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平成25年度食育 小学生稲刈り体験学習

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月30日更新

小学生稲刈り体験学習が行われました

 9月13日(金曜日)から9月26日(木曜日)にかけて、江別市食育推進協議会主催による小学生稲刈り体験学習が豊幌・中島地区で開催されました。
 稲刈り体験学習は、5月~6月に田植え体験を行った市内4校の小学生たちが、今度は鎌を使った昔ながらの稲刈りに挑戦するというものです。
 今年は田植えの時期に天候不良が続いていましたが、その後は気温も上がり立派に稲が育ちました。
 自分たちの手で植えた稲がしっかりと成長してくれたことに児童たちは感激し、初めて持つ鎌を一生懸命に使って稲刈りに取り組みました。

文京台小学校

 9月13日(金曜日)、文京台小学校5年生16名が清水雅彦さんの田んぼで稲刈りを行いました。
 鎌で刈り取った稲を、昔ながらの道具「千歯こき」または電動のミニ脱穀機で脱穀します。人数が少ない中、かなり広い範囲を一生懸命刈っていきました。最後には、清水さんが現在使っているコンバインに刈った稲を入れ、一気に脱穀する様子を見せてもらい、機械のすごさに感嘆の声をあげていました。

写真:文京台小学校の稲刈り体験学習の様子1写真:文京台小学校の稲刈り体験学習の様子2

江別小学校

 9月18日(水曜日)は江別小学校5年生43名が岡村知明さんの田んぼで稲刈り体験をしました。
 はじめに、岡村さんが児童へ「5月から9月までの4か月間で、身長が伸びた人手を挙げて!」と呼びかけると、ほとんどの児童が手を挙げました。
 「みんなが成長するように、稲もどんどん成長しました。皆は1~2cmかもしれないけれど、稲は50cmも伸びました!」と、作物のたくましさについてお話ししてくれました。

写真:江別小学校での稲刈り体験学習の様子1写真:江別小学校での稲刈り体験学習の様子2

大麻泉小学校

  9月19日(木曜日)は大麻泉小学校5年生30名が澤田悟さんの田んぼで稲刈り体験をしました。
 千歯こきで脱穀をする際、靴の泥が混じってしまうとお米として食べられなくなってしまいます。そのことをお話してから体験を始めると、児童の皆さんはとても丁寧に稲刈りを行ってくれました。お米に関するクイズや質問コーナーでも、スタッフや生産者さんのお話に真剣に耳を傾ける様子から、学習への関心の高さが感じられました。

写真:大麻泉小学校の稲刈り体験学習の様子1写真:大麻泉小学校の稲刈り体験学習の様子2

大麻東小学校

 9月26日(木曜日)は大麻東小学校5年生65名が田中明美さんの田んぼで稲刈り体験をしました。
 篠津・中島地区の生産者さんたちの協力のもと、稲刈りチームと脱穀チームに分かれて体験。この日は前日の雨の影響で足場が悪い中、皆さん泥まみれになって頑張りました。
 帰りには、地域の生産者さんたちで運営する「ふれあいの里直売所」(江別市篠津262)に立ち寄り、たくさんの野菜や初めて見る珍しい野菜に感動していました。

写真:大麻東小学校の稲刈り体験学習の様子1写真:大麻東小学校の稲刈り体験学習の様子2


 稲刈りから脱穀までを一台の機械で行える現在、それらをひとつひとつ手作業で体験できた事は、児童の皆さんにとって貴重な財産になったことと思います。
 今後は今回収穫したお米を使用しての調理実習も予定されており、自分たちの手が加わったお米を皆さんがどんな想いで食べてくれるのか、関係者一同楽しみにしています。