ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 江別市議会会議録 > 委 員 会 会 議 録 の 閲 覧 > 平成31年・令和元年分の目次 > 生活福祉常任委員会 令和元年12月13日(金)

生活福祉常任委員会 令和元年12月13日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年1月29日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(諏訪部君):ただいまより、生活福祉常任委員会を開会いたします。(13:29)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、これより所管施設等調査を実施いたしますので、本庁舎正面玄関前に待機している公用バスへ移動願います。
暫時休憩いたします。(13:29)

※ 休憩中に、所管施設等調査を実施

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(14:37)
2市立病院所管事項、(1)報告事項、アの入院時使用物品レンタル・提供事業の導入についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:私から、入院時使用物品レンタル・提供事業の導入について御報告申し上げます。
まず、本日、お手元にお配りした資料をごらんいただきたいと思います。
こちらにつきましては、従前より、病院内アメニティーの向上策の一つとして、入院時に患者が使用する物品の提供方法について、検討を重ねてきたところでありますが、今年度中に導入する見込みとなりましたので、御報告申し上げます。
まず、1事業概要でございますが、入院時に患者が使用する物品をセットでレンタル可能とすることにより、入院準備時の本人の負担軽減や、事情により必要物品を持ち込むことができない入院患者の利便性の向上を図るため、希望者に対して物品のレンタル提供を行うものであります。
次に、2セット導入による変更点でありますが、現行の入院時使用物品の提供方法等ですけれども、まず、病衣につきましては、患者の持ち込み、または病院から有料で提供している状況でございます。
次に、タオルやその他日用品等については、全て患者の持ち込みという形で対応しております。
次に、おむつにつきましては、品目を病院側で指定させていただいて、実費を請求している状況でございます。
これらについて、今回、御報告しておりますレンタルセットを導入いたしますと、資料の右側に記載のとおり、レンタルセットを希望する患者に対し、おむつ以外の病衣、タオル、日用品等については、全て基本セットとしてまとめて提供する形になります。
このほかに、おむつが必要な患者については、使用頻度に応じてオプションの形で提供するものでございます。
なお、入院時の入浴の際に使用するボディソープやシャンプーなどについては、今回の事業を受託する運営事業者から、協賛品として提供してもらう形となります。
次に、3スケジュール(予定)でありますが、今年度に入ってから、患者への提供物品の選定について、看護師などの関係者と実際の物品の使用テストを幾度となく重ねてきており、このたび、ようやく提供物品の仕様が固まったことから、急遽、日程調整の上、運営事業者の選定プレゼンテーションと、それに基づく運営事業者の決定をしております。
今後におきましては、資料に記載のとおり、今月中に病院内説明会と患者向けに周知を行う予定であり、実際の事業の運用開始につきましては、来年2月中の開始に向けて具体の準備を進めてまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

佐々木君:料金と日用品のもう少し細かな内容、それから、希望しない場合は自分で持ち込みができるのかどうかを確認させてください。

管理課長:先ほど、運営事業者が決定したと申し上げましたが、あくまでも優先交渉権者という取り扱いで具体の内容の協議を進めております。
今、一つの例として提案があった状況でありますけれども、基本セットは、病衣、タオル、日用品等となっております。主なものとしては、患者が着る病衣、バスタオル、ハンドタオルのほか、患者アメニティー品という形で、一般的に日常使うようなシャンプー、ボディソープ、歯ブラシなどの口腔ケア用品などでございます。あくまでも、運営事業者から身の回りで必要だと思われるものを提案いただいた状態ですので、まだ物品の選定はできませんが、基本セットはおおむねそのようなものと考えております。
おむつセットについては、品目をある程度選定させていただきまして、使用枚数に応じて二つのパターンを考えております。
これがレンタルセットの大まかな内容となっております。
基本セットの料金といたしましては、400円前後と提案を受けておりますけれども、詳細については、これから物品の絞り込み等が行われますので、その際に決定したいと考えております。この料金については、あくまでも1日レンタルをした場合の料金でございます。これは他院の事例をお伺いした上で、できる限り安価になるよう、これから運営事業者と交渉してまいりたいと考えております。
おむつにつきましては、枚数をどうするかという問題がありますけれども、1日当たり300円から500円の間で考えております。
なお、冒頭に御説明いたしましたとおり、あくまでも希望者に対して物品のレンタル提供をする予定でございます。希望されない場合については、どちらかというと、現状のスタイルに近いのですけれども、この事業の導入後は、基本的に病衣は市立病院からの貸与は行わない予定ですから、病衣、タオルは患者の持ち込み、おむつは病院内のコンビニエンスストアでも提供しておりますので、そちらを御購入いただく形で考えております。

佐々木君:1日約400円という料金設定ですけれども、病衣やタオルは何枚使ってもいいということでしょうか。

管理課長:委員が御指摘のとおり、基本的に枚数の制限は設けておりません。汚損した場合については、実際の対応は病棟の看護師が行うのですけれども、運営事業者から提供を受けたものをそのまま患者に提供し、枚数は特に制限がないと聞いております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

奥野君:本人の負担軽減となっておりますけれども、市立病院として経費を削減できる面があれば教えていただけますか。

管理課長:収入と支出の両方を申し上げます。
今も、病衣については、たしか1日約60円で貸し出しを行っております。その部分については、当然、病院の収入として利用した方からいただいております。
一部、日用品等について、例えば、夜間や時間外に緊急で入院した場合には、単身で来られるということで、そういったものを一切用意されていないことがあります。事情により、コンビニエンスストア等で買えない患者もいらっしゃいますので、その場合については、入院費の精算のときに料金をいただく形で、病院内の物流事業者から物品を購入することとなります。逆に言うと、その部分の収入もなくなります。
やはり、金額として一番大きいのはおむつでございます。おむつの使用頻度がかなり高いものですから、この事業を導入すると、病院側の収入が減少します。
物品に関してだけですが、現行で試算すると、収入としては850万円前後の減少となります。
逆に、費用は、先ほど御質疑いただいた交換頻度もそうですが、今、御高齢の方が非常にふえていて、汚損する回数が結構ふえておりますので、病衣などのリネン事業については、かなり高どまりといいますか、料金がなかなか下がらない状況になっております。病衣については、あくまでも委託事業に関係するのですけれども、500万円前後を病院が負担する形になっております。
そのほかに、バスタオルやハンドタオル、その他おむつを含めて、病院側が納入事業者に支払っている費用は1,000万円以上ですので、収支を差し引きしますと、この事業を導入することによって、最低でも150万円以上は経費が削減できると考えております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
市立病院退室のため、暫時休憩いたします。(14:47)

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(14:47)
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:48)