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総務文教常任委員会 令和5年2月10日(金)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月11日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(諏訪部君):ただいまより、総務文教常任委員会を開会いたします。(9:57)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
教育部入室のため、暫時休憩いたします。(9:58)

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(9:59)
1教育部所管事項、(1)報告事項、アの江別市社会教育総合計画(第9期)推進状況報告書(点検・評価結果)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

生涯学習課長:報告事項、アの江別市社会教育総合計画(第9期)推進状況報告書(点検・評価結果)について御報告いたします。
資料1ページをお開き願います。
次期計画である第10期江別市社会教育総合計画の策定に当たりましては、現計画の進捗状況等を点検評価し、その結果を反映する必要があります。
先般、江別市社会教育委員の会議におきまして、点検評価した結果を御報告いたします。
評価は、計画期間の5か年のうち、令和3年度までの数値の推移と目標値との比較等を基に、5段階の点検評価をしております。
表の見方を御説明いたします。
資料の中段、基本目標1地域全体で子供を守り育てる体制づくりの成果指標1-1を例に説明しますと、公民館の子育て支援事業の参加者数(人)については、平成29年度の現状値が1,707人に対し、令和5年度の目標値は維持を表しています。
成果指標では現状値を下回っておりますが、前年度から上昇していることから、表の右側の評価欄は、未達成だが上昇傾向を表す3の評価としております。
また、評価欄の5段階の評価基準につきましては、資料の上から2段目の二重線で囲んだ部分に記載しております。
なお、表の見方については、本件の後に御報告する江別市スポーツ推進計画(第6期)推進状況報告書など3計画も同様であります。
評価結果について御説明いたします。
資料1ページ、家庭の教育力の向上の成果指標1-1から4ページ文化遺産の保存と活用の成果指標3-2まで、計14項目について評価内容を記載しております。
このような点検評価を行った結果、基本目標ごとの評価は、基本目標1では、成果指標1-1が3のほか、成果指標1-2ほか計4項目が未達成を表す2となっており、新型コロナウイルス感染症による公民館等の施設の休館や学校の休校のほか、感染対策として入場者制限や外部との接触を避ける傾向などが影響していると考えられます。
資料2ページをお開き願います。
成果指標4-1は、令和2年度に比べて若干減少しましたが、現状値を上回り、ある程度達成(上昇傾向)を表す4となっており、就学前の幼児教育の充実や放課後児童クラブへの支援など、子育て支援に関する取組が保護者から評価されたと考えられます。
次に、基本目標2学びを支える生涯学習の推進では、成果指標1-1ほか計3項目の評価が4、資料3ページをお開き願いまして、成果指標3-1の評価が3となっており、蒼樹大学やえべつ市民カレッジの開催など学習機会の提供のほか、公民館等施設・設備の改修により快適な学習環境の提供に努め、多様な広報媒体を通じた情報提供を継続して行ったことが評価されたと考えられます。
次に、基本目標3地域で育まれた多様な文化の再発見と創造では、成果指標1-1と、資料4ページをお開き願いまして、成果指標2-1の評価が2となっており、新型コロナウイルス感染症による芸術文化活動の自粛や音楽演劇公演の中止、文化施設の休館などが影響していると考えられます。
また、成果指標3-1と成果指標3-2の評価が4となっており、文化財の公開や企画展の開催等のほか、郷土史学習機会の提供に努めたことなどが評価されたと考えられます。
最後に、取組内容、成果指標の動向・次期に向けての課題でありますが、国の第4期教育振興基本計画の策定では、2040年以降の社会は、これまで以上に人口減少や高齢化、多極化、地球環境問題などが進行し、先行き不透明で、将来の予測が困難な未来を迎えようとしており、自ら考え、主体的に行動し、自ら未来を切り開いていくことができる人材の育成が必要であるとされており、こうした国の考えを踏まえ、どのように次期計画を策定していくかが課題であります。
今後は、現計画期間における成果、課題、状況の変化等を検証し、さらなる社会教育の充実が図られるよう検討を進める必要があると考えております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの江別市スポーツ推進計画(第6期)推進状況報告書(点検・評価結果)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

スポーツ課長:報告事項、イの江別市スポーツ推進計画(第6期)推進状況報告書(点検・評価結果)について御報告いたします。
資料の5ページを御覧ください。
次期計画である第7期江別市スポーツ推進計画の策定に当たりましては、現計画の進捗状況等を点検評価し、その結果を反映する必要があります。
先般、江別市スポーツ推進審議会において点検評価した結果を御報告いたします。
評価は、計画期間の5か年のうち、令和3年度までの数値の推移と目標値との比較等を基に、5段階の点検評価をしております。
評価結果について御説明いたします。
基本目標1生涯スポーツの推進の成果指標1の週1回以上スポーツ活動に親しむ市民割合について、新型コロナウイルス感染症の影響により、数値が上昇した後、下降していましたが、回復の兆しを見せています。
令和3年度には43%となり、現状値を上回り上昇傾向にあることから、表の右側、評価欄は、ある程度達成(上昇傾向)を表す4の評価となりました。
次に、基本目標2地域スポーツ活動の推進の成果指標2スポーツ機会が充足していると思う市民割合について、新型コロナウイルス感染症の影響により、数値が上昇した後、下降していましたが、ほぼ令和元年度の水準まで回復しています。
令和3年度には69.9%となり、現状値を上回っていることから、評価欄は達成を表す5の評価となりました。
資料の6ページをお開き願います。
基本目標3スポーツ環境の整備・充実の成果指標3スポーツ施設整備の満足度について、新型コロナウイルス感染症の影響により、数値が上昇した後、下降していましたが、ほぼ令和元年度の水準まで回復しています。
令和3年度には65.9%となり、現状値を上回っていることから、評価欄は達成を表す5の評価となっております。
取組内容、成果指標の動向・次期計画策定に向けての課題についてですが、国において、令和4年3月に第3期スポーツ基本計画を策定し、スポーツそのものが有する価値、スポーツが社会活性化等に寄与する価値をさらに高め、全ての人が自発的にスポーツに取り組むことで自己実現を図り、スポーツの力で前向きで活力ある社会と絆の強い社会を目指すこととしており、時代の変化に対応した生涯スポーツ推進の新たなる展望と目標を提示するとともに、施設の老朽化に対応するため、江別市スポーツ施設長寿命化計画に基づき、計画的に施設の改修、改築を行う必要があると考えております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの江別市子どもの読書活動推進計画(第3期)推進状況報告書(点検・評価結果)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

情報図書館長:報告事項、ウの江別市子どもの読書活動推進計画(第3期)推進状況報告書(点検・評価結果)について御報告いたします。
次期計画である第4期江別市子どもの読書活動推進計画の策定に当たりましては、現計画の進捗状況等を点検評価し、その結果を反映する必要があります。
資料7ページを御覧ください。
評価は、計画期間5か年のうち、令和3年度までの数値の推移と目標値との比較等を基に、5段階の評価をしております。
以下、基本目標1の成果指標については、成果指標1を2項目とカウントし6項目、資料8ページに記載の基本目標2の成果指標については3項目、計9項目について評価内容を記載しております。
最初の基本目標1家庭、地域、学校を通じた社会全体での子どもの読書活動の推進でありますが、成果指標6項目中、達成の評価5が1つ、ある程度達成(上昇傾向)の評価4が1つ、未達成だが上昇傾向の評価3が1つ、未達成の評価2が2つ、未達成(下降傾向)の評価1が1つとなっています。
このうち、成果指標1学校の授業時間以外に、ふだん(月曜日から金曜日)1日当たり10分以上読書する子供の割合の中学3年生の評価1は、スマートフォンを持つ割合の増加に伴う影響、成果指標3情報図書館における18歳以下の利用者1人当たりの年間図書貸出し冊数の評価2は、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る約2か月間の臨時休館に伴う影響、成果指標4情報図書館・保健センター・子育て支援センターが行う読み聞かせの回数の評価2は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、読み聞かせが中止となり、事業に影響が出たことによるものです。
資料8ページをお開き願います。
基本目標2子供の読書活動を推進するための読書環境の整備でありますが、成果指標3項目中、達成の評価5が1つ、ある程度達成(上昇傾向)の評価4が1つ、未達成だが上昇傾向の評価3が1つとなっております。
このうち、成果指標2学校図書館図書標準を達成している学校の割合につきましては、全学校における達成割合は60%でありますが、資料記載のとおり、各学校の蔵書率は、図書標準を達成していない学校でもおおむね90%台を推移しております。
全体では、評価5及び評価4、評価3、評価2が各2項目、評価1が1項目となっております。
最後に、資料下段、取組内容、成果指標の動向・次期に向けての課題についてでありますが、国においては、子供の読書活動の現状と課題等を踏まえ次期推進計画を策定中であり、国の有識者会議では、多様な子供たちの読書機会の確保、デジタル社会に対応した読書環境の整備及び子供の視点に立った読書活動の推進が基本的な方針であり、北海道においては、このような方向性を踏まえつつ、家庭、地域、学校等を通じた社会全体で取り組まれるよう、推進計画等の見直しや推進体制の整備など、取組の方向性について議論が進められております。
このことから、次期計画においては、国や北海道の議論を踏まえ、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う臨時休館等の影響で一部目標値の未達成があることから、今後も感染対策を講じた上で、家庭、地域、学校等を通じた効果的な取組の推進に向けて検討を進める必要があると考えております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

相馬君:1点目、成果指標1の中学3年生が評価1ということについて、スマートフォンを持つ割合の上昇ということですが、紙の本に触れる機会が減ったということでの評価1という考え方をもう一度確認させていただきます。

情報図書館長:この調査結果は、文部科学省の全国学力・学習状況調査の結果から判断しているところでございます。
また、内閣府の青少年のインターネット利用環境実態調査という別の調査がありまして、中学生の電子機器の割合がすごく増えている、小学生より多いという結果があります。スマートフォンやパソコン等を見る時間が増えていて、その影響で読書時間が増えないのではないかというふうに判断しているところでございます。

相馬君:私は、昨日、ある中学校の学校運営委員会に参加させていただきまして、朝読書を重点項目の一つに入れていらっしゃる計画を見せていただきました。
学校の授業時間以外の場合、朝読書がどういうカウントになるかはその学校の対応によりますし、子供の受け止め方も、家で本を読む10分間にカウントするのか、学校で先生に言われたから読んでいるという10分間にカウントするかはあると思うのですけれども、学校によってはそうして中学校でも努力をしようというふうにお伺いをしましたので、スマートフォンを持っているからというだけの理由にならないような取組を、ぜひともお願いしたいと思いました。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

相馬君:資料8ページの成果指標2で、学校図書館蔵書率が標準に達していない学校でもおおむね90%を達成していますといったときに、国が決めている蔵書率に達していない学校が何校ぐらいあるのか、数字で分かれば教えてください。

情報図書館長:この成果指標2は、蔵書率100%に達している学校が、市内小・中学校25校中、令和3年度は15校なので、25分の15で60%ということでございますけれども、達成していない10校であっても、ほぼ全ての学校が90%を超えているということでございます。

相馬君:この成果指標は、100%でなければ駄目だということだったのですか。
私は、蔵書率がすごく上がっているというふうに認識しており、びっくりしたので、再確認いたします。

情報図書館長:委員がおっしゃるとおり、蔵書率を達成しているという成果指標ですので、100%に達している学校が15校ということでございます。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

猪股君:資料7ページ、成果指標1に戻りまして、今は電子書籍などもあると思うのですけれども、それも含んだパーセンテージなのかどうかを確認させてください。

情報図書館長:委員がおっしゃる電子書籍のことですけれども、調査結果の詳細を見てもそういうことについては記載していないので、恐らく、紙の本の読書の割合というふうに認識しております。

猪股君:私の周りでは、電子書籍で本を読んでいる中学生のお話を聞くので、逆に、スマートフォンを活用して読書するという考え方になってもいいのではないかと思います。今後はそこも視野に入れていただきたいと思います。
確認ですが、江別市情報図書館では、電子書籍の貸出しはまだ始まっていないという理解でよろしいでしょうか。

情報図書館長:現在のところ、当市の情報図書館は紙の蔵書だけで、電子書籍はまだ導入していないところでございます。

猪股君:そうであれば、中学生以上の年齢になると、スマートフォンを活用した読書機会の提供も含めて検討していく必要があるのではないかと思いますので、全国的な動きや事例を調査していただくよう要望させていただきます。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの江別市学校教育基本計画(第2期)推進状況報告書(点検・評価結果)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

学校教育支援室長:報告事項、エの江別市学校教育基本計画(第2期)推進状況報告書(点検・評価結果)について御報告いたします。
次期計画である第3期江別市学校教育基本計画の策定に当たりましては、現計画の進捗状況等を点検評価し、その結果を反映する必要があります。
点検評価した結果について御報告いたします。
資料9ページを御覧ください。
基本目標1の成果指標は3項目、次ページ以降、基本目標2の成果指標は3項目、基本目標3の成果指標は2項目、基本目標4の成果指標は1項目、計9項目について評価内容を記載しております。
初めに、基本目標1確かな学力を育成する教育の推進についてでありますが、成果指標3項目中、達成の評価5が2つ、未達成の評価2が1つとなっております。
このうち、成果指標1-2将来の夢や目標を持っている児童生徒の割合は、目標未達成となっておりますが、新型コロナウイルス感染症により職場体験が中止となり、体験活動の機会が減るなどの影響が出たことによるものと考えられます。
資料10ページを御覧ください。
次に、基本目標2豊かな心と健やかな体を育成する教育の推進でありますが、成果指標3項目中、達成の評価5が1つ、未達成の評価2が2つとなっております。
このうち、成果指標2-2運動が好きな児童生徒の割合は、目標未達成となっておりますが、新型コロナウイルスの影響により運動機会が減ったことによるものと考えられます。
また、成果指標2-3朝食を食べて学校に通う児童生徒の割合も目標未達成となっておりますが、資料に記載はないものの、親世代の生活習慣の変化等の影響であると考えております。
次に、基本目標3良好な教育環境の整備でありますが、成果指標2項目について、どちらも達成の評価5となっております。
資料11ページを御覧ください。
次に、基本目標4家庭や地域に開かれた学校づくりの推進でありますが、成果指標の4-1学校、家庭、地域が連携していると思う市民割合は、目標未達成となっておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、地域の行事等一部の活動が制限を受けたことによるものと考えられます。
全体では、評価5が5項目、評価2が4項目となっております。
最後に、資料下段、取組内容、成果指標の動向・次期に向けての課題についてでありますが、学習指導要領では、社会に開かれた教育課程の実現に向け、主体的・対話的で深い学びの視点で授業を進めることを重視しております。
また、新型コロナウイルス感染症の影響等も踏まえ、ICTを効果的に活用し、これまで以上に個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実し、カリキュラム・マネジメントの取組を一層進めることが重要とされています。
このことから、次期計画においては、現計画の基本理念を継承しつつ、教育を取り巻く社会情勢の変化や将来的な課題を踏まえ、小中一貫教育の導入、特別支援教育の充実等、さらなる学校教育の充実が図られるよう検討を進める必要があると考えております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

猪股君:数値の取り方について確認させていただきます。
特に成果指標の1と2、基本目標の1と2は、先ほどの読書のところでもあったように、学力調査のときに一緒にアンケートを取っているのではないかと予想したのですけれども、例えば、教員などが聞いてアンケートに答えているものなのか、児童生徒個人が直接アンケートに答えているものなのかを教えてください。

学校教育支援室長:成果指標1と成果指標2につきましては、令和2年度が未実施となっている項目が多数ございますが、こちらは、委員が御指摘のとおり、全国学力・学習状況調査の結果を集計しております。
こちらの結果につきましては、学習状況調査で生徒が書いた調査結果を基に集計しておりますので、学校の教員が集計したものではなくて、児童生徒自身が調査に書いたものを単純集計した結果となっております。

猪股君:そうすると、これは江別市内に住んでいる私立中学校に通う中学生なども含んで、全国学力・学習状況調査のときに一緒に調査をした結果であるというふうに理解してよろしいでしょうか。

学校教育支援室長:委員がおっしゃるとおり、江別市の小・中学校で調査した結果でございます。

猪股君:100%達成のものについての考え方をお聞きします。成果指標1-3の通常学級に在籍し、学習や行動面で困難を示す児童生徒の個別の教育支援計画を作成している学校の割合は、全国学力・学習状況調査とは別に学校にヒアリングした結果の御報告だろうと思うのですけれども、3年間100%ということで、恐らく、教育委員会から、しっかりと教育支援計画を立ててくださいという御案内が行き渡った結果であるのではないかと思うと、この指標を立てるというところから一歩進んだものにしていく必要があるのだろうというふうに思います。
私も教育関係のやり取りをしていく中で、100%計画が立てられていることを知ってびっくりしたのですが、まだ担任の先生や教員レベルまで理解が下りてきていないような印象もありますので、令和5年度以降の計画を立てる中で、実態を調査しながら、一歩踏み込んだ考え方になる必要があるのではないかと思うのですけれども、お考えをお聞きします。

学校教育支援室長:委員がおっしゃるとおり、現計画の評価については、次年度の会議で市民を含めて議論を行いますので、そうした中で、100%達成しているものについても、次の5年間で取り組んでいく必要があるもの、これで達成したとして終了していいもの、その辺りの御議論があるものと考えられますことから、その中で次の計画に生かすもの、現計画で終了するものを整理してまいりたいというふうに考えております。

猪股君:作成している学校が100%なのはすばらしいと思うのですけれども、そこがまだ生かされていない、現場まで下りていないような印象がありました。
この個別対応はとても大切ですので、引き続き推進していただきたいと思います。計画の立て方でありますとか、学校とのやり取りの中で、御検討をしっかりしていただければと要望させていただきます。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第1回定例会予定案件、アの令和5年度スポーツ振興財団の事業計画についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

スポーツ課長:第1回定例会に報告を予定しております令和5年度一般財団法人江別市スポーツ振興財団の事業計画について御説明申し上げます。
別冊の事業計画書を御覧ください。
令和5年度の事業計画につきましては、一般財団法人江別市スポーツ振興財団の理事会並びに評議員会の議決を経て市に提出されたものであります。
事業計画書の1ページをお開き願います。
初めに、1総括についてでありますが、令和5年度の事業計画は、市民皆スポーツをさらに推進するため、各種スポーツ教室及びスポーツ大会等を開催するとともに、市民体育館をはじめとする屋内体育施設や都市公園施設等の指定管理者として、市民サービスの向上に向けた管理運営を行うものであります。
次に、2スポーツ教室等開催事業から事業計画書の4ページの7自主事業までは、令和5年度に予定している事業内容を記載しております。
事業運営に当たりましては、これまでどおり、利用者の利便性に配慮した弾力性のある運営とサービスの提供を図りながら施設の利用を促進するとともに、利用者に満足していただけるよう努めていくこととしております。
次に、事業計画書の5ページ及び6ページをお開き願います。
令和5年度収支予定表の1予定収支予算書につきまして、まず、5ページの収入の部でありますが、1基本財産運用収入は、利息収入の1,000円を、2事業収入は、スポーツ大会参加料等の補助事業収入、屋外体育施設の維持管理業務等の受託事業収入及び市民体育館をはじめとする屋内体育施設等の指定管理料や利用料金等の指定管理事業収入として、3億1,050万3,000円を予定しております。
また、3補助金収入は、江別市からの補助金として4,098万9,000円を予定し、4雑収入300万1,000円を加え、当期収入合計額は3億5,449万4,000円を予定しているものであります。
次に、事業計画書の6ページに移りまして、支出の部でありますが、1補助事業費は、スポーツ大会開催事業費、健康体力づくり指導相談事業費、スポーツ指導者養成事業費及び事業管理費として4,404万6,000円を、2受託事業費は、屋外体育施設等の管理業務受託事業費として1,585万8,000円を、3指定管理運営費は、指定管理施設の管理運営費として2億9,226万1,000円を、4自主事業費は、事業に係る経費として227万9,000円を、5予備費として5万円を予定しており、その結果、当期支出合計額は3億5,449万4,000円となるものであります。
なお、事業計画書の7ページに予定正味財産増減計算書を、事業計画書の8ページに予定貸借対照表をそれぞれ記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
また、参考資料として、最後のページに令和4年度の決算見込みによる予定貸借対照表を記載しておりますので、御参照ください。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、教育部所管事項を終結いたします。
企画政策部入室のため、暫時休憩いたします。(10:35)

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(10:36)
2企画政策部所管事項、(1)報告事項、アの生涯健康プラットフォーム推進事業についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

デジタル政策担当参事:生涯健康プラットフォーム推進事業について御報告いたします。
資料の1ページを御覧ください。
1市民説明会についてでございますが、(1)目的につきましては、生涯健康プラットフォーム推進事業についての理解を深めてもらうため、各サービスの概要について周知を図るとともに、サービス利用者を対象に、スマートフォンやスマートウオッチの配付の方法や要件等について説明することとしております。
(2)日時は、令和5年2月21日火曜日としており、時間につきましては、午後6時30分から午後8時30分までの2時間を想定しております。
(3)会場は、江別市民会館小ホールとしており、(4)定員につきましては、会場参加は90名、オンラインでの参加も可能としております。
(5)プログラム(予定)と致しましては、記載のとおり、事業概要、各サービスの説明やスマートフォン及びウェアラブル端末、こちらはスマートウオッチのことでありますが、そちらの配付、貸与要件について御説明いたします。
2今後のスケジュール(予定)ですが、今ほど御説明いたしました野幌地区での市民説明会を2月21日に実施し、3月には、江別地区及び大麻地区での市民説明会を実施する予定としております。
そして、3月下旬には、生涯健康プラットフォームのサービス運用を開始する予定としております。
3その他と致しまして、デジタルデバイド対策の取組として、2月14日から16日まで、各公民館において、スマートフォンの購入を考えている方やスマートフォンを便利に使用したい方を対象とした集合型スマートフォン教室を開催し、さらに、3月には、スマートフォンの初心者向けの体験会として、移動型のスマートフォン教室を江別市役所前や各公民館で開催するなど、スマートフォンの操作に慣れていただく取組も併せて進めてまいります。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

佐藤君:(5)プログラム(予定)のオのところですけれども、スマートフォン及びウェアラブル端末の配付、貸与要件について書かれているのですが、ウェアラブル端末の種類や貸与要件について、もう少し詳しくお伺いします。

デジタル政策担当参事:機器の貸与要件でございますが、ウェアラブル端末はスマートウオッチのことを指すのですけれども、現時点では、江別市民でマイナンバーカードを持っている方とスマートフォンを持っている方を対象に貸与をする予定でございます。

佐藤君:貸与の要件ですけれども、もう少し具体的に、どのような感じで貸与されるのか、お伺いします。

デジタル政策担当参事:貸与の要件についてでありますけれども、マイナンバーカードを所有している方で、マイナンバーカードで本人の確認をすることが求められますことから、電子証明書が発行できる15歳以上の方を対象ということで検討しております。

佐藤君:貸与の期間や期限はあるのでしょうか。

デジタル政策担当参事:貸与の期間につきましては、現時点では2年間を想定しております。

佐藤君:2年経過した後は、どのような対応になっていくのでしょうか。

デジタル政策担当参事:現時点の想定では、2年後には返却していただくような形で考えております。

佐藤君:そうしますと、スマートフォンをお持ちではない方は、この事業は利用できないという考え方になるのでしょうか。

デジタル政策担当参事:スマートフォンに関しましても貸与することを考えております。
こちらにつきましても、原則、江別市民の方で、マイナンバーカードを持っていて、現在、スマートフォンをお持ちでない方には貸与するということで進めております。

佐藤君:そうしますと、期限が2年間で終了した後、もう一度貸与するという形になることもあるのでしょうか。

デジタル政策担当参事:貸与期間が過ぎた2年後に関しましては、現時点ではまだ詳細が決めきれておりませんので、事業者と協議してまいりたいと考えております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

稲守君:今の関連ですけれども、マイナンバーカードがなければ貸与はできないということでよろしいでしょうか。

デジタル政策担当参事:原則、マイナンバーカードを所有している方を対象にしようと考えているのですけれども、本事業を多くの方に知ってもらいたいということも考えておりますので、マイナンバーカードを持っていない方でも利用できる手法がないかということは、今、事業者と詰めているところであります。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

角田君:1点目は、今回の市民説明会及びスマートフォン教室を含めて、特に、今回のプログラムの内容についてオンラインで実施すると、その後のアーカイブというか、録画配信を行う予定はあるのですか。

デジタル政策担当参事:市民説明会の動画視聴配信ということですけれども、そちらにつきましては、当日配信をリアルタイムで見ていただくのに加えまして、後ほど、動画を見ていただけるような環境も整えたいというふうに考えております。

角田君:2点目は、今までの質疑を聞いていて分からなくなってきた部分があるのですが、アプリを個人のスマートフォンに入れるということですけれども、スマートウオッチも自分の持っているもので活用可能なのか、教えてください。

デジタル政策担当参事:本事業開始時点では、市が配付するスマートウオッチを使っていただくということになります。

角田君:今はということであれば、今後、そこまでの拡張性を持たせて、個人のものにも連動させる計画があるのでしょうか。

デジタル政策担当参事:将来的にはマルチデバイスに対応するようなものもできるのではないかということで、事業者といろいろな話をしているところであります。

角田君:拡張性を持たせたマルチデバイスで進めていくことが絶対必要だと思います。そういった意味で、ウェアラブル端末とスマートウオッチの貸与数の最終的な目標値は何台なのでしょうか。

デジタル政策担当参事:配付台数なのですけれども、スマートフォンにつきましては400台程度、スマートウオッチにつきましては、今年度は2,000台を目標としております。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略の改定についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総合計画・総合戦略担当参事:私から、第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略の改定について御報告申し上げます。
資料2ページを御覧願います。
1改定理由でありますが、初めに、江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略では、人口減少下にあっても、地方創生の観点により、江別市の特性を生かした施策の展開を目指しているところであります。
そして、このたび、建築後90年以上が経過する江別市旧町村農場の改修に関して、国の地方創生拠点整備タイプの交付金を活用することを見込んでおり、この交付金を活用する際には、総合戦略に施設名などを記載することが要件とされておりますことから、交付金の決定内示があった際に速やかに改定しようとするものであります。
次に、2主な経過と流れでありますが、この交付金を活用するに当たり、昨年11月から約2か月にわたって内閣府との個別相談を3回行い、本年1月には交付金申請を行ったところであります。
その後、江別市まち・ひと・しごと創生有識者会議と推進本部会議に対する報告を経て、本日、当委員会に報告するものでございます。
そして、今後、3月に交付金の交付決定の内示が予定されております。
次に、3改定内容(案)でありますが、資料3ページを御覧願います。
こちらは第2期江別市まち・ひと・しごと創生総合戦略の改定に係る新旧対照表であり、江別市旧町村農場の改修に当たり、重要業績評価指標、いわゆるKPIを加えることと致します。
なお、指標は、表の最下段の下線部分に記載のとおり、江別市旧町村農場への来館者数のうち、市内の他の観光施設等に周遊した、または、する予定の人数1万4,000人としております。
資料4ページを御覧願います。
具体的な取組でありますが、下線部分のとおり、江別市旧町村農場を改修し、酪農の歴史に触れる機会を充実させるとともに、江別市の魅力の一つである乳製品を販売する店舗等を整備し、市内の周遊観光を促進するとの文言を加えております。
なお、資料5ページでありますが、こちらは、先ほど申し上げたKPIを一覧に加えております。
資料2ページにお戻り願います。
次に、4改定月(予定)でありますが、交付金の決定が内示される本年3月を予定しております。
最後に、5その他でありますが、これまで教育部から当委員会に対して行った本件に関する報告を参考に記載しております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの江別市強靱化地域計画の見直しについてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総合計画・総合戦略担当参事:私から、江別市強靱化地域計画の見直しについて御報告申し上げます。
資料6ページを御覧願います。
1計画の概要及び見直しについてでありますが、強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法に基づき、市では、令和2年に江別市強靱化地域計画を策定いたしました。
また、市強靱化計画は、あらゆる大規模自然災害に備えるため、事前防災・減災と迅速な復旧・復興に資する施策を取りまとめた計画として、進捗管理及び必要な見直しを行うこととしておりますが、計画期間が令和5年度までとされていることから、令和5年度中に必要な見直し作業を行うことと致します。
次に、2見直し体制についてでありますが、市強靱化計画は、防災・減災の視点を持った計画であり、地域防災計画と関連することから、危機対策・防災を所管する総務部調整監と連携するほか、庁内推進本部会議での協議を行いながら見直しを進めることと致します。
次に、3見直し作業・スケジュールの予定についてでありますが、本年10月に見直し作業を開始し、令和6年1月に素案を作成、2月から意見公募を行い、3月に完成、公表を予定しております。
次に、4その他でありますが、国土強靱化基本法では、地方公共団体において国土強靱化地域計画を策定することができる旨の規定があり、策定義務にはなっていないものの、同計画の策定が特定の交付金等の交付要件とされていることなどから、令和4年度には、北海道の全市町村において策定済みであることを確認しております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、エの第7次江別市総合計画策定に係る取組状況と今後のスケジュールについてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総合計画・総合戦略担当参事:私から、第7次江別市総合計画策定に係る取組状況と今後のスケジュールについて御報告申し上げます。
資料7ページをお開き願います。
次期の第7次江別市総合計画は、令和6年度の開始に向けて、令和3年度から策定作業を行っているところでありますが、本日は、これまでの取組状況と今後のスケジュールについて御報告申し上げます。
1これまでの主な取組でありますが、これまで行ってきた主な取組は、表に記載のとおりでありますが、令和3年度には、主に策定方針の作成以降、市民アンケート調査のほか、えべつの未来づくりミーティングなどの市民参加の取組を行ってまいりました。
また、令和4年度には、将来人口推計をはじめ、市民参加の取組で得られた様々な意見を踏まえながら、次期総合計画の骨子作成に向けた全庁的な作業を行い、現在は、昨年8月に設置した江別市行政審議会において審議いただいているところであり、これまでに全体会4回と、2つの専門部会がそれぞれ1回開催されたところであります。
資料8ページを御覧願います。
次に、2第7次江別市総合計画庁内検討会議の開催状況でありますが、総合計画は市の最上位計画に位置づけられている重要な計画であることから、理事者及び部長職で構成する会議など、3つの会議を設置して、適宜進捗状況を報告しながら、目指すまちの姿などについての検討と協議を行ってまいりました。
なお、これまでの取組結果や会議内容については、毎回、全職員に情報発信を行い、また、情報共有を図りながら策定作業を進めているところでございます。
資料9ページを御覧願います。
次に、3総務文教常任委員会への報告等でありますが、次期総合計画の策定作業開始以降、適宜、状況報告などを行ってきたところであり、開催日と議題については、表に記載のとおりであります。
次に、4令和5年2月以降のスケジュール(予定)でありますが、(1)江別市行政審議会における審議の継続では、昨年8月に設置した審議会を引き続き開催し、本年6月頃に答申を頂けるよう作業を進めてまいりたいと考えております。
次に、(2)議会提案でありますが、当市の総合計画は、平成25年に制定された江別市総合計画の策定等を議会の議決事件として定める条例により、議会の議決を要することから、令和6年4月のスタートを目指して、令和5年度に議案の提出を予定しております。
資料10ページを御覧願います。
次に、(3)参考でありますが、策定方針で示している総合計画の策定スケジュールの概要を掲載しております。
最後に、別冊資料1を御覧願います。
本資料は、次期総合計画の策定に当たり、現行の総合計画を振り返って、現時点における検証を行い、次期総合計画の策定作業に生かすことを目的に作成したものであります。
各政策に関する検証結果の説明は割愛いたしますが、全体の達成傾向などの概要について御説明申し上げます。
別冊資料の1ページを御覧願います。
1概要の(1)初めにでありますが、次期総合計画の策定に当たり、現行の総合計画で掲げた指標の推移や達成傾向のほか、現行の総合計画の期間中における主な取組、成果及び課題などをまとめたものであります。
次に、(2)政策の成果指標についてでありますが、現行の総合計画は、9つのまちづくり政策で構成されており、政策ごとに掲げられた指標の数の合計は27項目ありますけれども、このたびの検証の結果、20項目が達成し、達成率は74.1%でありました。
次に、(3)取組の基本方針ごとの指標についてでありますが、まちづくり政策には、それぞれ取組の基本方針が設けられ、この方針の指標は全52項目ございます。このうち、現時点で達成している指標は30項目であり、達成率は57.7%でございました。
別冊資料の2ページを御覧願います。
左半分に記載の表は、今ほど申し上げました取組の基本方針ごとの指標の達成率を方針ごとに示したものであります。
次に、(4)新型コロナウイルス感染症による影響についてでありますが、このたびの検証作業を行うに当たり、令和2年当初から続く新型コロナウイルス感染症は、事業の実施などに大きな影響を及ぼし、その結果、指標の達成が困難となっている状況が見られることから、状況を把握し、どの程度の影響があるのかについての調査も併せて行うことと致しました。
なお、1政策の成果指標についてと2取組の基本方針ごとの指標について共に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた指標は、達成率が低い状況にあり、特に、2取組の基本方針ごとの指標についてでは、影響を受けた項目の達成率は、受けていない項目よりも約30ポイント低い状況にありました。
一方で、資料にも記載しておりますが、定住に関する相談対応件数や証明書のコンビニ交付件数の指標では増加しているなど、新型コロナウイルス感染症が実績を押し上げたと思われる指標もございました。
なお、別冊資料の3ページ以降は、現行の総合計画期間内における政策ごとの主な取組のほか、成果や課題について、9つの政策ごとの検証結果をまとめたものであり、各部局における次期総合計画の策定の材料としたほか、江別市行政審議会にも提出し、審議の材料にしていただいたものであります。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

岡君:第7次江別市総合計画のスケジュールのところでお伺いします。過去の説明では、えべつまちづくり未来構想の骨子が今年度中で、えべつ未来戦略については、令和4年度に協議を進めるけれども、実質的な審議は令和5年度からという報告を受けていたように記憶しております。全体の答申が6月ということだと思うのですけれども、以前のスケジュール感よりは早まっているというふうに受け止めていいのかどうか、その辺を伺います。

総合計画・総合戦略担当参事:構想と戦略の進め方でございますが、構想につきましては、現在も江別市行政審議会で審議を頂いているところでございます。
そして、戦略については、令和4年度のうちに庁内の公募職員や課長職、次長職から成る庁内検討会議の中で検討をしていきたいと考えております。
改選後、この戦略について、新たな市長と協議を行いながら案を固めていきたいと思っております。
それは令和5年5月、6月、2か月程度をかけながら完成させたいと思っておりまして、その後、6月中には江別市行政審議会の御意見も頂きながら、6月、7月にかかるかもしれませんが、その辺りで答申を頂きたいというふうに考えております。

岡君:改選後の新市長との調整というのは、5月、6月の2か月ぐらいで進めていくスケジュール感ということで理解しましたが、そういうことでよろしいでしょうか。

総合計画・総合戦略担当参事:岡委員のおっしゃるとおりですが、総合計画に関しては、理事者と集中的に時間をかけて、構想、これまでの経過、また、戦略についてもお話をしながら協議、調整をしてまいりたいと考えております。

岡君:次に、別冊資料の第6次江別市総合計画の検証についてですけれども、これも昨年のこの委員会で御指摘をさせていただいたのですが、様々な指標が市民アンケート調査から取ったものになっているというところで、それ自体は非常にいいことだと思っています。ただ、目標値に対して達成しているか否かを判断するときに、統計上の誤差の問題が常に発生しますということで、そういった点については注意いただきたいというお話を、これそのものではないですが、企画政策部からの報告のときにさせていただきました。
今回も、正確な数字は分かりませんが、多分、数%の統計誤差が出ると思うのですけれども、例えば、1%でも上がったから、上がっていると判断するのは間違っているわけです。逆に、1%下がったから、下がっているとも言えない。それは誤差の範囲で、変わっていないという判断をするのが統計的には正しいと思うのですけれども、その辺りの統計データの処理の仕方について、どのようにお考えになっているのか、お伺いします。

総合計画・総合戦略担当参事:統計誤差の件についてでございますが、基本的には、当初把握した数値を引き上げていく、または、維持していくといったような目標を掲げながら進めてきております。母数が変わったり、対象者が変わったり、人数が変わったりということもございますが、その辺の誤差も把握はしておりますけれども、その誤差を補正する作業がなかなか困難なことから、今回に関しては、初期値と目標値と現状値を単純に比較して達成率を掲げたところでございます。
一方で、今回の検証を行うに当たっては、誤差の話もございますが、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けており、様々な事業でイベントや活動が実施できないといったようなことが非常に多くございました。
現在は、感染者数の増減がある中でも、感染対策を万全にしながら行っているところでございますが、今回の検証作業の視点と致しましては、このような状況を踏まえて、達成率をどのように達成したかどうかということに主眼を置くよりも、これまでの取組と成果、そして、新型コロナウイルス感染症が与えた影響を踏まえた今後の課題を全庁的に考えることに力点を置いた構成にしておりまして、次期の第7次江別市総合計画でのまちづくりに生かす材料にしてまいりたいと考えております。

岡君:コロナ禍に関しては、入場者数などに影響して実数として出るのでいいですし、もちろんコロナ禍の影響が市民アンケートに出ているところも多分にあることは理解するところですけれども、誤差の話とは違う観点なのではないかと考えます。
あとは、達成率について、ある意味重視していないという御答弁だったと思うのですけれども、それなら別冊資料の1ページの書き方は何なのかという話になってくるわけで、言っていることと書かれている内容が違うのではないですかというところがあります。
私のお願いとしては、一言、統計誤差は考慮していませんといったようなことを書かないと、考慮していないというのは統計的には全く意味がないことをしているということになって、おかしな話ではあるのですけれども、そういった注釈や何なりを記載しておかないと、見る人が誤った受け止め方をしてしまうと思います。その辺りはどのようにお考えか、改めてお伺いをします。

総合計画・総合戦略担当参事:この検証結果につきましては、ホームページ等で公開をしてまいりたいと思いますので、注釈等についてもしっかりと加えながら進めてまいりたいと考えております。

岡君:よろしくお願いします。
先ほどの教育部の調査でもそうですけれども、今、指摘した内容は、市のアンケート調査全てに言える話でございます。今後、企画政策部として統計的に誤ったものを出すことがないように注意していただきたいと思うのですけれども、企画政策部長か企画政策部次長からコメントがあれば伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

企画政策部次長:統計を踏まえた資料の出し方というお話ですが、今おっしゃった意見等も参考にしながら、今後、資料の在り方というものにつきまして検討していきたいと思います。

岡君:ぜひ全庁的な対応をお願いしたいと思います。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。(11:11)

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:14)
次に、オの地域公共交通活性化協議会についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

公共交通担当参事:それでは、私から、令和4年度第2回江別市地域公共交通活性化協議会の開催結果について御報告いたします。
資料の11ページを御覧ください。
開催日時等は、記載のとおりです。
次に、当日の内容ですが、報告事項が1件、協議事項が2件ございました。
主な概要を説明いたします。
まず、報告事項の1江別市地域内フィーダー系統確保維持計画の認定については、北海道中央バス株式会社が運行する野幌見晴台線について、国の補助金を活用するために、当協議会で令和4年6月に作成した地域計画の内容が国から承認を受けた旨、報告されたものです。
次に、協議事項の1JR野幌駅北口からボールパーク間の実証運行については、北広島市内に建設中の北海道ボールパークへのアクセスについて、運送事業者から新たに路線を引くに当たり、道路運送法第21条に基づく実証運行の提案があったことから、内容について協議が行われ、承認されたものです。
次に、2次期公共交通計画については、江別市地域公共交通活性化協議会から事業委託を受けているコンサル事業者が行った各種調査結果について報告されたものと計画の骨子案について協議が行われ、承認されたものです。
続きまして、資料の12ページを御覧ください。
これ以降は、当日協議会で使用された資料から主なものを抜粋したものです。
資料の12ページは、先ほどの協議事項1に係る協議会資料で、JR野幌駅北口からボールパーク間の実証運行に係る経緯、事業概要、スケジュール案を説明したものです。
また、次のページが運行経路図となります。
次に、資料の14ページを御覧ください。
こちらは、協議事項2の江別市地域公共交通活性化協議会資料で、次期公共交通計画の各種調査結果概要を説明したものです。
資料の14ページが路線バスのOD調査、乗降調査結果概要資料で、全体分析の資料となります。
次の資料の15ページが、同じく路線バスOD調査の再編バス路線の分析の資料となります。
次の資料の16ページから17ページにつきましては、市民アンケート調査結果概要資料で、資料の18ページから19ページは、路線バス利用者アンケート調査結果概要の資料となります。
最後に、資料の20ページは、江別市地域公共交通計画骨子(案)の全体像の資料となります。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、企画政策部所管事項を終結いたします。
総務部入室のため、暫時休憩いたします。(11:18)

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:20)
3総務部所管事項、(1)報告事項、アの本庁舎建設基本構想(案)に係る意見公募(パブリックコメント)の結果についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

庁舎耐震化担当参事:本庁舎建設基本構想(案)に係る意見公募(パブリックコメント)の結果について御報告いたします。
資料の1ページをお開き願います。
記載の募集期間で意見公募(パブリックコメント)を実施した結果、7名の方から37件の御意見を頂きました。
意見に対する考え方の区分は、A意見を受けて構想に取り入れるものが1件あったほか、資料記載のとおりで、寄せられた意見に対する市の考え方は、資料2ページから20ページのとおりであります。
この結果については、当委員会の後、御意見を頂いた方に送付するとともに、市ホームページでの公開を予定しております。
意見を受けて構想に取り入れたものですが、別冊でお配りしております基本構想38ページをお開き願います。
各事業手法の特徴について、5か所の記載を修正しております。
1つ目は、PFI方式の上から2行目の建物の所有について、基本的に事業期間内は民間としておりましたが、PFI方式の中でも、BOT方式であれば建物の所有は民間となりますが、BTO方式であれば建物の所有は市となるため、表中の記載を市または民間としております。
2つ目から4つ目は、4行目のスケジュールの見通しですが、DB方式、ECI方式、PFI方式について、全国において、それぞれの方式による整備事例が見られるようになったことから、もともと記載しておりました庁舎整備事例が少なく、スケジュール等の見通しが立てにくいとの記載を削除しております。
5つ目は、PFI方式の一番下の行の地元企業の参画について、PFI方式の事業を推進できる地元企業が限定的であると想定されると記載しておりましたが、PFI方式の事業を推進できる地元企業が限定的だが、JVでの参画は可能と想定されるに修正しております。
なお、1月12日に第4回本庁舎建設基本構想検討委員会を開催し、意見公募(パブリックコメント)の結果を受けて、基本構想案を一部修正することについて御報告しております。
その後、2月1日に庁内検討委員会を開催し、別冊資料の基本構想(案)を最終案とすることを確認しており、本日の委員会報告の後、基本構想を決定したいと考えております。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

岡君:報告自体はパブリックコメントの結果ということですけれども、これで基本構想が出来上がってくることになるかと思いますので、若干質疑をさせていただきます。
ただいま修正された部分の説明がありましたけれども、非常に詳しい内容のパブリックコメントを頂きまして、それに基づいて修正されたということかと思います。基本的には、行政主体にするか民間主体にするかは基本計画で考えますといったような書き方になっていますし、資金の計画についても、基本計画で考えていきますといったような回答をされているわけです。
実際に進めるに当たって考えていかなければいけないコアな部分については、基本計画に投げますという言い方は変ですけれども、今回の段階では考えずに、基本計画の段階で考えていく、こういう考え方を示されているという理解でいいのか、御説明をお願いします。

庁舎耐震化担当参事:今、委員がおっしゃったとおり、事業の手法や盛り込む機能あるいは機能に伴う平方メートル数などについては、基本計画の中で検討するということで考えているものでございます。

岡君:そうはいっても、仮に、民間主体といったようなことを考える場合には、江別市がよく実施していますけれども、野幌若葉町市有地の活用で行ったサウンディング型市場調査のような、民間からどういう提案を頂けるのかという案のさらに案のような、例えば、江別高校跡地でどういったことが考えられるかみたいなことをお伺いしないことには、基本計画の俎上にのせるものすら出てこないかと思います。
それは基本計画で考えるという話なのかもしれませんけれども、その辺りは現状でどのように考えているのか、お伺いします。

庁舎耐震化担当参事:次年度以降という言い方になると思いますけれども、基本計画の中では、民間が提案をすることができるのか、その価値があるのかというところの調査についても、基本計画の中で一緒に行う予定で考えているところです。

岡君:来年度、骨格予算の中には基本計画も入ってこないというふうにお伺いをしているところですけれども、新市長の下、基本計画に入るかどうか、肉づけの予算でつけていくかどうかは、調整の上、予算として出される、出されないを考えていくという理解でよろしいですか。

庁舎耐震化担当参事:基本計画に進むかどうかについては、令和4年第4回定例会で御答弁しておりますとおり、新たな体制で決定をするということで、それについては、今も変わっているものではございません。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

相馬君:今回、意見に対する考え方がAというパブリックコメントが出て、修正により中身が変わったということに対して、このコメントが出るまで、市側としては考えていなかったことだったのか、それとも、熟慮したけれども、表現としては出さなかったということなのか、別冊資料の38ページの5項目が変わったことの市側の考えについてお聞きします。

庁舎耐震化担当参事:パブリックコメントで御意見を頂いたことを受けて、より正確性を期すために、こういった表現のほうがいいだろうということで修正をしたところでございます。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの地方税共通納税システム税目追加に伴うQRコードを活用した納付の開始についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

納税課長:地方税共通納税システム税目追加に伴うQRコードを活用した納付の開始について御報告いたします。
資料の21ページをお開き願います。
まず、1電子納税の現状についてでありますが、令和元年10月1日から、地方税共同機構が運営する地方税共通納税システムにより、法人市民税、市道民税(特別徴収)について、ダイレクト納付やインターネットバンキングによる電子納税が開始されております。
次に、2対象税目及び納付方法の追加、(1)概要でありますが、令和5年度から、地方税共同機構による共通納税システムの整備により、電子納税が可能となる税目が追加されるとともに、地方税統一QRコードが納付書に新たに付され、パソコンやスマートフォンからクレジットカードなどで納付ができるようになるものであります。
QRコードによる納付対象税目は、(2)のとおり、固定資産税・都市計画税、軽自動車税(種別割)であります。
次に、(3)新たに可能となる納付方法でありますが、1地方税お支払サイトによる納付方法と致しまして、パソコンやスマートフォンで納付書のQRコードをカメラで読み取りなどし、クレジットカードやインターネットバンキングで納付するものであります。
次に、2スマートフォンアプリによる納付方法と致しまして、スマートフォンアプリで納付書のQRコードをカメラで読み取り、納付するものであります。
次に、3指定金融機関・収納代理金融機関以外の金融機関での納付方法と致しまして、全国のQRコード対応可能な金融機関の窓口で納付するものであります。
これらQRコードによる納付の開始時期は、(4)のとおり、令和5年4月1日からであります。
次に、これまでの経過と致しましては、(5)のとおりでありまして、今年度において、市基幹系税務システムの改修及び各システム間の連動試験、納付書の校正を実施済みであります。
今後の予定と致しましては、3のとおり、納税者に対し、周知・広報をすることを考えており、市ホームページと広報えべつへの掲載のほか、納税通知書の発送時に案内文書を同封するなどの対応を予定しております。
次に、資料の22ページを御覧願います。
このページでは、QRコードを活用した納付のイメージを記載しております。
まず、1に納付の流れを記載しております。市から納税者宛てにQRコードを印刷した納付書を送付、納税者は各納付方法で納付し、納付データが共通納税システムを通して市に伝送されるものとなっております。
次の2に、QRコードが印字された納付書のイメージを記載しております。丸で囲んでいる部分にQRコードが印字されるというものであります。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

佐藤君:納付の仕方ですけれども、これまでコンビニ納付があったのですが、それは今後もできるのかどうか、お伺いします。

納税課長:これまでの納税方法の御質疑ですけれども、引き続き利用が可能ですので、コンビニ収納だけではなくて、窓口、口座振替も同様に利用が可能になっております。

佐藤君:今回、システムを新たに改修されるということですけれども、改修費用は幾らぐらいかかるのか、お伺いします。

納税課長:今、手元に資料がないのですが、それぞれの課税のシステム、我々の収納の消し込みのシステム、そして、地方税共通納税システムの連結システム等の費用ということで、既にこれは改修しています。
費用については、申し訳ございませんが、手元に資料がございません。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。

角田君:来年度予算になってしまうのですけれども、システム利用料などの負担はあるのかどうか、それをどの程度見込んでいるのかについてお伺いします。

納税課長:共通納税システム自体のシステム利用料というのは、既存のシステムではないので発生しません。これは既存のシステムで、LGWANの回線料などを使用しておりますので、それは納税課の担当ではないのですが、今までどおりの状況だったと思います。
そこについては、担当が別の部局になるものですから、手元に資料がないため、お答えできません。

角田君:便利になることはいいことだけれども、手数料がどれぐらいかかるのかという部分がある程度明確化されることが必要だと思います。総務部財務室長がいるから答えられるだろうと思っていたのですが、こういう報告する場合、財政的な負担がどれぐらいかかるのかお知らせいただきたいと思います。
今後、いろいろなシステムが共通化される中で、財政への影響についても一定程度情報を頂きたいと思いますので、今回は改めての要求はしませんが、よろしくお願いします。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウの財産の処分についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

契約管財課長:財産の処分について御報告いたします。
資料23ページを御覧願います。
初めに、土地の売却の場合は、予定価格が2,000万円以上かつ面積が5,000平方メートル以上のものを当委員会へ報告することとなっております。
売却財産について、土地は8筆、建物は7棟であり、売却財産の概要については、資料に記載の4案件であります。
案件1大麻北町520番2ほか計4筆は、地目は宅地及び雑種地、面積2万969.62平方メートル、はやぶさ運動広場及び文化財整理室の跡地の売却として、昨年6月11日に開催された当委員会にて、売却手法については公募型プロポーザル方式により行う旨を報告していたものです。
12月に選定事業者を選定し、代表法人である拓豊開発株式会社へ2億5,000万円で売却しようとするものです。
案件2新栄台78番1及び78番2は、地目は宅地、面積2,512.25平方メートルを公募により一般競争入札した結果、1億300万円で売却したものです。
案件3東野幌本町5番43は、地目は宅地、面積420.92平方メートルを公募により一般競争入札した結果、2,912万1,100円で売却したものです。
案件4野幌代々木町53番5は、江別第二中学校の旧校長・教頭住宅の建物つきの土地であり、地目は宅地、面積617.28平方メートル、建物の面積185.48平方メートルを公募により一般競争入札した結果、4,796万1,557円で売却したものです。
参考として、資料24ページ以降に、今回、売却した財産の位置図を添付しておりますので、御参照ください。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

角田君:案件2から案件4までの一般競争入札参加数を教えてください。

契約管財課長:案件2新栄台78番1、78番2につきましては、応札事業者数は3者となります。
案件3、案件4につきましては、応札事業者数は1者となります。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、(2)第1回定例会予定案件、アの財産の処分(はやぶさ運動広場及び文化財整理室跡地)についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

契約管財課長:第1回定例会に報告を予定しております財産の処分(はやぶさ運動広場及び文化財整理室跡地)について御説明いたします。
資料26ページを御覧願います。
先ほどの報告事項、財産の処分についてのうち、案件1大麻北町の土地・建物については、売却予定価格が2,000万円以上、かつ、土地の面積が5,000平方メートル以上の売払いとなりますことから、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、第1回定例会に提案しようとするものであります。
1売却財産の概要について、今回処分しようとする財産の所在地、種類、面積は、記載のとおりであります。
2事業者選定については、公募型プロポーザル方式により、昨年12月20日に選定委員会において記載のとおり選定したところです。
3契約の相手方については、2で選定した事業者の代表法人である拓豊開発株式会社であり、4以下に記載のとおり、随意契約において2億5,000万円で、去る1月19日に仮契約を締結したところであります。
参考として、資料27ページに、今回、売却しようとする財産の位置図を添付しておりますので、御参照ください。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。

佐藤君:1点だけ確認させてください。
選定方法のところで、どのような提案だったのか、お伺いします。

契約管財課長:事業者からの提案では、当該地に宅地63区画、子育て支援施設を誘致する予定となっており、そのほか、1,000平方メートルの公園を造るということで提案がございました。

佐藤君:前回の委員会での提案4件の中に、雪対策にも配慮するということが書かれていたのですけれども、その辺りの御提案はどうだったのでしょうか。

契約管財課長:雪対策の関係でございますが、事業者からの提案では、全宅地に融雪槽の設置及び宅地内雪堆積スペースの確保、それと、カーポートを推奨していきたいという提案がございました。

委員長(諏訪部君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの令和5年度江別振興公社の事業計画についてを議題と致します。
本件に対する説明を求めます。

契約管財課長:第1回定例会に報告を予定しております令和5年度江別振興公社の事業計画について御説明いたします。
別冊資料の第55期令和5年度株式会社江別振興公社事業計画書を御覧ください。
令和5年度の事業計画につきましては、株式会社江別振興公社の取締役会の議決を経て、市に提出されたものであります。
別冊資料の1ページをお開き願います。
令和5年度の事業でありますが、(1)総括に記載のありますとおり、指定管理者として公民館等の管理運営業務を引き続き行うとしております。
なお、3行目となりますが、令和4年度から電気料金の高騰が経営を圧迫する形となり、令和5年度については赤字計画を組むこととなりましたが、経費の節減に努め、指定管理者として適切に管理運営を行うとしております。
(2)指定管理者事業計画でございますが、公民館等の管理運営業務に係る令和5年度の指定管理料は、消費税抜きの金額で1億5,434万3,000円を予定しております。
次に、別冊資料の2ページの事業内容でございますが、指定管理者として、1子育て支援事業から、別冊資料の3ページの5むすぶ(交歓)事業までに記載の各事業の実施を予定しております。
次に、別冊資料の5ページをお開き願います。
予定損益計算書でありますが、1売上高につきましては、公民館等指定管理料収入等1億7,234万7,000円を予定しております。
一方、2売上原価につきましては、各施設の受託事業原価が1億7,668万1,000円、その他事業原価がイルミネーション事業費の181万8,000円、また、3販売費及び一般管理費につきましては、982万1,000円を予定しております。
これらの営業収支に営業外収益を加え、法人税等を精算いたしますと、当期純損益として1,481万3,000円の損失を予定するものであります。
なお、別冊資料の4ページに予定貸借対照表、別冊資料の6ページと7ページに各施設の運営費等の予定明細書をそれぞれ記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。
また、最後のページに、令和4年度の決算見込みとして、令和5年3月31日現在における予定貸借対照表を参考として添付しております。
令和4年度の当期純損益としては792万円の損失が見込まれ、繰越利益剰余金は4,863万2,000円の予定であります。
以上です。

委員長(諏訪部君):ただいまの説明に対し、質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、ウのその他について説明を求めます。

総務部長:第1回定例会の予定案件につきましては、ただいま御説明しましたほか、人事案件を予定しております。
総務部所管としましては、固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、議会の同意をお願いすることとなりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(諏訪部君):各委員におかれましては、ただいま説明のありましたとおり、お含みおき願います。
これをもって、総務部所管事項を終結いたします。
総務部退室のため、暫時休憩いたします。(11:49)

※ 休憩中に、第1回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(諏訪部君):委員会を再開いたします。(11:50)
次に、4第1回定例会の委員長報告の有無については、行わないことと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、5その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(11:51)