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議会運営委員会 令和5年8月7日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月22日更新

(開会前) 

※ 日程確認

(開 会)

委員長(野村尚志君):ただいまより、議会運営委員会を開会いたします。(9:58)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
初めに、1協議事項、(1)議会運営に関する検討課題についてを議題と致します。
アの検討課題の取りまとめについてですが、前回の当委員会で確認いたしましたとおり、各会派から新たに御提案いただいた検討課題について、今後、正式に議会運営委員会の検討課題として取り上げるべきかどうか、会派に持ち帰って御協議いただいたと思いますので、本日は、その結果について、御発言を頂きたいと思います。
資料の1ページを御覧ください。
まず、各会派から御提案いただきました1から10の項目について、項目ごとに、提案会派以外の各会派の協議結果をお聞きしたいと思います。
10の議長・副議長の立候補制についてまで協議結果をお聞きした後に、最後にまとめて、正式に議会運営委員会の検討課題とするもの、検討課題とはしないものを確認したいと思います。
初めに、1議会運営の効率化について、えべつ地域創生の会からお願いいたします。

猪股君:当会派としましては、議会運営の効率化については、議会運営に関する検討課題として検討していくことでよろしいのではないかと考えております。

委員長(野村尚志君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:当会派としては、8番で様々な議会の在り方の検討も行う場を設置してはどうかということも提案させていただいておりますので、基本的には、今回、皆さんから頂いた検討課題については、検討する方向でよろしいと考えております。
ですので、1番についても検討する方向でよろしいかと思っております。

委員長(野村尚志君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

干場君:当会派と致しましても、検討課題とすることでよろしいかと思います。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:当会派も検討課題とすることに異存ありません。

委員長(野村尚志君):各会派から御発言いただきましたが、確認等ございませんか。(なし)
1議会運営の効率化については、意見が一致いたしました。
次に、2政務活動費の使途拡大と増額について、政和会からお願いいたします。

石田君:当会派では、市の財政状況のことも考えるので、増額については難しいのかなと思いますけれども、使途の拡大については十分検討する余地があるのではないかと考えております。

委員長(野村尚志君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:当会派としては、検討すること自体についてはよろしいかと思っております。

委員長(野村尚志君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

干場君:政務活動費の使途拡大と増額について、検討すること自体はよろしいかと思います。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:当会派も検討すること自体には異存ありません。十分慎重な検討が必要だとは思いますが、検討自体は結構だと思います。

委員長(野村尚志君):各会派から御発言いただきましたが、確認等ございませんか。(なし)
2政務活動費の使途拡大と増額については、意見が一致いたしました。
次に、3委員会のインターネット中継について、政和会からお願いいたします。

石田君:実施に賛成です。

委員長(野村尚志君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:検討すること自体は問題ないかと思います。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:この件に関しては、今後の方向性として求められているということは理解するのですけれども、いろいろな課題があって難しいというふうに考えております。少なくとも、実施ありきで検討するのには賛成できかねるということです。

委員長(野村尚志君):各会派から御発言いただきましたが、確認等ございませんか。(なし)
3委員会のインターネット中継については、意見が一致しませんでした。
次に、4議会基本条例で検証した内容に基づく検討課題の対応について、政和会からお願いいたします。

石田君:本件については、先ほど徳田委員からもお話がありましたように、今回の検討課題については、何か所か一致している部分、同様の趣旨ではないかなと思われるようなことがあるのですが、何らかの対応は当然必要ではないかと考えております。
マルでいいです。

委員長(野村尚志君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:私どもの8番と4番は同じ考えの下でございますので、検討は必要であると考えるところでございます。

委員長(野村尚志君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

干場君:8番目の公明党のものと重複するかなと思うのですけれども、検討することは了承いたします。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:この件に関しては、8番目と共通するところがあると思いますし、必要なことだと思いますので、マルです。

委員長(野村尚志君):各会派から御発言いただきましたが、確認等ございませんか。(なし)
4議会基本条例で検証した内容に基づく検討課題の対応については、意見が一致いたしました。
次に、5議会としての政策形成サイクルの構築について、政和会からお願いいたします。

石田君:本件については、会派内でも検討したのですけれども、議会運営委員会で検討すべきなのか、どのような方向性につながる案件なのかについて、意味がよく分からない部分があったので、内容をお聞きしたいと思っております。

委員長(野村尚志君):次に、えべつ地域創生の会からお願いいたします。

猪股君:当会派も、基本的に、徳田委員がおっしゃっていたような、皆さんが必要と考える検討課題については、すべからく議論する必要があると考えますので、5についても検討課題とすることとしてよろしいかと考えております。

委員長(野村尚志君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

干場君:議会としての政策形成サイクルの構築についても、検討すること自体は非常に重要だと思っておりますので、了承いたします。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:検討課題とすることに異存ありません。

委員長(野村尚志君):暫時休憩いたします。(10:06)

※ 休憩中に進め方について協議

委員長(野村尚志君):委員会を再開いたします。(10:07)
政和会から内容についてお聞きしたいということでありましたので、提案していただいた公明党から説明をお願いします。

徳田君:議会からの政策形成サイクルということで、字面だけだとなかなか分かりにくい部分もあったかもしれませんけれども、今の江別市議会を考えますと、例えば、市からの議案であったり報告事項を中心に、そこについて、質疑、それを明らかにするようなことが我々の議員活動の中心となっている現状かと思っております。
その中で、もう一歩進めまして、様々な市の課題について、それが政策提案であったり、提言であったり、いろいろな姿はあるかと思いますけれども、一つの課題について、議会としてしっかりと答えを出していく。詳細については、今後検討していく必要があると思いますけれども、例えば、各委員会において検討課題を共通認識でしっかりと据えて、1年や2年のサイクルの中でその課題を克服していくために議会として一つの答えを出していく、それがいわゆる政策形成サイクルと言われるものだと考えています。
その一つの答えを出していくために、例えば、市内のその課題に関係する様々な団体の方、活動されている方の御意見を議会として伺ったり、また、今も所管施設調査で様々な施設を調査しますけれども、議会として意思を持って課題について必要な調査を行う、また、必要であれば、先進地行政調査についても、そのテーマに基づいた調査を行って一つのテーマに基づいた課題克服のための答えを出していくといった姿を議会として示していくべきではないかという考えの下での政策形成サイクルの構築でございます。

石田君:従前、どこかのまちの資料を別件で見せていただいたこともあるのですが、今、明確に御説明いただいたので、理解いたしました。
マルでいいです。

委員長(野村尚志君):ほかに確認等ございませんか。(なし)
5議会としての政策形成サイクルの構築については、意見が一致いたしました。
次に、6一般質問を議会からの政策提案につなげる手法の検討について、政和会からお願いいたします。

石田君:誠に申し訳ないですけれども、本件についても説明をもう一度お願いいたします。

委員長(野村尚志君):次に、えべつ地域創生の会からお願いいたします。

猪股君:当会派としては、検討することに異論はございません。

委員長(野村尚志君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

干場君:当会派も検討すること自体には何ら異存はありません。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:なかなか難しい課題でもあるかとは思いますけれども、検討すること自体を否定は致しません。

委員長(野村尚志君):政和会から質問がありましたので、回答をお願いいたします。

徳田君:これにつきましては、これまでの一般質問は、基本的に各議員がそれぞれの認識、見識から市政についてただしていくということでありました。これまでは、それは各議員と理事者、担当部局とのやり取りの中での話で完結していた部分であります。
先進的な取組をしている議会においては、例えば、定例会で一般質問が終わった後に、各議員のそれぞれの一般質問の内容の項目を各委員会に下ろしまして、各委員会でそれを後追いしていき、しっかりと確認していくようなシステムを構築しております。
今まで個人的に行っていた一般質問を議会からの貴重な政策提言の一つと捉えて、それを無駄にすることなく財産と考え、もちろん、これは委員会の場で全会派一致するというのが原則になるかと思いますけれども、今後もしっかりと見ていかなければならない課題については、議会としてしっかり追っていく、そして、その課題については、しっかりと答えを出すということを進めている議会がございます。
思いとしましては、江別市議会としても、各会派の議員の皆さんがそれぞれ本当に貴重な一般質問をされておりますけれども、それを議会として一致できるものについてはしっかり拾って一つの形にして市民の皆さんに貢献できる議会をつくっていくという意味での仕組みを構築できればと考えております。

石田君:従前ですと、おっしゃられたように、各議員がライフワークのようにやっていたところを、それはライフワークとして各議員個人がやるのではなく、委員会でやってはいかがかというような御趣旨ですか。

徳田君:ライフワークとしてやっていただくことは、一向に構わないと思います。例えば、これを委員会で取り上げるというふうに決めたといっても、それが明確な答えになるか分かりませんし、その答えがそもそも一般質問された方の意に沿うものかどうか分かりませんので、そこについては、追及していただくのは全然構いません。ただ、それぞれの議員が同じ認識の下で課題を共有して、そこについては、ある程度の答えを出していくことが必要だと一致したものについては、議会としてそれを求めていくことで、より明確な答えを引き出していくことができると思うのです。
私も現状をあまり否定的には言いたくないですけれども、一般質問をしたときに、よくて検討すると、また、研究するという答えで終わりますが、それを議会として一致して、そこについて、どのように進めていくのかを行政に問いかけをしたときに、やはり、ただ単に検討や研究で終わらせることはできないと思います。そういった意味で、議会としてやっていく、より個の質問を明確な姿にしていくという意味でのこの一般質問を議会からの政策提案につなげる手法の検討でございます。
御質問いただいたライフワーク的な質問は、その議員の方が思うところについては、もうどんどん続けていただくことについては構わないけれども、一致した項目について、議会として取り上げていってはどうかという手法でございます。

石田君:まだ、いまいちしっくりとこないのですが、かなり重複している部分があります。ですが、今、明確に御説明を受けましたので、検討することについては結構です。

委員長(野村尚志君):ほかに確認等ございませんか。(なし)
6一般質問を議会からの政策提案につなげる手法の検討については、意見が一致いたしました。
次に、7市民意見反映(広聴の在り方)の手法の検討について、政和会からお願いいたします。

石田君:本件につきましては、広報広聴の在り方ということですので、まずは議会広報広聴委員会で何か御検討いただいて、その上でこちらのほうに上げていただければいいのかなと今のところは思っていますけれども、何かそこについて、後ほど御意見があれば御説明をお願いいたします。

委員長(野村尚志君):次に、えべつ地域創生の会からお願いいたします。

猪股君:当会派としても、検討することに異論はございません。

委員長(野村尚志君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

干場君:当会派も検討すること自体には異論はありません。検討していく中で、今、石田委員がおっしゃったように議会広報広聴委員会にという部分もあるのかもしれませんけれども、まずは検討課題として了承したいと思います。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:検討課題とすることは結構だと思います。課題が多くて大変だなと思います。

委員長(野村尚志君):政和会から質問がありましたので、お願いいたします。

徳田君:これは、えべつ地域創生の会から4番で出していただいた議会基本条例で検証した内容に基づく検討課題の対応についてにもつながってきますけれども、広聴の部分が前任期で行った検証においても課題であったと私は認識しています。
また、議会広報広聴委員会の活動もさせていただきましたけれども、あくまでも、議会広報広聴委員会というのは広聴した意見をどう扱うかということが決まった上での実動部隊だと思っています。具体的に広聴したものをどう生かしていくかというのは、それは議会広報広聴委員会で検討するにはそぐわないと考えております。あくまでも議会運営委員会なのか、もしくは、どこか別の場なのかは分かりませんが、議会として広聴した意見をどのように政策なり何なりに反映していくのかという仕組みをつくっていかないと、やはり広聴した意見をなかなか生かし切れないと考えています。
ですので、広聴の在り方と広聴した意見をどのように生かしていくかということをしっかりと決めた上で、それを実際に、要は、市民意見を広聴する場を運営するのが議会広報広聴委員会だと思っていますので、その辺りを少し整理して、仕組みもしっかりと検討した上で、運用するために皆さんで広く検討してはいかがかというのが今回の提案になります。

石田君:分かりました。
特に反対は致しません。

委員長(野村尚志君):ほかに確認等ございませんか。(なし)
7市民意見反映(広聴の在り方)の手法の検討については、意見が一致いたしました。
次に、8議会の在り方、議会基本条例の理念を具現化するための検討を行う場の設置について、政和会からお願いいたします。

石田君:先ほどもお話ししましたけれども、基本的に反対は致しません。

委員長(野村尚志君):次に、えべつ地域創生の会からお願いいたします。

猪股君:当会派としても、こちらについては、かなり必要性が高いのではないかという意見もあり、検討していく必要があると考えております。

委員長(野村尚志君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

干場君:当会派も検討していくことについては了承いたします。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:検討することで結構だと思います。

委員長(野村尚志君):各会派から御発言いただきましたが、確認等ございませんか。(なし)
8議会の在り方、議会基本条例の理念を具現化するための検討を行う場の設置については、意見が一致いたしました。
次に、9議会モニター制度について、政和会からお願いいたします。

石田君:当会派として反対は致しません。

委員長(野村尚志君):次に、えべつ地域創生の会からお願いいたします。

猪股君:当会派も検討することには異論ございません。

委員長(野村尚志君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:当会派も検討することに異論はございません。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:検討することに異存はないのですけれども、過去の検討経過も踏まえると、手法など、丁寧に検討していかなければならないなと、課題はあると思いながら反対はしないという状態です。

委員長(野村尚志君):各会派から御発言いただきましたが、確認等ございませんか。(なし)
9議会モニター制度については、意見が一致いたしました。
次に、10議長・副議長の立候補制について、政和会からお願いいたします。

石田君:従前から、当市議会においては、議長・副議長選挙に関しては、まず、会長会議において話合いが行われ、取りまとめ等が行われていたという経緯がございます。
まず、本件については、この場で検討するのではなく、まずは会長会議において、どのようにすべきかを検討された後、その結果、議会運営委員会に回すのがふさわしいということであれば議会運営委員会で検討すべきであろうし、また、違った対応があるのであれば違った対応を取るのがよろしいのではないかと思います。
まずは、会長会議で結論を出していただきたいというのが当会派の結論でございます。

委員長(野村尚志君):次に、えべつ地域創生の会からお願いいたします。

猪股君:当会派としては、議会基本条例の内容にも関わってくることかなと思いますので、検討することに対してよろしいかと考えております。

委員長(野村尚志君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:当会派としても検討すること自体には異論はありません。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:当会派としては、これまでの会長会議での検討結果及びこの文言自体にも疑問がありますので、賛成できません。

委員長(野村尚志君):各会派から御発言いただきましたが、確認等ございませんか。(なし)
10議長・副議長の立候補制については、意見が一致しませんでした。
ただいま意見が一致した項目について、今後、正式に検討課題とすることを確認したいと思います。
1議会運営の効率化について、2政務活動費の使途拡大と増額について、4議会基本条例で検証した内容に基づく検討課題の対応について、5議会としての政策形成サイクルの構築について、6一般質問を議会からの政策提案につなげる手法の検討について、7市民意見反映(広聴の在り方)の手法の検討について、8議会の在り方、議会基本条例の理念を具現化するための検討を行う場の設置について、9議会モニター制度についてが全会派で意見が一致しております。
今申し上げた項目について、全会派が一致したことから、今後、検討課題として協議を進めることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、検討課題とする項目について確認しましたが、各項目の今後の進め方について、次回、第3回定例会前の当委員会で、各会派から御発言を頂きたいと思いますので、お含みおき願います。
また、検討課題とする項目の数が多くなりましたことから、全ての項目について、並行して協議を進めるのか、それとも、数項目ずつ区切って協議を進めるのかなど、全体の進め方について、各会派で協議をお願いしたいと思いますので、それも併せて次回委員会のときに御発言いただきますようお願いいたします。

猪股君:全体を通して1点確認させていただきたいのですけれども、3委員会のインターネット中継については、高橋委員から方向性は理解できるけれども、実施ありきでの検討は賛成できないというお話を頂戴したかなと思います。検討するに当たっては、実施ありきということではなくて、インターネット中継の必要性や、もしインターネット中継自体が難しいのであれば、ほかの方法もあるというような結論になるのかもしれないし、実施ありきでの検討と決めて出したものでもなかったので、そういう考え方だといかがなのかなというところをお伺いします。

委員長(野村尚志君):暫時休憩いたします。(10:27)

※ 休憩中に進め方について協議

委員長(野村尚志君):委員会を再開いたします。(10:33)
休憩前に話をしたとおり、3と10を除いて、1、2、4、5、6、7、8、9の検討をさせていただきたいと思いますが、それを確認させていただいてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
意見が一致しなかった項目について、これまでの取扱いのとおり、協議を終えることとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(2)江別市議会ICT化推進基本計画の推進について、アの次期江別市議会ICT化推進基本計画の策定についてを議題と致します。
本件につきましては、去る5月29日に開催された当委員会において、江別市議会ICT化推進基本計画の計画期間が令和4年度末で終了したことから、次期の計画策定を進めることが確認されていたところであります。
次期江別市議会ICT化推進基本計画(案)について、正副委員長及び事務局で調整しましたので、事務局から説明をお願いいたします。

事務局次長:それでは、江別市議会ICT化推進基本計画の推進について御説明いたします。
別冊資料1の第2期江別市議会ICT化推進基本計画(案)を御覧願います。
第2期となる本計画案は、前計画をベースに正副委員長と事務局において協議の上、作成したもので、当初計画から見直し、変更した箇所をアンダーラインで示しております。
それでは、見直し、修正箇所を御説明いたします。
初めに、別冊資料1、1ページの第1章の前文ですが、前計画では計画策定に当たってと掲げ、計画策定の趣旨を記載しておりましたが、今回は第2期の計画となりますことから、計画策定の背景に表題を改めまして、現下のICT技術の発展や普及を踏まえ、江別市議会基本条例に掲げる理念を具現化するため、当該計画を推進することの必要性を記載しております。
次に、下段の第3章の計画期間と実施推進体制ですが、第2期の計画期間を令和5年度から令和8年度までの4か年とするほか、今回は、当面、ワーキンググループを設置しないことから、ワーキンググループに関する記載を削除しております。
次に、別冊資料1の4ページを御覧願います。
第5章の議会ICT化推進事業計画の7、ICT化による災害等の非常事態対応の(4)オンライン会議の活用ですが、今後、タブレット端末が導入された場合、オンラインで委員会等の会議を開催することも検討する可能性がありますことから、必要に応じて議会業務継続計画(BCP)の中に位置づけるなどの文言に改めようとするものであります。
次に、A3版折り込みの別冊資料1の5ページを御覧願います。
こちらは、第5章の議会ICT化推進事業計画の別表で、上段の下線は計画年次の変更に伴うものであり、3議会のペーパーレス化の推進の(1)と(2)は、従前、ファクスや紙ベースでやり取りしていたものを既に昨年からメールやUSBでのやり取りに改めたことによるものであります。
また、7ICT化による災害等の非常事態対応の(1)と(2)は、今後、タブレット端末を導入した際に連絡体制の見直しも考えられますことから記載を改めております。
なお、別冊資料2として、令和3年3月に策定した前計画も参考配付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
以上です。

委員長(野村尚志君):ただいまの説明に対し、御意見等ございませんか。(なし)
それでは、本件については、各会派に持ち帰りいただき、修正や加筆を要する箇所がある場合は、次回の委員会で御発言いただきたいと思いますが、そのように進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、イのタブレット端末の導入についてを議題と致します。
事務局から説明をお願いいたします。

事務局次長:タブレット端末の導入について御説明いたします。
資料の3ページ及び4ページを御覧願います。
タブレット端末の導入状況について、北海道内主要都市及び石狩管内の各市議会を調査したものでありますが、対象の12市議会中、9市議会が既に導入しており、それ以外の3市議会についても、今年度中の導入が予定されており、既に準備を進めているとのことであります。
機種ではiPadProを選定したのが7市議会で一番多く、ディスプレーサイズは12.9インチを選定したのが6市議会で一番多くなっております。
データ容量は128ギガバイトを選定したのが8市議会で一番多くなっており、ネットワーク接続としてWi-Fiプラスセルラーモデルを選定したのが8市議会で一番多くなっております。
また、会議システムは、SideBооksを選定したのが予定を含めて8市議会で一番多くなっており、それ以外の項目については、記載のとおりとなっておりますので、御参照いただきたいと存じます。
次に、資料の5ページ及び6ページを御覧願います。
この資料は、令和3年度当初予算要求の際に、当時の当委員会で取り決めたものでありますので、併せて御参照いただきたいと存じます。
なお、次回の委員会では、正副委員長及び事務局で調整し、本市議会で導入するに当たって、適切と思われる機種、会議システム、費用などを資料でお示ししたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
資料の2ページにお戻り願います。
最後に、今後のスケジュール案でありますが、当委員会でのこれまでの協議経過を踏まえ、令和6年4月から導入開始と記載しておりますが、できるだけ早期の導入に向けて準備を進めてはどうかと考えます。
そのため、今後、協議がスムーズに進んだ場合、年度内の補正予算で対応することも可能と考えますことを申し添えいたします。
以上です。

委員長(野村尚志君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

石田君:1点だけ教えてください。
リースとレンタルの違いは何ですか。

事務局次長:リースとレンタルの違いという御指摘を頂きましたが、まず、対象物件として、リースにつきましては、ユーザーの希望物件をリース会社が購入して賃貸するもの、それに対して、レンタルのほうは、レンタル会社が所有する物件から選択するものであります。
また、例えば、中途解約の場合ですと、リースの場合は、原則的に不可となります。それに対して、レンタルの場合は、中途解約も可能となります。
続いて、保守・修繕業務につきましては、リースの場合は、ユーザーが対応する、それに対しまして、レンタルの場合は、レンタル会社が対応することになります。
そのほか、契約終了後の取扱いですが、リースの場合は、リース会社に再リース契約をして再び延長利用することが考えられます。レンタルの場合ですと、契約終了後には返却するというようなことが主な違いとなっております。

石田君:後で資料をお願いします。

事務局次長:分かりました。

委員長(野村尚志君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
本件については、事務局の説明のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
それでは、次回の委員会において、正副委員長及び事務局で調整したタブレット端末の機種、会議システム、費用等の検討案をお示ししたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、(3)損害賠償の額の決定及び和解に係る議案における個人情報の取扱いについてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

事務局次長:損害賠償の額の決定及び和解に係る議案における個人情報の記載について御説明いたします。
市長の専決処分事項の指定に該当する金額が100万円以下のものについては、昨年、当委員会で御協議いただいた結果、相手方の意向を聞いた上で、議案への個人情報の記載を希望しない場合は、相手方が特定されないような記載方法に変更することとし、令和4年第3回定例会から取扱いを見直したところであります。
そのような中、このたび、関係所管から金額が100万円を超え、議会の議決を必要とする損害賠償の額の決定に係る議案を次期定例会に提出したいとの相談が事務局にありましたことから、当市議会としての今後の取扱いについて御協議願いたいと存じます。
なお、本件の相手方は、個人情報が議案へ記載されることに難色を示しているとのことであります。
資料の7ページを御覧願います。
本件の協議に当たり、参考として、石狩管内各市及び北海道内主要都市の取扱い状況を一覧としてまとめたものであります。
記載の12市の取扱い状況を申し上げますと、議案に相手方の個人情報を記載している市が6市、議案以外に別紙のような形で個人情報を記載して議員に配付しているところが2市あり、このように個人情報を何らかの形で議員に提供しているのは、計8市となっております。
また、個人情報を黒塗りや削除せず、議案や別紙に記載し、記者クラブ(報道機関)へ提供しているのは、5市となっております。
そのほか、相手方の個人情報が記載された議員配付用の議案と、それとは別に個人情報が特定できないような処理を施した記者クラブ(報道機関)配付用の議案の2通りに分けて作成しているのは、3市となっております。
なお、議案をホームページで公開しているのは8市で、いずれの市も個人情報が特定されない形で公開していることを申し添えます。
以上です。

委員長(野村尚志君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
それでは、ただいまの説明を踏まえまして、当市議会として、どのように対応するのがよろしいか、各会派の御見解を伺ってまいります。
初めに、政和会からお願いいたします。

石田君:金額が少ないから載せる、多いから載せないというような基準でくくるべきではなく、一律に個人情報は記載されないような方法を取られるのがよろしいのかなと思っております。

委員長(野村尚志君):次に、えべつ地域創生の会からお願いいたします。

鈴木君:金額というのは別問題として、できるだけ個人情報を伏せる、そういう形での公表でよろしいかと思います。

委員長(野村尚志君):次に、公明党からお願いいたします。

徳田君:今ほど鈴木委員からもございましたけれども、金額云々という問題ではないだろうというふうに我々も考えています。
ただ、一切公開しないということでは、やはり問題がある部分もあるかと思いますので、個人を特定できないような形で公開をすることでいかがかと考えるところでございます。

委員長(野村尚志君):次に、民主・市民の会からお願いいたします。

干場君:当会派としましても、金額にかかわらず、個人情報が特定されない工夫をしていただいた記載ということになろうかと思いますけれども、そういったことで対応していただきたいと思っております。

委員長(野村尚志君):次に、日本共産党議員団からお願いいたします。

高橋君:急なことではあるのですけれども、やはり、基本的には金額の問題ではないと考えております。
損害賠償の相手方がどなたかであるかということは問題ではなく、どのようなことが起きたのかのほうが議会としては重要だと思いますので、十分な説明があれば個人情報自体は100万円以下の方への取扱いと同様で結構です。

委員長(野村尚志君):各会派から御発言いただきましたが、確認等ございませんか。(なし)
暫時休憩いたします。(10:50)

※ 休憩中に進め方について協議

委員長(野村尚志君):委員会を再開いたします。(10:50)
それでは、損害賠償の額の決定及び和解に係る議案における個人情報の取扱いについては、令和5年第3回定例会から個人情報が特定されない形で記載することとしてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
次に、2その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
最後に、次回委員会開催予定でありますが、第3回定例会の議事運営について御協議いただくため、8月30日水曜日の午前10時から開催いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:51)