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平成15年第3回江別市議会会議録(第1号)平成15年9月9日 2ページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

6 議事次第

 開会宣告・開議宣告  

議長(宮澤義明君)

 これより平成15年第3回江別市議会定例会を開会いたします。
 ただいまの出席議員は29名で定足数に達しております。
直ちに本日の会議を開きます。

議事日程

議長(宮澤義明君)

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

会議録署名議員の指名

議長(宮澤義明君)

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議規則第111条の規定により、尾田議員、森好議員を指名いたします。

会期の決定

議長(宮澤義明君)

 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会と諮り、本日から26日までの18日間とし、10日から16日まで、及び20日から25日までを休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
 ご異議なしと認めます。
 よって、そのように決しました。

諸般の報告

議長(宮澤義明君)

 日程第3 諸般の報告を事務局長に報告させます。

事務局長(浦島忠勝君)

 ご報告申し上げます。
 今議会におきます地方自治法第121条の規定によります説明員は、別紙印刷物のとおりでございます。
また、今議会に提出されました案件の数並びに閉会中の議長事務報告につきましても、印刷物に掲載のとおりでございます。
さらに、監査委員から報告のありました平成15年度定期監査前期の報告及び例月出納検査結果報告5月分ないし7月分につきましても、お手元に配付のとおりでございます。
 以上でございます。

行政報告

議長(宮澤義明君)

 日程第4 行政報告を議題といたします。
 行政報告を求めます。

市長(小川公人君)

 それでは、行政報告を申し上げます。
 まず、石狩教育研修センター組合議会の平成15年第2回定例会が8月7日、北広島市において開催されました。
 当職は用務で欠席いたしましたが、当市からは星総務文教常任委員長が出席されており、既に常任委員会でご報告されていることと存じますが、結果について組合事務局より報告を得ておりますので、概要について報告を申し上げます。
 付議されましたのは、人事にかかわります4件と一般会計の決算認定1件の計5件であります。
 まず、正副議長の選挙でありますが、選挙により、議長には千歳市議会議員の中山伸也氏が、副議長には当別町議会議員の石川和栄氏が、それぞれ当選されました。
 また、監査委員には新篠津村監査委員である西井通泰氏と、恵庭市議会議員の宮 忠志氏がともに選任同意されました。
 次に、平成14年度の一般会計決算認定についてでありますが、歳入は市町村負担金のほか使用料、道支出金などで、収入済額は3,767万3,563円でありました。
 また、歳出は会議費のほか職員費や清掃委託などの管理費が主で、支出済額は3,611万6,819円となり、差引き155万6,744円が残額として全額次年度予算に繰り越されることとなりました。
 なお、施設営繕基金の年度末現在高は71万5,185円増加し、合計1,596万1,558円となっております。
 以上、本決算は報告のとおり認定されたものであります。
 引き続き、石狩東部広域水道企業団構成団体長会議について報告を申し上げます。
 この団体長会議は、年2回招集されます石狩東部広域水道企業団議会定例会に先立ち開かれるもので、今第2回は8月5日に開催されたものであります。
 今会議の協議事項は、石狩東部広域水道企業団水道用水供給事業会計にかかわります平成14年度の決算認定及び企業団監査委員の選任の2件で、それぞれ協議を行ったものであります。
 企業長より、8月27日開催の第2回定例会において、団体長会議で協議した提案のとおり、それぞれ決定された旨の報告がありましたので、その内容についてご説明申し上げます。
 初めに、平成14年度の決算認定につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおり、収益的収支では当年度の純利益が2億1,619万4,441円となりましたが、資本的収支では7億8,521万2,533円の収支不足という結果でありました。
 これに対する措置として、過年度留保資金6億197万1,814円及び当年度留保資金1億1,056万2,942円のほか、当年度分消費税及び地方消費税の資本的収支調整額7,267万7,777円をもって補てんし、決算としたものであります。
 また、平成14年度の拡張事業に係る予算執行の結果、継続費逓次繰越額として878万6,098円を翌年度に繰り越すこととした旨の報告がありました。
 次に、企業団監査委員の選任についてでありますが、欠員となっておりました監査委員に、北広島市共栄町4丁目3番地の4に居住します橋本 博氏、北広島市の市議会議長でありますけれども、橋本 博氏を選任することといたしました。
 協議事項にかかわります報告は以上でありますが、企業団議会におきまして、石狩東部広域水道企業団議会の議長には、恵庭市島松仲町1丁目9の1にお住まいの鷹羽 茂氏、恵庭市議会の議長でありますが、鷹羽茂氏が、そして副議長には江別市議会議長の宮澤義明氏が、それぞれ選出された旨連絡がありましたので、報告を申し上げます。
 次に、8月11日、札幌市札幌コンベンションセンターで開催されました平成15年第2回札幌広域圏組合議会定例会について報告申し上げます。
 まず、同意案件の監査委員の選任の件についてでありますが、浜益村の工藤栄一議員が選任同意されました。
 次に、平成14年度札幌広域圏組合一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、歳入といたしましては、各市町村からの経常経費及び札幌市派遣職員の人件費に係る負担金3,576万4,891円に、前年度繰越金等を合わせ、歳入合計3,818万4,877円が収入済額となったものであります。
  歳出につきましては、議会費の223万5,196円と、事務局費など3,376万5,964円で、歳出合計3,600万1,160円が執行され、歳入歳出差引額は218万3,717円となり、全額、平成15年度に繰り越すものであります。
 次に、平成14年度札幌ふるさと市町村圏基金事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、当該特別会計は、札幌広域圏組合事業を明確化するために設置されたものであり、歳入といたしましては、基金運用に係る利息等財産収入に前年度からの繰越金を合わせ、歳入合計では3,253万2,211円が収入済額となったものであります。
 歳出につきましては、構成市町村を結ぶ図書館ネットワーク事業、情報化に係る人材育成やホームページによる情報発信などのほか、IT活用促進事業、圏域交流促進事業、圏域振興プロジェクト事業などの広域連携推進事業に2,596万4,294円が執行され、歳入歳出差引額は656万7,917円となり、全額、平成15年度に繰り越すものであります。
 次に、石狩地方開発促進期成会の要望についてご報告申し上げます。
 去る7月11日、管内市町村で構成しております石狩地方開発促進期成会は、地域の交通体系と道路網の整備、治水事業の開発促進、また農業振興などの国家予算確保について要望してまいりました。要望先は国土交通省、農林水産省及び関係国会議員でありました。
 最後に、平成15年度工事契約状況についてでありますが、8月29日現在の工事の契約状況は、総務部契約関連115件、18億277万5,450円、水道部契約関連75件、16億4,737万4,400円であります。
 契約率は、総務部関連84.8%、水道部関連63.5%となっておりますが、内訳につきましては別紙資料5のとおりでありますのでご参照いただきたいと思います。
以上をもって、行政報告を終わります。

議長(宮澤義明君)

 これより行政報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、行政報告を終結いたします。

駅周辺再開発調査特別委員会所管事務調査報告

議長(宮澤義明君)

 日程第5 駅周辺再開発調査特別委員会所管事務調査報告を議題といたします。
 駅周辺再開発調査特別委員長の報告を求めます。

駅周辺再開発調査特別委員長(高間専造君)

 それでは、上程されました駅周辺再開発調査特別委員会の閉会中の所管事務調査についてご報告を申し上げます。
 初めに、建設部から報告を受けております江別の顔づくり事業についてでありますが、8月27日のテレビや新聞報道にもありましたとおり、江別の顔づくり事業が、国が掲げる都市再生につながる計画であることが認められ、連続立体交差事業着工準備採択の新規要望箇所として、国土交通省の平成16年度概算要求の中に盛り込まれたとのことでありますので、この概算要求された事業の概要について、順次申し上げてまいりたいと思います。
 この顔づくり事業は、野幌都心を中心としたコンパクトなまちの実現を目指し、にぎわいと魅力ある市民交流拠点をつくるため、南北あるいは東西からの都心へのアクセス、利便性の向上、南北地域の一体化と土地の高度利用・複合利用を図ろうとするものであり、次の6つの事業が予定されております。
 まず、1つ目の連続立体交差事業は、高砂駅手前の6丁目通りから10丁目通りまでの約2.4キロメートルの高架化が予定されており、野幌駅舎の構造については現在協議中とのことでありますが、1階部分が駅舎で、2階部分には両サイドに幅6メートルのプラットホームが設置される計画とのことであります。
 また、この高架の下を横断する道路としては、9丁目通り、白樺通り、8丁目通り、旭通り、歩行者道路として7丁目通り、そして新栄・中原通り等7本が予定されております。
 2つ目の土地区画整理事業については、約13ヘクタールを予定しておりましたが、8丁目通りを区画整理事業から街路事業での整備に切り替えることにより、約10ヘクタールを想定しているものであります。
 3つ目の街路事業としては、先ほどの8丁目通りのほか、中原通り、南大通り、白樺通りの道道4路線と、新鉄東線、旭通りの市道2路線を整備するもので、8丁目通りと旭通り、中原通りを21メートルに拡幅整備することや、白樺通りの平面化などが予定されております。
 4つ目には、中心市街地活性化事業として、本年度中に中心市街地活性化基本計画を策定すべく進めており、地域交流施設として仮称市民の暮らし会館等の建設を計画していくとのことであります。
 5つ目には、公園事業として都市緑地を、6つ目には、まちづくり総合支援事業として、グリーンモール、市民広場、駐車場、駐輪場を計画しているとのことであります。
 これらの事業に伴います概算総事業費につきましては、当初は約500億円が見込まれ、市負担を約200億円から220億円としておりましたが、事業費の縮減に向けて国などと協議を行った結果、市の試算ではありますが、市と道の事業を合わせた総事業費を約390億円と試算しております。
 この内訳といたしましては、道が事業主体の連続立体交差事業に約150億円、市が事業主体の土地区画整理 事業に約80億円、道と市それぞれが事業主体の街路事業及び市が事業主体の中心市街地活性化事業・公園事 業・まちづくり総合支援事業を合わせて約160億円と見込み、総事業費約390億円のうち、市の負担額を15年程度で約120億円程度になるものと想定されているとのことであります。
 いずれにいたしましても、国土交通省から財務省に概算要求がなされたもので、確実に一つのハードルを越えましたが、次のハードルは新年度政府予算案の中に江別の顔づくり事業が盛り込まれることであります。
 今後、精力的に市長を初め部局の皆さんには、12月の財務省の予算内示に向け、道と協力して全力を挙げて努力をされますようご期待申し上げる次第であります。
 続きまして、江別駅周辺地区再開発事業について、経済部より報告を受けておりますので、その内容を申し上げたいと思います。
 市と商工会議所、地元商業者の3者で構成する再開発推進協議会と民間再開発会社である有限会社みらいとにより、国の優良建築物等整備事業で活性化拠点施設を整備すべく進めてきた駅周辺再開発事業でありますが、核テナントとして予定していた余市のスーパー志賀が、出店覚書締結の直前まで来て唐突に出店を断念したため、この秋ごろまでに代替テナントを誘致すべく施行主体の有限会社みらいが中心となって、トータルで12の企業と交渉を重ね、市としても、駅周辺再開発に関する将来的な事業計画や今後のまちづくりに向けた構想を説明するなど、精力的に取り組んできたところであります。
 しかし、建築コストが民間ベースでは、坪25万円から30万円であるものが、優良建築物等整備事業では40万円となること。このことが家賃にはね返り、民間として負担できる範囲は駐車場の使用料金も含め、坪3,000円から3,500円であるところが、今回の事業採算ベースに乗る金額では、駐車場の使用料金を除いても4,000円近くになることなど、双方に大きな開きがあるとのことであります。
 また、700坪の店舗面積とした場合、それに対応する地上での要求駐車台数の確保等の条件を満たすことができないなどの理由から、出店を表明する企業は現時点ではゼロという極めて残念な結果になっており、みらいとしては、現在進めている優良建築物等整備事業による活性化拠点施設の整備を断念せざるを得ないとのことであります。
 このような状況ではありますが、有限会社みらいは、今後においてもまちづくりや再開発について中心的な役割を果たす強い意志を持っていることから、市としても今後一定の整理をしながら、引き続き支援するなど積極的に取り組みたいとのことであります。
 いずれにいたしましても、この江別駅周辺再開発事業は、幾度かのうよ曲折を経て今日に至っており、昨年10月に地元有志により民間再開発会社として有限会社みらいが設立され、国の再開発補助制度を活用する中で精力的に取り組まれてきましたが、市を初め関係団体にとって、この手法での駅周辺再開発事業の実施については、現時点では非常に厳しい環境にあることは理解するものであります。
 しかしながら、新たに取り組んでいくためには、みらいを初め、商工会議所や商業・農業団体などが、もう一度同じフロアの中で議論を重ねていく必要があると考えているところであり、今、石狩川開発建設部では千歳川の築堤の改修について検討されているなど、そうした背景に見える種々の条件をひもといて、原点に返って検討されますよう関係各位に強く要望し、駅周辺再開発調査特別委員会の所管事務調査報告とさせていただきます。

議長(宮澤義明君)

 これより駅周辺再開発調査特別委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
 質疑なしと認めます。
 以上をもって、駅周辺再開発調査特別委員会所管事務調査報告を終結いたします。

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