コンロからの火災に注意しましょう
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新
全国的にコンロを原因とした火災は例年、出火原因の上位に挙げられ、平成24年では3,941件発生し出火原因の第3位となっています。
また、本年江別市では6月27日までに19件の火災が発生し、そのうち5件がコンロの取り扱い不備と思われる火災であり、現在のところ出火原因の第1位となっています。
コンロ火災とは?
魚焼きグリルの火災
魚焼きグリルの受皿に水を入れずに使用し、魚などから出た脂が受皿に溜まり出火するケースや、グリル内に付着した油かすなどに着火し火が大きくなるケースがあります。
※グリルの受皿に水を入れないコンロもあります。
天ぷら油の火災
天ぷら油は、その温度が約360度から380度以上になれば、火がなくても油自体が燃えはじめます。
天ぷら油火災の多くは、天ぷらや揚げ物をしているときに、来客や電話などでその場を離れることで油が過熱され発生しています。
その他
鍋の空焚きによる出火や、料理中に着衣に火が点く着衣着火などがあり、いずれも人的な原因により火災に至るケースが多いものです。
コンロ火災の対策!
- 料理中はその場を離れない。その場を離れる場合は必ずコンロの火を消す。
- コンロの周りに燃えやすい物を置かない。
- グリル内はこまめに清掃する。
- 取扱説明書をよく読み、正しく使用する。特にIHコンロは取扱説明書に示された鍋を使用し、油を使用する場合は適正な量を守る。
- 過熱防止装置などの安全装置が付いたコンロを使用する。
- 台所に消火器や住宅用火災警報器を設置する。