掲載日:2023年6月20日更新
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原水から蛇口まで水質を厳しく管理
江別市では、千歳川から取水し上江別浄水場で浄水した水道水と、石狩東部広域水道企業団から受水した水道水をお使いいただいています。
上江別浄水場では、千歳川から水をくみあげ、濁りを取り除き、消毒して水道水をつくります。くみあげた水を原水と言い、その水質変化にすぐ対処し薬品注入率を変えるなどの浄水処理過程を経て、いつも最適条件で水をきれいにしています。そのために原水・浄水処理過程の水質は連続で測定できる水質計器により監視を行っています。 石狩東部広域水道企業団漁川浄水場及び平成28年7月より受水を開始した石狩東部広域水道企業団千歳川浄水場においても、原水・浄水処理過程を連続して監視しています。さらに、原水・配水(浄水場出口)・給水栓(蛇口)から出る水道水を定期的に検査をしています。このように原水から給水栓(蛇口)の水まで水質を厳しく管理しています。
※石狩東部広域水道企業団漁川浄水場及び千歳川浄水場の施設概要等は、石狩東部広域水道企業団のホームページ(http://www.ishito.jp)でご覧いただけます。
水道水質基準は、水道水の安全性を確保し、清浄な水をお届けできるよう水道法で定められているものです。水質基準は51項目あり、31項目は「健康に関する項目」(体にとって有害なものは含まれていないか)、20項目は「水道水が有すべき性状に関する項目」(色や濁りがついていないか、異常な臭いや味がしないかなど)です。
生涯にわたって水道水を飲用しても、人の健康に影響を与えない値をもとに、安全率を十分考えて基準値が設定されています。(大腸菌、カドミウム、トリハロメタンなど)
色、濁り、味など利用するのに支障のないことや、腐食など水道施設に障害が生じないこととして基準値が設定されています。(鉄、pH値、味、臭気、濁度など)
将来にわたり水道水の安全性の確保等に万全を期するため、水道水質を管理する上で留意すべき項目として設定されています。トルエンなど人の健康に影響を及ぼすおそれがある項目とカルシウム、マグネシウム(硬度)など、より質の高い水道水を提供するための項目です。
色、濁り、消毒の残留効果(残留塩素)を給水栓水(蛇口)で検査することが定められています。
本市が、独自に行う水質試験で浄水処理の上で必要な項目です。
水道水には消毒のため塩素が入っています。残留塩素により水中の病原微生物を殺菌します。蛇口の水道水の残留塩素は、 0.1mg/L以上を保持することと定められていますが、江別市水道水は0.2mg/L以上であり、基準に適合しています。
水中の残留塩素があまり高すぎると「におい」が強くなりますので、江別市では、水中の残留塩素をどの地域でも0.2mg/L以上、1.0mg/L以下となるようにしております。
水道水の配水系統は、上江別浄水場系、石狩東部広域水道企業団漁川浄水場大麻高区系(以下、「漁川浄水場大麻高区系」と言います。)、漁川浄水場大麻低区系、石狩東部広域水道企業団千歳川浄水場系(以下、「千歳川浄水場系」と言います。)の4系統となっています。
すべての項目で常に基準値を大幅に下回り、江別市の水道水は安全で、良好な水質となっています。
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問い合わせ先
浄水場