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経済建設常任委員会 平成28年5月12日(木)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月29日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 議会事務局長より人事異動に伴う職員紹介
※ 水道部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介
※ 建設部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介
※ 経済部長より人事異動に伴う主幹職以上の職員紹介

(開 会)

委員長(野村君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(10:04)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1農業委員会事務局所管事項、(1)報告事項、アの農業委員会等に関する法律の一部改正についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

農業委員会事務局長:農業委員会等に関する法律の一部改正について御説明申し上げます。
資料の1ページをごらんください。
国は、農林水産業・地域の活力創造プランに基づく農政改革が成果を上げるためには、農業政策を活用する経済主体が積極的に活動できる環境を整備することが必要で、その経済主体である農業協同組合、農業生産法人、そして農業委員会についての見直しを行うことが必要であると判断いたしました。これらの趣旨を踏まえまして、国会での審議の結果、農業委員会等に関する法律が改正され、平成28年4月1日から施行されたところでございます。
1法律の主な改正内容については3点ございます。
1は、農業委員会が従来行ってきた担い手への農地利用集積・集約、耕作放棄地の解消等の業務が任意業務から必須業務へと法律で明文化されたことであります。
2は、農業委員の選任についてでありますが、従来は、公選制(選挙)と法に基づく選任で行われてまいりましたが、新しい法律では、市長が議会の同意を得て任命することとし、さらに、市長は、委員の候補者については、農業者等からの推薦及び公募により任命することとなりました。
次に、3は、従来の法律にない新しい規定として、農地利用最適化推進委員を設置することができることとなりました。この規定は、今ほど農業委員会の必須業務でも御説明しましたが、優良な農地を担い手に集積、集約し、さらには、耕作放棄地を発生させないため、推進委員を置き、専門的に地域での調査活動を行うものであります。
次に、2施行期日であります。
平成28年4月1日より施行しており、施行後に在任する農業委員につきましては、任期まで現行制度を継続することとなります。
3今後の条例改正等のスケジュールであります。
今現在、農業委員会で検討しておりますが、さらに検討、検証しまして、石狩管内を含めたほかの市町村の動向も参考にしながら、資料の今後のスケジュール(案)に記載のとおり進めてまいりたいと考えております。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

高橋君:まず、確認させていただきたいと思います。
当市においても条例改正が見込まれていることは、今後のスケジュールというところでわかりますが、きょうの報告の重要なポイントはどちらなのか。農業委員会制度の改正あるいは改革というのは非常に大きな内容なのです。ただ、私は、この間、当委員会で報告を受けたことがなかったと記憶しております。そういう点から見れば、農業委員会制度の改正自体を十分理解できるような報告をいただくべきではないかと思うのです。いろいろ報道もされていたので理解できますけれども、きょうの報告では少し薄いのではないかと思ったので、この程度の報告でおさめた考え方を御説明いただきたいと思います。

農業委員会事務局長:今ほど高橋委員からお話がありましたように、今回の法律の改正につきましては、今回、初めて委員会で報告させていただきました。農業委員会の中では、農業委員の定数に関する内容ですとか、今後どうあるべきかということは、内部で検討委員会を開いて検討を実施している状況であります。ただ、平成28年4月1日から法が施行になりましたので、こういう形で法律が変わりますということを説明させていただきました。
この後は、今後のスケジュールに記載しておりますとおり、8月ないし9月にパブリックコメントを予定しておりますが、今、農業委員会内部で内容を検討しておりますので、具体の内容が決まりましたら、そのときにまた改めて御説明するように考えています。

高橋君:理解いたしました。
そうしますと、今回の改正内容について、江別市でどのように具体化していくのかというのは、今、農業委員会で十分もまれているということなのか。
それから、その進行状況などは、パブリックコメントに合わせてという形になるのかもしれませんが、議会が適切に判断できるように情報を提供いただきたいと思いますので、そのタイミングはこの8月、9月を目安とされているのか、そのあたりを確認させてください。

農業委員会事務局長:今、農業委員会の内部で検討委員会を開かせていただいておりまして、先月は4回ほど開催しております。最終的にはどこかの段階で取りまとめて御報告する形になろうかと思いますが、その内容については、十分精査した形で、パブリックコメントの前あたりに概要を御報告できるのではないかと、今のところ、そういう日程で考えております。

高橋君:農業委員会での検討経過というのは公表されているのか、会議は公開なのか、そのあたりはどんなふうになっているか、教えてください。

農業委員会事務局長:内部の検討会議ですから、外部の皆さんには公表しておりません。農業委員会の中に常任委員会がございまして、その二つの常任委員会の中から委員を選任して定数等の検討委員会を開いております。ですから、対外的には公表しておりませんけれども、この検討委員会の結果については、何らかの形で委員会に御報告できると思っております。

高橋君:本当にもととなる部分をもんでいく場面は、経営や利益にかかわることですし、農地の問題などいろいろなことがあるので、非公開で行われることは十分理解いたします。
しかし、当市の農業にかかわる問題でもありますし、農業者にとっては今後の経営にもかかわることですから、農業委員会の検討は、農業者の意向がきちんと反映されるものとならなければならないと思います。ですから、この検討経過がどのような内容だったのか、そのあたりは、やはり、こちらとしても慎重にチェックさせていただかなければならないと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、農業委員会事務局所管を終結いたします。
次に、2経済部所管事項、(1)報告事項、アの旧ヒダ工場の保存・活用事業についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

商店街・観光振興担当参事:続きまして、資料の2ページをごらんください。
説明に入ります前に、訂正箇所がございますので、ごらんいただきたいと思います。
三つ目のテナント入居状況中、6段目の図面番号6の表記がMELLとなっておりますが、正しくはM’LLEでございます。
訂正して、おわび申し上げます。
それでは、旧ヒダ工場の保存・活用事業につきまして御説明いたします。
まず、グランドオープン関係です。
3月25日金曜日に、商業施設EBRIがグランドオープンし、オープン3日間で9,000人、オープンから4月末までで6万7,700人の入り込み客がありました。
次に、イベント関係です。
3月25日から27日にかけて、イベントスペースにおいて、北海道情報大学の学生による旧ヒダ工場のプロジェクションマッピングを実施したところです。
次に、テナントの入居状況でありますが、資料の3ページの図面をごらんください。
3月16日に机上配付させていただきましたとおり、テナントは9店舗が入居しております。
図面左側の図面番号1-1は、江別アンテナショップGET’Sが入居しております。
図面中央上側の図面番号2-1と2-2は、イベントスペースとなっております。
図面番号2-3から2-7につきましては、えぶり市場となっておりまして、ハグマート、まちのやおやさん、ことぶきやが入居しております。
次に、図面中央の図面番号3-1から3-3につきましては、nopporo coffeeが入居しておりまして、カフェ及びコーヒー豆の販売を行っております。
その右側の隣の図面番号4、5には、チャイラが入居し、雑貨、洋服を販売しております。
図面中央よりやや右側の図面番号6は、M’LLEが入居し、婦人服の販売を行っております。
図面番号7と8につきましては、ブリックハットが入居し、スイーツの販売を行っております。
その上の図面番号9は、イルマットーネ・アルルが入居し、レストラン、スイーツの販売、ベーカリーとなっております。

委員長(野村君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

徳田君:私たちもグランドオープンに伺いまして、非常ににぎわっていました。また、私は地元なものですから、毎週末すごくいろいろな方がいらっしゃっている姿を拝見して、非常にうれしく思っています。
前回、たしか市内、道内、道外別に1月までのGET’Sへの来客数の報告をいただいたのですけれども、それ以降もわかれば教えていただければと思いますが、どうでしょうか。

商店街・観光振興担当参事:アンテナショップGET’Sの来場者数です。
こちらは、商品を購入した人数となっておりますが、直近の3月25日グランドオープンから4月30日までの来場者数の累計は1万2,404人となっております。

徳田君:以前、市内、道内、道外という形で教えていただいたのですが、もしわかればお願いします。

商店街・観光振興担当参事:平成28年4月の市内、市外、道外別の内訳ですが、4月の合計が8,467人で、市内が3,781人、44.7%、市外が4,665人、55.1%、道外が21人、0.2%となっておりまして、グランドオープン後につきましては市外からの来場者が増加しております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

諏訪部君:イベント関係で、3月にはプロジェクションマッピングをされたということですが、今後もし何か予定がありましたら教えていただきたいと思います。

商店街・観光振興担当参事:ゴールデンウイークに開催されたイベントとしては、園芸市とか自然卵クレープ販売、焼き芋市等がございました。
今後の予定ですが、今月はイベント会社と協議を行って各種商業イベント等の実施につきまして検討していきたいと思っております。また、文化団体などの発表の場として活用できないか、こちらも協議を行っていく予定でございます。庁内からも、イベントスペースの活用につきまして問い合わせが来ておりますので、協議して開催方法を検討していきたいと思っております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

高橋君:まず、先ほどの徳田委員の質疑に関係してです。
先ほどはGET’Sでの物品の購入者ということですが、このEBRI全体での来客の傾向みたいなものを押さえているのかどうか、いかがでしょうか。

商店街・観光振興担当参事:御報告いただいているのは総数なものですから、申しわけございませんが、市内、市外等の内訳は持っておりません。

高橋君:最近も何回か伺っているのですが、江別市としては平日の日中でもお客さんがいらしているなと感心しておりますので、このまま順調にいっていただければと思っております。
GET’Sの件ですが、先ほどは物品の購入者の状況ということでお伺いしましたが、ここは観光の案内スポットでもありますので、その辺の機能の発揮状況はどんなふうに把握されているのか、お伺いします。

商店街・観光振興担当参事:観光案内をした件数がありまして、平成28年4月は34件となっております。引き続き、今後も観光案内機能の強化を検討していきたいと思っております。

高橋君:前の委員会で御報告いただいたときも一定程度の質疑がありましたが、どうもすっきりしていないので、改めて確認させていただきます。
観光の部分で、受託者をどのようにして決めたのか、経過と結果を確認させてください。

商工労働課長:決定した経過ですが、アンテナショップにつきましては、以前からNPO法人やきもの21にお願いしておりました。今回のリニューアルに当たって検討した結果、公募とかいろいろな話も出ましたけれども、やはり、今までのアンテナショップでの実績も加味しまして、さらに、観光案内につきましても、同じNPO法人に委託することによってスムーズな展開が図られるだろうということで、例えば、江別まち検定の有資格者を対象に応募の基準として開設したものであります。

高橋君:今ほどNPOという言い方をされましたけれども、それは、NPO法人やきもの21ということでいいのか、まず、確認させてください。

商工労働課長:申しおくれましたが、NPO法人やきもの21でございます。

高橋君:アンテナショップと観光案内の関係について、それから、EBRIの中ですが、市との関係がどんな形になっているのか、いま一度説明していただきたいと思います。

商工労働課長:まず、旧ヒダ工場のリニューアルに当たりまして公募しましたが、その応募要領の中に、新たな事業者については、このアンテナショップは市に無償で貸していただくという条件をつけておりました。その中で、前回までのアンテナショップの面積と大体同程度の範疇ということで公募をかけたものでございます。

高橋君:意外と複雑なのだというふうに理解いたしました。また、改めて、個別のところで伺わせていただきたいと思います。
それから、確認しておきたいのは、イベントスペースの活用についてです。
先ほど、イベント会社との協議とか文化団体における活用も協議したいということですが、イベントスペースの活用というのは、EBRIの管理者でやるのか、市でやるのか、このあたりの関係はどのようになっているのか、確認させてください。

商工労働課長:このスペースにつきましては、事業者であるストアプロジェクト株式会社が使う部分と、市が予算立てをしてスペースを借りてイベントを実施する、この二通りの方式で行っております。ストアプロジェクト株式会社は、今のところは物販関係が主流になっておりますが、今後、市においては、例えば、限られたスペースですけれども、まちかどコンサートのミニ版ですとか、それから、ある部署からはパネル展みたいなものを実施したいという問い合わせも来ておりますので、そういったものも加味しながら検討していきたいと考えております。

高橋君:そうしますと、市の政策的な活用といいますか、何らかを打ち出したいようなときには、市がストアプロジェクト株式会社からこのスペースをお借りするという手続になるのですね。改めて確認させてください。

商工労働課長:委員がおっしゃるとおり、市がそのスペースを借りて、ストアプロジェクト株式会社にお金を払って利用するという形でございます。

高橋君:もう1点確認しておきたいのは、今、入居されている店舗ですが、これらはどのような契約内容になっているのか。ストアプロジェクト株式会社に確認されているのか。金額的なことは結構ですが、期間などはどのような形になっているのか、把握されていましたらお聞かせください。

商工労働課長:市では正式な契約書類等はいただいておりませんけれども、おおむね3年から5年ぐらいの契約を結んでいるのではないかという話を聞いております。場合によっては、業績がかなり悪くなってくる事業者もあるかもしれません。そのときには、恐らくまた入れかえるような状況も出てくるのではなかろうかと考えております。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。

干場君:テナントの入居状況でお聞きしたいと思います。
今も高橋委員から全体的な契約期間の質疑があったと思うのですが、とりわけ、私は、4番、5番、6番についてお聞きしたいと思います。
私も何度かお伺いする中で、ここを経営されている方から当面3カ月ということをお聞きしていたものですから、そのあたりの実態はどうなのか。例えば、それはそのときだけであって、今後も継続の見込みがあって今言ったような3年、5年になっているのか。可能なところで構いませんけれども、その辺について、市として把握できている部分で回答を願えたらと思います。

商工労働課長:委員がおっしゃるとおり、ストアプロジェクト株式会社からは、チャイラ、M’LLEについては短期の催事契約という形で契約していると伺っております。ただ、これは売り上げにかかわってくると思いますが、ここ何カ月の売り上げが伸びている状況であれば、恐らく継続するのではないかという感じがいたします。まだ始まったばかりですから、その辺の詳しい内容についてはお聞きしておりませんけれども、夏ごろにはまたストアプロジェクト株式会社から市に何らかの報告があると思います。

委員長(野村君):ほかに質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、経済部所管事項を終結いたします。
経済部退室のため、暫時休憩いたします。(10:33)

委員長(野村君):委員会を再開いたします。(10:33)
最後に、3その他について、各委員から何かございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:33)