年度を予定しています。
 工事の手順はまず、現在の線路の北側に仮線路を設け、鉄道交通を仮線路へ切替えます。
 この仮線路を使用しながら現在の線路の位置付近に高架橋を建設し、高架橋の完成後、鉄道交通を仮線路から切替え、最後に仮線路を撤去して事業の完成となります。

2)環境項目について

 平成13年度より、振動・騒音・日照阻害・電波障害・自然生態系などの環境項目についての調査を行っています。概要は次のとおりです。

1 振動

 鉄道が基礎に支持された高架構造物となることで、振動は現状より低減するものと考えられますので、本事業では振動対策を行う予定はございません。

2 騒音

 騒音対策については、国の指針で定められた位置において現状より騒音が悪化しないことを考慮し、本事業では次の対策を予定しています。

  • 「ロングレールの採用」:継目のないレールを使用し、継目走行時の騒音をなくす方法。
  • 「重軌条化」:走行時の騒音の元となる振動を低減するため、通常の1m当たり50kgより重くて強い60kgレールを使用する方法。
  • 「高架両側の防音壁の設置」:音を遮断するコンクリート製の壁を設置する方法。
  • 「消音バラスト等の設置」:高架上に、消音効果がある材料を設置する方法。

 これらの対策により改善が最も小さい箇所でも、3デシベルの改善を図ることができると予測しています。
 また、上記のほか、マンションにつきましては、高架化により鉄道の高さが上がることになるため、線路に近接するマンションの高層階では、現況より1デシベルから2デシベルほど高くなることを予測していますが、マンション全体としては現況における最大値より改善すると予測しています。

3 日照阻害

 日照阻害につきましては、国が示す通達の基準に沿って対応します。本計画では、高架施設を鉄道敷地内の南側に建設することから、日照阻害は極力抑えられたものとなっておりますが、現地の方位及び冬至の日の太陽の高さで予測した結果、一部の住宅の2階の窓(高さ4m)で午前9時台まで日陰になることを予想しております。
 ただし、この日照阻害は、通常での許容の範囲内となりますので、特に補償は生じないものと考えております。

4 テレビ電波障害

 高架化により、高架の南側で影響をうけると思われる区域がありますので、対策について検討中です。
 また、地上波の完全デジタル化が平成23年7月24日となっておりますので、デジタル波の影響もあわせて検討しています。

5 自然生態系

 鉄道林を横断する中原通の計画地において生息が確認されているエゾサンショウウオに配慮し、橋梁工を施工し、水路及び移動経路を確保する計画としております。

6 工事施工にかかる影響

 工事は振動が発生しない施工方法を基本としていますが、近隣家屋への影響の有無を確認するために、白樺通から中原通までの区間で、工事区域に近い1列目の家屋について、家屋の事前調査を行う予定です。

 また、地下水に対する工事施工の影響を確認するため、周辺で使用されている井戸の使用状況調査及び水位等継続調査を行う予定ですので、ご協力をよろしくお願いいたします。

3)今年度の予定

 今年度は、北口仮駅舎等の鉄道施設工事、中原通と鉄西線との交点の道路工事から着手する予定です。
 調査設計としては、事前家屋調査、周辺の井戸の使用状況調査、高架構造物の詳細設計、中原通及び高砂地下歩道の用地測量調査及び支障物件調査を行う予定です。

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