掲載日:2021年5月6日更新
?
成長の様子
関わり方のコツ
※成長には個人差がありますので、目安として参考にしてください。
ことば・理解
・3つ以上のことばをつなげて、文章でお話ができるようになります。
・大人が話すことを、簡単なことであれば、ことばだけで理解することができるようになります。また、大人の簡単な問いかけに対し、適切な返答ができるようになります。
・色の区別や、「大小」「長短」などの理解や、「用途(どんなことに使う)」など抽象的理解ができるようになります。
ことばや理解は、教えるのではなく、普段の会話や体験の中で、自然に学びます。特に子どもは、「遊び」を通して、ことばの理解を深めたり、概念などを学んでいきます。大人が遊びの中で、「長い電車が走るよ。」「こっちの方が高いね」など、声をかけながら、一緒に遊んでみましょう。
運動・手先の動作
・バランス感覚が育ち、片足立ちが出来たり、階段を交互にのぼりおりできるようになります。
・スプーンであまりこぼさないで食べられるようになります。
・積み木やブロックで、「トンネル」「飛行機」など何かを見立てて作れるようになります。
公園などでの外遊びを多くし、体をたくさん使って遊びましょう。
大人が見守りながら、クレヨンなどでお絵かきしたり、ブロックや粘土で何かを作って遊んだりしてみましょう。
?
お友だちや人との関わり
・お友だちとの関わりを喜び、一緒に遊ぶことを楽しめるようになる頃です。
・慣れたお友だちとは、ことばを交わしながら遊ぶようになります。
・「順番」や「貸し借り」などを理解し、大人が手伝えば応じられる場面が出てきます。(毎回はまだ難しい時期です)
お友だちとの遊びには、刺激や学びがいっぱいです。幼稚園などの集団生活に向けて、お友だちとの遊びを経験していきましょう。
周りの大人が、相手の気持ちや状況を理解させる声かけをして、社会性を育てていきましょう。
おもちゃの貸し借りなどの場面では、大人がお子さんの気持ちを代弁して、どのように伝えると良いのか、モデルを見せていきましょう。(無理に言わせる必要はありません。)
生活習慣
・生活リズムが大切な時期です。
・食事や着替えなどは、基本的には手を貸さなくてもできるようになります。(赤ちゃん返りや入園したての時は、甘えてくることもあります。)
・日中はパンツで過ごせる子が増えてきますが、まだ失敗することも多いです。(個人差があります。)
・3歳〜就学前の平均睡眠時間は10〜13時間です。夜ふかしは、ホルモンや自律神経のバランスを乱す原因となることがあります。「早寝 早起き 朝ごはん」が、心と体の健全な発達を促します。
何でも自分でやりたがる時期です。上手に出来なくても見守り、がんばっていることをほめてあげましょう。
テレビ等を見る場合は、1日2時間以内にし、つけっ放しはやめましょう。
幼稚園などの集団生活に入る前から、早寝早起きの習慣をつけましょう。
?
?
問い合わせ先
健康推進室保健センター