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生活福祉常任委員会 令和5年9月8日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月5日更新

(開会前)

※ 日程の確認

(開 会)

委員長(鈴木君):ただいまより、生活福祉常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので報告いたします。
傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(鈴木君):委員会を再開いたします。(10:00)
1付託案件の審査、(1)議案第70号 江別市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
これより、議案第70号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第70号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第70号を挙手により採決いたします。
議案第70号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第70号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(2)陳情第1号 高齢者の交通費助成を求めることについてを議題と致します。
これより、陳情第1号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、陳情第1号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

芳賀君:陳情第1号 高齢者の交通費助成を求めることついて、趣旨採択の立場で討論いたします。
陳情者は、通勤、通学、買物、病院に行くなどの移動手段として、高齢者の交通費助成を望むとされています。その陳情の趣旨では、運転免許証を返納した高齢者や運転できない人にとって、公共交通問題は死活問題であること、また、交通手段も交通費助成もない生活は、高齢者の外出する機会を減らし健康を損ねる原因にもなりますと述べられております。
2021年の江別市まちづくり市民アンケートの結果では、公共交通機関の利用しやすさでは、やや不満ととても不満の合計は41.7%であり、同項目の暮らしの重要度については、力を入れてほしい、できれば力を入れてほしいとの合計は57%となっております。
また、高齢者の生活のしやすさは、重要度が高いとされている一方、満足度は低い傾向にあるという結果でした。
これらを踏まえて、令和6年度から実施される第7次江別市総合計画が策定されることが示されております。
さらに、地域の実情に即した輸送サービスの実現に必要となる事項などを協議する江別市地域公共交通活性化協議会においても、高齢者の移動手段の確保は課題とされており、これまで、新規バス路線の実証運行やデマンド型交通の運行などの取組を実施してきております。
以上のことから、高齢者への交通費助成については、急がれる反面、これまで進めてきた調査や市民の声を総合的に判断し、範囲、内容、財源対策等の詳細について、実現可能な対策を打ち出さなければなりません。
現在の段階では、今後の計画策定の方向性を注視しながら、陳情の趣旨に添う計画を求めることとし、陳情内容を十分理解させていただいた上で、趣旨採択とすべき討論と致します。

委員長(鈴木君):ほかに討論ありませんか。

吉本君:陳情第1号 高齢者の交通費助成を求めることについて、採択すべき立場から討論を行います。
本陳情は、江別市に住む高齢者への交通費助成を求めますとし、令和4年第3回江別市議会定例会に請願として提出されたものとほぼ同内容となっています。
審査に先立ち行われた陳述では、江別市の高齢者を取り巻く公共交通に関わる様々な問題提起がありました。特に、昨年行われた交通費助成を求める署名活動で、多くの賛同を得られた文京台地域では、従来から高齢化が進み、日常生活を支える交通手段の拡充を求める意見があるが、2社のバス運行の状況は、日常生活を支えるものとは言えないこと、買物や通院など、徒歩では無理で、結果としてタクシーに頼らざるを得ない実態も示されました。
また、陳述者は、昨年同様の陳情をしたことの理由を問われ、高齢者の生活環境は物価高騰でさらに深刻になっており、何らかの交通費助成の必要性が増していると答えています。
審査では、委員会で求めた資料、令和4年度実績を示した石狩管内市町村の高齢者等への交通費助成事業について、札幌市及び石狩管内5市1町1村のうち、千歳市、北広島市、恵庭市及び新篠津村が高齢者運転免許証自主返納に関する助成事業を、また、千歳市、石狩市が高齢者・障がい者を対象に福祉サービスを含む助成事業を、恵庭市が高齢者健康増進助成事業を、札幌市が独自の敬老優待乗車証交付制度(敬老パス)をそれぞれ行い、その事業内容の説明を受けましたが、令和5年度にかけて制度変更はなく、助成事業が継続されていることが示されました。
これらの事例にも学び、江別市としての高齢者への交通費助成の検討に今度こそ着手すべきと考えます。
そもそも、第9期江別市高齢者総合計画では、目標5安心して暮らすための環境づくりとして高齢者の社会参加の促進やそのための移動支援をするため、公共交通機関利用者の利便性向上に努める、また、6月に策定された江別市地域公共交通計画では、基本方針2、施策5の高齢者等の移動支援に係る検討として、高齢者の移動や外出を支援する制度の導入可能性についてそれぞれ検討するとしており、広く高齢者への交通費助成も一つの手法、一つの制度としてそれぞれ検討に加えることが求められます。
以上、申し上げ、陳情第1号 高齢者の交通費助成を求めることについて、採択すべき立場からの討論と致します。

委員長(鈴木君):ほかに討論ありませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、陳情第1号を挙手により採決いたします。
ただいまの討論中、趣旨採択とすべきとの御意見と採択すべきとの御意見がありますので、初めに、陳情第1号を趣旨採択とすることについて、採決いたします。
陳情第1号は、趣旨採択とすることに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手多数であります。(吉本委員以外挙手)
よって、陳情第1号は、趣旨採択とすべきものと決しました。
本日結審を行いました議案及び陳情に係る付議事件審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、2閉会中の所管事務調査(案)についてでございますが、記載の4項目について、議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、3その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:09)