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キッズ 消防の仕事

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

消防(しょうぼう)の仕事(しごと)

  消防 ( しょうぼう ) の 仕事 ( しごと ) は 大 ( おお ) きくわけると、 火事 ( か じ ) をおこさないようにする 仕事 ( しごと ) と、 火事 ( かじ ) などの 災害 ( さいがい ) がおきてしまったときに、すばやく 出場 ( しゅつじょう ) し 火事 ( かじ ) を 消 ( け ) したり、 人 ( ひと ) を 助 ( たす ) けたりする 仕事 ( しごと ) の2つがあります。

火事(かじ)をおこさないようにする仕事(しごと)

建物(たてもの)について

  建物 ( たてもの ) を 新 ( あたら ) しく 建 ( た ) てたり、なおしたりする 時 ( とき ) は、 市 ( し ) 役所 ( やくしょ ) の 建設部 ( けんせつぶ ) にたくさんの 書類 ( しょるい ) を 出 ( だ ) さなければなりません。 その 書類 ( しょるい ) のうち 建物 ( たてもの ) の 建 ( た ) てる 位置 ( いち ) や 建物 ( たてもの ) のつくり、 建物 ( たてもの ) につける 消防用 ( しょうぼうよう ) の 設備 ( せつび ) などが 法律 ( ほうりつ ) ( 消防法 ( しょうぼうほう ) )にあっているか 調 ( しら ) べ 建設部 ( けんせつぶ ) に 知 ( し ) らせます。

危険物(きけんぶつ)の安全(あんぜん)

  ガソリンや 灯油 ( とうゆ ) などは 法律 ( ほうりつ ) で 危険物 ( きけんぶつ ) に 決 ( き ) められています。これらの 危険物 ( きけんぶつ ) を 取 ( と ) り 扱 ( あつか ) っている 工場 ( こうじょう ) やガソリンスタンドなどを 調 ( しら ) べ 安全 ( あんぜん ) をたしかめています。

消防用設備(しょうぼうようせつび)の安全(あんぜん)

  学校 ( がっこう ) や 映画館 ( えいがかん ) 、デパート、 病院 ( びょういん ) 、 工場 ( こうじょう ) など 大勢 ( おおぜい ) の 人 ( ひと ) が 出入 ( でい ) りしたり 働 ( はたら ) いている 所 ( ところ ) では 火事 ( かじ ) になると 大 ( おお ) きな 被害 ( ひがい ) が 出 ( で ) てしまいます。そこで 法律 ( ほうりつ ) によりこれらの 建物 ( たてもの ) に 対 ( たい ) しては、 火 ( ひ ) や 煙 ( けむり ) を 感 ( かん ) じてベルを 鳴 ( な ) らしたり、 自動的 ( じどうてき ) に 火 ( ひ ) を 消 ( け ) す 設備 ( せつび ) などを 付 ( つ ) けなければならないと 決 ( き ) められています。 この 設備 ( せつび ) が 正 ( ただ ) しく 点検 ( てんけん ) されているか、 火事 ( かじ ) が 発生 ( はっせい ) した 時 ( とき ) はどうかなどを 調 ( しら ) べて 悪 ( わる ) い 所 ( ところ ) があればなおすように 指導 ( しどう ) しています。

災害(さいがい)がおきてしまったときの仕事(しごと)

消火活動(しょうかかつどう)

  これはみなさんもよく 知 ( し ) っている 火事 ( かじ ) を 消 ( け ) す 仕事 ( しごと ) です。だいたい1つの 火事 ( かじ ) で8 台 ( だい ) ぐらいの 消防 ( しょうぼう ) 自動車 ( じどうしゃ ) が 出動 ( しゅつどう ) します。 同 ( おな ) じ 火事 ( かじ ) は 二度 ( にど ) とないと 言 ( い ) われるほど 火事 ( かじ ) の 消火 ( しょうか ) 方法 ( ほうほう ) はそのときの 様子 ( ようす ) により 変 ( か ) わります。

救助活動(きゅうじょかつどう)

  火事 ( かじ ) で 逃 ( に ) げ 遅 ( おく ) れた 人 ( ひと ) 、 交通 ( こうつう ) 事故 ( じこ ) で 車 ( くるま ) にはさまれた 人 ( ひと ) 、 川 ( かわ ) や 海 ( うみ ) に 落 ( お ) ちて 溺 ( おぼ ) れている 人 ( ひと ) を 助 ( たす ) け 出 ( だ ) す 仕事 ( しごと ) です。 専門 ( せんもん ) に 訓練 ( くんれん ) を 受 ( う ) けた 消防 ( しょうぼう ) 隊員 ( たいいん ) が 特別 ( とくべつ ) の 道具 ( どうぐ ) を 使 ( つか ) い 活動 ( かつどう ) します。

救急活動(きゅうきゅうかつどう)

   急 ( きゅう ) にからだの 具合 ( ぐあい ) が 悪 ( わる ) くなったり、 交通 ( こうつう ) 事故 ( じこ ) などで 怪我 ( けが ) をした 人 ( ひと ) などに、 応 ( おう ) 急 ( きゅう ) 処置 ( しょち ) をしたり 病院 ( びょういん ) に 運 ( はこ ) んだりする 仕事 ( しごと ) です。 救急車 ( きゅうきゅうしゃ ) にはどのような 場面 ( ばめん ) でも 適切 ( てきせつ ) に 応急 ( おうきゅう ) 処置 ( しょち ) ができるよう、さまざまな 救急 ( きゅうきゅう ) 器具 ( きぐ ) が 積 ( つ ) んであります。

調査活動(ちょうさかつどう)

  火事 ( かじ ) がおこってしまったときに、その 原因 ( げんいん ) や 被害 ( ひがい ) の 様子 ( ようす ) を 調 ( しら ) べる 仕事 ( しごと ) です。この 調 ( しら ) べた 結果 ( けっか ) を 新聞 ( しんぶん ) やテレビなどに 広 ( ひろ ) く 伝 ( つた ) えることにより、 火事 ( かじ ) の 予防 ( よぼう ) に 役 ( やく ) 立 ( た ) てています。

その他(た)の活動(かつどう)

  火事 ( かじ ) だけではなく、 消防 ( しょうぼう ) はさまざまな 災害 ( さいがい ) にたいしても 活動 ( かつどう ) できるように 日々 ( ひび ) 訓練 ( くんれん ) をしています。たとえば、 台風 ( たいふう ) や 大雨 ( おおあめ ) により 川 ( かわ ) が 氾濫 ( はんらん ) したときなどは、 被 ( ひ ) 害 ( がい ) を 少 ( すく ) なくするために 活動 ( かつどう ) をします。