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総務文教常任委員会 平成28年3月4日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月29日更新

(開会前)

※ 日程確認
※ 一括議題の確認

(開 会)

委員長(相馬君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(10:00)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、本日の委員会に齋藤一委員が欠席する旨の通告がございましたので報告いたします。
また、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので報告いたします。
傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(10:01)

委員長(相馬君):委員会を再開いたします。(10:01)
1付託案件の審査、(1)議案第13号 江別市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について及び(2)議案第14号 江別市教育委員会の教育長の勤勉手当の特例に関する条例の制定について、以上2件を一括議題といたします。
これより、議案第13号及び議案第14号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第13号及び議案第14号に対する一括討論に入ります。
討論ありませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第13号及び議案第14号を挙手により一括採決いたします。
議案第13号及び議案第14号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第13号及び議案第14号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(3)議案第28号 平成27年度江別市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
これより、議案第28号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第28号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第28号を挙手により採決いたします。
議案第28号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第28号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(4)議案第31号 平成27年度江別市基本財産基金運用特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより、議案第31号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第31号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第31号を挙手により採決いたします。
議案第31号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第31号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(5)請願第1号 泊原子力発電所など国内の原子力発電所の再稼働の中止と3.11被災者の支援に関することについてを議題といたします。
これより、請願第1号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、請願第1号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

宮川君:請願第1号 泊原子力発電所など国内の原子力発電所の再稼働の中止と3.11被災者の支援に関することについて、不採択の立場で討論に参加いたします。
請願項目1の泊原発を初め国内にある原発の再稼働はさせないよう国や道に要請することとありますが、原発の再稼働について、省エネ、再エネにある程度時間がかかることを考えれば、電力の安定供給を確保するために、当会派として、原子力規制委員会の厳格な規制基準を満たすことを踏まえた上で、地元の意向を尊重することを得て行うことには理解を示しています。そして、引き続き省エネルギーの徹底、再生可能エネルギーの最大限の導入を全力で取り組んでいくという考え方です。
仮に、再稼働しても、運転40年を迎えた原発を原則どおり廃炉にすると、2030年時点での原子力の割合は、最大で15%程度、つまり48基のうち30基が廃炉となり減り始める再稼働です。
経済産業省は、原子力規制委員会が別に設けるさらに厳しい基準をクリアした原子炉に限り、40年以上の運転延長を行って、20%から22%程度にする案を示していますが、当会派は、40年以上運転がなくても、温室効果ガスの削減目標を達成できるよう省エネと再エネを促進し、原発に依存しない社会を目指します。3年ごとに見直すエネルギー基本計画で、原発比率を着実に減らしていくという取り組みが、今後の原発のあり方を論ずるに当たり、二酸化炭素削減や経済性から見て現実的であると考えます。
請願項目2の江別市が行っている支援は、江別市独自ではなく、国の支援であるとのことですが、支援を続けることは重要と考えます。
請願項目3においても、甲状腺がんの早期発見、早期治療の充実も重要ですが、請願名が泊原子力発電所など国内の原子力発電所の再稼働の中止となっていることから、請願第1号について、不採択の立場での討論といたします。

委員長(相馬君):ほかに討論ありませんか。

岡村君:請願第1号 泊原子力発電所など国内の原子力発電所の再稼働の中止と3.11被災者の支援に関することについて、採択の立場で討論いたします。
請願の趣旨と求める項目は、未来ある子供たちを思う気持ちと、私たちにできることを果たしていきたいという熱意が伝わるもので、私もその一人になりたいと思っています。
原発事故後、電力会社からは、再稼働が必要だという理屈をつくるために、節電してください、計画停電が必要ですとの電力不足キャンペーンが繰り広げられてきました。メディアはそれをあおり立てて、当時、猛暑が続いていたにもかかわらず、電力使用率が90%を超える日はほとんどなく、原発が停止していても電力は足りていることが明らかになりました。電力会社と政府が次の手として持ち出したのは、再稼働できなければさらに電気料金を上げるという原発再稼働圧力でした。
このことは、福島の大惨事を顧みない、原発は安いとの妄想にしがみついた電力会社の経営問題に政治が翻弄されてきた一つかと思っています。
民主党政権下に決めた2030年代の原発ゼロとするエネルギー政策は、各地での公募参加者の意見表明と、9万件を超えるパブリックコメントが寄せられ、原発ゼロが圧倒的でした。全国の原発が停止していても、普通に暮らしの中で電気を使えてきた中で、なぜ膨大な危険リスクを背負って再稼働をするのでしょうか。
先週、私は会派の同僚と岩手県、宮城県で調査をし、学んできました。岩手県陸前高田市の奇跡の一本松が寂しげだった光景を後にし、宮城県石巻市で学んでいた2月26日、高浜原発4号機が再稼働しました。再稼働直前にも放射性物質を含む水漏れがあり、再稼働3日後には原子炉が緊急停止するなど、現在もトラブルが相次いでいます。
私たちは原発事故を教訓として、原発は人の手に負えないという原理論で考えることが必要だと思います。原子力は桁違いに巨大なエネルギーで、原発の始まりは原爆でしたが、ダイナマイトで御飯を炊かないのと同じように、たかが電気をつくるのに原発のような危なっかしい技術を使う必要はないと思います。どんなに対策をとっても事故はゼロにできません。事故が起こった場合の被害が桁違いに大きいことを考えると、原発は割に合わないし私たちの生命と財産を守るその手法としては、とるべきではないと考えます。この間、情報隠しや情報操作が繰り返され、原発再稼働についても国民は蚊帳の外に置かれ、再稼働を審査する原子力規制委員会に委ねられ、そのメンバーが原子力関連団体の幹部や事業者から報酬をもらっていたり、推進側が規制側を兼ねるという、全てのルールが崩れております。民意を反映させるプロセスを全く欠いている。まるで福島原発事故がなかったかのようです。国にも電力会社にも原発のような巨大な装置を動かす資格はないと思います。私たちの生命や未来さえ脅かす原発を運転されてはたまったものではありません。一旦、原発をつくれば、後は動かせば動かすほどもうかる仕組みだから、古くて危ない原発ほど動かしたくなると言われています。核のごみの行き場がないことは原発を止める大きな理由になるはずなのに、いずれ技術的に解決策が見つかるだろうと問題を先送りにしてきた電力会社の責任でありますが、将来世代に対しては、私たち一人一人に責任があります。原発を今こそやめよう、これ以上核のごみをふやすなと声を上げることが、次世代への責任を果たすためにせめてできることではないでしょうか。また、被災地の現状を見るとき、今帰らなければ支援しないぞと言わんばかりの手法で、被災者の心情に思いを寄せない方針はやめていただきたい。被災者に寄り添った支援等を今後も継続していくべきと考えます。また、健康を気にする被災者が、これからも元気に豊かに人生を送ることができるよう、引き続き健康調査を初めとする対応が必要と考えます。
以上申し上げ、請願第1号を採択すべき立場での討論といたします。

委員長(相馬君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、請願第1号を挙手により採決いたします。
請願第1号は、採択することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手少数であります。(内山委員、岡村委員、本間委員挙手)
次に、請願第1号は、不採択とすることに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。(内山委員、岡村委員、本間委員以外挙手)
よって、請願第1号は、不採択とすべきものと決しました。
本日結審を行いました議案の審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、2の閉会中の所管事務調査(案)については、行財政運営について及び教育行政についての2件について、議長に申し出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3のその他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:16)