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小麦追跡学習

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年3月23日更新

小麦追跡学習

 小麦畑見学・出前授業と小麦を使った調理体験を通じ、小麦の生産から消費までを学ぶ小麦追跡学習を実施しました。

 小麦畑の見学と出前講座

 夏、7月1日には江別第二小学校3年生86名と、いずみ野小学校6年生45名合同で、7月18日には上江別小学校5年生155名が体験をし、小麦畑の見学や、小麦についての出前授業を受けました。
 美原地区の生産者・片岡弘正さんからは小麦づくりの一年と、幻の小麦と言われた「ハルユタカ」についてのお話を聞き、はるか向こうまで広がる小麦畑に入って、一人一本小麦を実際に手に取って小麦を肌で感じていました。

 小麦づくりについてのお話   小麦畑で片岡さんと記念撮影

 見学の後は学校へ戻り、江別製粉(株)の赤間さんから「小麦が粉になるまで」、(株)菊水の中川さん、高野さんから「小麦粉が麺になるまで」についてそれぞれお話を聞き、最後に石臼やパスタマシンを使った体験をしました。児童からは小麦についてだけでなく、お仕事についての質問もあり、小麦を通じた江別の社会勉強の場にもなっていました。

製粉についての講座          製麺体験の様子

小麦を使った調理体験

 11月25日から12月11日にかけては、小麦を使った各調理体験をしました。片岡さんにも各体験に参加していただき、児童との交流とともに、まさに生産者の顔が見える食材を使った調理体験学習となりました。

うどん作り体験

 いずみ野小学校6年生はうどん作り体験をしました。講師に「栗沢讃岐うどん保存会」「幌加内そばうたん会」等で学ばれている太田宏さんを招き、手打ちうどんの作り方を教わりました。太さをそろえるのに苦戦しながらも完成させ、試食もおいしくいただきました。身近な道具で作れるため、「切るのは大変だったけど、家でも作りたい」という子が多く、夏からの体験を通じ関心が高まっているようでした。

うどん作りの様子 うどん作りの様子 うどん作りの様子

ピザ作り体験

 江別第二小学校3年生はピザ作り体験をしました。講師に「M.P Bakery」の佐々木光総社長を招き、片岡さんの育てた「ハルユタカ」を使った生地作りを見学。生地を机に打ちつける作業の迫力に、講師も驚くほどのみんなから歓声が。酵母で膨らんだふわふわの生地を上手に伸ばし「今までの中で一番おいしい」と、おいしく小麦の地産地消を学びました。

ピザ作りの様子   手づくり本格ピザを試食

ラーメン作り体験

 上江別小学校5年生はラーメン作り体験をしました。講師は、夏に出前授業をしてくれた江別製粉の赤間さんです。片岡さんとともに夏の復習をすると「初冬まき!」「それ小麦の花でしょ!」「赤カビ病だ!」と夏の授業をしっかり知識として身に着けていました。作った麺はつけ麺にして食べました。「何もつけないで食べてごらん」と片岡さんに言われ、食べてみると「いい匂い」「つるつるもちもちでおいしい」と、小麦の生産から消費まで、素材の素晴らしさ感じられる体験となりました。

片岡さんと夏の復習   ラーメン作りの様子