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総務文教常任委員会 平成28年7月15日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月29日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(相馬君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(9:10)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、本日の調査に三角議長が同行いたしますので、御承知おき願います。
それでは、これより教育活動等の調査を実施いたしますので、各委員は、教育部より提出されております資料を御持参の上、市役所正面入り口に待機している公用バスに移動願います。
休憩いたします。(9:10)

※ 休憩中に、教育活動等の調査を実施

委員長(相馬君):委員会を再開いたします。(14:04)
傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので、報告いたします。
次に、2企画政策部所管事項、(1)報告事項、アの道立高等養護学校の誘致についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

政策推進課長:道立高等養護学校の誘致について御説明いたします。
資料の1ページをごらんください。
まず、1誘致期成会の設立の経緯でありますが、知的障がいの特別支援学校高等部である高等養護学校への進学希望者が増加する中、札幌市を中心とする道央圏においては、さらに今後の増加が見込まれております。江別市を含めた札幌圏の子供たちが住みなれた地域で適切な教育を受けられるよう、平成27年3月に閉校となった札幌盲学校跡地に高等養護学校を誘致するため、特定非営利活動法人江別手をつなぐ育成会及び江別市特別支援学級父母の会が発起人となり、平成23年11月に設立されたものです。
2これまでの活動経過につきましては、平成23年に誘致期成会が設立された後、江別市議会において、道立高等養護学校の早期設置を求める意見書が採択されるとともに、市内における署名活動では4万筆を超える署名が集まりました。
平成24年には、道議会へ請願書を提出すると同時に、道及び道教委に対して要望書を提出しております。
平成26年には、2回目の要望書を提出し、同年度の平成27年3月には、道議会において、江別市への高等養護学校の設置の件が請願採択となりました。
平成27年6月に道教委から出された平成28年度公立特別支援学校配置計画案には、江別市への設置案は盛り込まれず、同年11月には3回目の要望書提出を行いました。その際には、道の教育長から、高等養護学校建築後の残地活用策や、在学中の地域との連携、卒業後の就労体制の確保などが重要であり、地元主導で検討してほしいとのコメントをいただいております。
平成28年1月の誘致期成会総会では、生涯活躍のまち構想の中で、札幌盲学校跡地の残地活用を候補地の一つとして検討していくことについて説明し、この構想が高等養護学校の誘導策となり得る場合には、具体化してきた段階で期成会へ報告することとして、市が検討を進めていくことについて了承されました。
2ページに移りまして、平成28年6月に道教委から出された平成29年度公立特別支援学校配置計画案に江別市への設置案は盛り込まれませんでした。
こちらにつきましては、別冊1をごらんください。
こちらは、道教委から公表された資料ですが、最後の9ページをごらんください。
表は、職業学科等を設置する特別支援学校高等部の今後の配置見通しを示した資料です。一番上の段が道央圏の平成29年度までの計画と平成31年度までの見通しであり、一番右側の平成31年度の見通しとして、道央圏における間口の確保については示されなかったという結果となっております。
最初の資料に戻りまして、平成28年6月20日には、北海道議会の文教委員会において質疑がなされました。
文教委員会の主な質疑内容としては、まず、江別市が検討している生涯活躍のまち構想において、特別支援学校配置を連動させることは重要と考えるがどうかとの質疑に対し、構想の中に特別支援学校が位置づけられることは、現場実習や雇用の場の確保の観点から大変意義深く、意見を述べるなど協力したいと答弁されております。また、実習先や就労先の確保が重要であり、進学希望者数だけでなく、地域の支援体制も考慮に入れるべきではないかとの質疑に対し、通学利便などの観点のほか、各圏域内の学校配置状況や空き校舎など既存施設の状況、就労に結びつく実習先の確保、地域の支援のあり方などを総合的に勘案しながら検討すると答弁されております。
6月30日には第7回の期成会総会が開催され、市長から、北海道に対して、学級数の増加がなければ新たな学校設置ができないとの考え方から転換してもらうために、障がい者、健常者、高齢者、大学生など全ての人が活躍できる生涯活躍のまち構想を提案していくことにより、高等養護学校の実現につなげていきたいとの提案をいたしました。それに対し、保護者である委員からは、遠隔地へ進学を余儀なくされている状況があるので、江別市から実習先の確保などの環境整備を率先して打ち出してもらえることはありがたい、それによって誘致の早期実現を期待するとの発言がありました。
こうした意見等を踏まえまして、改めて道と道教委に対して要望書を提出することとなり、7月下旬には4回目となる要望書を道と道教委へ提出する予定となっております。
要望書の案につきましては、別冊2に掲載しておりますので、御参照ください。
今後も、期成会の誘致活動について、引き続き、市議会の御支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(相馬君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

山本君:委員会資料の最後のほうにも記載がありましたが、今回、要望を出すに当たって、今までは記載がなかった在校生の実習先とか卒業生の就労先ということが要望書に書き加えられています。今まで札幌市や千歳市に養護学校を建設されるに当たっては、そのような条件を踏まえて建設されていたのですか。

政策推進課長:実態として、北海道がそのような状況も勘案しながら建設してきたかどうかというのは公には言われていなくて、やはり、道央圏内の高等養護学校を希望する生徒数から配置計画を作成しているというふうに道教委から聞いております。

山本君:そういう配置計画からいって、江別市近郊の子供の数は少なくないのですが、今回、こういうものが前面に出されてきたということは、今までの学校もそのようなことを前向きに出されていて、そちらのほうに導いていかれたのかと思ったので、今、お伺いしました。
今回は、実際にこういう言葉を入れて要望が出されたのですけれども、前提となる案があってそのようなことをされていくのでしょうか。

政策推進課長:資料の2ページの6月30日の期成会の総会での市長の発言ですけれども、学級数の増加が見込まれなければ新たな学校は設置できないという数で判断する従来の考え方から転換してもらうために、江別市からこういうことを積極的に提案していく必要があるだろうということがまず一つです。
それから、もう一つは、上の段になりますが、6月20日の北海道の文教委員会で、江別市が検討している生涯活躍のまち構想の中で、実習先とか就労先の確保についても考えるのであればこういうことも考慮に入れるべきではという質疑がありまして、それに対して道教委が議会という公式な場でこういう見解を述べられたということがあって、今後こういう提案をしていく段階に来たと判断したところです。

山本君:そういうことがあれば、前向きにいい方向に歩いていけると思うから、それはそれで進めていってもらいたいし、地域のみんなも応援しなければならないことだと思うのです。
しかし、今までもう5年、6年になりますが、要望書の提出回数は今回で4回目です。ほかのところはもっと何度も要望されていたとよく聞いていたので、今、確認したら江別市は1年に1回もされていないのです。そういうところで、今まで緩かったのではないかと私自身は思うのですが、そこはどのようになっていたのですか。

政策推進課長:毎年、出さなければならなかったのかもしれませんし、状況が変わらなくてなかなか出せなかったという段階でもあったかと思います。特に、去年の平成27年3月に道議会で請願が採択されたにもかかわらず、去年の配置計画案にも載らなかったので、その後も、要望書を出しましたが、ことしの配置計画案にも載りませんでした。その段階で期成会と協議をしまして、やはり要望書は出さなければだめだという判断で、今回、出すに至りました。今後も、いつまでというわけではありませんが、期成会と十分協議しながら必要なときには要望書を出していきたいと考えております。

山本君:平成30年度ぐらいまでの計画の中には江別市が入っていなかったのですが、平成31年から先のことはまだ見えていませんし、どなたからもまだ耳に入ってきません。平成30年度までは無理としても、できれば平成31年度には入れるような方向で皆さんで強くやっていっていただきたい、期成会の皆さんと力を合わせて前進してかち取っていただきたいと思いますが、どのように考えていますか。

政策推進課長:今、別冊1の9ページには平成31年度まで載っていますが、これは6月に出されたものですけれども、道央圏の見込みは書かれておりません。例年9月には確定しますが、それが9月の段階でひっくり返るのはなかなか困難な現実があります。ですから、平成31年度は難しいとしても、平成32年度以降、早期に設置してもらうために、今回、少し新しい提案をさせていただくことになったと考えております。

山本君:近郊の皆さんと江別市にいる父母の会の皆さん方がやはり近場に欲しいということで、もう数年前から皆さんで団体を組んで期成会をつくり、動いていただいております。それでも、もう何年もたっていて、必要なときに必要でなくなるようなことになってしまわないように、今、皆さんも声を高くして頑張っているので、一日も早く実ることをお願いいたします。

委員長(相馬君):ほかに質疑ございませんか。

齋藤一君:今のお話とも関連しますが、いろいろなところで就職先や実習先について地元の協力が必要だと述べられていると思います。そこで、就職とか、誘致も含めた部分での協力体制ということで、現時点で市から商工会議所や地元企業へ具体的な話をされている状態なのでしょうか。

政策推進課長:期成会に加入している団体は30団体弱ありますが、今までの7回の期成会の中ではたびたび話題が出ています。ただ、どこの企業といった具体的な話にはまだ至っていなくて、今は誘致を中心に皆さんと議論して動いている段階です。この後、委員がおっしゃったように、商工会議所などと協議しながら話をできる部分は進めていかなければならないと考えております。

齋藤一君:北海道知事の答弁を見る限り、地元である程度の形になっていて主導的に動いてもらわなければ決められないというように話されていますので、形づくりという点でぜひとも具体的に進めていただきたいと思います。

委員長(相馬君):ほかに質疑ございませんか。

宮川君:今までの話とも関連しますが、北海道議会の文教委員会での質疑の中で答弁があり、その後の第7回誘致期成会の総会で、北海道は学級数の増加が見込まれないのであれば新たな学校設置ができないという考え方を持っているという前提で、生徒数が減ってきているので、恐らく、これから何回要望しても見通しは厳しいとあります。そういう中で、道議会の質疑において、北海道は、学校配置状況や空き校舎などの既存施設の状況、あるいは、就労に結びつく実習先の確保、地域の支援のあり方などを総合的に勘案しながら検討するという答弁は前向きな答弁と考えてよろしいのでしょうか。

政策推進課長:別冊1の配置計画案の1ページに、今の進学者数の推移があります。そのページの2を見ると、3行目に、今後も増加が続く見込みであるということで、特別支援学校を希望する生徒は、減るのではなく、ふえる方向にあるというのが共通の見解なのです。ただ、道央圏の対応としては、9ページの資料を見ると、平成28年度に道立の特別支援学校が一つ新設になっていたり、平成29年度にも新設校が一つ予定されています。さらに、既設校の学級増で対応可能なときはそれで対応するということですから、今のところ、平成30年度、31年度は学校新設までは行かないという見通しなのです。
ただ、地域的なバランスで言うと、例えば、札幌市の手稲方面、あいの里、茨戸あたりの北部には固まっておりますが、東側の白石区、厚別区、江別地域から通いやすい学校がないことも考えていただきたいということで今回の要望書でもお願いしていますし、北海道の答弁内容はそういうことも念頭に置いた上での答弁であってほしいと我々は思っております。

宮川君:そうしますと、この答弁に対して、江別市としては少し前向きに考えてほしいと。検討するという答弁だからちょっと弱い感じですけれども、また要望書を出してさらにその辺を進めていくということで理解しました。

委員長(相馬君):ほかに質疑ございませんか。

宮本君:今の関連になります。
6月30日の第7回の総会に当たりまして、市長がここに書かれているとおりのようなことをおっしゃったのでしょうけれども、これについて、その後、市内部での作戦会議といいますか、今月下旬に4回目の提出予定という案が出ていますが、これに向けて何かこういう形でやっていこうという強いものがあれば教えていただきたいと思います。

政策推進課長:今のところ、7月下旬に北海道の知事と教育長宛ての文書を持っていくように、今、北海道に調整していただいている段階です。その際には、市長を初め、市議会の三角議長、当然、期成会の会長、副会長がそろって伺い、できれば江別市選出の2人の道議会議員にも同席していただきたいというふうにお願いしているところです。
それから、もう一つは、先日7月5日に第1回の生涯活躍のまち構想の有識者会議を開催したところですが、この第2回が8月下旬に開催される予定です。生涯活躍のまち構想では江別市全体のことを構想するのですが、その中で、札幌盲学校跡地への誘致活動をしているので有力な候補地になるのではないかという考えを第2回で述べていかなければならないというふうに考えております。

宮本君:聞き漏らしたところもあるかもしれませんが、市内部の調整は各部と連携をとりながら今やられているということだと思います。
そして、北海道とのやりとりもしているということでよろしいでしょうか。

政策推進課長:道教委とは、従来から事務方でいろいろな情報交換をさせていただいてきております。今回の配置計画を出すに当たって、やはり生徒の数が出なかったという情報を事務レベルでも話していただいています。今後も道教委と相談しながらいろいろと進めていきたいと思っておりますし、また、道教委からは、生涯活躍のまち構想の策定の中で、必要があれば職員を派遣して構想案に対して少し意見を言うとか、情報提供して協力するというふうにお話をいただいております。

宮本君:大体わかりました。
生涯活躍のまち構想については、説明も含めて、いろいろ提案していくことになると思います。今回の要望書には、その説明のために何か添付資料的なものを添えながら説明されるのですか。それとも、この要望書だけなのでしょうか。

政策推進課長:生涯活躍のまち構想につきましては、有識者会議もまだ第1回を終了したばかりで、これから策定案を練っていって、その中で有識者から意見をいただき、そして、庁内検討もしなければならないという段階です。ですから、今の段階では、道に対して何かでき上がった案のようなものを持っていくことは考えておりません。

宮本君:それは、やはり、先ほど言われた9月という時期的な状況があるのでしょうか。それがまとまった段階で出すのがよりアピール力があるとか、あるいは、調整中なら添付しなくてもいいと言われているのか、その辺はいかがでしょうか。

政策推進課長:道教委からは、資料2ページの上段の答弁にもあるように、構想の中に位置づけられることは意義深いという公式的な見解もありますし、道教委の事務局からも、そういうことが材料にはなり得るというお話もお互いの相談の中でされております。今後、構想案が一定の形になってきたときに提案することでよいかと思っておりまして、9月の配置計画確定の段階では、タイミング的にはなかなか難しいというふうに思っています。

宮本君:市長を初め、市議会、三角議長、さらには道議のお2人とそれぞれ連携をとってお願いに行くということですから、期待しておりますので、頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

委員長(相馬君):ほかに質疑ございませんか。

岡村君:前段の質疑の中でも手続的な経過について触れられていましたので、重複するところも多々あるかと思います。
私は、特に前半の質疑では、きょうまでの経過の中で、手続としてこれでよかったのだろうかと。終わったことについて今さら繰り返してもしようがないので、今後に生かしていただくという意味で確認させていただきます。
経過にあるように、平成23年に誘致期成会がつくられました。このときは、もちろん関係する当事者、さらには、先ほど来出ているように、卒業した後の雇用の環境、社会的な受け皿を含めて考えていくために28団体の皆さんで設立したと記憶しています。そういった動きを受けて、当市議会も全会一致で意見書を採択させていただきました。ですから、私どもの思いも含めて、それぞれ動いてきている経過があり、当然、当市議会としては、議長の名前で要望書を提出し、当時の議長は期成会の皆さんと一緒に要請行動に行かれたと聞いておりまして、まさに、まちが一体となってこの案件に取り組んできたのだろうと思っています。その思いは、今なお多くの期待を受けて計画していますから、とりわけ期成会との対応、そして市議会との対応など、こうした手続の経過はきちんとやる必要があったのだろうと思っています。
しかしながら、私どもがこのメンバーで委員会を構成したのは昨年の改選期後の平成27年6月からですが、ここの活動経過にもあるような点について新しいメンバーで報告を受けるのはきょうが初めてとなります。そこで、私も、その直前に開かれた委員会の会議録を読ませていただきましたが、平成26年11月14日に、当委員会でも前の構成員が報告を受けているという会議録がございました。その中では、今の報告にもあったような内容と、さらには、委員の皆さんからは、学校を卒業した後のフォローや支援は行政を含めた我々が努力していかなければならない、もちろん誘致活動は積極的にやるけれども、そのことも大変重要だということが各委員の質疑の中で出されていたようです。それを受けて、誘致期成会も、適宜ではなく、年2回は定例的に会議をやっていこうという決意も第4回の総会で確認されていたようです。
そこで、1番の北海道との交渉の中でポイントになったのは、私どもが平成24年に請願、意見書、そして、それを総意として持っていった北海道への要請行動に対する形として、道議会での請願採択が大変大きなポイントと言えるだろうと私どもも思っていたし、期成会の皆様も多分そういう思いでいらっしゃったのではなかろうかと思います。ただ、平成26年11月の第4回時点では、残念ながら、道議会の委員会では継続審査ということでなかなか前に進みませんでした。それは、裏を返せば、北海道のほうで具体的な見通しが全く見える状況になかったこともあったのだろうと思います。そういう意味では、私どもの誘致活動のやり方とか、また、今言ったさまざまな方策を検討する一つのきっかけとして考えていく必要があったのかというふうに私は思っていますし、委員会でもそんな質疑があったようです。
そして、道議会からは、私どもと同じように任期満了が近づいた最後の定例会となった平成27年3月に請願の採択をいただいたということで、そのことを力にして一気呵成に前に進めていく、進めていけるのかなという期待感を私自身も持っていました。ただ、残念ながら、その後については、当委員会では、経過の状況とか期成会での議論の状況といったものについてきょうまで全く知る由もありませんでしたから心配はしていました。そんな中で、第4回では、期成会みずから先進地の調査活動もやろうということで具体的な計画も立てたようです。
そこでまず、確認をさせていただきますけれども、そういった経過の中で、市の事務方として期成会とかかわりながらきょうまで来た、とりわけ請願が採択されるまでの経過の中で、期成会と市の事務方として対応された方策は何かあったのかどうか、そして、先ほど言ったとおり、期成会で先進地を視察していろいろな手段を研究しようということもあったようですが、そういったことは本当にされたのか、そして、どういうふうに生かそうということになったのか、その辺についてお聞きいたします。
端的に聞いたほうがわかりやすいと思うのですが、期成会として調査をやったのか、やらなかったのか、やったとしたらどういったところへ行って、教訓として何かあったのか、お聞きいたします。

政策推進課長:平成27年3月に道議会で請願が採択された後に、平成27年度に入ってから、千歳市に新しく設置された高等支援学校に調査に行きました。もう一つは、最寄りですが、新篠津高等養護学校に先進地の調査として行っております。調査としてはそのような形ですが、そういった一連の活動について御報告しなかったことはおわび申し上げるしかないと思っております。

岡村君:前回の委員会で報告された内容によると、北海道の計画というのは、毎年度6月に素案が発表されている経過にあって、次にどうなるのかというのが一定程度見えてきます。それも、次の年だけでなくて、さらに2年後の見通し、プラス1年足しての見通し、そして、私どもは、現在で言うと平成31年度まではその見通しの中にない現状に立っているということだと理解しています。ですから、私どもとしては、残念ですけれども、平成32年度以降の早期に実現することに総力を挙げていくことになると思っています。
平成27年度の予定は、平成26年度に発表されて、残念ながら江別市の名前は入っていなかった、見通しにも触れられていない、そして、当委員会に報告がありませんでしたけれども、平成27年度も、結果としては残念ながら江別市はそこでも入ることができませんでした。請願の採択が平成27年3月だから、平成27年6月には何とか書き込まれるのかなということで、私はここにある6月の配置計画案に大変注目していたのですが、残念ながらここでも江別市は盛り込まれることがなかったという経過については理解いたしました。
それから、手続のことで言うと、後段に出てきた生涯活躍のまち構想です。これがいいか悪いかという問題ではなくて、私は、先ほど言ったように、当然、学校を卒業したら社会に出ていくのですから、社会に出た後の環境を地元の私たちがどうやってつくるかということは、これは北海道から見ても当然の要件だと思っていまして、私たちは、早い段階からそのことをやる必要があると感じて過去の委員会でも発言させていただいていましたし、平成26年当時の当委員会の各委員からも出されていました。けれども、この生涯活躍のまち構想という形で当委員会や議会に説明されたのは、私の記憶ではことし2月、第1回定例会の新年度予算の補正予算において、地方創生加速化交付金を約1,000万円使って調査したり会議の経費に充てるということで議会も承認いたしました。たしか3月2日だったと思いますが、このとき、当委員会において初めて皆さんから生涯活躍のまち構想の概念の説明を受けて一定の理解をしました。
ただ、そのときにも、皆さんからは、今の懸案になっている盲学校跡地での高等養護学校の話は一つも出てきていません。正式に言うと、きょう初めてそれとの関係や考え方が示されました。実は、私たちがきょうの委員会で初めて知る前に、道議会では、6月20日に委員会があったらしく、そこで既に江別の生涯活躍のまち構想のことで質疑がなされ、それも高等養護学校の課題で取り上げられています。私は、すごいと思いました。江別市には、立派な道議会議員がお2人いらっしゃいますから、市長や行政の皆さんは、江別市の課題について、常々コンタクトをとり、とりわけ今回の場合は北海道の案件ですから、道議会議員の力もかりるのは当然ですし、そのことをいい、悪いと言っているわけではなくて、先ほど来、言っている手続の問題として少し乱暴だなという感を私自身は否めません。
私ども市議会議員にはこうですが、期成会の皆さんには早くからこの説明をしていたのかと思うのです。ただ、私も期成会の総会の様子を調べてみますと、この資料にあるように、ことしに入ってすぐの平成28年1月28日の第6回のところで、この生涯活躍のまち構想とリンクさせて、何とか早期に誘致活動を進めたいということが感じられる報告を、担当なのか、市長なのかわかりませんが、話したのが多分初めてなのかなというふうにスケジュール的には感じるのです。そうしたことを含めて、手続については、もう少し的確、慎重にやっていただきたいという希望は申し上げておきます。
そこで、問題は、期成会で議論してほしいと思っているし、議論されていると思っていますが、私自身がちょっと心配なのは、生涯活躍のまち構想の前段の質疑でも明らかにされているように、この構想はこれからつくるものです。そして、そのための有識者会議が4月5日に初めて持たれまして、これから第2回がいよいよ議論のスタートになるのかなと思います。前に皆さんから聞いた構想の概念で言いますと、まずは高齢者がたくさんいらっしゃる地区について、これからは何としても人口減少をとめなければならないという課題など、もう少し絞り込んで、どこの地区をエリアにしてこういうことをという構想がこれから有識者会議でつくられます。その構想ができたら、今度は具体的な事業ですが、これは、皆さんの説明と私の理解が間違っていないとすると、私ども行政がやるのではなくて、市の考え方を受けた民間事業者がこれからやることになります。
そこで、先ほど来の北海道の関係で言うと、平成31年度までは江別市のエの字も入っていないから何ともしがたいけれども、これは早くても平成32年度以降になります。この生涯活躍のまち構想は年度内には何とかつくるようですが、この事業は民間活用ですから、民間となると、やはり一定の時間をかけて皆さんが計画を審査して、どこの民間というふうに選ぶことになると思います。そうすると、どこの地区にどんな地域ゾーンをつくっていくという生涯活躍のまち構想が少し具体的に見えてくると思いますが、そのようになるのはどのあたりの年度なのか。
期成会の皆さん、とりわけお子さんをお持ちの父母の皆さんが一日も早くというのは、スタートからの思いです。私たちも、欲張って言えば一日も早くいいものをとなります。だから、もしかしたら、どうするかということだって今度はあるかもしれません。そんな構想のことを言っていたら、いつになるかわからないということになれば、期成会の皆さんからは、それでよしとするのかという議論だって当然出てくるわけです。だから、そういう議論をきちんとやったのですか。そして、多くの議論の中で期成会の総意がきちんと整理されているのですか。その上で、江別市の戦略として、北海道に対して一日も早い誘致を実現していくという展望をつくっていかなければならないと思うのです。
前段の委員の皆さんから要望書の件についてありましたが、ここには具体的に生涯活躍のまちのことは入っていません。それは、先ほどの答弁の経過状況、今日的な状況がありますから理解しておりますが、そういったことは期成会にももう少し丁寧に説明すべきですし、期成会の皆さんからも率直な意見を出していただいて、みんなで、よし、行こうというものをつくっていただきたいと期待しています。我々も、そういった意味で応援したいですから、手続については大変だと思いますけれども、ぜひ丁寧にやっていただけるようお願いしたいと思います。
そういうことで、生涯活躍のまち構想の到達点と、一日も早い誘致活動の到達点は、市長を初め、担当部ではどういうふうに考えているのですか。

政策推進課長:委員がおっしゃられたような御意見が1月の期成会のときにも出まして、仮に生涯活躍のまち構想がうまくいかないことによって高等養護学校の誘致がおくれるようなことがあっては許されないという御意見をいただきましたし、誘致期成会はあくまでも高等養護学校の誘致が最優先の課題であって、それを早期に実現するために少しでも有利になるようにこの構想を北海道に提案していきたいということであります。この間、1月から始まりまして、その後、道教委と事務方の協議をさせていただいて、提案してもいいのではないかというある程度の感触を得て、6月30日に市長から期成会の皆さんに提案をさせていただき、そこで本当に構想に盛り込んでもらえればありがたいというような意見をいただいたところです。その間、補正予算の中でも御報告しなかったことは本当に申しわけなく思っておりますけれども、先ほど言ったように、あくまでも生涯活躍のまち構想に引っ張られておくれることは絶対にないようにというのが庁内での合意になっております。

委員長(相馬君):岡村委員、質疑は簡潔に願います。

岡村君:済みません。
なかなか難しいと思います。北海道からは、ただ誘致してほしいということではだめだ、そういうところはいっぱいあるから。先ほど来言っているように、学校を卒業した後のフォロー、支援を自治体としてどうやって考えているのかと。そういうことは、私も同感だと思っています。そのために、今回の生涯活躍のまち構想が生かせるのならいいと思っています。
そういうことで、今言ったスケジュール感とか、もう一つは、この期成会のスタートは札幌盲学校が閉校になることを前提にしての後利用です。建物があるという意味で優位性があるので、ぜひ、高等養護学校をここに設置してほしいということだったと思います。
ただ、問題は建物の耐用年数です。私も、現状の建物の耐震化がどうなのか聞いたことがありませんので正確にはわかりませんが、そういったことを含めて、例えば何年程度までだったらあそこを利用できるのか。その辺もある程度頭に入れておかないと、来てくれと言って、北海道もやっと前向きになったときに、あと数年でこの建物はもう使えないということでは北海道が認めるわけがありませんから、そういうこともあります。
それから、もう一つ、生涯活躍のまち構想というのは、先ほどから言っているように、これから有識者が議論して、エリアやその中身など、構想の考え方が示されるのだと思います。そういうことからすると、札幌盲学校の跡地ではないかもしれません。ある情報では、もうどこでもいいと、もっと言えば駅に近い交通の便利なほうがいいと話している人もいるようです。ですから、そういうもろもろのスケジュール感と、私たちが今求めようとしている学校の思いを期成会の中で十分議論されるように、多分、これから市の努力が相当大きく期待されると思うので、ぜひ担当部を中心にその辺をお願いします。
生涯活躍のまち構想は、今日的な押さえではどこのエリアになるかわからないという前提でいいのですか。大麻の盲学校の周辺だとか、有識者会議の中でリンクさせる話をしようと思っているというような答弁もありましたが、その辺はどうなのですか。

政策推進課長:まず、一つ目の建物の件です。
札幌盲学校の旧校舎は、一部分だけ既存校舎の扱いで捉えています。詳しくは説明されておりませんが、校舎のうちの一部分だけは既存校舎という位置づけになっていまして、今、道教委は、既存の建物を主体に配置を考えていくという方針になっています。そういう意味では、真っさらという位置づけではなくて、既存校舎がそこにある、ただ、改修の際にはほとんど新築に近いような金額になると思いますという話は受けております。建物の話はそういうことです。
それから、構想につきましては、委員がおっしゃるとおり、これから江別市として生涯活躍のまちを構想し、策定していくに当たっては、札幌盲学校跡地限定でやっていくことではなく、市として場所を特定するかどうかも決めているわけではありませんが、どういう形が江別市にふさわしい生涯活躍のまちになるか、これから市が案を提示して有識者の皆さんから意見をいただくことになっていますので、固定ではないということはおっしゃるとおりです。

委員長(相馬君):ほかに質疑ございませんか。

宮本君:有識者会議の編成はどのようになっているのですか。

政策推進課長:有識者会議は、10人で構成されておりまして、学識経験者として大学の先生、それから、自治会連絡協議会の方、高齢者の生きがいという面で生涯学習推進協議会、就労という面でシルバー人材センター、ボランティアの関係もありますので社会福祉協議会、産業の関係で商工会議所、福祉で社会福祉法人、さらに、事業の可能性の検討につきまして銀行に入っていただいております。

宮本君:そういうものの設置要綱はありますか。それは議会に示されないのですか。目的など基本的なものは示してもいいのではないかと思います。

政策推進課長:設置要綱まではお示ししておりませんが、先日6月2日の総務文教常任委員会の中で、外部有識者会議を設置することと、委員構成、おおむねの開催日数について御報告をさせていただきました。

委員長(相馬君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、企画政策部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(15:00)

委員長(相馬君):委員会を再開いたします。(15:01)
次に、3総務部所管事項、(1)報告事項、アの公共施設における木質バイオマス発電による電力の利用についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

契約管財課長:それでは、公共施設における木質バイオマス発電による電力の利用につきまして、その概要を御説明申し上げます。
資料をごらん願います。
初めに、1導入しようとする理由であります。
一つ目といたしましては、現在、契約している電力会社よりも電気料金が安価となり、合計で年間約960万円の電気料金の縮減が見込まれるためであります。
二つ目といたしまして、当市では、平成26年に環境管理計画後期推進計画を策定したところであり、この計画において、バイオマスの活用など再生可能エネルギーの導入を推進することとしており、地元企業が発電した電力を積極的に購入することは、再生可能エネルギーの地産地消の取り組みとなるためであります。
三つ目といたしまして、市の環境に配慮した取り組みにより、市民や市内事業者が環境へのかかわりを認識し、さらなる環境保全の推進が期待されるためであります。
次に、切りかえ予定対象施設でありますが、現在、北海道電力株式会社と契約している錦町別館ほか計16施設、株式会社エネットと契約している本庁舎ほか計26施設、合計42の高圧受電施設となります。
また、過去の電力使用実績をもとに電気料金の試算を依頼しました結果、現契約先別の電気料金の比較額は、表の右の欄のとおりとなり、先ほども触れましたが、合計で年間約960万円の電気料金の縮減が見込まれるところであります。
次に、3発電会社でありますが、王子グリーンエナジー江別株式会社であります。
本年1月から環境負荷の少ない木質バイオマスをエネルギー源とした発電を開始しており、年間発電量は一般家庭消費量の約4万戸分に相当する150ギガワット時となります。
次に、4電力販売会社でありますが、王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社であります。
同社は、平成27年1月に設立されたいわゆる新電力会社で、所在地は東京都港区であります。エネルギー拠点として、王子グリーンエナジー江別株式会社を含む国内10カ所の発電所から電力を調達しており、高圧受電施設のみを対象に電力を販売しております。江別市内の供給状況をお聞きしたところ、6月末現在で13法人25施設が契約しているとのことであります。
次に、5変更予定日についてでありますが、本年9月1日の切りかえを前提に、現在、各施設の電力需給に必要な事務協議を王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社と進めております。電力需給に必要な条件が整った施設は、8月上旬ごろに契約を締結する予定であります。
契約締結の結果につきましては、改めて当委員会に御報告させていただく予定であります。
以上です。

委員長(相馬君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

岡村君:お聞きしたいのは、導入しようとする理由に書かれていることです。
今後の電力の契約に当たっての考え方についてです。ここに書かれている三つのうち、一つ目は、財政負担ができるだけ軽減される、少しでも安いこと、そして、二つ目に書いてある地元で発電された電力ということだと思いますが、これからの先の長い公の施設等でございますので、これからも、おおむねこの二つを一つの物差しとして、この考え方に立っていくと理解していいですか。今回に限ったことではなくて、これからしばらくの間はこれが基本ということですか。

契約管財課長:今後の電力の全国的な供給状況がまだ読めないものですから、今の時点で、将来にわたって永続的にこの考え方を保持していけるかどうかについては、申しわけございませんが、なかなか言及することが難しいかと思います。
いずれにいたしましても、電気というものについては、どんな事務や事業を行うにしても必要なエネルギーであることは間違いございませんので、そこについては、やはり1円でも安いことが求められると思います。当市が進めている環境的なさまざまな施策を一つずつ具現化していく一つとして、今後も、こういった環境に優しいエネルギーの積極的な導入に関して総合的に勘案していきながら、電気をどこから購入するのかということを検討していくべきものと考えております。

岡村君:市長の市政執行方針でもエネルギーの地産地消ということを力強く示しておりますから、私は、この二つが柱になってくるのだろうというふうに思っていますし、今後もそれを基本に進めていただきたいと思います。
ただ、問題は、この方針で行ったときの入札方式です。例えば、こういう考え方なら随意契約方式でいいのかということも考えられますし、やはり、上との比較もあるから、市としては他の入札方式も考えていくということになるのか、そして、今回はどうなのか、それらを含めて入札方式について教えてください。

契約管財課長:今回の電力の切りかえに当たりましては、資料の1に記載している導入しようとする理由の一つが財政負担の軽減、もう一つが再生可能エネルギーの地産地消ということでございます。これら二つの条件を具備しているのは、今回、購入切りかえを予定している王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社1社のみであることから随意契約を考えております。

岡村君:1社のみという答弁があったから、その後の質疑をする必要がなくなったのですが、江別市では既にたくさんの電力をつくっています。最初には環境クリーンセンターの横に、道東電機株式会社を中心とする方にやっていただいて、その後も他の事業者が同じように環境事務所の横でやっていますし、さらには、今、新しくまた国道12号の近くのところでという話が他の所管委員会で説明されたと聞いています。そういうふうに、とりわけ二つ目に該当する電力の自由化という状況に鑑みれば、私は、市内において他にも選択肢があるのではないかというふうに思って最初の質疑をしております。
逆に、1社という答弁でしたが、江別市内で電力をつくっているほかの会社は電力を提供していないということですか。

契約管財課長:市内で発電している施設は複数箇所ございますが、それらについては、記載のとおり、現在、北電と契約している施設でございまして、いわゆる新電力会社ではなく、発電のみを行って北電へ売電しているような状況でございます。
今回、王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社から提示いただいた試算値では、全体的に見て年間960万円ほど縮減になることもございまして、こちらに切りかえようと考えております。

岡村君:資料の2番目にある現契約先ですが、北海道電力株式会社と、その下に株式会社エネットとあります。この対象施設が本庁舎と小・中学校ということは、そこに太陽光のパネルがありますが、そこでつくった電力について、今まではエネットから提供いただいていたけれども、今回からは王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社に変えるという理解で読み取っていいですか。

契約管財課長:太陽光パネルで発電されたものが庁内で使われておりますが、それについては、エネットが供給した電気というわけではなくて、実証実験の際に設置したパネルを今もなお使わせていただいているような状況です。
エネットの発電所は本州にございますが、平成17年から、50キロワット以上で受電する高圧受電施設については電力の自由化がスタートしまして、そのころはエネットが最大手でありました。当市においても、北電が電気料金を値上げしていく中で電気料金の縮減に努めるために、本庁舎ですとか小・中学校については平成24年6月にエネットに切りかえたところでございます。
先ほど申し上げたとおり、ソーラーパネルの関係でエネットというわけではございません。

委員長(相馬君):ほかに質疑ございませんか。

宮本君:1点だけ確認させてください。
電力の切りかえに当たりまして、江別市としての持ち出し費用は別にかからないと思ってよろしいですか。

契約管財課長:切りかえに要する経費については発生しません。電力会社、それから、北電で全て対応することになっております。

委員長(相馬君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(15:15)

委員長(相馬君):委員会を再開いたします。(15:16)
最後に、4その他について、各委員からございませんか。

高間君:要望です。
教育活動等調査を毎年やっておりますが、教育委員会から示された特定の学校だけを見に行くような形がすごく多いと思います。ですから、何年間やっていても、全然行ったことがない学校も結構あると思うのです。そういった意味では、総務文教常任委員会として、学校を視察するという観点に立てば、どこの学校で、何を見たいということをある程度要望してもいいのではないかというふうに思うので、その辺は来年度に向けて何かあってもいいかと思うのです。
いつも、ここの学校はこれがすぐれているのですと言われますが、そこはすぐれているのかもしれません。また、きょうの外国語の授業にしても、よその学校も同じようなレベルなのかどうかというのがわからないではないですか。ですから、総務文教常任委員会として、どこの学校に何を見に行きたいと教育委員会に対してプレッシャーをかけるのも必要かと私はずっと思っていました。今回、市議会として教育委員会に対してそういう要望をしてもいいのではないかというふうに思ったので、そういうことができるのであればお願いしたいと思います。

委員長(相馬君):要望としてお伺いしておいてよろしいでしょうか。

高間君:はい。すぐにどうのこうのという話ではないです。年に1回、また来年も同じようにやるわけですから、そのときには、どこに行って、どういうものが見たいという委員会としての意見を教育委員会にしっかりと示すなど、私は、委員会としてそういったことを要望してもいいのではないかというふうに思っているのです。そうでないと、また来年も教育委員会がこの学校とこの学校に行ってくださいという話になります。確かに、子供たちが少ない学校は無理かもしれませんが、今まで行ったことがなくて、そうではない学校もいっぱいありますよね。

委員長(相馬君):暫時休憩いたします。(15:19)

※ 休憩中に、高間委員からの発言について意見交換を行う。

委員長(相馬君):委員会を再開いたします。(15:22)
ほかに、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(15:22)