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経済建設常任委員会 令和5年8月25日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月22日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(石田君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:58)
本日の日程は、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、本日の委員会に、稲守委員が欠席する旨の通告がございましたので、報告いたします。
また、傍聴希望者がおり、入室を許可いたしましたので、報告いたします。
水道部及び傍聴者入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:00)
委員会を再開いたします。
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの令和5年度工事契約状況(8月4日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:令和5年度工事契約状況(8月4日現在)について御報告いたします。
資料1ページをお開き願います。
令和5年度の工事予定額は、水道工事が9億5,346万6,580円、下水道工事が10億7,371万8,400円、合計で20億2,718万4,980円を予定しております。
契約状況については、水道工事の契約金額は、15件の6億1,390万7,580円で、工事予定額に対する契約率は64.4%であります。
下水道工事の契約金額は、25件の6億9,813万400円で、契約率は65.0%であります。
全体では、契約金額は40件の13億1,203万7,980円で、契約率は64.7%となっております。
次に、資料2ページをお開き願います。
契約金額が130万円を超える契約状況について、水道工事と下水道工事に区分し、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名を記載しておりますので、御参照願います。
なお、水道工事、下水道工事のいずれも、契約金額が130万円以下の工事はありませんでした。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別市上下水道ビジョン中間見直し(案)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:江別市上下水道ビジョン中間見直し(案)について御報告いたします。
中間見直しにつきましては、本年2月13日開催の当委員会に御報告しておりますとおり、ビジョンの計画期間前半における社会情勢の変化と令和6年度から開始する第7次江別市総合計画の趣旨を踏まえ、見直しを行っております。
本日は、その中で、今後の経営見通しである第8章投資・財政計画を中心に御説明させていただきます。
それでは、別冊資料、江別市上下水道ビジョン中間見直し(案)の53ページ、54ページをお開き願います。
こちらは、水道事業会計の収益的収支の見通しです。
この表は、表の左側に記載しているとおり、上段が収益的収入、その下が収益的支出、そして、最下段が収入から支出を差し引いた収益的収支差引き額を記載しています。
収益的収支は、単年度の企業活動によって発生する収入と支出を示すもので、一般家庭の家計簿に置き換えますと、給料が収益的収入、食費や光熱水費といった経費が収益的支出となります。
収入と支出の差引きにより余剰が生じた場合は貯蓄し、不足が生じた場合は、貯蓄を取り崩して補います。
企業においては、余剰が生じ純利益を計上している状態を黒字、不足が生じ純損失を計上している状態を赤字と言います。
次に、表の収益的収入の内訳に営業収益と営業外収益の2つがありますが、上段の営業収益は、水道事業の本業である水道水の供給により得た給水収益等の収入を、下段の営業外収益は、本業以外で得た市からの補助金や金属売却収益等の収入を計上します。
その下の収益的支出の内訳につきましては、営業費用は、人件費、動力薬品費、減価償却費等、水道水の供給に要する費用を計上し、営業外費用は、借入金の支払い利息等、直接水道水の供給に関連しない費用を計上しております。
また、この中の減価償却費は、企業会計特有の費用です。建物や施設などの資産は、建設に要した費用を取得した年度に全額計上するのではなく、法定耐用年数に応じて、複数年にわたって費用を分割して計上します。
これは、単年度で得られた収益に対応する支出のみを費用として計上する企業会計の考え方によるものですが、減価償却費は現金支出を伴わない費用であるため、減価償却費と同額の現金が企業会計内に留保されます。
次に、各年度の数値につきましては、令和4年度までは決算の数値を、令和5年度は予算の数値を反映しております。令和6年度以降の数値につきましては、別冊資料53ページ下段に記載のとおり、今後の変動を予測し算出しております。
まず、収益的収入の大部分を占める給水収益につきましては、有収水量が人口減少や節水機器の普及により減少傾向にあることから、緩やかに減少するとして試算しています。
また、動力薬品費、委託料等の維持管理費は、近年の値上がりを踏まえて試算しています。
その結果、別冊資料54ページの表右下に赤字で記載しておりますとおり、純利益が徐々に減少し、令和9年度以降は赤字となる見込みです。
続きまして、別冊資料55ページ、56ページをお開き願います。
こちらは、水道事業会計の資本的収支の見通しです。
先ほど御説明しました収益的収支が単年度の企業活動によって発生する収支を示すものであることに対し、資本的収支は、建物や施設の建設といった支出の効果が複数年に及ぶものや国等からの借入金である企業債の返済などの費用、その財源となる収入を表しています。
これを一般家庭の家計簿に置き換えますと、住宅を新築する際に住宅ローンで借り入れた金額が資本的収入の中の企業債に、住宅の建設費用として支払った金額が資本的支出の建設改良費に、住宅ローンの毎年の返済額が資本的支出の企業債償還金になります。
建物の建設に要した費用を借入金で支払った場合、建物を建設した年度は、収入と支出が均衡しますが、翌年度以降は、借入金の返済により、収入から支出を差し引いた資本的収支差引き額は、不足額が生じ赤字となります。
この赤字を補塡するのが、先に御説明した収益的収支における純利益や減価償却費などの非現金支出による内部留保資金です。
内部留保資金は、企業の貯蓄のようなものであり、資本的収支の不足額を補塡するとともに、純利益や減価償却費などの非現金支出によって生じた資金を積み立てることにより、毎年増減します。
各年度末における内部留保資金の額は、別冊資料55ページの中段に資金残高として記載しており、令和4年度の約15億円をピークに年々減少し、別冊資料56ページ中段に黄色く塗っておりますのが、令和10年度末の資金残高で、5億9,122万円となっております。
水道事業の運営には、日々の支払いや年2回の企業債の償還など、少なくとも5億円の運転資金が必要と考えており、計画期間中は必要な資金を確保できるものの、計画期間終盤には、料金改定などの資金確保策を検討する必要があると考えております。
続きまして、別冊資料59ページ、60ページを御覧ください。
こちらは、下水道事業会計の収益的収支の見通しです。
各年度の数値及び算出条件は、水道事業会計と同様です。
別冊資料60ページの表右下に赤字で記載しておりますとおり、水道事業と同様、純利益が減少し、令和9年度以降は赤字となる見込みです。
続きまして、別冊資料61ページ、62ページを御覧ください。
こちらは、下水道事業会計の資本的収支の見通しです。
下水道事業会計につきましては、企業債償還金の減少に伴い、資金残高は微増傾向です。別冊資料62ページ中段に黄色く塗っております令和10年度末の資金残高は11億2,565万9,000円であり、同じ年度の企業債償還金は約7億円であるため、水道事業と同様、事業運営に必要な資金を確保しておりますが、令和9年度以降は赤字が続くため、今後は使用料改定などの財源確保策を講ずる必要があると考えております。
最後に、今回の投資・財政計画は、先に申し上げた算出条件等に加えて、料金請求方法の変更といった経費削減策を盛り込んだ上で見直ししております。
詳しくは、後ほど御報告するエの料金請求を2か月請求にすることについての中で御説明いたしますが、上下水道を合わせて年間約3,000万円の費用抑制効果があり、これにより現行料金を少しでも長く維持するよう努めたいと考えております。
今後も、パブリックコメント、江別市上下水道事業運営検討委員会などの意見を踏まえ、随時修正を加えながら、完成に向けて作業を行ってまいりたいと考えております。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:第8章の件に関しまして、御説明いただいた分はおおむね理解はさせていただきました。
最後のほうで触れられておりましたが、料金改定の件で、この案の第7章、別冊資料46ページに多様な納付方法の導入検討と書いてあることについて、そちらは恐らくこれから説明していただくかと思うのですけれども、お尋ねします。
このキャッシュレス決済も進める、導入できないかを検討していくというふうに書いてあるのですが、市民の方からも、クレジットカードの支払いなどはできませんかとお話を伺っています。
このキャッシュレス決済でも、どの程度幅を広げて決済の方法を考えているのか、現時点で分かりましたらお伺いさせていただきます。

料金収納担当参事:こちらの多様な納付方法につきまして、水道部のほうにもそういった御意見が寄せられているところでございまして、後ほど若干触れることにはなるのですが、システムの改修を伴う作業が出てまいります。
今回、システムの改修も予定しておりますので、その中の機能構築の中で検討させていただきたいと考えております。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

内山君:別冊資料66ページのところの確認をさせてもらいたいのですけれども、料金回収率、経費回収率の向上に向けたロードマップということで、今後、5年に一度の頻度で水道料金、下水道料金の改定の必要性に関する検証を行うということですが、今回見直しをして2023年に料金改定の必要性を検討して、あと5年間は必要ないということだったのでしょうか。先ほども説明がありましたけれども、収益的収支では、令和9年度からは赤字になりますが、資金残高に余裕があるからということで、5年間は今のところは値上げの必要はないというような考え方なのか、このロードマップの考え方について教えてください。

総務課長:ただいま御質疑いただきました件につきましては、委員のおっしゃるとおり、この計画のとおりいきますと、今後5年間は事業運営が可能であるということで、料金改定の必要はないということで判断をしております。
ただし、最近の物価高騰などがありますので、毎年の決算状況を見ながら、この計画どおりいかないことがあれば、料金改定をもう少し前倒しで検討することもあり得るというような状況で考えております。

内山君:この件については了解しました。
最後に、もう1件、今回のビジョンで触れられることはないと思うのですけれども、今後5年間の水道の状況ということでお伺いしたいと思います。
近年のラピダス株式会社の影響なのですけれども、報道等では、ラピダス株式会社の工場からの排水が千歳川に流されるのではないかというような話もありまして、工場で先端的な製品を造るときに、排水の中に化学物質などが混じっていないかという話がございます。
まだ状況が分からないかもしれませんが、江別市民の口に入る水を造るという意味で、その辺りの情報についてどのように把握し、考えているのか、現状での考え方があればお伺いします。

水道整備課長:御質疑のラピダス株式会社の件につきましては、先日、千歳市水道局から最初の協議としてお話がありました。
千歳市水道局でも、まだ詳しく把握していないということなのですけれども、ラピダス株式会社からの排水につきましては、千歳市の処理場で一旦受けて、千歳川に放流すると聞いております。
その水質管理については、水質汚濁防止法よりも厳しい管理基準で管理して排水するというふうに現時点では聞いておりますので、今後も、協議の中ではそういったことを厳しくチェックしながら、当市としても注視していきたいというふうに考えております。

内山君:質疑ではないのですけれども、市民の方の健康にも関わることなので、北海道など関係団体と緊密にコミュニケーションを取りながら対応していただければと思います。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。

本間君:見直し案が出てまいりましたけれども、全てを確認していないのですが、先ほど有収水量の件については少し触れられていました。その逆の無収水量について触れられているところが見当たらなかったものですから、確認を含めてお伺いいたします。
御存じのとおり、昨今、全国的に集中豪雨がありますが、江別市の無収水量の推移について、近年はどういう推移になっていますか。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(10:18)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:19)

浄化センター長:浄化センターに入ってくる処理水量というのは、毎年同じぐらいのものですが、融雪の時期で雪が多く降ったときなどは、雨の量が多く入ってくるということで、無収水量が多くなる傾向にあります。

本間君:こればかりはどうしようもないことですが、見ている限り、雪に関しては、上下はありますけれども、平均でいけるのかと思います。
雨については心配していますけれども、ここには出てきていません。今後影響されるようなことがあるのかないのか、十分気をつけるといってもそうもいかないものですけれども、このビジョンの中でどういうふうに捉えられているのか、簡単で結構ですから教えてください。

委員長(石田君):暫時休憩いたします。(10:21)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:21)

下水道整備課長:不明水対策の話をさせていただきますと、現状としましては、下水道管の管と管のつなぎ目や、マンホールの蓋のところには空気穴が開いており、大雨のときには、どうしてもそういうところから不明水が多くなる傾向にございます。
現状としては、改築更新の中では、つなぎ目がないプラスチックの管更生工事を行ったり、蓋自体もロックつきの穴の少ない、浸水が少ないようなマンホールの蓋に順次交換しておりますので、今後、不明水の影響は少しずつ少なくなってくるものと考えております。

本間君:分かりました。
いずれにしましても、こればかりは市としてどうしようもない部分が、限られた対策しか取れないのかもしれませんけれども、引き続き注視していただいて、御尽力いただければと思います。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの江別市上下水道ビジョン中間見直し(案)に対するパブリックコメントの実施についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:江別市上下水道ビジョン中間見直し(案)に対するパブリックコメントの実施について御報告いたします。
資料4ページを御覧ください。
意見募集の期間は9月6日から10月5日までとし、意見募集の案内を、水道部総務課をはじめ、本庁舎情報公開コーナー、大麻出張所など、記載の10か所に配置します。
提出様式は任意ですが、氏名、住所を記載いただくこととし、提出方法は、持参、郵送、ファクシミリ、電子メールのいずれかによるものとします。
市民への周知方法としましては、広報えべつ9月号及び市のホームページで行います。
今後のスケジュールにつきましては、11月に、パブリックコメントの公募結果と、この公募結果を踏まえ必要な修正を加えた上下水道ビジョン中間見直し版を江別市上下水道事業運営検討委員会及び経済建設常任委員会に御報告するとともに、市ホームページ等で市民に公表し、最終的に来年2月に中間見直し版を開始する予定であります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの料金請求を2か月請求にすることについてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

料金収納担当参事:私から、料金請求を2か月請求にすることについて御報告申し上げます。
本件につきましては、令和4年2月14日及び令和5年2月13日開催の当委員会に、水道メーター地上化の進捗状況と合わせ、検針・収納方法についての検討状況を御報告させていただき、その後も、上下水道ビジョンの中間見直しの過程において、水需要の減少や物価高騰といった上下水道事業を取り巻く環境も含め、費用対効果やお客様サービスなどを総合的に考慮しながら検討を進め、本日はその検討結果を御報告申し上げます。
資料5ページを御覧願います。
初めに、2か月請求とする目的についてでありますが、現在、認定精算方式の2か月検針毎月請求としておりますが、還付の件数が減少し、利用者、市ともに煩雑な手続等の負担が減る最も標準的な方法であるため、システム更新、改修費用が節減できる、収納回数が半減するため、納付書送料、収納手数料の費用が半減する、検針と請求の期間が一致するため、検針票に口座振替結果を記載できるようになり、現行の口座振替済通知の印刷、郵送等にかかる費用を削減できる、こうした費用の節減により、各種経費が高騰している中、当面の間、現行料金を維持できる、また、総括原価の縮減につながることや、将来の料金改定率を抑制することができるといった効果が得られることから、2か月検針2か月請求に移行しようとするものです。
現行の収納方法につきましては、2にイメージ図として2か月間で40立方メートル使用した場合を例に記載しておりますが、江別市水道事業給水条例に基づき、検針のない1か月目は、過去の使用実績に基づく認定水量、この例では、15立方メートルで料金を見込み請求し、翌月の検針で確定した水量、40立方メートルについて精算しております。
精算の方法につきましては、矢印で示すとおり、検針後に1か月当たりの使用水量を平準化し20立方メートルとし、その水量により計算された料金の2か月分の合計額を計算した後、さらに、矢印で示すとおり、平準化した2か月分の合計額と1か月目に見込みで請求した額との差額を2か月目の料金として請求する方法となっております。
この方法のデメリットと致しましては、検針後の水量が認定水量と異なる場合、還付が生じることがあること、また、複雑な料金計算であるため、標準的な精算型収納と比較して料金システムの改修費が高額となることが挙げられます。
これに対し、2か月検針2か月請求の収納方法につきまして、3にイメージ図として、2と同様に2か月間で40立方メートル使用した場合を例に記載しておりますが、2か月ごとに検針し、2か月の使用水量分を一括で請求する検針、収納する方法でございます。
なお、2現行の収納方法と3の2か月検針2か月請求の収納方法は、2か月分の合計額は同額となります。
水道部と致しましては、これまでの検討を踏まえ、料金請求を2か月請求とすることが適当であると考え、去る8月7日開催の江別市上下水道事業運営検討委員会に諮り、御承認いただいたものであります。
4スケジュールについてでありますが、今年度、検針・収納方法の方針を決定した後、江別市水道事業給水条例、江別市公共下水道条例の改正を行い、令和6年度に料金システムの更新作業に着手するとともに、ホームページや広報誌への掲載ほか、各戸へのチラシの配布などにより、お客様に対して2か月請求に移行することを丁寧に周知してまいります。
令和7年度には新料金システムを稼働し、2か月請求を開始する予定で考えております。なお、資料6ページに令和2年度末の全国の検針、請求の状況、2か月検針2か月請求ほかによる費用節減効果の試算、投資・財政計画に与える効果として、収益的収支と資金残高を試算した表を参考資料として記載しておりますので、御覧願います。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

石川君:資料6ページ目の真ん中に記載されています費用節減効果なのですけれども、恐らく、システム更新や改修費用を節減できるという形での比較をしているかと思うのですが、この初期費用と年間費用の関係性といいますか、もう少しこの中身を詳しく知りたいので、よろしくお願いいたします。

料金収納担当参事:まず、初期費用につきましては、お見込みのとおり、ほぼシステム改修経費ということになります。
説明の中でも触れさせていただきましたが、現在の認定精算方式につきましては、全国的にも特異な計算方式であるため、標準的なシステムのパッケージに比べまして相当高額な経費が必要となります。
なお、参考として、2か月検針毎月請求の実績案分方式や毎月検針毎月請求を記載しておりますが、実績案分方式につきましても、若干イレギュラーな計算方法でございますので、そういった部分で初期費用がかかってきます。
それから、毎月検針ということになりますと、当然、検針機器が倍の数必要となりますので、そういった機器の取得に関しても経費が発生することとなります。
年間費用につきましては、例えば、納付書の回数が半分になることから、経費が半分になったり、口座振替の収納手数料やコンビニ収納の支払回数も半分になりますので、そういった部分の経費が節減できます。
それから、口座振替を御利用の方につきましては、その結果をお知らせするはがきを郵送等しているのですけれども、今後、2か月検針2か月請求という検針の間隔と請求の間隔が一致することによって、前回の口座振替の結果を検針票に記載することで、口座振替済通知を改めて郵送する必要がなくなってくるものですから、そういった部分での経費節減が可能となります。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(10:33)

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:34)
2建設部所管事項、(1)報告事項、アの令和5年度工事契約状況(8月4日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

建設部次長:それでは、令和5年度の建設部に係る8月4日現在の工事契約状況について御報告いたします。
資料の1ページを御覧ください。
初めに、令和5年度の工事予定額でありますが、土木工事は17億1,152万9,000円、建築工事は13億4,315万5,000円、工事予定額の総額は30億5,468万4,000円となっております。
このうち、8月4日現在の工事契約状況でありますが、土木工事の契約件数は36件、契約金額15億807万8,000円、工事予定額に対する契約率は88.1%でございます。
また、建築工事は24件で12億7,295万5,860円、契約率は94.8%となっており、全体では60件、契約金額27億8,103万3,860円、契約率は91.0%となっております。
なお、それぞれの工事名、契約金額等につきましては、資料の2ページから3ページを御参照ください。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの道道札幌北広島環状線の整備計画についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

用地・渉外担当参事:私からは、道道札幌北広島環状線の整備計画につきまして御報告いたします。
お手元の資料4ページを御覧ください。
まず、1事業概要についてでありますが、当該路線は、札幌市西区宮の沢を起点とし、北区や東区、江別市角山、工栄町を経由し、北広島市へ至る延長約42キロメートルの主要幹線道路であり、札幌圏の都市を連携する道路ネットワークを形成する道路であります。
このうち、今回御報告させていただきます対象区間につきましては、資料5ページの位置図にありますとおり、赤色で示した左上の札幌市東区中沼町から豊平川を渡り、右下の江別市工栄町までの延長約7.2キロメートルの未着手区間であります。
位置図では、国道275号より北側を北工区、南側を南工区と表記しております。
なお、幅員や車線数は記載のとおりです。
また、それぞれの標準断面図は、資料5ページに示しております。
続きまして、2事業目的についてでありますが、都市間における物資や人の安全で円滑な交通環境の形成、札幌都市圏の交通渋滞の緩和であります。
最後に、3市民説明会について御説明いたします。
なお、当日の説明資料につきましては、事前に各委員の皆様へ机上配付をさせていただいております。
市民説明会は、7月21日金曜日午後6時30分から、江別市民会館21号室で開催いたしました。
当日の出席者は、47名でありました。
当日は、江別市の企画政策部都市計画課より、道路整備の目的や効果などについての道路計画の概要や令和6年3月に予定している都市計画の変更に関する説明の後、北海道より、令和6年4月に予定されている事業認可や事業着手、令和18年度に予定している事業完了時期などの今後のスケジュールや道路の断面構成、工法等の道路整備計画についての説明がありました。
当日、出席者の方々から出された主な質問につきましては、資料のとおりであります。
以上です。

委員長(石田君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

内山君:資料5ページの位置図の北工区のところに矢印が書いてあるのですけれども、この中の橋も今回の整備計画の対象に含まれているということですか。

用地・渉外担当参事:豊平川に架かる橋の件につきましては、今回の整備計画の7.2キロメートルの中に入ってございます。橋の整備につきましては、北海道より、札幌市にて施工するということで聞いております。

内山君:了解しました。
これは道道ですけれども、市の費用負担はあるのでしょうか。

用地・渉外担当参事:費用負担についてでありますが、こちらは道道ということで、北海道のほうで整備する道路でございまして、市の負担というのは特にございません。

委員長(石田君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(10:41)

※ 休憩中に、第3回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(石田君):委員会を再開いたします。(10:43)
次に、3第3回定例会委員長報告の有無については、7月21日に行いました農作物生育状況調査について報告することと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、案文につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、4協議事項、(1)先進地行政調査(案)についてを議題と致します。
初めに、事務局より説明願います。

赤田議事係主任:それでは、私から、先進地行政調査(案)につきまして御説明申し上げます。
本件は、さきの委員会での確認に基づき、正副委員長及び事務局においてあらかじめ調整いたしました案についてお諮りするものであります。
初めに、調査日程でありますが、10月11日水曜日から13日金曜日までの2泊3日でございます。
次に、調査候補市と項目についてでありますが、調査1日目の11日水曜日午後は、調査候補市が京都府宇治市、項目は、産業支援拠点宇治NEXTについて、12日木曜日午前は、調査候補市が京都府舞鶴市、項目は、スマート農業について、12日木曜日午後は、調査候補市が福井県小浜市、項目は、御食国若狭おばま観光戦略についてとしております。
調査受入れにつきましては、相手方から内諾を得ており、本日の委員会で御確認いただけましたら、正式に各市議会宛てに調査依頼の文書を送付いたしますほか、調査行程・調査項目に係る参考資料等について、別途作成の上、後日配付させていただきたいと考えております。
あわせまして、適宜、航空券等の予約手続等を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
以上です。

委員長(石田君):ただいま事務局より説明を頂きましたが、確認等ございませんか。(なし)
それでは、事務局より説明のあったとおり、調査を実施することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、5閉会中の所管事務調査(案)についてでございますが、記載の4項目について議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、6その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:45)