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経済建設常任委員会 令和4年8月23日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年11月23日更新

(開会前)

※ 日程確認

(開 会)

委員長(高間君):ただいまより、経済建設常任委員会を開会いたします。(9:59)本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
水道部入室のため、暫時休憩いたします。(9:59)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:00)
1水道部所管事項、(1)報告事項、アの令和4年度工事契約状況(8月5日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

総務課長:令和4年度工事契約状況(8月5日現在)について御報告いたします。
資料1ページをお開き願います。
令和4年度の工事予定額は、水道工事が13億209万960円、下水道工事が8億7,138万4,080円、合計で21億7,347万5,040円を予定しております。
契約状況については、水道工事の契約金額は、18件の9億596万3,960円で、工事予定額に対する契約率は、69.6%であります。
下水道工事の契約金額は、16件の4億8,324万4,080円で、契約率は、55.5%であります。
全体では、契約金額は、34件の13億8,920万8,040円で、契約率は、63.9%となっております。
次に、資料2ページ、資料3ページをお開き願います。
契約金額が130万円を超える契約状況について、水道工事と下水道工事に区分し、工事名、予定価格、契約金額、落札率、工期、請負業者名を記載しておりますので、御参照願います。
なお、水道工事、下水道工事のいずれも契約金額が130万円以下の工事はありませんでした。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:この時期ですので、まだ期間も残っていますから、心配することではないと思いますけれども、下水道工事の契約率が55.5%ということで令和3年度に比べて少し低いのですが、この後、少し金額の大きな工事が予定されているということでしょうか。

総務課長:下水道工事の契約率が下がっておりますのは、日付の関係で集計に含まれなかった契約が数件あります。8月19日時点では、約70%の契約率となり、例年並みの水準となります。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
次に、イの大規模工事の概要についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

水道整備課長:私から、大規模工事の概要について御報告申し上げます。
資料の4ページをお開き願います。
1工事概要でありますが、工事名は、江別市水道施設整備事業大麻低区線外配水本管布設替工事2工区です。
契約につきましては、5月25日に入札を執行し、龍田・吉田共同企業体と税込み額2億8,930万円で、5月27日に請負契約を締結したところであります。
工期は、令和5年2月28日までとなっております。
工事内容ですが、配水本管を布設する目的と致しましてダクタイル鋳鉄管GX形口径400ミリメートルは、昭和41年に布設された老朽管更新のため、基幹管路等耐震化計画に基づき、昨年度に引き続き耐震管へ布設替えするものです。
次に、ダクタイル鋳鉄管GX形口径250ミリメートルは、野幌若葉町高台地区への安定した水道水供給のため、こちらも昨年度に引き続き耐震管を新設いたします。
また、撤去するダクタイル鋳鉄管口径400ミリメートルは、過年度にて布設替え工事が完了した大麻送水管の廃止した管であり、今回の工事に伴い撤去いたします。
資料の5ページをお開き願います。
従来の水道管と耐震管の違いは、地震などの揺れに対して管の継ぎ手部が抜け出さない構造となっております。
資料の図を御覧ください。
右の赤枠がGX形を含む耐震管の構造であり、耐震管には、挿し口部に突部、受け口部にロックリングがあり、受け口から抜け出そうとする力が加わっても引っ掛かり抜けません。
従来の管には、この突部やロックリングがないため、継ぎ手部が抜けて漏水するおそれがあります。
下の写真は、耐震管をつり上げた実験状況の写真です。
一つの継ぎ手が最大まで伸び、隣の管を引っ張りながら次々と継ぎ手が伸縮、屈曲し、管路全体で地盤の変位を吸収するような構造であります。
耐震管はマグニチュード6.5程度、震度で言いますと6強クラスの直下型地震でも耐える管となっており、兵庫県南部地震や東北地方太平洋沖地震等の震度6強から震度7クラスの巨大地震においても被害がありませんでした。
また、GX形の特徴として、一般継き手と同等のコストであることや施工性が向上されたことに加え、外面塗装の耐食性向上により100年以上の長寿命が期待されています。
水道部では、基幹管路等耐震化計画に基づき、安全・安心な水道水の安定供給を図るため、今後も耐震管への更新に努めてまいります。
続きまして、2件目の大規模工事の概要について御報告申し上げます。
資料の6ページをお開きください。
1工事概要でありますが、工事名は、江別市水道施設整備事業上江別浄水場中央監視システム更新工事です。
契約につきましては、8月3日に入札を執行し、北弘電・江別興陽共同企業体と税込み額3億5,090万円で、8月5日に請負契約を締結したところであります。
工期につきましては2か年を予定しており、今年度は電子機器の製作を行い、来年度、電子機器据付け、プログラム設定、配線工事及び試運転調整を行いますことから、工期末は令和6年3月15日までとなっております。
工事内容ですが、水質、水量、水圧等の監視を行う監視制御パソコン、水運用計画作成等を行う水運用パソコンほかの更新を行うものです。
資料の7ページをお開き願います。
上江別浄水場中央監視システムは、市内の水道水全体の水質、水量、水圧等の情報を管理する非常に重要なシステムであり、主に監視制御パソコンと水運用パソコンにより構成されております。
今回、電気設備の標準耐用年数である15年を超過し、老朽化により更新いたします。
資料中段から下段の左側は、監視制御パソコンであります。
機能としては、市内各所の水質、水量、水圧等のデータを集約・監視し、上江別浄水場で使用する機械や電気設備に運転及び停止命令を出す役割を担っております。
資料中段から下段の右側は、水運用パソコンであります。
機能としては、毎日、どれくらいの水をつくる必要があるのかを過去の実績から予測し、配水池運転計画の作成や年報、月報、日報の作成等の役割を担っております。
また、資料上段右側のように、漏水が疑われるような異常配水量を、浄水場だけでなく水道庁舎でも監視可能なシステムの更新等を併せて実施いたします。
水道部では、良質で安全な水道水の安定供給を図るため、今後も計画的な水道施設の更新に努めてまいります。
以上です。

委員長(高間君):ただいま、報告を頂きましたが、初めに、大麻低区線外配水本管布設替工事2工区について質疑ございませんか。

島田君:単純な質疑ですけれども、今回布設する位置図を見る限り、布設する距離と既設のものを撤去する距離が異なるのですが、この点はどういう状況なのでしょうか。

水道整備課長:令和3年度や過去に一部撤去済みのため、令和4年度の布設距離と撤去の延長距離が異なっております。

島田君:もう1点、今回、新しくこのGX形という耐震性のあるものを布設するのですけれども、これは今まで何割ぐらい、工事が終わっている箇所があるのでしょうか、分かれば教えてください。

水道整備課長:江別市では、基幹管路の耐震化工事にGX形というのを使っておりまして、江別市全体では、現在、基幹管路の耐震化は23.4%となっておりまして、それがGX形に相当するものになります。
延長距離で言いますと、2万5,812メートル程度となっております。

島田君:その点は了解しました。
それで、今、このGX形を布設するのですけれども、今までこれより精度のいいものを使われたことはありますか。耐震性も含めて、これが一番精度がいいのでしょうか、そういったものがこのGX形でしょうか。それとも、もっと精度のいいものがあるのでしょうか。例えば、軽量で施工しやすいなど、今までそのようなものを使ったことはあるのでしょうか。

水道整備課長:現在の最新の管の種類がこのGX形というものでございます。ですので、軽量かつ施工性がよく、100年ぐらいもつという最新の管種が、このGX形と言われているものでございます。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。

石田君:今回の工事に関して、住民に対する周知や断水というのはどのような感じになっているのでしょうか。

水道整備課長:住民の周知に関しましては、工事前に個別に御挨拶に回っております。
また、断水に関しましては、切替え工事がある場合に関しては、事前にビラを入れまして、断水の予告をして実際に行っております。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
次に、上江別浄水場中央監視システム更新工事について質疑ございませんか。

干場君:まず、今回、請負者として北弘電・江別興陽共同企業体に決定したということですけれども、株式会社北弘電社という会社は、これまで何度か請負業者として登場してきたという理解でよろしいか、お伺いします。

水道整備課長:江別市内の特に下水道の工事でよく受注している業者でありまして、今回、水道のほうで工事の受注をされております。

干場君:今回、上江別浄水場中央監視システム更新工事ということで、この請負者は、札幌市に本社がある会社だと思いますけれども、今回の報告を受けて会社についていろいろと調べてみますと、会社の有価証券報告書等の虚偽記載で課徴金納付命令勧告を受けているというような情報が入ってきたのですが、同じ会社ではないのでしょうか。そことは全く関係ないということでよろしいでしょうか。気にかかったものですから、確認という意味でお伺いします。

委員長(高間君):暫時休憩いたします。(10:16)

※ 休憩中に、答弁調整を行う。

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:17)

水道部長:干場委員の御質疑でございますけれども、今のところ、そのような事実確認はしておりませんが、御指摘いただきましたので、水道部として調査したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
全体を通して質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、水道部所管事項を終結いたします。
建設部入室のため、暫時休憩いたします。(10:18)

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:19)
2建設部所管事項、(1)報告事項、アの令和4年度工事契約状況(8月5日現在)についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。

管理課長:令和4年度の建設部に係る8月5日現在の工事契約状況について御報告いたします。
資料の1ページを御覧ください。
初めに、令和4年度の工事予定額でありますが、土木工事は15億175万1,000円、建築工事は20億1,876万円、総額35億1,451万1,000円であります。このうち、8月5日現在の工事契約状況でありますが、土木工事は、契約件数は36件、契約金額は13億6,719万円、工事予定額に対する契約率は91.0%となっております。
また、建築工事は、契約件数が26件、契約金額は17億7,072万6,540円、契約率は88.0%であります。
全体では、62件、31億3,791万6,540円、契約率は89.3%となっております。
それぞれの工事名、契約金額等につきましては、資料の2ページに記載しておりますので、御参照ください。
以上です。

委員長(高間君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。

高橋君:確認ですけれども、建築工事のほうで落札率が92.00%の工事が幾つか並んでいて、これは水道工事も同じように92.00%というのが幾つかあります。これは落札率も低めですので、問題がある、ないなどということではありませんが、これは通常の一般競争入札での落札率でしょうか、落札方法、入札方法を確認させてください。

管理課長:ただいま御指摘いただいた件でございますが、通常の一般競争入札を行った結果でございます。

高橋君:そうしましたら、応札した会社がそういう考え方でこの金額で入札したという理解でよろしいでしょうか。

管理課長:委員が今おっしゃったとおりでございます。

委員長(高間君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、建設部所管事項を終結いたします。
建設部退室のため、暫時休憩いたします。(10:22)

※ 休憩中に、第3回定例会の委員長報告の有無について協議

委員長(高間君):委員会を再開いたします。(10:26)
次に、3第3回定例会の委員長報告の有無については、農作物生育作況調査の件について報告することと確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
なお、案文については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
次に、4協議事項、(1)先進地行政調査についてを議題と致します。
本件につきましては、副委員長から御報告申し上げます。

副委員長(徳田君):それでは、私から御報告申し上げます。
去る8月17日に開催されました常任委員会委員長会議において、全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大しておりますことから、先進地行政調査の実施の可否などについて協議を行いました。
協議結果を申し上げますと、先進地行政調査を実施することとしまして、1つ目に、3常任委員会ともに、現在2市が内定しているということで、調査候補市を必ずしも今までどおりの3市とはせず、日程については、当初の2泊3日を1泊2日に短縮すること、2つ目に、食事につきましては、各自で対応していただくこと、3つ目に、実施に当たっての自主的な行動基準については、後日、お示しさせていただくこと、4つ目に、行動制限を伴う宣言等が発令された場合や調査候補市から断りがあった場合は調査を中止すること。
なお、今後、調査先に内定しましたこの2市のうち、仮に1市から断りの連絡があった場合の取扱いにつきましては、各委員会で実施の可否について判断すること、以上の4点が今回確認されました。
なお、調査項目、調査候補市等については、調整がつき次第、改めて委員会で決定したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。

委員長(高間君):ただいま副委員長から報告を頂きましたが、確認等ございませんか。(なし)
それでは、本件につきましては、報告のとおり確認してよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
以上で、本件を終結いたします。
最後に、5その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:29)