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議会運営委員会 平成29年2月14日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月22日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(角田君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(15:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可したので報告いたします。
傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(15:30)

委員長(角田君):委員会を再開いたします。(15:30)
初めに、1協議事項、(1)副議長の特別委員会委員への選任についてを議題といたします。
本件については、去る2月10日に幹事長会議が開催され、副議長の特別委員会委員の選任について協議されたとのことですので、初めに、幹事長会議における協議結果について、幹事長会議の代表世話人である高間委員より報告願います。

高間君:それでは、私から幹事長会議の協議結果を御報告させていただきます。
まず、前回の幹事長会議の件で御迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。
幹事長会議での協議結果としては、ここ40年以上、副議長が特別委員会委員になった実績がないが、40年以上前には副議長が特別委員会委員になられたことがあるということでしたので、幹事長会議では、副議長が特別委員会委員になることができるか、できないかという判断はできないということになりました。中にはいろいろな意見がありました。40年以上やっていないのだからできないという意見と、40年以上前にやったことがあるのだからできるという両方の意見があり、幹事長会議でそのことを決定することができるのかについて協議したところ、それはできないのではないかということでした。そこで、どこか判断ができるところで協議したほうがいいのではないかという話をさせていただき、最終的に、議会運営委員会で協議していただくことになりました。
以上です。

委員長(角田君):ただいま報告の中で、40年以上、副議長が特別委員会委員になっていないということと、40年以上前には前例があるという報告がありましたが、議会運営委員会ではこの部分について初めて触れることになりますので、その部分について、改めて事務局から補足説明をお願いします。

事務局次長:過去の江別市議会における経過を調べてみますと、昭和48年の決算特別委員会と昭和49年の予算特別委員会に、当時の伊藤清彦副議長が委員として選出されております。しかしながら、このときの経過につきましては、記録に残されたものがございませんので、事務局においても把握ができないところでございます。
以上です。

委員長(角田君):ただいま高間委員及び事務局次長より報告がありましたが、各委員から確認等はございませんか。

諏訪部君:法律的には何か問題があるのでしょうか。

委員長(角田君):今はその話ではなく、報告に対しての確認をお願いします。
各委員から確認等はございませんか。(なし)
それでは、改めて、現状の認識について各会派の御見解を順にお聞きしてまいりたいと思います。
初めに、自民クラブからお願いします。

高間君:当会派におきましては、いろいろな意見がありました。先ほどの幹事長会議の話のように40年以上やってこなかったということは、何か理由があってやってこなかったのではないかということと、40年以上前にやっているのだから、理由があってやってこなかったのではなく、副議長が特別委員会に出る必要性がなかったのかもしれないということです。そのあたりは曖昧になってきますので、どちらがいいかという決定をするのは難しいのではないかという意見が出ていました。今、議会改革もやっているので、変えるものについて変えることはやぶさかではないですが、そのやり方をどうするかについて考えたほうがいいという意見も出ていました。

委員長(角田君):次に、民主・市民の会からお願いします。

尾田君:基本的に副議長は、議長に事故があった場合にそのかわりを務めるけれども、それ以外のときは普通の議員と同じであるというのが当会派の認識です。そこで、今回、当会派から特別委員会の委員に干場副議長の名前を出したところ、大問題のようになってしまったことは、大変腑に落ちない部分がございます。
先ほど、諏訪部委員が言おうとしたことは、我々の活動は地方自治法に基づいているわけですが、その地方自治法も含めて副議長が特別委員会の委員になれないという根拠がないということです。当市議会の中の規則や規定、あるいは申合せや覚書、確認書など、過去にはいろいろあったかもしれませんが、先ほどの事務局次長の説明ですと、そういった約束を立証するものはないということです。なぜならば、先ほど、伊藤清彦元副議長の話が出ましたが、当会派の先輩議員であります。そのときは会派の事情で特別にお願いしたかと思います。それ以降は、当会派からも副議長が出ていますが、たまたま40年以上、副議長に特別委員会委員を要請しなかったというだけの話であって、副議長だから出さなかったという経過は私どもの中にはございません。したがって、今回はたまたま特別委員会委員に干場副議長の名前を出しましたけれども、これ自体は、会派から特別委員会委員を選出するという大原則に基づいて選出していると御理解ください。

委員長(角田君):次に、公明党からお願いします。

相馬君:当会派も、過去に副議長を出してきておりますが、副議長は特別委員会委員にはならないという認識でおりました。

委員長(角田君):副議長が特別委員会委員にはならないということについて、もっと具体的にお願いできますか。

相馬君:先ほど、副議長の役職については議長に事故等があった場合のかわりという話がありましたが、当会派も同じように認識しております。万が一、議長に事故等があった場合に、副議長が特別委員会の委員としての仕事が続けられるのかということに対して、甚だ疑問があると言いますか、不安であり、議長を補佐する、かわりをするということを考えますと、準備も含めて期間が長いということで、いかがなものだろうということになりました。

委員長(角田君):次に、江別未来づくりの会からお願いします。

本間君:まず、根本的な考え方として、副議長の一般質問に関する協議のときにも話をさせていただきましたが、副議長は、議長に何かあったときにその立場になって執行していくということです。しかし、それ以外のときについては、あくまでも一議員としての活動が認められるべきであろうと考えております。その上で、先ほど高間委員からもあったように、できる、できないのどちらかに決めるというのは非常に難しい問題だと思います。どちらかに決めるという考え方よりは、40年以上どういう形で過ぎてきたか、歴代の副議長の考え方、各会派の考え方もあったと思いますが、できないということをかえるのではなくて、できないという枠から、そういう形もできるというふうに話を持っていくことができないものかと思っています。

委員長(角田君):次に、日本共産党議員団からお願いします。

高橋君:当会派でも、予想外と言っては語弊があるかもしれませんが、いろいろな意見が出ておりまして、本会議ではなく委員会ですので、技術的な面ですとか実務的な面で整理をすれば可能という意見もありました。それにしても、考え方自体を整理する必要があるということです。というのも、副議長は議会内の選挙によって選出されている立場にあるということ、例えば、議員報酬を見てもわかるように、一議員とは違う立場にあるという確認も必要であろうということです。
副議長は常任委員会の委員として就任されておりますけれども、それも自由に調整できるものではなくて、江別市議会では経済建設常任委員会に所属するという取り決めがあるということで、希望する常任委員会に所属することができるようにはなっていないことから、副議長としての務めがあるのだろうと理解できます。
そういったことも含めて、副議長が特別委員会の委員として参加する場合の細かなことを議会内で確認し、共通の理解に立てた段階で決定するべきではないかということでした。

委員長(角田君):各委員から確認等はございませんか。

尾田君:公明党から副議長は議長を補佐するという御発言がありましたけれども、私もいろいろ勉強をさせていただきましたが、議長と副議長の関係というのは市長と副市長のような補助するという関係では全然なくて、野球で言えばピンチヒッターみたいなもので、何かあったときにだけ出番があるということです。24時間、365日、常に議長の横で待機しているというような性格のものではないと理解しているのですが、公明党はいつでもかわりになるという意味なのでしょうか。

相馬君:補佐という言葉が適当ではなかったかもしれないですが、万が一、何かあったときに議長にかわるということは大前提だと思っております。24時間、365日かと言われますと困りますが、ある意味、議長に万が一のことがあったときには、いつ何どきでも議長のかわりになるというのが副議長であると理解しております。

委員長(角田君):ほかに確認等はございませんか。(なし)
各会派からの見解が出そろいました。現時点で副議長を出された会派は、先輩議員からも聞いていることがあると思いますが、そういう点では副議長が特別委員会の委員に選任されることについては、明記されたルールがない中で、その解釈、見解が一致していないということになります。その部分について休憩を挟みながら、どのように考えたらよいのかについて協議させていただきたいと思います。
暫時休憩いたします。(15:47)

※ 休憩中に、副議長の特別委員会委員の選任について協議

委員長(角田君):委員会を再開いたします。(16:29)
休憩中に各会派の見解や副議長の職務に係る疑問点等の確認をさせていただきました。この件につきましては、確認する点等がございましたので、会派に持ち帰って検討していただき、次回の議会運営委員会において改めて各会派の見解を確認させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2報告事項、(1)議会のてびきの一部改正についてを議題といたします。
本件に対する報告を求めます。

事務局次長:議会のてびきの一部改正についてですが、去る2月8日に開催された会長会議において、昨年の第4回定例会で可決されました農業委員会委員の定数条例の全部改正の影響を受ける議会のてびきの該当部分について御報告したところであります。
本件につきましては、議会運営委員会の皆様にも改正箇所の概要を、新旧対照表をもとに御説明させていただきますが、農業委員会委員に関する文言以外で、一部、規定の整備を行っておりますので、これについても、あわせて御説明させていただきたいと思います。
それでは、資料の1ページをごらん願います。
まず、一つ目が、江別市議会会派及び諸会議規程です。
第4条第2号ウは、及び議会推薦農業委員会委員を削るものです。
その下のオは、附属機関等委員と規定されておりますが、現在、議員が構成員となっているものは、都市計画審議会委員だけでありますことから、わかりやすく具体の名称を規定しようとするものです。
その下のカは、議会推薦農業委員会委員の推薦に係る議会の議案番号として、これまで推薦第1号、推薦第2号という名称を用いてきましたが、今後は議会からの推薦がなくなるため、記載のとおり削るものです。
次に、2ページをごらん願います。
二つ目が、会派代表者会議に関する先例・事例です。
1の(5)の3の議会推薦農業委員会委員候補者の選出を削り、改正前の4から11までの番号を、一つずつ繰り上げます。
また、9の議会推薦附属機関等委員を都市計画審議会委員に改めるものです。
その下の(7)については、今ほど御説明したとおり、番号の繰り上げに伴いまして、下線でお示しした箇所が、それぞれ変わることになりますので、御確認をいただきたいと思います。
飛びまして、4ページをごらん願います。
黒点の上から五つ目の農業委員会委員の推薦と、その横にあります議長が指名するという文言を、それぞれ削るものです。
次に、5ページをごらん願います。
三つ目が、会長会議申合せです。
3の(1)の3の議会推薦農業委員会委員を削り、改正前の4から10までを、一つずつ繰り上げるものです。
また、9の議会推薦附属機関等委員を都市計画審議会委員に改めるものです。
その下の(2)の2ア及びイを削り、それに伴い、改正前の3から次の6ページの5までを、一つずつ繰り上げます。
また、5の議会推薦附属機関等委員を都市計画審議会委員に改めるものです。
その下の(3)の1を削ることに伴いまして、改正前の2及び3を一つずつ繰り上げます。
その下の5にある推薦につきましても、先ほどの御説明と同様の理由で削るものです。
次に、7ページをごらん願います。
四つ目が、議会内の諸会議における付議事項一覧です。
会長会議の欄にあります、3の及び議会推薦農業委員会委員の文言を削り、5の附属機関等委員を都市計画審議会委員に改め、6の推薦を削るものです。
以上、御説明申し上げましたので、御確認のほど、よろしくお願いいたします。

委員長(角田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:1ページで、今回、農業委員会委員が削られたことで右側の会長会議の推薦という文言が削られたのですけれども、オにある都市計画審議会委員への議員の推薦とカの推薦は言葉の意味が違うのでしょうか。

事務局次長:カに記載がございます、人事案件(選挙、選任同意、任命同意、諮問等)に関することにつきましては、本会議の議決事件として挙げられているものであります。それに対しまして、オに記載のある都市計画審議会委員につきましては、本会議の上程事項ではありませんので、分けて記載しているというふうに御理解いただきたいと思います。

委員長(角田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
それでは、ただいま御確認をいただきました改正箇所につきましては、後日、準備ができ次第、議会のてびきの差しかえ書類を全議員に配付していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、3その他について各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に、次回委員会開催予定でありますが、2月16日木曜日午後4時から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(16:37)