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議会運営委員会 平成28年11月2日(水)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月29日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(角田君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)議会運営に関する検討課題について、アの委員会録のホームページ掲載についてを議題といたします。
本件については、全文筆記あるいは要点筆記のいずれの方法によるのかといった点を中心に議論を行うことが確認されております。
各会派におかれまして検討されたと思いますので、順次、お聞きしてまいりたいと思います。
まず、自民クラブからお願いします。

高間君:最初から言っているように、全文筆記です。いえ、要点筆記です。

委員長(角田君):混乱があるようですから、現状ではどのように記載しているか、補足説明いたします。
事務局より委員会録の見本を配付願います。
現在の委員会録は、議会運営に関する申合せ40(2)アに基づきまして、要点筆記で記録することになっております。今、お配りしているのは6月11日の委員会録ですが、要点筆記という規定がありますけれども、実際の録音による作業により、ほぼ全文筆記に近い形で記載されておりまして、過去のものも同様でございます。
また、情報公開請求があった場合は、この内容で提出しており、実質、全文記載になっております。そういう中で、要点筆記とするならば、改めて中身を精査し、まとめなければならないといった要素も出てくるかと思います。大分昔の議論になっていますので、忘れている部分もあるかと思いますが、その部分を確認させていただいた上で、改めて自民クラブからよろしくお願いいたします。

高間君:こういう形で全文筆記されているということであれば、全文筆記と考えております。

委員長(角田君):次に、民主・市民の会からお願いします。

内山君:現状のものと違うものをつくろうとすると、それに労力もかかりますし、同じ委員会録で違うバージョンがあると逆に混乱を引き起こす可能性もあるので、現状のものをベースに情報公開したらいいと思います。

委員長(角田君):次に、公明党からお願いします。

相馬君:全文筆記での公開がいいと申し上げます。

委員長(角田君):次に、江別未来づくりの会からお願いします。

本間君:同じく、全文筆記でよろしいかと思います。

委員長(角田君):次に、日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:前回申し上げたと思いますが、当会派としては要点筆記を考えております。

委員長(角田君):暫時休憩いたします。(10:04)

※ 休憩中に、委員会録のホームページへの掲載方法について協議

委員長(角田君):委員会を再開いたします。(10:23)
ただいま休憩中に行った議論を含めまして、委員会録のホームページ掲載については、意見が一致しなかったため、見合わせることと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
暫時休憩いたします。(10:24)

※ 休憩中に、検討課題に係る結論の出し方について意見交換

委員長(角田君):委員会を再開いたします。(10:25)
次に、イの議会広報の充実化についてを議題といたします。
本件については、他市での実施状況調査として道外調査を実施したところです。
本日は、これから検討を進めるに当たりまして、初めに、私が副委員長と相談の上、たたき台として作成した私案について説明いたしたいと思います。
資料の3枚目です。
江別市議会フェイスブック運用ガイドライン、及び、その後ろについているのは各市議会においてなされているフェイスブックの活用状況のコピーで、各市ではこういうことをやっているというものです。例えば、委員会が開かれた後に市民と議会の意見交換会をこういうふうにやるとか、あるいは、会議の日程等を記載したものがございますので、こちらを参考としてつけさせていただきました。
中身について説明させていただきます。
まず、1目的といたしましては、江別市議会の本会議及び委員会の開催情報を初め、広く議会活動に関する情報を発信することで、市民に開かれたわかりやすい議会とすることを目的とします。
2アカウント名・URLで、フェイスブックのページ名称は江別市議会、URLは、恐らくこういう想定になるであろうということで、これはまだ登録もしておりませんし、仮のアドレスですからお間違えのないようにお願いいたします。
3運用管理者及び運用者名については、他市では運用者と運用管理者を分けているところが少ないですが、当市では、運用管理者を市議会議長、運用者を議会事務局とさせていただく形で、実務を議会事務局と考えております。
これにつきましては、4情報発信の内容として、定例会、臨時会などの会議の情報やホームページ等の更新情報、市議会の活動に関する情報、これは、市民と議会の集い等、各常任委員会を除き、議会報編集委員会などを含めて、議会として行っているさまざまな活動について発信していくことになります。
(6)その他運用管理者が必要と認めた情報については、議長が必要と認めた場合、議長の責任において情報を発信するということで、これを分けた理由とさせていただきます。
次に、5運用方法についてですが、(1)江別市議会からの情報発信を原則とし、ほかのフェイスブックアカウントやページの投稿記事に対するシェアやいいね等の操作は行わない。ただし、運用管理者が認めた公的機関、業務上関係が深いと認めるページまたはアカウントのシェア及びコメントについては、運用管理者の判断により例外的な取り扱いができる。
(2)は投稿についての記載であり、(3)は、要望はホームページで受けて、フェイスブックでは受けませんといった内容です。
運用管理者を分けた理由について、4の(6)、5の(1)に係ることで基本的に考えているのは、災害情報等、早急に情報を拡散しなければいけない事態を想定しております。フェイスブックの場合、登録した友達の枠の中でしか情報が広がりませんが、それをシェアすることで広げることができる機能が特徴です。ゆえに、災害情報や緊急性を有したものを市が発信する際、同時に協力していくためのものになります。議会事務局がその判断をした場合、例えば、議長権限の中で行われている陳情等の取り扱いについて、議長に判断を求めるのではなくて、事務局に判断を求めている事例があるといったことを踏まえて、当初からこれは議長権限で責任を持っていただくといった意味を含めて、運用管理者と運用者を分けさせていただきます。
6禁止事項につきましては、記載の項目に係る情報発信は禁止します。これは、基本的に市議会のほうで発信する内容でありますので、さほど影響はないのかと思います。ただ、将来、どういう方が議長になるかわかりませんので、特定の許可権限の中で万が一のこともありますから、一応、(1)から(7)までを不適切としました。これは、一般的にインターネット発信のリテラシーの中で必ず言われる項目を並べております。
7知的財産権の帰属については、それぞれの文章、写真などが市または議会、あるいは、それ以外の原著作者等に帰属する。ページの内容について、私的使用のための複製や引用など、著作権法上、認められた行為を除き、無断で複製、転用することはできません。これは、インターネット中継のときにも議論になった部分でありますが、パロディーといいますか、それを加工することも今の技術では可能です。その場合は基本的に認めない、そういう要素で使われることは一切認めませんといった意味合いも含めております。
8免責事項といたしましては、掲載情報については細心の注意を払いますが、正確性、安全性、有用性を保証する義務を負わない。あるいは、掲載情報に起因して利用者または第三者に損害が発生したとしても、江別市議会の故意または重大な過失によるものではない限り一切責任を負いません。
(3)としては、ページを通じて利用者から提供される情報について、その正確性、完全性、合法性、その他の保証は一切しないものとし、当該情報に起因して利用者または第三者に損害が発生した場合も一切責任を負いませんといった内容です。
そして、市議会は、予告なくガイドラインの変更や見直しまたは運用を中止する場合があります。
基本的には、細心の注意を払いながら行いますが、これは、一般的な免責事項として想定されないような苦情等々にも対応するために、一応、免責事項というものをつくっています。正確性を保証しないと記載していますが、正確にやらなければならないのは当然の話ですし、公的機関としての発信ということで行っております。
一応、資料としましては、釧路市議会では、行政視察で来た方々、あるいは、議会広報特別委員会の開催が掲載されています。稚内市議会は、意見交換会の準備中というのは、市民と議会の集いにおける準備会が開催されていまして、フェイスブックを通じて事前広報という役割を担いながら、同時に、議員は本会議以外ではさほど注目されない部分がありますが、日常でもこういう活動をしているという部分を掲載しているといった要素があろうかと思います。
他市のものも見ていただきまして、この案につきましては、視察先及び既に先行して行っているところの運用ガイドライン、また、江別市が既に広報広聴課を中心に行っているフェイスブック等、江別市の中にあるフェイスブックのガイドラインも参考にし、私案としてつくらせていただいたものであります。
これにつきまして、御質疑、御確認等はございませんか。

内山君:このガイドラインは、ICT化推進基本計画とは別に、先行して実施していくということでつくったのですか。

委員長(角田君):そもそも自民クラブから提案させていただいておりました議会運営に関する検討課題の4のところに、議会ICT化における位置づけについても確認と記載しておりますが、フェイスブックの活用ということで、別建てで提案されていましたので、こちらも、前回の会議の中で別建てということで確認した上で出させていただいております。

内山君:わかりました。
この検討課題にもあるのですが、その他のSNSの活用とか、ほかにもやったほうがいいというわけではないですけれども、ツイッターなどについてはどうでしょうか。

委員長(角田君):その部分は私も悩みましたが、ICT化推進基本計画のほうにはほかのSNSの記載もさせていただいております。まず、試行として先行する中にフェイスブックを活用することが当初案で挙がっておりましたので、その議論の中で、ほかのSNSも確認しようということでした。実際のところは、視察の項目や説明の際もフェイスブックが中心になって行われたということもありまして、まずは一定程度の共通認識、共通理解が図られたフェイスブックから先行した上で、ツイッター、場合によってはLINE、インスタグラムなど、そのほか多々あるSNSの活用については、順次、議論していけばいいのではないかといった意味で、フェイスブックについて作成させていただきました。
ほかに質疑ございませんか。

高橋君:いただいた資料に、釧路市議会と稚内市議会の例が掲載されておりますが、載せる情報の範囲をどうするのかというような議論はこの後にするのか、今、その辺まで議論していくのか、どの段階でどんな発言をすればいいのかわからないのです。

委員長(角田君):まず、これは、持ち帰って中身を精査していただこうと思います。
現時点での考え方としましては、4情報発信の内容の定例会、臨時会の会議情報などと書いてありますが、(5)に係ることになろうかと思います。(5)の範囲をどこまで見るかについては、現時点で想定されているのは議会として公的に行われた事業です。市民と議会の集い、あるいは、議員会における研修が行われたということです。中身にどこまで触れるかといった部分は、事務局で案をつくり、議長の確認の上で範囲を決定していくことになろうかと思います。あるいは、ここに記載されていない委員会としては、議会報編集委員会、図書室運営委員会、また、幹事長会議をどうするかというのは改めて調整を図りたいと思いますが、一応、会議として想定されているもの、あるいは、議員会での研修、見学も含めたさまざまな活動など、基本的には議会がオフィシャルで行ったものは、こういう活動を行ったということを記載していくことになるのではないかと今のところは想定しています。
これは、私の案の段階ですので、持ち帰っていただいて、これ以上は要らないといったものがあれば、各会派で御議論をいただければと考えております。
ほかに確認等ございませんか。

内山君:確認ですけれども、このフェイスブックについては、議会運営委員会の段階で取りまとめると。確かにおおむね固まっていると思いますが、本質的な部分はこの後のICT化に結びついていくのかなという気もしないではないです。

委員長(角田君):先ほど申しましたとおり、別建てで提案されたものです。ICT化の議論というのは、今後、まだ時間がかかるので、先行して試行として行うべきだと思います。また、この活用あるいはその反応を見た上で、ICT化、さらなるSNSの活用、そのほかについても内容の深い議論ができるのではないかと思う部分もありますので、これはあくまでも試行として進めていければと思っております。
ほかに質疑ございませんか。(なし)
ないようであれば、ただいま皆様に配付させていただきましたガイドラインをもとに、1目的から8免責事項までの内容を精査していただいた上で、どのような形で掲載していくか、あるいは、時期をどうするのか、本格的に行うべきなのか、試行なのか等々、これに伴った附帯議論も含めて、一度、お持ち帰りいただきまして内容の精査を行っていただきたいと思います。
次回、改めて確認させていただくということでよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
続きまして、ウの議会の情報化についての研究・検討を議題といたします。
本件については、同様に他市での実施状況について道外調査を実施したところです。
本日は、検討を進めるに当たりまして、初めに、私がたたき台として作成した私案について説明いたしたいと思います。
資料といたしましては、江別市議会ICT化推進基本計画策定作業計画(私案)と書いてある基本計画及びA3判の表です。
まず、前段としまして、策定作業計画の3補足に記載したことを先に読み上げさせていただきます。
策定作業、検討事項、スケジュールは、先進地調査及び他市の策定事例を参照に私案作成段階で必要と考えられる事項を記載したものであり、また、参考資料として附帯した資料についても計画に係る参考資料として添付したものであり、今後の委員会論議により、都度、変更及び確定するものであることを御了承くださいということで、この中身は一切コンクリートされたものではないことを確認させていただきたいと思います。
それでは、推進基本計画の中の策定作業計画について説明させていただきます。
これまでの経緯として、検討課題の提案からICT化の視察を含め、報告書のホームページ掲載までの流れを記載させていただいております。
次に、今後、想定される策定作業、検討事項、スケジュールとして、まず、本日、参考事例としての江別市議会ICT化推進基本計画(たたき台案)を提示させていただきます。これも、再度、同じことを記載しておりますが、確定は今後の議論の中で行っていきたいと思っております。
次に、全議員を対象にした議会ICT化推進事例の講演会、学習会等の実施により、ICT化推進の理解醸成を行います。これも想定でありますが、議員協議会により、議会ICT化推進等の研究を行っている有識者に依頼し、可能であれば計画立案に協力を求められたらと思っております。
これ自体は、まず、議会運営委員会の委員は視察を行い、報告書を読むなども含めて、一定程度、体験して共通認識を持っています。しかしながら、委員外の方につきましては、報告書はありますが、ペーパー上の話でもありますし、各会派で視察したとしても、それぞれ温度差があるのかなと思いますので、共通認識を持っていただくといった意味で講演会を実施する必要があるだろうと考えます。その後、その結果に基づいて、ICT化のそもそもの目的及び効果、さらには、予算措置に大きく影響する部分がありますので、議会単独で実施するのか、あるいは、市執行部と連携して行うのかといったこと、そして、その結果に基づいてどこまでやるかというICT化の実施範囲の確認、あるいは、先行実施可能な項目、早急な予算要望、例えば、さまざまなインフラ整備も含めて、ICTに絡むような案であったとしても必要に応じてやらなければならない項目、この計画書に載ったとしてもやらなければいけない項目、先ほどの委員会録の話でも、それが先行されるのであれば事前に議論しておかなければならないといった要素がありますので、講習を受けた後にそういった論点整理を行います。
次に、計画立案に関する事項の整理と立案プロジェクト推進体制の確認です。他市の事例を見ると、最短で1年、長いところでは8年という期間を計画立案に要しております。現在の議会運営委員会の委員の任期があと6カ月ということを考慮いたしますと、このプランを立てるのも間に合うのかどうかといった要素もあります。議論をする委員が交代するということは、ほかの方にも知識が広がることになりますが、一方で、途中でゼロから勉強を行わなければいけなくなる要素もありますので、プロジェクト推進体制は議会運営委員会を超える体制を組まなければいけないのではないかといった論点も想定されます。
その組織体の中で検討すべき項目については、現状の調査です。つまり、今の議員のスキルという言い方は好きではないですが、ガラケーを使っているのか、それともスマートフォンを使っているのか、さらに、タブレットまで使っているのか、ワープロを使えない方もいるのか、そういった意味で、どういう知識をどのように広げていくか、皆さんが同様に使えるような環境にするためにはどうしたらいいのかということを確認する。レベルを確認することで、使うソフトを高度なソフトではなくてわかりやすいソフトにするなど、ソフトの選定にも影響すると思いますので、そういったものも確認させていただきます。これが2項目めの目的と効果に見合った推進事業の項目ということになります。
同様に、電子化対象業務、資料の選定基準の設定をどこまでとするか、これは、予算書はやっていないという市が視察先にもありましたが、そういったことも含めて、この部分の議論を行います。
そして、ICTベンダーへのヒアリングです。さまざまなソフトウエア会社、ハードウエア会社が、議会のICT化、さらにはそれを応用する形でのICT化という提案をしておりますので、協議会でそういうところへのヒアリングを行い、よりよいものを選定するための基準を考えていきたいと考えております。
それから、5年間におけるスケジュール及び推進事業の確認、システム構成、導入機器、費用の検討、利用規約、また、費用負担など議会ルールの策定は、同様に議会ルールの変更も出てくることが想定されますので、この部分についても検討します。そして、議員の操作及びリテラシー教育、研修計画を策定する。そして、この推進基本計画をもとに、さらに予算要求作業につきましては、単純にこういうことをつくったので、毎年、要望を行っていくか、それとも、一度、こういう長期計画をつくったということで議会決議として示すか。これも、他市の視察、議会運営調査では2種類の事例がありましたので、こちらも私案としてこういう形で記載させていただいております。
そして、試行後、きちんと使えるかどうか検証する。ペーパーレスと言いながら、実際には紙を使っているという事例も多々あると聞いておりますので、議員の改選後もそれがきちんと運用されるようにどのように検証を行ったらいいのかといったことも立案していかなければなりません。
そういった総合的な内容で、ICT化推進基本計画及びその附帯する計画書というものを最終的に完成させていく必要があるのではないかというふうに考えております。場当たり的にやることは無駄な投資を招く結果ともなりますので、ICT化推進基本計画というものをたたき台としてつくらせていただきました。このたたき台につきましては、読んでいただきたいということで、今後、中身の細かい議論は議員協議会の中で別途なされることとなろうかと思います。
ここに記載させていただいたのは、他市で行っている事例、そして、議会として、対市民、あるいは、議会運営上で意味を持つといった項目として、市民との情報共有の推進や市民参加による議会運営、議会のペーパーレス化の推進、議会の情報活用能力の向上、議会のICT環境の整備、危機管理体制の強化といった6項目までについてはカテゴリーとして示させていただいております。これは、ICT化で議会が活性化するためにこういう活用ができるといった大きな項目になっております。
そして、議会ICT化推進事業計画については、もう既にやっているものも取り込む形で、実施済みの事業としてこのたたき台に記載させていただいております。
この項目については、さまざまな項目を他市事例により並べさせていただいただけです。この内容については、ただいまあったように、検討項目ということで全会派が議論をし直さなければいけないもの、いまだに議論をしていないものも並んでおりますので、これについても協議会で一定の権限を持ちながら議論をしていただく、その結果、そのときの議会運営委員会等で確認するという形になろうかと思います。
私のたたき台及びその計画案でございますが、これにつきまして確認等はございませんか。(なし)
この具体の中身を持ち帰っていただいて各会派で議論していただきたいのですが、まず、確認させていただきたいことがございます。
それは、今年度中に議論を進めるために、推進基本計画策定作業計画の中でも、ICT化を進めるという認識及び視察に行った経緯がありますので、正確な知識の中で議論が行われるようにという意味も含めて、計画に出ている全議員対象の議会ICT化推進事例の講演会、学習会の実施の可否についてと、協議体のあり方をどのような形として協議をしていくかということについて各会派で協議していただきたい。これは、絶対に進めなければいけないということではなくて、計画をつくるということですから、協議の結果として、これそのものをやらないということも出てくる可能性があります。
講演会、学習会の実施及び協議体のあり方の2点について、次回、各会派での御議論の経過をお聞かせいただきたいと考えております。
講演会の講師につきましては、現状として専門でやっている方はなかなか少ないので、ほかの市でやっている方などが挙げられますが、メーカーの色がついた人はこの段階では避けたいという発想の中で選定しなければなりません。そういうことで準備期間をかなり要するのではないかと想定されまして、講演会を実施するとなると、やはり早い段階で各会派の確認をとらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
あわせて、確認等はございませんか。(なし)
以上で、本件を終結いたします。
次に、エの議員報酬・定数のあり方についての検討の場の設置についてを議題といたします。
本件については、道外調査や議員会における研修会の開催を行ってきたところでございます。
本日は、協議の進め方について、提案会派から進め方の案を出していただいておりますので、それぞれ説明を願います。
まず、民主・市民の会からお願いします。

内山君:議員報酬等の検討の場の設置についてです。
当会派としては、これまで研修に行ったり、この間の勉強会も踏まえて、検討の場としては、名称はいろいろとあると思いますが、議会運営委員会以外の場での設置を考えております。その理由としては、報酬等については議会運営委員会の所管外に係るということもありますし、議会運営委員会のメンバーの任期が残りわずかということもあって、議会運営委員会のメンバーにこだわらない人選をするためということもあります。メンバーについては、皆さんとの相談ですけれども、もしかしたらさっきのICTの議論とも並行することになって大変になるかと思うので、各会派1名プラス座長1名ぐらいでいいかと思います。そして、今回は、議論するだけではなくて、やはり、次の改選期も踏まえて、最低でも1年前には報酬、定数のあり方についての何らかの結論を出すというイメージで考えております。

委員長(角田君):次に、自民クラブからお願いします。

高間君:当会派につきましても、最初からお話をしているように、議会運営委員会での検討項目が多いということで、今、内山委員が言われたように、別に組織を立ち上げて、できれば各会派から出てきていただいて検討したほうがよいということであります。

委員長(角田君):確認させてください。
自民クラブとしては、民主・市民の会の案をベースとしてよろしいのでしょうか。

高間君:構わないです。

委員長(角田君):ただいま提案会派の2会派から民主・市民の会の案をベースとして共通の提案がございましたが、確認及び議論をさせていただきたいと思います。
それでは、各会派から確認ございませんか。

高橋君:私は、てっきり議会外の有識者などにも参加していただくことを考えているのかなと思い込んでいましたが、今の説明ですと、どちらの会派も議会内での設置ということなのかと理解いたしました。
そうした場合、議会内でのその組織の位置づけはどんな性格のものになるのか、お伺いしたいと思います。

尾田君:今、質問があったようなことも含めて、まず、この問題を正式なテーブルに乗せて、報酬を審議するための特別職等報酬審議会という市の正式な審議会もありますから、それとの連動を考えながら、この前も勉強会をやりましたけれども、各市の現状を情報収集する。そして、今、高橋委員が言ったように、場合によっては市民の声を聞くために有識者の皆さんと意見交換会をやろうかとか、今後の進め方を議論するための会派の代表による検討会議を設置するということです。そこで具体的に議員報酬を幾らにする、定数を何人にするということは、恐らくその段階で決めることは無理だと思うので、まず聞くことを考えています。そこに全ての権能を与えることは法的にも無理ですから、あくまでも議会の中で議論をするための組織をつくってはいかがかということです。どこかで取っかかりを持たないとこの問題がいつまでも浮上しませんから、浮上させるための一つの手段として、まず、議会運営委員会の皆さんの理解を得て、専門委員会的な会議を設置し、その中で練ってもらうのがいいのではないかという提案です。

委員長(角田君):高橋委員、よろしいですか。

高橋君:わからないです。

尾田君:場合によっては、必要な段階でいろいろな人が参加してやりましょう、要らないならやらなければいいのです。

高橋君:場合によってはいろいろな方に参加いただくというのはとりあえずおいておいて、その組織自体が議会的には正式な場にならないのかなと思うものですから、その組織が行う活動を議会で受け取るときにどんな形になるのかがわかりません。まず、議会の構成上の位置づけがわからないです。

委員長(角田君):暫時休憩いたします。(11:03)

※ 休憩中に、検討の場の位置づけについて協議

委員長(角田君):委員会を再開いたします。(11:12)
エの議員報酬・定数のあり方についての検討の場の設置については、民主・市民の会及び自民クラブの案をさらに深めて、より具体性を持った形で、再度、提案することをお願いし、改めて、次回以降の議会運営委員会で議論を行うということで確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、オの第1回定例会における補正予算の付託先についてを議題といたします。
現在、補正予算については、常任委員会に分割付託することとなっておりますが、第1回定例会に提出される補正予算の中には、全額を新年度に繰り越し、当初予算と一体的に執行する事業が見られるところであります。
本件についても、各会派におかれまして検討されたと思いますので、順次、お聞きしてまいりたいと思います。
まず、自民クラブからお願いします。

高間君:当会派としては、現状維持でいいのではないかという意見が出ておりました。

委員長(角田君):次に、民主・市民の会からお願いします。

内山君:当会派としても、いろいろ議論したのですが、結果としては現状のままです。

委員長(角田君):次に、公明党からお願いします。

相馬君:各常任委員会に付託ということで、現状のままとなります。

委員長(角田君):次に、江別未来づくりの会からお願いします。

本間君:現状のままでよろしいかと思います。

委員長(角田君):次に、日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派は、この提案に理解するところもあったので、他の会派と歩調を合わせてと思っておりましたが、皆さんが現状のままと言うのであれば、あえて変えることにはならないので、結構です。

委員長(角田君):各会派から御確認ございませんか。(なし)
第1回定例会における補正予算の付託先については、今までどおり各常任委員会に分割付託を行うということで確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
暫時休憩いたします。(11:16)

※ 休憩中に、来年度の国の予算について情報提供

委員長(角田君):委員会を再開いたします。(11:17)
次に、カの長期欠席した場合の議員報酬の減額についてを議題といたします。
本件については、前回の委員会において、長期欠席した場合は減額を行うことについて確認しております。
本日は、減額対象となる欠席期間や減額率等、具体的な手法について、根拠を含めて各会派に持ち帰って協議いただくこととしておりましたので、順次、協議結果をお聞きしてまいりたいと思います。
まず、自民クラブからお願いします。

高間君:参考資料を見せていただきますと、基本的に1年、30%減というのが一番多かったところです。それを踏まえて、最低でも1年ぐらいは猶予を図らなければいけないのではないかということと、それ以上だと、基本的には30%ぐらいの報酬月額の削減が妥当ではないかということで話し合いました。それがどんどん延びていくとしたらどうするのかという話は若干出ておりまして、それについては再度考えなければいけないかと思っておりますが、30%以上の減額をするというのは、今の各議員を含めてなかなか難しいのかなという話は出ておりました。

委員長(角田君):次に、民主・市民の会からお願いします。

内山君:資料をいただきまして、会派としては、考え方として一番近い千歳市議会に合わせるということです。まだきちんと調べていないのですが、市の職員の方々の休職発令も踏まえて、それに合わせるような形でという結論です。

委員長(角田君):本日は資料を配っていませんので、千歳市議会の削減率等について口頭で説明をお願いします。

内山君:千歳市議会については、6カ月を超えたら報酬月額の30%、1年を超えた場合は50%の削減となっております。

委員長(角田君):次に、公明党からお願いします。

相馬君:1年を超えて会議に出席しない場合、1年を超えた日の属する月の翌月分の議員報酬から20%減額です。これは、前回の議員会で学習したときに、江別市の報酬が他市に比べて高い位置ではないということに鑑みての20%の減額です。あとは、出席した日の属する月から全額支給というふうに話し合いをいたしました。

委員長(角田君):次に、江別未来づくりの会からお願いします。

本間君:前回もお話ししましたが、想定される欠席理由としては長期的には病気療養だと思っております。ですから、相当期間の治療費をしっかりと担保しなければならないということも考え、1年を超えた場合に30%という形が妥当かと考えています。

委員長(角田君):次に、日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派としては、石狩市議会の3カ月を超えた場合で20%、6カ月を超えた場合で30%、1年を超えた場合に50%という例を参考にしておりましたが、いずれにせよ、各会派が一致する条件のもとで調整していきたいというのが基本です。
それから、減額率ですけれども、当会派としては何十%という結論は出しませんでした。ただ、最低生活費と高額療養費が基準になるのかと思いますが、さらに、それだけでおさまらない費用の支出もあるので、そうしたことが賄える範囲を想定して考えるということで会派として話し合ってきました。

委員長(角田君):それでは、まず、期間、減額率は異なりますが、各会派とも減額を実施することについては意見が一致したと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、具体の中身について意見交換をしていきたいと思います。
暫時休憩いたします。(11:22)

※ 休憩中に、期間、減額率等について協議

委員長(角田君):委員会を再開いたします。(11:37)
カの長期欠席した場合の議員報酬の減額については、休憩中の協議の中で、1年をめどに30%の減額を行うことで各会派が一致し、その具体的な内容及び手続等については、正副委員長及び事務局のほうで一定の案を示させていただくことで確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2その他について、各委員からございませんか。

宮川君:皆さんのところに第3回市民と議会の集いの進行表をお配りしております。これは、最終版ということで、お渡しいたしました。後で見ていただきたいと思います。
当日持ってきていただく資料は、各会派の議員に11月4日にお渡しいたしますので、当日はそれを持ってきていただきたいと思います。
多くの市民に参加していただくことが一つの成功にもつながっていきますので、ぜひ議員は3人ぐらいの方にお声をかけていただきたいということを再度お願いいたします。あと10日ほどになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(角田君):ただいま説明がありましたが、確認等はございませんか。(なし)
先日お配りしました進行表に修正の指摘がありまして、修正したものをお配りしております。こちらは修正版と記載させていただいておりますので、お間違えのないようよろしくお願いいたします。
あわせて、これについて、各常任委員会委員長への説明は11月4日午前10時から、各議員につきましては、当日、集合時間に一度集まっていただき、全体の流れの確認を行います。4日に資料を配りますので、各議員はそれを忘れないようによろしくお願いいたします。
その他につきまして、ほかにございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に、次回委員会開催予定でありますが、第4回定例会の議事運営について御協議いただくため、11月22日火曜日午前10時から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:40)