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決算特別委員会 平成30年9月25日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月25日更新

(開会前)

※ 日程及び結審単位の確認

(開 会)

委員長(野村君):ただいまより、決算特別委員会を開会いたします。(10:00)
本日の日程は、開会前に確認のとおり、当委員会に付託されております次第に記載の議案3件について、質疑が終了いたしましたので、これより結審いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。(異議なし)
御異議がありませんので、ただいまより付託案件の討論、採決を順次行ってまいります。認定第1号 平成29年度江別市水道事業会計決算を認定に付することについて及び認定第2号 平成29年度江別市下水道事業会計決算を認定に付することについて、以上2件を一括議題といたします。
これより、認定第1号及び認定第2号に対する一括討論に入ります。
討論ありませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、本件を挙手により採決いたします。
認定第1号及び認定第2号は、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、本件は認定すべきものと決しました。
次に、認定第3号 平成29年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについてを議題といたします。
これより、本件に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

相馬君:認定第3号 平成29年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、認定の立場で討論いたします。
江別市立病院は急性期医療を担う中核病院として、半世紀以上にわたり市民の健康を守り続けてきました。しかしながら、平成28年度末の総合内科医の退職で医師不足等の厳しい環境が続いており、年間延べ患者数が前年度より6.3%、1万6,398人が減少し、病床利用率も全病床で65.2%となり前年度より8.3ポイントの減少となりました。平成29年度の病院事業収益は65億450万5,603円で前年度比5.9%の減、事業費用は71億9,991万8,644円で前年度比2.4%の減となり、純損失は6億9,541万3,041円となりました。この結果、資金不足比率が発生し、主要な経営指標が悪化した大変厳しい病院事業運営となりました。
次に、決算特別委員会の審査について述べます。
総合内科と他診療科との連携による診療体制の整備や高齢者医療などにも対応できるよう体制を整え、収入確保に積極的に取り組むため、平成28年4月にはDPC制度を導入し、同年5月には一般病床278床のうち44床を地域包括ケア病棟として開設しました。地域包括ケア病棟は平成28年には556人、平成29年には573人の利用があり、大きく伸びてはいませんが、急性期から回復期を経て自宅へ戻るケアは、今後ますます必要とされると考えます。
DPC制度の導入により、入院診療単価は導入前の平成27年度に比べ、平成28年度には1,223円、平成29年度には2,859円の増となり、これまでの出来高算定方式での計算と比較すると年間で約5,700万円の増収となりました。導入直後は試行錯誤もあったそうですが、2年を経過することで運用になれ、看護の負担も減るとされています。
平成29年3月に江別市立病院新公立病院改革プランが策定され、事業費用は後発医薬品への切りかえが目標に達し、材料費は価格削減交渉や安価なものへの切りかえが進み、対医業収益比率が目標を大きく上回ったことについては評価いたします。
病院経営の悪化という決算を重く受けとめますが、病院長が先導し、病院関係者一丸となって経営改善に向けて日々努力され、経営効率化のための取り組みを懸命に進められていることは明らかです。さらに、医師確保という難題は、1自治体が解決できる課題ではありませんが、不採算部門を抱えながら、現行の医療体制を維持し、地域住民の健康を守るための医療環境として、市立病院の役割は重要と考えますことから、安全・安心で適正な医療を継続的に提供するべく、今後も経営改善に取り組んでいただけることを期待して、認定第3号 平成29年度江別市病院事業会計決算を認定に付することについて、認定の立場での討論といたします。

委員長(野村君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、本件を挙手により採決いたします。
認定第3号は、認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、本件は認定すべきものと決しました。
委員長報告については、委員会における審査と討論の状況をもとに作成することとし、内容については正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、2その他、(1)一般会計及び特別会計決算の審査に係る資料要求について、事務局より説明願います。

渡辺議事係書記:一般会計及び特別会計決算の審査に係る資料要求について御説明いたします。
上程前ではありますが、9月28日の本会議最終日に一般会計と各特別会計の決算認定について、当委員会に付託される予定となっており、9月21日には、決算書のほか、事務事業評価表などの政策等の推進に関する資料などを会派控室の机上に配付させていただいたところでございます。
例年のスケジュールでは、9月28日の本会議閉会後に決算特別委員会を開催し、審査要領(案)の確認のほか、要求資料の取りまとめを行っていただいております。
なお、要求資料につきましては、効率的に確認・取りまとめ作業を行うため、あらかじめ各委員より事務局に要求資料の一覧をメモ書きなどにより提出いただいております。提出は、最終日前日の9月27日木曜日までにお願いしたいと思います。
つきましては、本年の決算審査に当たりましても、同様の取り扱いとするかどうかについて御協議いただきたいと思います。
以上でございます。

委員長(野村君):事務局から説明がありましたが、確認等ありませんか。(なし)
ただいまの件について、説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、決算特別委員会を散会いたします。(10:08)