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家屋は年々老朽化していくはずですが、去年と比べて評価額が下がっていないのはなぜでしょうか

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月1日更新

回答

 家屋の評価額は3年ごとの評価替えにより見直しされますので、毎年評価額が下がるわけではありません。                                           評価額の算定は評価替えの時点で評価の対象となった家屋と同一のものをその場所に新築した場合の建築費に、家屋の年数の経過によって生ずる損耗の状況による減価等率(経年減点補正率)を乗じて求められます。これは建築費の変動率(再建築費評点補正率)が経年減点補正率を上回ることがあれば評価額が上がることもあるということです。ただし、現実の税負担を考慮して評価額が評価替え前の価額を超えることがあった場合、決定評価額は引き上げられることなく、評価替え前の価額に据え置かれることになります。
 また、耐用年数を経過した古い家屋の場合でも、最低限の価値(残存価格)はあるとみなされ、下限となる評価額からは下がることはありません。
 ちなみに既存家屋では平成24年度の評価替えで再建築費評点補正率が木造0.99、非木造0.96に改正されました。