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総務文教常任委員会 令和5年12月1日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年3月28日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(徳田君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(13:30)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので、御報告いたします。
傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(13:30)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(13:31)
1付託案件の審査、(1)陳情第2号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについてを議題と致します。
これより、陳情第2号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、陳情第2号に対する討論に入ります。
討論ありませんか。

高橋君:陳情第2号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて、不採択の立場から討論いたします。
本陳情の趣旨は、道立自然公園野幌森林公園の自然環境保全のために、小野幌野幌間道路など公園内の市道の一部を廃止または用途変更をして、車道から歩道とするよう求めるものです。
委員会での審査において陳情者からの意見陳述をお受けし、確認等を行った後、担当課から資料の提出を頂き、この間の経緯等について確認いたしました。
意見陳述に関する確認の中で、石狩森林管理署が一般車両の通行を禁止するゲートを設置していると陳情書に記載されている点について、陳情者に確認させていただきましたが、一般的に通行止めに使われているようなゲートではなく、A型の形をした木製の看板が市道との交差付近の野幌林道脇に置かれているものであること、そこには、一般車両の通行は御遠慮くださいと掲示されているものであるとのことでした。
一方、すぐそばの歩行者用の森林観察コース入り口には、一般車両通行禁止と書かれたA型の看板が設置されていることを申し添えさせていただきます。
また、前回、同様の陳情が提出された際に、行政と陳情者団体、地元住民の対話の場を設けることや連携を図ることなどの必要性について議会から指摘がありましたが、その後、これまで2回にわたって地元住民と当該市民団体、市の企画政策部による意見交換会が開かれています。
令和4年2月2日には、地元住民3名、令和5年2月20日には、地元住民2名の参加で開催されており、地元の方たちからは、自治会の総意としてではなく、地域で聞いている声としてそれぞれに発言されていたものとのことであり、様々な御意見が出されたものと理解いたしました。
野幌基線道路における交通量調査は継続的に行われており、今年度は7月27日に調査が行われ、減少傾向にあることが確認できました。市としても、看板設置などで交通量抑制の取組をしてきた効果が現れているものと理解します。
なお、市が交付している野幌森林公園内関係車両証は、地元住民からの要請に応え、北海道と協議し発行しているもので、石狩森林管理署にも説明しているものであることも確認いたしました。
いずれにしても、一般的に市道の廃止や用途変更をするには、その道路が使用されていないことや地域の合意があることなどにより判断されるものであり、現状においては、陳情に示されている道路はその対象になるとは言えません。
道立自然公園野幌森林公園の自然を守ることは、市民の誰もが必要なことと考えていると思われます。また、この地域で歴史をつないでこられた地元の方たちの思いに応え、国や北海道とも引き続き連携しながら、市として今後も対応を継続していくことが肝要と考えます。
以上のことを申し上げ、陳情第2号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて、不採択の立場からの討論と致します。

委員長(徳田君):ほかに討論ございませんか。

干場君:陳情第2号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて、趣旨採択とする立場で討論いたします。
本陳情である道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求める陳情書は、2021年6月に提出された陳情と同様の趣旨と認識するものですが、このたびは、道立自然公園野幌森林公園の自然環境保全のため、小野幌野幌間道路、西野幌22林班開拓道路、西野幌開拓支線の江別市道の路線区間の一部を廃止または用途を廃止し、車道から歩道となるよう、議会から市長に対して要望してくださいとのことです。
これまで、複雑な位置づけとなっている道立自然公園野幌森林公園内の市道や林道について、団体が求める自然を守るための手段を、江別市は、段階的に必要に応じ、北海道や石狩森林管理署などとも調整しつつ取り組んできたと認識します。
審査では、提出者による意見陳述の後、委員会で求めた資料についての質疑を行いました。
市が約20年ぶりに開催した地元住民、市民団体、市役所職員で構成する野幌森林公園基線関係者の意見交換会の資料では、様々な御意見はあるものの、地元の皆さんの総意とする内容ではないとのことです。
陳情書にあるように、野幌の森は、昭和43年に道立自然公園野幌森林公園に指定され、55年目の時を迎えましたが、時代の波に翻弄されてきた歴史も理解するものです。
一方で、地域住民の間には様々な考え方があり、歴史的な流れや自然と共存し暮らしてこられた方々にとって、時代は変わっても複雑な思いを持たれていることも事実です。
こうした現状の中にあって、主体的な地域住民の皆さんの合意に至る行為なしに、陳情の趣旨である要望について、議会から道路の用途に関して市長に求めることは難しいものと考えます。
しかしながら、団体の長年の様々な活動等によって、ごみの不法投棄は減り、車両の進入は平成17年以降激減していることが野幌基線道路における交通量調査で明らかであり、現在に至っていることは、フォーラム野幌の森の皆さんの御尽力と貴重な自然を守るための活動の成果と言え、理解するものです。
以上のことから、陳情第2号 道立自然公園野幌森林公園内の江別市道の「歩道」化を求めることについて、趣旨採択と致します。

委員長(徳田君):ほかに討論ございませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、陳情第2号を挙手により採決いたします。
ただいまの討論中、趣旨採択とすべきとの御意見と不採択とすべきとの御意見がありますので、初めに、陳情第2号を趣旨採択とすることについて採決いたします。
陳情第2号は、趣旨採択とすることに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手3名であります。(岡委員、髙柳委員、干場委員挙手)
念のためお諮りいたします。
陳情第2号は、不採択とすることに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手4名であります。(高橋委員、高間委員、藤城委員、三吉委員挙手)
よって、陳情第2号は、不採択とすべきものと決しました。
ただいま結審を行いました陳情の審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(13:40)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(13:40)
2総務部所管事項、(1)報告事項、アの交通事故についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務部長:このたび、職員の公務中におきまして、公用車両が歩行者と接触する事故が発生いたしました。
職員には、日頃から、事故の防止と安全運転の励行について注意を喚起してまいりましたが、このような事故を起こしたことは誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます。
今後は、より一層、事故防止等の安全対策に努めてまいります。
事故の詳細につきましては、所管課長から御報告いたします。

保護課長:私から、交通事故について御報告申し上げます。
提出資料を御覧願います。
当該事故につきましては、11月28日火曜日の午後4時40分頃、文京台緑町583番地の国道12号上にて発生したものであります。
事故の発生経過でありますが、保護課の職員であるケースワーカーが被保護世帯の訪問を終えて市役所へ帰庁するために公用車で走行中、信号のある丁字路を右折した際に、横断歩道を徒歩で渡っていた大学生と接触し、大学生は路上に転倒したものであります。
事故後、大学生は救急車で病院に搬送されましたが、検査の結果、頭部に異常はなかったとのことでありました。
なお、体の痛みにより、別途、整形外科を受診しておりますが、骨に異常はなかったとのことであります。
今回の事案につきましては、右折する際の周囲の確認が不十分だったことによるものであり、相手側に対して真摯におわび申し上げるところであります。
なお、職員に対しては、常日頃から、交通法規の遵守はもとより、交通事故の防止に向けて注意喚起してきたところでありますが、改めて安全運転の徹底を指導し、より一層の事故防止に努めてまいりますことを申し上げまして、御報告とさせていただきます。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

干場君:今回は人身事故ということになりますけれども、こうした報告がコンスタントに起こっているようにも感じているところです。
1点確認したいのですが、車両が滑って、ブレーキを踏んだけれども、止まらなくて接触したということでしょうか。もしくは、ここは私もよく通るところですけれども、この図面から見ますと、ここは2車線道路ですので、道路構造のせいか慎重にならなければいけないポイントだというふうに認識しているところです。線路に近いほうに人物の図が書いてあるので、つまり江別方面に向かうところで事故が起きているということは、明らかに前方不注意と言わざるを得ないように読み取るのですけれども、申し訳ありませんが、事故としてはそういう解釈でよろしいのかどうか、お伺いします。

保護課長:まず、1つ目の御質疑の車が滑ったことによってぶつかったのかどうかというところですけれども、当時は雨が降っておりましたが、凍結等はありませんでしたので、滑って止まれなかったということではございません。
それから、2つ目の御質疑の事故の原因は、交差点右折時の運転者の周囲の確認が不十分だったことによるものと認識しております。

干場君:今後もさらに注意喚起に努めるということですけれども、事故というのはヒヤリハット的なことがこういったことにつながることがほとんどだろうと思いますので、公用車のみならず、車に乗るときの心構えとして、そうした啓発をより一層進めていただくことを要望して終わりたいと思います。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。

高橋君:今回は人身事故ということですが、幸いにして命に関わるような状況ではないということは何よりだったと思います。
ただ、健康福祉部保護課ではないですけれども、この間、物損事故が続いておりまして、その際質疑をしてきたところですが、それぞれにどういう状況の下で、どのようなミスがあったから事故につながってしまったのかということを分析し、それを基にして交通事故防止策が取られなければならないと思います。
そういう点で、先ほど総務部長から、さらに安全対策に努めるということで御説明がありましたけれども、これまでやってきたようなこと以上に、さらに具体的な対策を取る必要があるのではないかと思えてならないのです。
こういうことが続き過ぎておりますので、なぜこんなに頻発しているのかを分析することから始める必要があるのではないでしょうか。万が一、職員の心のゆとりがなくなっているということであれば、働き方の部分から見直す必要があると思いますし、そうではなくて、車の運転操作に関して十分な注意や事故防止の対応ができていないのであれば、それなりの研修が必要でしょうし、具体的に対策を取っていく必要があると思うのですけれども、その点について、職員課長でも構わないのですが、どのようにお考えか、お聞かせください。

職員課長:事故の防止と安全運転の徹底につきましては、定期的に全職員向けに通知を出してきたところでございます。
また、今回の事故を受けまして、公務内外を問わず、高い意識を持って安全運転を心がけるよう、具体的にどういったところに注意すべきかという内容を記載した全職員向けの通知を行ったところでございます。
また、今月の頭でございますけれども、3年ぶりに職員向けに交通安全研修を実施するなど、これまで交通事故の防止に向けた取組を実施してきたところでございます。
そういった取組を続けてきたにもかかわらず、こういった事故が続いているということが現実でございますので、これまでの取組のみならず、より効果的な取組がないかというところにつきまして、契約管財課などとも連携しながら検討を進めていきたいと考えております。

高橋君:事故を起こしてしまった職員の方を責めるようなことではないと思います。
ただ、どういう状況の下で事故が起きたのかを分析するためには、協力していただいて、どういうところがポイントになっているのかを見つけ出して、対応策を考えていただきたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。

委員長(徳田君):職員課長、先ほどの答弁の中で、交通安全の研修は今月の頭と言ったように聞こえたのですが、間違いないでしょうか。

職員課長:大変失礼しました。11月上旬でございます。訂正させていただきます。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。(13:51)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(13:51)
次に、イの固定資産税の家屋調査中に発生した事故についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務部長:重ねてのおわびになりますが、このたび、固定資産税の家屋調査中に、調査職員が家屋に損傷を与える事故が発生いたしました。
このような事故が起きたことは誠に申し訳なく、おわび申し上げます。
今後は、このような事故が起こらないよう、細心の注意を払い、事故防止に努めてまいりたいと考えております。
事故の詳細につきましては、所管課長から報告申し上げます。

資産税課長:私から、固定資産税の家屋調査中に発生した事故について御報告申し上げます。
提出資料を御覧願います。
初めに、固定資産税の家屋調査は、新増築家屋の評価額を算出するため、家屋の内部や外観等を目視で調査するものであり、主に家屋の間取りや仕上げなどを確認することを目的として調査を行っております。
このたびの事故は、家屋内部を調査中、寸法を測定するために使用している巻尺が床に落下し、フローリングを損傷させたものであります。
1発生場所は、大麻東町に所在する新築家屋です。
2経過についてでありますが、11月20日、固定資産税の家屋調査に所有者宅を訪問し、家屋の内部を調査中、職員が寸法を測定するためにかがんだ際、上着のポケットから巻尺が落下しました。
翌21日、所有者からフローリングに傷がついていた旨の連絡があったため、24日に状況を確認したところ、職員が巻尺を落とした場所とフローリングの損傷場所が一致していること、フローリングの損傷状況が、巻尺先端部の爪の形状と一致していることを確認いたしました。
3損傷状況でありますが、場所は、1階の階段下収納の床点検口上のフローリングであり、写真の赤い丸で囲った部分です。
傷の長さは2センチメートル程度、幅は2ミリメートル程度です。
このたびの事案は、職員の不注意により起きたことであり、所有者には真摯におわび申し上げるとともに、今後、同様の事故が起こらないよう、細心の注意を払いながら家屋調査を実施してまいります。
以上です。

委員長(徳田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:この損傷箇所に対しての具体的な対応というのは何かされるのか、お聞かせください。

資産税課長:今回の件につきましては、職員が業務で家屋を損傷させたものですから、損害を賠償する方向で所有者と協議を進めたいと考えております。

委員長(徳田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(13:55)

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(13:56)
次に、3協議事項、(1)市民と議会の集いにおける市民意見の取扱いについてを議題と致します。
本件につきましては、さきに開催されました市民と議会の集いで頂いた市民意見の取扱いについて、各委員会で協議することが議会広報広聴委員会で確認されております。
具体的には、先日お配りした意見整理表のうち、当委員会に振り分けられた意見について、1つ目に、所管部局から報告を受け、調査する必要があると判断される意見、2つ目に、参考意見として承る意見、以上2つに分類しまして、当委員会における市民意見の取扱いを整理したいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、休憩中に、当委員会における市民意見の取扱いについて協議を行いたいと思います。
暫時休憩いたします。(13:57)

※ 休憩中に、市民と議会の集いで頂いた市民意見の取扱いについて協議

委員長(徳田君):委員会を再開いたします。(14:28)
休憩中に協議いたしましたとおり、当委員会における市民意見の取扱いについては、全て参考意見として承ることとします。
ただし、今回は、特に防災・減災を大きなテーマとして様々な御意見を伺いましたので、年明けに担当部局から地域防災計画の見直しについて報告がなされるという情報もございますことから、そういった機会を使って、今回の御意見を踏まえた上で確認を行っていくということとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
本日の協議結果につきましては、委員長の私から、議会広報広聴委員会に報告させていただきますので、お含みおき願います。
以上で、本件を終結いたします。
次に、4閉会中の所管事務調査(案)については、総務・企画行政について及び教育行政についての2件について議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、5その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(14:30)