江別産ブロッコリー生産を支える人たちを訪ねて
野菜の学習
JA道央と市内の生産者協力の下、ブロッコリーの学習を行いました。
9月5日(月曜日)には中央小学校3年生55名が野幌農産センターを訪れ、ブロッコリーの選果を見せてもらいました。
野幌農産センターには多いと一日最大6千ケースものブロッコリーが持ち込まれるそうで、職員さんたちは一株一株嗅いで臭いが無いかを確認するそうです。生産農家の金安さんから良いブロッコリーと悪いブロッコリーの見分け方を教えてもらい、病気で腐敗臭のする出荷できないブロッコリーを嗅がせてもらいました。強烈な臭いで児童たちは「くさ~い!」と悲鳴をあげていました。
このようなブロッコリーを市場に出さないようにして皆さんの家庭に健康で美味しいブロッコリーが届けられているのですね。
学校に戻り、ブロッコリーの試食では茹でたブロッコリーと焼いたブロッコリーの2種類が用意され、児童はどの調理方法が一番美味しかったと思ったか話し合っていました。
中央小学校
9月6日(火曜日)はあいにくの天気でしたが江別第二小学校3年生89名が森勇貴さんのほ場でブロッコリーの収穫体験を行うことが出来ました。
森さんからブロッコリーの刈取り方法を教えてもらった後でそれぞれ欲しいブロッコリーを自分で選び、スタッフさんと一緒に収穫を行いました。
「俺、家でもブロッコリー育ててるよ!」なんて声も聞こえながら誰の収穫したブロッコリーが一番大きいかを競い合っていました。
その後野幌農産センターにて施設見学を行いました。
江別第二小学校
ここでクイズです。
ここ野幌農産センターには113名の農家さんがブロッコリーを卸していますがそのほ場面積は小学校の面積何個分でしょう。
第二小学校の皆さんは2人目にして正解者が出ました。
正解は110個分です。
ディズニーランドで例えると5個分の面積だそうです。
江別市は道内のブロッコリー生産が一位でありその生産を支えるために農家さんを含め多くの方々が関わっていることを知ることが出来ました。
このように食卓に並ぶ食材の生産、流通の現場を見ることで地元の食材に愛着を持ってもらうことができた一日となりました。
作成:インターンシップ実習生 宮城彩音