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生活福祉常任委員会 令和5年6月5日(月)(1)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月9日更新

(開会前)

※ 日程の確認

(開 会)

委員長(鈴木君):ただいまより、生活福祉常任委員会を開会いたします。(9:58)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
消防本部入室のため、暫時休憩いたします。(9:58)

委員長(鈴木君):委員会を再開いたします。(9:59)
1付託案件の審査、(1)議案第64号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

予防課長:私から、議案第64号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
まず、定例会初日に御説明いたしました提案理由につきましては、資料1ページのとおりでありますので、御参照願います。
資料2ページを御覧ください。
初めに、1改正理由でありますが、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正され、急速充電設備の規制に係る規定が改正されたこと、また、喫煙等に関する標識等の取扱いが見直されたことから、江別市火災予防条例の一部に所要の改正を行うものであります。
次に、2改正内容についてでありますが、(1)急速充電設備に係る規定の改正につきましては、充電対象を追加し、コネクターを用いて充電する設備であることを規定するほか、全出力の上限を撤廃するものであります。また、分離型の急速充電設備については、変圧機能を有する本体と充電用ケーブルを収納する充電ポストで構成されるものと規定するとともに、緊急停止装置の設置位置に関する規定及び内蔵する蓄電池に関する規定を見直すものであります。
(2)喫煙等に関する標識等の取扱いの見直しにつきましては、条例による喫煙所の標識は、健康増進法に規定する喫煙専用室標識が設置されている場合は不要とするほか、禁煙、火気厳禁または喫煙所の標識と併せて図記号を設ける場合は、国際標準化機構が定めた規格または日本産業規格に適合したものとするものであります。
次に、3施行期日につきましては、公布の日からとするものでありますが、急速充電設備に係る規定は令和5年10月1日からとするものであります。
次に、4経過措置につきましては、施行の際に設置の工事がなされているものを含め、既存の急速充電設備及び喫煙所の標識と併設する図記号については、従前の例によることとするものであります。
なお、資料3ページから5ページまでは、新旧対照表を添付しておりますので、御参照ください。
以上です。

委員長(鈴木君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
健康福祉部入室のため、暫時休憩いたします。(10:03)

委員長(鈴木君):委員会を再開いたします。(10:04)
次に、(2)議案第60号 江別市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

保護課長:議案第60号 江別市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。
資料1ページをお開きください。
資料1ページは、6月2日の定例会初日に御説明した提案理由説明書の写しとなります。
資料2ページをお開きください。
1改正内容でありますが、生活保護に準じて保護を実施している外国人について、個人番号カードを利用した医療扶助のオンライン資格確認を実施できるよう、個人番号の独自利用事務に、外国人に対する生活保護の措置に関する事務を追加するほか、字句を整備するものです。
次に、2施行期日は、令和5年10月1日とするものです。
なお、資料3ページ及び4ページに新旧対照表を添付しておりますので、後ほど御参照ください。
以上です。

委員長(鈴木君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

猪股君:提案理由説明書にもあるように、生活保護法が改正されてマイナンバーカードを利用した医療扶助のオンライン資格確認が実施されて、今、住民登録をされていて、マイナンバーが自動的に付与されてる外国人の方で、生活保護を受けている方を、条例を改正して適用させるというような内容だと理解をしたのですけれども、まず、江別市内でこれに該当する生活保護を受けている外国人の方が、何名ぐらいいるのか、お聞かせください。

保護課長:現在、生活保護を受けている外国人の方は10名いらっしゃいます。

猪股君:10名ほどいらっしゃるということで分かりました。
イメージですが、やはり今、国のほうでも議論されているように、健康保険証が一本化されてマイナンバーカードを利用するようになるということと同じで、今は、生活保護を受給してる方は、江別市から医療券を発行して、その医療券を医療機関に持っていくと、市が10割負担という形で、医療費を負担するという流れになってるのですけれども、その健康保険証と医療券が同じような使われ方に変わっていくというイメージでよろしいのでしょうか。

保護課長:そのように理解しております。

猪股君:そうすると、将来的にはマイナンバーカードがないと、生活保護の方も、今まで市から発行されていた医療券がなくなるので、全員がやはりマイナンバーカードを取得していく必要性があるという理解でよろしいでしょうか。

保護課長:現在、国から言われておりますのは、マイナンバーカードをお持ちでない方についても、今までと同様の医療券のやり方を並行して、受診できるように取り扱うと聞いております。
将来的なことについては、現時点では特に情報はありません。

委員長(鈴木君):ほかに質疑ございませんか。

吉本君:ただいま、大体のことは分かりましたけれども、確認ですが、マイナンバーカードを持っていない方で、生活保護制度を利用されている外国人の方は、今までどおり医療券を、市がその方にお渡しするという理解でよろしいのでしょうか。
それとも、例えば、マイナンバーカードと健康保険証の関係で、持ってない人が申請をするみたいな話が出てきていますけれども、当事者の方が申請をするのか、それとも市が直接その方に医療券を今までどおり出すのか、その辺りはどのような対応になるのでしょうか。

保護課長:今までどおり、医療券を並行して取り扱うということで、国からはそれが可能であると言われておりますので、マイナンバーカードをお持ちでない方は、今までどおりということになります。

吉本君:もう1点ですけれども、例えば、生活保護制度を利用されている方、医療券を利用されて医療機関を受診されている方が紛失をするということも当然あると思うのですが、それは今と状況としては変わらないのかもしれません。
確認ですけれども、そのような場合には、それも従来どおり窓口に行って、その旨をお話しして再発行をしていただけると理解を致しますが、それでよろしいのか、この点も確認をお願いします。

保護課長:従来どおりということで、理解しておりますし、そのように行っていくつもりです。

吉本君:分かりました。結構です。

委員長(鈴木君):ほかに質疑ございませんか。

猪股君:今ほどの質疑を聞いて、追加でもう1点確認をしたかったのですけれども、将来的にマイナンバーカードが前提になっていくかもしれないとなったときに、生活保護を受けている外国人の方が、マイナンバーカードを取得しようと思ったときの、例えば、サポートや、窓口での申請に通訳の方がつくという対応が可能かどうかについてお伺いします。

保護課長:マイナンバーカードの普及などの話につながると思いますけれども、保護課が単独でそういった取組を行うのは、なかなか難しいと考えておりますので、江別市としてのマイナンバーカードの利用、促進など、そういったところで対応したいと保護課としては考えております。

健康福祉部次長:保護課単独でという話は難しいということになりますけれども、国際交流の担当部署が音頭を取ってという形になりますが、出入国在留管理庁が電話による三者通話を可能とするサービスを行っておりまして、多言語対応となっております。
生活環境部戸籍住民課の窓口に外国人が来訪するような場面があった場合、その職員と当事者と電話の向こうの出入国在留管理庁から委託された団体の方が、三者通話で手続の補助をするという仕組みは、現在成立しております。
以上です。

猪股君:今までだったら窓口一つで、医療券を頂けたものが、またステップを踏まなければいけないとなると結構大変だと思ったものですから、生活保護の場合は、ケースワーカーも担当としていらっしゃるので、そういうサポートもできるのかと思って伺ったのですけれども、生活環境部戸籍住民課との連携をしていきながらと伺いましたので、ケースワーカーのほうも、頭に入れて生活環境部戸籍住民課とやり取りがしっかりとできるように、引き続き対応をお願いできればと思います。

委員長(鈴木君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
市立病院入室のため、暫時休憩いたします。(10:13)

委員長(鈴木君):委員会を再開いたします。(10:14)
2市立病院所管事項、(1)報告事項、アの江別市立病院経営評価委員会についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

経営改善担当参事:それでは、江別市立病院経営評価委員会について、御説明いたします。
資料1ページを御覧ください。
1令和5年度第1回江別市立病院経営評価委員会の開催結果でありますが、5月24日水曜日の午後6時から、市立病院2階講義室において開催しました。
(5)議事については、病院事業経営状況、令和4年度病院事業会計決算の概要、収支改善の要因分析、市立病院の経営改善に向けたロードマップの進捗状況、医育大学との共同研究について報告したほか、点検・評価の進め方について、協議いただいたところであります。
次に、資料2ページ、市立病院の経営再建に向けたロードマップ進捗管理表を御覧ください。
こちらは、令和4年度第4四半期までの市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗状況をまとめたものです。
AからDまでの自己評価を行い、それぞれ解説を加えるとともに、記号による評価が難しいものについては、文言での記載としています。
以下、課題や重点的な事項を中心に説明をさせていただきます。
まず、(1)市立病院が担うべき医療の重点化のうち、目標患者数について、入院患者数は、救急応需の減少や新型コロナウイルス感染症の院内感染発生等の影響で減少し、計画を下回ったことからCとしています。
一方、外来患者数、入院単価、外来単価については、おおむね計画どおりとなりましたことからBとしています。
資料3ページをお開きください。
中段、2の5疾病の方向性、北海道がん診療連携指定病院の指定については、緩和ケアチームの設置に向けた準備など、令和6年4月の指定に向けて準備を進めているところであり、Bとしています。
3の5事業の方向性、輪番制構築に向けた関係機関との連携強化については、令和5年度から市内3病院による内科系二次救急輪番制の運用を開始したところであり、Bとしています。
次に、資料4ページを御覧ください。
下段、(2)診療体制の確立、1診療体制の明確化では、臨床研修医について、令和5年度に2人を採用することができ、全体で4人体制とすることができたことからBとしています。
一方、2市立病院が担うべき医療の重点化を踏まえた内科診療体制の構築について、令和4年度の達成状況ということでは、Bとさせていただいておりますが、さらなる体制充実に向けて、取組を進めていく必要があるものと考えております。
次に、資料5ページをお開きください。
3医師招聘に向けた体制の強化のうち、研修医の育成支援や先進的な共同研究の実施については、医育大学との協議を進め、令和5年4月から産業創出講座と特設講座を設置したところです。
次に、資料7ページを御覧ください。
下段、(5)広報活動の充実につきましては、広報えべつへの経営再建コラムの掲載、ホームページのリニューアルのほか、市長との対話集会や出前講座において対面での説明を行うなど、広報活動の充実が進んでいると考え、Bとしています。
次に、資料8ページを御覧ください。
収支改善額の見込みですが、令和3年度と令和4年度との比較では、約3億7,600万円の収支改善となり、令和2年度から令和4年度までの合計では、約16億3,300万円の収支改善となったところであります。
新型コロナウイルス感染症関連補助金の受入れ等の影響もありますが、全体としては、経営再建が進んでいるものと考え、全体評価としてもBと考えているところであります。
次に、資料9ページは、令和4年度の市民への情報発信等の取組状況、資料10ページは、健診センターにおける健診利用者の推移です。
これらの資料につきましては、市立病院の経営再建に向けたロードマップの進捗状況の参考資料として、江別市立病院経営評価委員会委員からの御意見を踏まえ、添付したものですので、御参照願います。
以上です。

委員長(鈴木君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

佐々木君:この江別市立病院経営評価委員会については、特に質疑はないのですが、先日、配付された令和5年度の病院事業経営状況調べの4月分について、1点だけ確認したかったのですけれども、よろしいでしょうか。
机上に配付された4月分について、一言だけ聞きたいことがあったのですけれども、いかがでしょうか。

委員長(鈴木君):当委員会に資料が提出されていないので、今回は質疑なしということでよろしいですか。

佐々木君:分かりました。結構です。

委員長(鈴木君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、市立病院所管事項を終結いたします。
市立病院退室のため、暫時休憩いたします。(10:21)

委員長(鈴木君):委員会を再開いたします。(10:24)
休憩中に確認いたしましたとおり、議案第60号及び議案第64号については、次回、結審を行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、結審単位については、1件ずつ行うこととしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次回の委員会は、6月5日月曜日の午前10時30分より開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:24)